仁科紀念獎(日語:仁科記念賞にしなきねんしょう Nishina kinen shō)是日本歷史最悠久的科學獎項[1],由公益財團法人仁科紀念財團1955年開始每年頒發[2]。紀念日本近代物理的奠基人仁科芳雄,頒發給原子物理學領域的優秀科學家。

迄2015年,獲得諾貝爾物理學獎11人當中,就有6人是仁科紀念獎得主。

歷屆得主[3][4]

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年度 得主 成就 註解
2016 高柳匡 ホログラフィ原理を用いたエンタングルメント・エントロピー公式の発見と展開
2015 笠真生
古崎昭
トポロジカル絶縁體・超伝導體の分類理論
本林透
櫻井博儀
中性子過剰核における魔法數の異常性の発見
2014 松田祐司 重い電子の二次元閉じこめによる新しい電子狀態の創出
小林隆
中家剛日語中家剛
ミューニュートリノビームからの電子ニュートリノ出現事象の発見
2013 香取秀俊 原子鐘的發明 [5]
高橋義朗 創建超低溫量子系統
近藤敬比古
小林富雄日語小林富雄
淺井祥仁日語浅井祥仁
希格斯玻色子的發現作出的貢獻
2012 井上邦雄 觀察地質產生的反中微子
細野秀雄 鐵基超導體的發現
初田哲男
青木慎也
石井理修
格點量子色動力學核力的推導
2011 秋葉康之 衝突型重イオン反応の諸研究、特にレプトン対生成による高溫相の検証
藤澤彰英
居田克巳
高溫プラズマにおける自発電磁場の実験的検証
2010 金子邦彥 大自由度カオスの理論
前野悅輝 スピン三重項超伝導體ルテニウム酸化物の発見
2009 大栗博司 トポロジカルな弦理論の研究
田村裕和 ハイパー核ガンマ線スペクトロスコピーの研究
2008 家正則 昴望遠鏡による初期宇宙の探査
上田正仁 引力相互作用する原子気體のボース・アインシュタイン凝縮の理論的研究
早野龍五 反陽子ヘリウム原子の研究
2007 細谷裕 細谷機構の発見
2006 田島俊樹 レーザーを用いたプラズマ電子加速の先駆的研究
西森秀稔 ランダムスピン系における「西森線」の発見
三島修 水・非晶質氷の相転移・ポリアモルフィズムの実験的研究
2005 永長直人 異常ホール効果の理論的研究
西川公一郎 加速器ビームによる長基線ニュートリノ振動の観測
森田浩介 合成113號元素
2004 蔡兆申 ジョセフソン接合素子を用いた2個の量子ビット間の量子もつれ狀態の実現
丹羽公雄 原子核乾板全自動走査機によるタウニュートリノの発見
2003 北岡良雄 核磁気共鳴法新超伝導狀態解明
鈴木厚人 原子爐反電子ニュートリノの消滅の観測
中野貴志 發現雷射電子珈瑪線新粒子
2002 小山勝二 超新星殘骸推測宇宙線加速
樽茶清悟 人口原子・分子の実現
永井泰樹
井頭政之
原子核による速中性子捕獲現象の研究
2001 鈴木洋一郎
中畑雅行
太陽中微子精密観測,発見中微子振動
高崎史彥
生出勝宣
以B中間子発見CP対稱性破壞
天谷喜一
清水克哉
超高圧下における酸素及び鉄の超伝導の発見
2000 折戸周治
山本明
宇宙線反陽子観測
小西憲一 小西アノマリーの発見
堀內昶 フェルミ粒子分子動力學による原子核の研究
1999 井上研三
角藤亮
超対稱標準理論における電弱対稱性の量子的破れ
梶田隆章 発見大気中微子異常
中村泰信 超伝導素子を用いたコヒーレント2準位系の観測と制御
1998 秋光純 梯子型物質における超伝導の発見
清水富士夫 原子波ホログラフィーの開拓
近藤都登 トップクォーク発見に対する貢獻
1997 木舟正
谷森達
超高エネルギーガンマー線天體の研究
三田一郎 B中間子系,CP対稱性破壞理論
安岡弘志 高溫超伝導體におけるスピンギャップの発見
1996 中村修二 短波長半導體雷射研究
板谷謹悟 固液界面でのアトムプロセスの解明に関する研究
中井直正
井上允日語井上允
三好真
發現銀河中心巨大黑洞
1995 佐藤武郎 超低溫量子的相分離現象実験研究
川上則雄
梁成吉
共形場理論に基づく1次元電子系の研究
1994 川畑有郷 アンダーソン局在およびメソスコピック系における量子輸送現象の理論
田邊徹美 クーラーリングを用いた電子・分子イオン衝突の精密研究
岩崎洋一
宇川彰
大川正典
福來正孝
格子量子色力學の大規模數値シミュレーションによる研究
1993 伊藤公孝
伊藤早苗
高溫プラズマにおける異常輸送とL―H遷移の理論
勝又紘一 新しい型の磁気相転移の研究
1992 山本喜久 光子數スクイーズ狀態の形成および自然放射の制御
大貫惇睦
長谷川彰
遍歴する重い電子系のフェルミ面に関する研究
柳田勉 中微子質量研究機構
1991 北村英男 挿入型放射光源開発研究
齋藤修二 星間分子の分光學的研究
和達三樹 ソリトン物理學とその応用
1990 佐藤勝彥 素粒子論的宇宙論
十倉好紀 電子型銅酸化物超伝導體の発見
橫谷馨 リニアコライダーにおけるビーム相互作用の研究
1989 谷畑勇夫 不安定原子核ビームによる原子核の研究
野本憲一 超新星理論研究
1988 松本敏雄 宇宙背景輻射のサブミリ波スペクトルの観測
吉川圭二 ひもの場の理論
齋藤軍治 有機超伝導體の新しい分子設計と合成
1987 高柳邦夫 シリコンの表面構造の研究
森本雅樹
海部宣男
微波天文學開拓
小柴昌俊
戶塚洋二
須田英博
從超新星爆発中發現中微子
1986 鈴木増雄 相転移秩序形成及び量子多體系の統計物理學
藤川和男 場量子論異常項研究
佐藤哲也 散逸性磁気流體プラズマの非線形ダイナミックス
1985 田中豐一 ゲルの相転移現象の研究
飯島澄男 少數原子集団の動的観察
田中靖郎 中性子星研究
1984 江口徹
川合光
規範場論
石川義和 中性子散亂による金屬強磁性の研究
川路紳治 二次元電子系における負磁気抵抗および量子ホール効果の実験的研究
1983 山內泰二 ウプシロン粒子の発見に対する貢獻
増田彰正 希土類元素微量精密測定、宇宙・地球科學応用
1982 安藤恆也 MOS反転層における二次元電子系の理論的研究
外村彰日語外村彰 電子線ホログラフィー法の開発とその応用
1981 杉本大一郎 近接連星系恆星進化
吉村太彥 宇宙重子數起源
1980 伊達宗行 超強磁場発生
鳥塚賀治 原子核巨大共鳴研究
九後汰一郎
小嶋泉
非可換ゲージ場の共変的量子化の理論
1979 守谷亨 遍歴電子強磁性の理論
小林誠
益川敏英
基本粒子模型研究
1978 廣田榮治 高分解能高感度分光法によるフリーラディカルの研究
有馬朗人
丸森壽夫
原子核の集団運動現象の解明
1977 塩谷繁雄 ピコ秒分光法による半導體の高密度勵起効果の研究
牧二郎
原康夫
粒子四元模型
1976 磯矢彰 靜電高圧加速器の研究とその新機軸の開発
大久保進
飯塚重五郎
強い相互作用による素粒子反応に対する選択規則の発見
1975 山崎敏光 核磁気能率における中間子効果の発見
花村榮一 多勵起子系の理論的研究
1974 大塚頴三 半導體電子輸送現象のサイクロトロン共鳴による研究
崎田文二 素粒子の超多重項理論および二重性理論の研究
1973 中西襄 場の量子論における散亂振幅の諸性質の分析
佐藤文隆
富松彰
重力場方程式の新しい厳密解の発見とそれの宇宙物理學への応用
1972 川崎恭治 臨界現象の動力學的理論
真木和美 超伝導體の理論的研究
1971 菅原寛孝 基本粒子の対稱性の応用
森永晴彥 インビームスペクトロスコピーの創出と原子核構造の研究
1970 木越邦彥 炭素―14による年代測定に関する研究
西川哲治 線型加速器に関する基礎研究
1969 松田久 原子質量精密測定用大分散質量分析裝置の開発
池地弘行
西川恭治
イオン波エコーの研究
1968 森肇 非平衡狀態の統計力學
近藤淳 希薄合金の抵抗極小の解明
1967 小川修三
山口嘉夫
基本粒子の対稱性に関する研究
西村純 超高能量相互作用、橫向運動量研究
1966 小田稔 決定SCO―X―1位置
豊沢豊 固體光物性動力學理論
1965 三谷健次
田中茂利
弱電離プラズマのサイクロトロン周波數における負吸収の研究
三宅三郎 宇宙線ミュー中間子およびニュートリノの研究
1964 岩田義一 靜電磁場における電子、およびイオンの運動に関する研究
瀬谷正男 真空分光計に関する研究
1963 林忠四郎 天體核現象研究
1962 高山一男 低密度プラズマの研究――特に共鳴探針法の発明
佐佐木亘 ゲルマニウムの熱い電子の異方性の研究
1961 丹生潔 中間子多重発生の火の玉模型
福井崇時
宮本重徳
ディスチャージチェンバーの研究と開発
松原武生 量子統計力學方法
1960 吉森昭夫 磁性結晶におけるスピンのらせん狀配列の理論
1959 江崎玲於奈 二極體発明、機能理論解明
中根良平 化學交換反応による同位元素濃縮
1958 杉本健三 原子核の勵起狀態の磁気能率、および電気四極子能率の測定
澤田克郎 電子瓦斯相関研究
1957 久保亮五 非可逆過程統計力學
1956 芳田奎反 強磁性體における磁気異方性エネルギー
三井進午
西垣晉
江川友治
潮田常三
同位元素による植物の栄養ならびに土壌肥料學的研究
1955 緒方惟一 大型質量分析器完成
西島和彥 粒子相互変換

參考資料

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  1. ^ 存档副本. [2009-12-21]. (原始內容存檔於2009-11-15). 
  2. ^ Nishina Memorial Foundation. [2012-10-09]. (原始內容存檔於2019-09-20). 
  3. ^ List of the recipients of the Nishina Memorial Prize (PDF). [2012-10-09]. (原始內容存檔 (PDF)於2009-11-27). 
  4. ^ Nishina Memorial Prize. [2013-08-31]. (原始內容存檔於2012-11-15) (英語). 
  5. ^ 2013年度 仁科記念賞 受賞者一覧 (pdf). [2014-06-01]. (原始內容存檔 (PDF)於2017-12-09) (日語). 

外部連結

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