用户:JuneAugust/日本多用途水坝列表
日本多用途水坝列表是现在日本で完成または建设が进められている多目的ダムについて、一覧としたものである。また、47日本行政区划における多目的ダム事业の历史についても解说する。
有关多用途水坝的本意以及术语、分类等的解释,请参考条目多用途水坝。
目录
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登载对象
编辑本列表所登载的对象是水利工程(洪水调节、不特定利水)以及以利水(灌溉、自来水・工业用水道供给、水力发电、消流雪用水、重建)为目的的水坝和堰。洪水调节と不特定利水の二つを目的とするダムは治水ダムであるため対象外。ただし复数の利水目的を有するダムについては掲载する。ダムの基准は1964年施行の河川法及び1976年施行の河川管理施设等构造令に基づき高度15.0米以上のものを“ダム”とし、それ以外は“堰”とする。従って砂防法に基づき建设される砂防ダムは、河川法上のダムとは见なされないので、复数の目的を有していても対象からは除外する。
查表方法
编辑查表方法按如下标签在五十音顺下排列检索。复数の所在地にまたがるダムについては基金会日本ダム协会‘ダム便覧’および建设省河川局监修・财団法人ダム技术センター编‘日本の多目的ダム’に准じ、河川の源流点から河口・合流点を见た场合におけるダム左岸の所在都道府県に掲载する[1]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
水坝 |
种别 |
用途 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | A川 | A川 | Aダム | 特定 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 150.0 | 100,000 | 国土交通省 | 2000 | 水特法指定 |
二级 | B川 | B川 | Bダム | 补助 | F・N・W | アーチ | 100.0 | 10,000 | B県 | 2015 | 工事中 |
一级 | C川 | C川 | Cダム | 利水 | A・W・I・P | ロックフィル | 50.0 | 1,000 | C県 | 2020 | 事业见直し |
- 河川等级
- 河川法に基づく等级。“一级”为一级水系、“二级”为二级河川。
- 水系
- ダムが建设されている河流が属する水系。
- 河川
- ダムが建设されている河川。“河道外”は河川以外の谷间などに建设されているダムを指す。
- 种别
- 多目的ダムの河川関连法规における种别。
- 无印は河川法第17条に基づく“兼用工作物”に指定された多目的ダム、地方自治体が事业者である土地改良事业の一环として建设された农地防灾と灌溉を目的としたダム(目的栏にF・Aと记される)などが该当する。
- 用途
- 考虑到便于阅读,用缩写来标记
- “F”洪水调节、“N”不特定利水、“A”灌漑、“W”上水道供给、“I”工业用水道供给、“P”水力发电、“S”消流雪用水、“R”レクリェーション。
- 型式
- 水坝的型式。有关详细信息,请参阅各个条目。
- 高度
- 水坝的高度。单位为米。
- 总贮水容量
- 由水坝所形成的人造湖的总贮水容量。单位为1000立方米。
- 事业者
- ダムを管理、施工する事业者。ただし北海道开発局と内阁府冲縄総合事务局が管理する多目的ダムについては、その事业を所管する主务省庁(开発建设部:国土交通省、农业水产部:农林水产省)で记す。
- 建成年份
- 水坝的建成年份。
- 备注
- 记录其他应当注意的事项。
列表
编辑北海道
编辑北海道最早的多用途水坝是石狩川水系雨龙川上1953年(昭和28年)建成的“鹰泊水坝”[2]。旧农林省(农林水产省)による国営农业水利事业(灌溉)と北海道営の水力发电事业の共同事业として建设され、利水専用の多目的ダムであった。1961年(昭和36年)には农业用ダムとしては日本屈指の规模を持つ大夕张ダムが夕张川に建设された。一方北海道开発庁设置に伴う北海道総合开発计画の一环として、道内最大の河川である石狩川の河川総合开発事业が计画され、その第一弾として三笠市で石狩川に合流する分流 (水文学)・几春别川に桂沢ダムが1957年(昭和32年)に完成。水利工程目的を有する多目的ダムの第一号となった。その后は旧建设省(国土交通省)の直辖事业として石狩川本流のほか空知川・丰平川・渔川・小樽内川・忠别川に特定多目的ダムが、道営事业として美呗ダム(美呗川)が1982年(昭和57年)に最初に完成[3]したほか、爱别川流域・夕张川流域・徳富川流域・当别川に补助多目的ダムが完成・施工されている。
北海道第二の大河・天盐川水系では天塩川本流に岩尾内ダムが、第三の大河・十胜川には十胜川本流に十胜ダム、支流札内川に札内川ダムが、鄂霍次克海に注ぐ河川唯一の多目的ダムとして常吕川に鹿ノ子ダムが、日高支庁では沙流川に二风谷ダムが、留萌支庁では留萌ダム(チバベリ川)が、渡岛半岛では后志利别川に美利河ダムがそれぞれ建设省により完成。一方北海道営では二级河川である静内川・庶路川・小平蘂川などの河川に多目的ダムを完成させた。利水専用としては十胜川に屈足ダムが电源开発と北海道の共同事业で完成している。现在、完成した多目的ダムの中で最大の规模を有するのは静内川に1983年(昭和58年)完成した高见ダムであり、施工中のものを含めると夕张川に国土交通省が建设を进めている夕张シューパロダムがある。高见ダムは补助多目的ダムとしては日本最大であり、夕张シューパロダムは完成すれば人造湖规模が日本屈指となる。
现在施工中のダムはダム再开発事业としての夕张シューパロ、新桂沢(几春别川)のほかサンル(サンル川)、平取(额平川)が国直辖事业、徳富(徳富川)、当别(当别川)、厚幌(厚真川)が道営事业として存在するが新桂沢・サンル・平取・厚幌ダムについては2009年(平成21年)前原诚司国土交通大臣によりダム事业见直しが决定されたが、このうち厚幌ダムについては事业者の北海道が事业継続を决定している[4]。自1961年,赤岩水坝(鹉川)因占冠村的反对而终止建造起[5],松仓(松仓川)、白老(白老川)、苫鹉(八户泽川)・崄渊(崄渊川)・安平(勇拂川)的各个水坝项目纷纷被取消。
河川等级 |
水系 |
河川 |
水坝 |
种别 |
用途 |
型式 |
坝高 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 石狩川 | 狩布川 | 爱别水坝 | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 39.0 | 9,500 | 北海道 | 1986 | 水特法指定 |
二级 | 朝里川 | 朝里川 | 朝里水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 73.9 | 8,800 | 北海道 | 1993 | |
一级 | 石狩川 | 芦别川 | 芦别水坝 | A・W・P | 重力 | 22.8 | 1,598 | 国土交通省 | 1957 | ||
二级 | 厚真川 | 厚真川 | 厚幌水坝 | 补助 | F・N・A・W | 台形CSG | 47.2 | 47,400 | 北海道 | 2016 | 工事中 |
一级 | 石狩川 | 渔川 | 渔川水坝 | 特定 | F・N・W | ロックフィル | 45.5 | 15,300 | 国土交通省 | 1980 | |
一级 | 天盐川 | 天盐川 | 岩尾内水坝 | 特定 | F・A・W・I・P | 重力 | 58.0 | 107,700 | 国土交通省 | 1970 | |
二级 | 大椴子川 | 大椴子川 | 大椴水坝 | F・A | アース | 34.0 | 1,729 | 北海道 | 2003 | ||
二级 | 大野川 | 中二股沢川 | 大野水坝 | 利水 | A・W | 重力 | 47.5 | 1,600 | 北海道 | 2002 | |
一级 | 石狩川 | 夕张川 | 大夕张水坝 | 利水 | A・P | 重力 | 67.5 | 87,200 | 农林水产省 | 1962 | 再开発中 |
二级 | 小平蘂川 | 小平蘂川 | 小平水坝 | 补助 | F・N・A・W | 重力 | 42.4 | 33,400 | 北海道 | 1992 | |
一级 | 石狩川 | 几春别川 | 桂泽水坝 | F・A・W・P | 重力 | 63.6 | 92,700 | 国土交通省 | 1957 | 再开発中 | |
一级 | 石狩川 | 空知川 | 金山水坝 | 特定 | F・A・W・P | 中空重力 | 57.3 | 150,450 | 国土交通省 | 1967 | |
一级 | 常吕川 | 常吕川 | 鹿之子水坝 | 特定 | F・N・A・W | 重力 | 55.5 | 39,800 | 国土交通省 | 1983 | |
二级 | 天野川 | 目名川 | 上之国水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 51.3 | 3,730 | 北海道 | 2002 | |
一级 | 石狩川 | 夕张川 | 川端水坝 | 利水 | A・P | 重力 | 21.4 | 6,479 | 农林水产省 | 1962 | |
一级 | 十胜川 | 十胜川 | 屈足水坝 | 利水 | A・P | ロックフィル | 27.5 | 3,130 | 北海道 电源开発 |
1988 | |
一级 | 石狩川 | ポンウエンベツ川 | 栗山水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 31.9 | 3,200 | 北海道 | 1994 | |
一级 | 十胜川 | 札内川 | 札内川水坝 | 特定 | F・N・A・W・P | 重力 | 114.0 | 54,000 | 国土交通省 | 1990 | 日高山脉襟裳国定公园 |
一级 | 天盐川 | サンル川 | サンル水坝 | 特定 | F・N・W・P | 台形CSG | 46.0 | 57,200 | 国土交通省 | 2013 | 事业见直し |
一级 | 石狩川 | 夕张川 | 清水泽水坝 | 利水 | A・P | 重力 | 27.1 | 5,576 | 北海道 | 1940 | 1994年再开発 |
一级 | 石狩川 | 小樽内川 | 定山溪水坝 | 特定 | F・W・P | 重力 | 117.5 | 82,300 | 国土交通省 | 1989 | |
二级 | 庶路川 | 庶路川 | 庶路水坝 | 补助 | F・N・I | 重力 | 48.9 | 36,500 | 北海道 | 2004 | |
一级 | 石狩川 | 几春别川 | 新桂泽水坝 | 特定 | F・N・W・I・P | 重力 | 75.5 | 147,300 | 国土交通省 | 未定 | 事业见直し |
二级 | 龟田川 | 龟田川 | 新中野水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 74.9 | 3,300 | 北海道 | 1984 | |
一级 | 石狩川 | 石狩川 | 大雪水坝 | 特定 | F・N・A・W・P | ロックフィル | 86.5 | 66,000 | 国土交通省 | 1975 | |
一级 | 石狩川 | 雨龙川 | 鹰泊水坝 | 利水 | A・P | 重力 | 35.0 | 21,518 | 农林水产省 北海道 |
1953 | |
二级 | 静内川 | 静内川 | 高见水坝 | 补助 | F・P | 重力 | 120.0 | 229,000 | 北海道 | 1983 | 补助ダム日本一 |
一级 | 石狩川 | 空知川 | 泷里水坝 | 特定 | F・N・A・W・P | 重力 | 50.0 | 108,000 | 国土交通省 | 1990 | 水特法9条指定 |
一级 | 石狩川 | 忠别川 | 忠别水坝 | 特定 | F・N・A・W・P | 复合 | 86.0 | 93,000 | 国土交通省 | 2006 | 水特法指定 |
一级 | 石狩川 | 当别川 | 当别水坝 | 补助 | F・N・A・W | 台形CSG | 52.4 | 72,500 | 北海道 | 2012 | 工事中 水特法9条指定 |
一级 | 十胜川 | 十胜川 | 十胜水坝 | 特定 | F・P | ロックフィル | 84.3 | 112,000 | 国土交通省 | 1984 | |
一级 | 石狩川 | 德富川 | 德富水坝 | 补助 | F・N・A・W | 重力 | 78.4 | 36,000 | 北海道 | 2013 | 工事中 |
一级 | 沙流川 | 沙流川 | 二风谷水坝 | 特定 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 32.0 | 31,500 | 国土交通省 | 1997 | 水特法指定 |
一级 | 石狩川 | 美呗川 | 美呗水坝 | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 34.5 | 1,500 | 北海道 | 1982 | |
一级 | 沙流川 | 额平川 | 平取水坝 | 特定 | F・N・W | 重力 | 56.5 | 44,800 | 国土交通省 | 2016 | 水特法指定 事业见直し |
一级 | 后志利别川 | 后志利别川 | 美利河水坝 | 特定 | F・N・A・P | 复合 | 40.0 | 18,000 | 国土交通省 | 1991 | 水特法指定 |
一级 | 石狩川 | 丰平川 | 丰平峡水坝 | 特定 | F・W・P | アーチ | 102.5 | 47,100 | 国土交通省 | 1972 | |
一级 | 石狩川 | 夕张川 | 夕张シューパロダム | F・N・A・W・P | 重力 | 110.6 | 427,000 | 国土交通省 农林水产省 北海道 |
2012 | 工事中 水特法9条指定 | |
一级 | 留萌川 | チバベリ川 | 留萌水坝 | 特定 | F・N・W | ロックフィル | 41.2 | 23,300 | 国土交通省 | 2009 |
东北地方
编辑青森县
编辑青森县是日本最早着手开发河川综合开发事业(河川総合開発事業)的地方自治体之一。岩木川水系浅濑石川(あせいしがわ)に1933年(昭和8年)より着手された冲浦ダムは、日本で最初に着手された多目的ダムである[6]。冲浦ダムは1945年(昭和20年)に完成したが、その后1950年(昭和25年)の国土総合开発法施行に伴い岩木川水系は十和田岩木川特定地域総合开発计画の対象地域に指定されたことから、岩木川水系の総合开発が计画され1959年(昭和34年)岩木川本流に目屋ダムが建设省によって完成した[7]。以降岩木川支流の各河川に県営の多目的ダムが完成するが[8][9]、弘前市・黑石市など流域の人口増加に伴い治水安全度が低下したことから冲浦ダム直下に建设省が浅瀬石川ダムを1988年(昭和63年)に完成させた。これにより冲浦ダムは水没し现存しない。一方太平洋侧に注ぐ河川では新井田川に世増(よまさり)ダムが2004年(平成16年)に完成する。农林水产省による国営かんがい排水事业に青森県が治水、八户市などが自来水事业者として参入したものであるが、反対运动が激しく计画発表から完成まで35年を费やしている[10]。
青森県で最大の规模を持つ多目的ダムは高度・総贮水容量共に浅瀬石川ダムであるが、现在岩木川に建设中の津軽ダムが完成すると同ダムが最大になる。津軽ダムは目屋ダム再开発事业であり、ダム直下に现在建设されている。このため完成すれば目屋ダムは冲浦ダム同様水没する。この他驹込ダム(驹込川)が県営事业として施工中であるが、ダム事业见直しにより奥戸(おこっぺ)川に计画されていた奥戸ダムは事业中止が决定している[4]。また小川原湖を多目的ダム化する小川原湖総合开発事业(高瀬川)[11]と中村ダム(中村川)[12]、矶崎ダム(矶崎川)[13]が建设中止になっている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
水坝 |
种别 |
用途 |
型式 |
坝高 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备注 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 岩木川 | 浅濑石川 | 浅濑石川水坝 | 特定 | F・N・W・P | 重力 | 91.0 | 53,100 | 国土交通省 | 1988 | 水特法9条指定 |
一级 | 岩木川 | 饭诘川 | 饭诘水坝 | 补助 | F・N・W | アース | 38.0 | 2,380 | 青森県 | 1973 | |
二级 | 小泊川 | 小泊川 | 小泊水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 33.5 | 400 | 青森县 | 1996 | |
二级 | 堤川 | 驹込川 | 驹込水坝 | 补助 | F・N・P | 重力 | 84.5 | 7,800 | 青森县 | 2018 | 建造中 |
二级 | 堤川 | 堤川 | 下汤水坝 | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 70.0 | 12,600 | 青森县 | 1988 | |
一级 | 岩木川 | 作沢川 | 相马水坝 | F・A | ロックフィル | 52.4 | 6,560 | 青森县 | 2003 | ||
一级 | 岩木川 | 岩木川 | 津轻水坝 | 特定 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 97.2 | 140,900 | 国土交通省 | 2016 | 建造中 水特法9条指定 |
一级 | 岩木川 | 津刈川 | 久吉水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 57.0 | 6,730 | 青森县 | 1995 | |
一级 | 岩木川 | 岩木川 | 目屋水坝 | F・N・P | 重力 | 58.0 | 39,000 | 青森县 | 1958 | 建设省施工 再开発中 | |
二级 | 新井田川 | 新井田川 | 世增水坝 | 补助 | F・A・W | 重力 | 52.0 | 36,500 | 青森县 | 2003 | 水特法指定 |
岩手县
编辑岩手县は南北を东北随一の大河・北上川が贯流する。戦前より内务省が北上川水系の河川开発を実施しこの时に北上川五大ダム计画が登场する[14]。戦后カスリーン・アイオンの両台风が北上川流域に深刻な被害を与えたこと、また戦后の食粮・电力不足を解消させるため北上川は邻接する鸣瀬川水系を包括した地域开発计画である北上特定地域総合开発计画が策定され、五大ダム计画は强力に推进される。1953年(昭和28年)完成の石渊ダム(胆沢川)を皮切りに田瀬(猿石川)、汤田(和贺川)、四十四田(北上川本流)の各ダムが建设され、1981年(昭和56年)の御所ダム(雫石川)完成により五大ダム事业は完结する。一方岩手県営のものとしては北上川水系では农林省の国営农业水利事业に电気事业者として参画した岩洞ダム(丹藤川)のほか早池峰ダム(稗贯川)、入畑ダム(夏油川)、纲取ダム(中津川)、太平洋侧の二级河川である久慈川水系、盛川水系、绫里川水系などに多目的ダムを建设している。
岩手县最大的多用途水坝,は高度では汤田水坝、総贮水容量では田濑水坝であるが、胆沢川に国土交通省が建设中の胆沢ダム(胆沢川)が完成すると高度では同ダムが最大となる。胆沢ダムは石渊ダムの再开発事业であり、完成すれば日本で最初に着手されたロックフィルダム[15]である石渊ダムは水没する。県営では簗川ダム(簗川)が施工中でありダム事业の见直し対象となったものの、事业者の岩手県が事业継続を决定している[4]。また北本内ダム(北本内川)[16]など几つかのダム事业が中止されている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
水坝 |
种别 |
目的 |
型式 |
坝高 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备注 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 北上川 | 胆泽川 | 胆泽水坝 | 特定 | F・N・A・W・P | ロックフィル | 132.0 | 143,000 | 国土交通省 | 2013 | 工事中 水特法指定 |
一级 | 北上川 | 胆泽川 | 石渊水坝 | F・A・P | ロックフィル | 53.0 | 16,150 | 国土交通省 | 1953 | 再开発中 | |
一级 | 北上川 | 夏油川 | 入畑水坝 | 补助 | F・N・W・I・P | 重力 | 80.0 | 15,400 | 岩手县 | 1990 | |
一级 | 北上川 | 丹藤川 | 岩洞水坝 | 利水 | A・P | ロックフィル | 40.0 | 65,600 | 岩手县 | 1960 | 农林省施工 |
一级 | 北上川 | 岩崎川 | 烟山水坝 | F・A | アース | 21.8 | 1,410 | 岩手县 | 1967 | 农林省施工 | |
一级 | 北上川 | 雫石川 | 御所水坝 | 特定 | F・N・W・P | 复合 | 52.5 | 65,000 | 国土交通省 | 1981 | 水特法9条指定 |
一级 | 北上川 | 北上川 | 四十四田水坝 | 特定 | F・P | 复合 | 50.0 | 47,100 | 国土交通省 | 1968 | |
二级 | 久慈川 | 长内川 | 泷水坝 | 补助 | F・N・P | 重力 | 70.0 | 7,600 | 岩手县 | 1982 | |
二级 | 盛川 | 鹰生川 | 鹰生水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 77.0 | 9,680 | 岩手县 | 2006 | |
一级 | 北上川 | 猿石川 | 田濑水坝 | F・A・P | 重力 | 81.5 | 146,500 | 国土交通省 | 1954 | 直辖ダム第一号 | |
一级 | 北上川 | 中津川 | 纲取水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 59.0 | 15,000 | 岩手县 | 1982 | |
一级 | 北上川 | 稗贯川 | 早池峰水坝 | 补助 | F・N・W・I・P | 重力 | 73.5 | 17,250 | 岩手县 | 2000 | |
一级 | 北上川 | 簗川 | 簗川水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 77.2 | 19,100 | 岩手县 | 未定 | 水特法指定 工事中 |
二级 | 新井田川 | 雪谷川 | 雪谷川水坝 | F・A | 重力 | 28.4 | 2,662 | 岩手县 | 1977 | ||
一级 | 北上川 | 和贺川 | 汤田水坝 | 特定 | F・A・P | 重力アーチ | 89.5 | 114,160 | 国土交通省 | 1964 | |
二级 | 绫里川 | 绫里川 | 绫里川水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 43.0 | 486 | 岩手县 | 2000 |
宫城县
编辑北上川下流に位置する宫城县は古くは伊达政宗以来北上川の改修が続けられてきた。しかしカスリーン・アイオン両台风による深刻な被害を机に北上川全体の総合开発が求められ北上特定地域総合开発计画が策定。北上川支流の江合川と迫川が対象となり鸣子ダム(江合川)や花山ダム(迫川)などの多目的ダム群が建设された。また东北最大の都市である仙台市の人口増加や盐灶市など沿岸工业地帯拡充による水道供给も课题となり、名取川水系を开発する仙塩特定地域総合开発计画が策定され[17]大仓ダム(大仓川)や釜房ダム(碁石川)が完成、その后阿武隈川水系に七ヶ宿ダム(白石川)、七北田川に七北田(ななきた)ダムが建设されて仙台市の水がめとなった。鸣瀬川水系では北上川の総合开発と包括して开発が行われ、本流に内野ダム[18]が建设省によって计画され、その后県営のダム事业となり1980年(昭和55年)に漆沢ダムとして完成する。また洪水被害が频発する支流の吉田川流域の総合开発が行われ、南川(南川)、宫床(宫床川)の両ダムが建设された。
宫城県最大の多目的ダムは高度では鸣子ダム、総贮水容量では仙台市など宫城県大半の水がめとして利用されている七ヶ宿ダムである。ただし高度では建设中の筒砂子ダム(筒砂子川)が完成すると県内一になる。建设中のものとしては筒砂子ダムのほか払川ダム(伊里前川)、自然の湖沼である长沼をダム化する长沼ダムがあるが、长沼ダムには日本で三个所のダムしか有しないレクリェーション目的がある。宫城県漕艇场が长沼に设置されているため、赛艇の水位维持を目的とする[19]。この他田川ダム(田川)と筒砂子ダム(筒砂子川)が鸣瀬川水系に建设中であるが、ダム事业の见直しの波にさらされている。事业中止のダムとしては田川第二ダム(田川)[20]、新月ダム(大川)[21]などがある。
なお大仓ダムは建设省により特定多目的ダムとして施工されたが、完成后は宫城県に管理が移管されている。また釜房ダムの人造湖である釜房湖は湖沼水质保全特别措置法(湖沼法)に人造湖では唯一指定されており、厳重な水质管理が行われている。荒砥沢ダム(二迫川)は岩手宫城内陆地震でダム湖畔が大规模な山腹崩壊を起こし湖に大量の土砂が流入。现在対策が讲じられている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 北上川 | 二迫川 | 荒砥泽水坝 | 补助 | F・A | ロックフィル | 74.4 | 14,130 | 宫城県 | 1998 | 农林水产省施工 |
一级 | 鸣濑川 | 鸣濑川 | 漆泽水坝 | 补助 | F・N・W・I・P | ロックフィル | 80.0 | 18,000 | 宫城県 | 1980 | |
一级 | 名取川 | 大仓川 | 大仓水坝 | 特定 | F・N・A・W・I・P | 多连式アーチ | 82.0 | 28,000 | 宫城县 | 1961 | 建设省施工 |
一级 | 名取川 | 碁石川 | 釜房水坝 | 特定 | F・N・W・I・P | 重力 | 45.5 | 45,300 | 国土交通省 | 1970 | 湖沼法指定 |
一级 | 北上川 | 上大泽川 | 上大泽水坝 | 补助 | F・W | アース | 19.0 | 410 | 宫城県 | 2003 | |
一级 | 北上川 | 北上川 | 北上大堰 | N・A・W・I | 堰 | - | - | 国土交通省 | 1980 | ||
一级 | 北上川 | 三迫川 | 栗驹水坝 | F・A・P | 重力 | 57.0 | 13,715 | 宫城県 | 1962 | ||
一级 | 北上川 | 长崎川 | 小田水坝 | 补助 | F・A | ロックフィル | 43.5 | 9,720 | 宫城県 | 2005 | 农林水产省施工 |
一级 | 阿武隈川 | 白石川 | 七ヶ宿ダム | 特定 | F・N・A・W・I | ロックフィル | 90.0 | 109,000 | 国土交通省 | 1991 | 水特法9条指定 |
二级 | 勿来川 | 砂押川 | 惣の関水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 23.5 | 1,100 | 宫城县 | 1999 | |
一级 | 鸣瀬川 | 田川 | 田川水坝 | 特定 | 未定 | ロックフィル | 85.0 | 14,700 | 国土交通省 | 未定 | 事业见直し |
一级 | 名取川 | 増田川 | 樽水水坝 | 补助 | F・W | ロックフィル | 43.0 | 4,700 | 宫城县 | 1976 | |
一级 | 鸣瀬川 | 筒砂子川 | 筒砂子水坝 | 补助 | F・N・A | 台形CSG | 98.0 | 30,900 | 宫城県 | 2033 | 事业见直し |
一级 | 北上川 | 长沼 | 长沼水坝 | 补助 | F・N・R | アース | 15.3 | 31,800 | 宫城県 | 2012 | 工事中 水特法9条指定 |
二级 | 七北田川 | 七北田川 | 七北田水坝 | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 74.0 | 9,200 | 宫城县 | 1984 | |
一级 | 北上川 | 江合川 | 鸣子水坝 | 特定 | F・N・P | アーチ | 94.5 | 50,000 | 国土交通省 | 1958 | |
一级 | 北上川 | 迫川 | 花山水坝 | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 48.5 | 36,600 | 宫城県 | 1957 | 2004年再开発 |
二级 | 伊里前川 | 伊里前川 | 拂川水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 38.9 | 950 | 宫城県 | 2012 | 工事中 |
一级 | 鸣瀬川 | 南川 | 南川水坝 | 补助 | F・N・W | 重力 | 46.0 | 10,000 | 宫城県 | 1987 | 水特法指定 |
一级 | 鸣濑川 | 宫床川 | 堰 | 补助 | F・N・W | 重力 | 48.0 | 5,000 | 宫城県 | 1998 |
秋田县
编辑日本における多目的ダム事业の発案者である物部长穂(内务省土木试験所长・东京大学教授)の出身地である秋田县では、戦前より水力発电と玉川毒水解消を目的とした玉川河水统制事业が1938年(昭和13年)より実施されていたが、治水を中心とした河川総合开発事业は终戦后雄物川水系と米代川水系で行われた。1950年の国土総合开発法制定以降、东北地方の他県と同様に秋田県においても両水系を一括した阿仁田沢特定地域総合开発计画が発足する。雄物川・米代川とも本流にダム建设可能な地点がないことから、主要な支流に多目的ダムを建设して治水と灌漑、水力発电を行う方针とした。雄物川水系では建设省が中心となり玉川のほか役内川、皆瀬川と支流の成瀬川に四个所のダム[22]を、米代川水系では最大の支流である阿仁川流域に二个所のダム[23]を建设する计画を立てた。この计画により完成したダムとして铠畑ダム(玉川)、皆瀬ダム(皆瀬川)、森吉ダム(小又川)、萩形(はぎなり)ダム(小阿仁川)がある。その后県によって雄物川・米代川水系の各支流に多目的ダムが建设される[24][25]が、秋田市などの人口増加に伴い上水道需要と治水安全度を确保するため建设省は铠畑ダムの上流に玉川ダム(玉川)を1990年(平成2年)に完成させた。玉川ダムの完成により雄物川水系の治水・利水が向上したほか、长年の悬案であった玉川毒水がほぼ解消するに至った[26]。さらに米代川水系最大のダムとして森吉山ダム(小又川)が2012年に完成した。
秋田县最大的多目途水坝玉川ダムであり、その规模は奥只见・田子仓(只见川)の両ダムに次ぐ贮水容量を夸り东北屈指である。しかし施工中の成瀬ダム(成瀬川)が完成すると高度では県内一になる。施工中のダムとしては成瀬ダムのほか、総合开発事业が行われていなかった子吉川水系でも本流に鸟海ダムが计画されている。しかし両ダムとも2009年のダム事业见直し対象になっている。また中止したダム事业としては役内川の川井ダム・成瀬川の肴沢ダム[27]、玉川支流斉内川の真木ダムなどがある[28]。
なお皆瀬川の皆瀬ダムは、建设省により特定多目的ダムとして施工されたが、完成后は秋田県に管理が移管されている。东北电力が管理する神代ダム(玉川)は発电専用ダムであるが、田沢疏水の水源として灌漑にも目的外利用されている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 雄物川 | 皆瀬川 | 板戸ダム | 补助 | N・P | 重力 | 28.7 | 1,598 | 秋田県 | 1984 | |
一级 | 雄物川 | 三内川 | 岩见ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 66.5 | 19,300 | 秋田県 | 1978 | |
一级 | 子吉川 | 畑川 | 大内ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 27.5 | 724 | 秋田県 | 2007 | |
一级 | 雄物川 | 松川 | 大松川ダム | 补助 | F・N・A・W・P | 重力 | 65.0 | 12,150 | 秋田県 | 1998 | 水特法指定 |
一级 | 雄物川 | 淀川 | 协和ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 49.3 | 7,800 | 秋田県 | 1997 | |
一级 | 米代川 | 砂子沢川 | 砂子沢ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 78.5 | 8,650 | 秋田県 | 2010 | |
一级 | 米代川 | 粕毛川 | 素波里ダム | 补助 | F・N・A・P | 重力 | 72.0 | 42,500 | 秋田県 | 1970 | |
一级 | 雄物川 | 玉川 | 玉川ダム | 特定 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 100.0 | 254,000 | 国土交通省 | 1990 | 水特法指定 |
一级 | 子吉川 | 子吉川 | 鸟海ダム | 特定 | 未定 | 台形CSG | 82.2 | 44,100 | 国土交通省 | 未定 | 事业见直し |
一级 | 雄物川 | 成瀬川 | 成瀬ダム | 特定 | F・N・A・W・P | ロックフィル | 113.5 | 78,700 | 国土交通省 | 2017 | 秋田県より移管 水特法指定 事业见直し |
一级 | 雄物川 | 西の又川 | 南外ダム | F・A | アース | 21.4 | 1,724 | 秋田県 | 1978 | ||
一级 | 米代川 | 小阿仁川 | 萩形ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 61.0 | 14,950 | 秋田県 | 1966 | |
一级 | 米代川 | 早口川 | 早口ダム | 补助 | F・P | 重力 | 61.0 | 6,550 | 秋田県 | 1976 | |
二级 | 水沢川 | 水沢川 | 水沢ダム | F・A | ロックフィル | 46.5 | 3,001 | 秋田県 | 1994 | ||
一级 | 雄物川 | 皆瀬川 | 皆瀬ダム | 特定 | F・N・A・P | ロックフィル | 66.5 | 31,600 | 秋田県 | 1963 | 建设省施工 |
一级 | 米代川 | 小又川 | 森吉ダム | F・P | 重力 | 62.0 | 37,200 | 秋田県 | 1952 | 三菱金属鉱业と 共同施工 | |
一级 | 米代川 | 小又川 | 森吉山ダム | 特定 | F・N・A・W・P | ロックフィル | 89.9 | 78,100 | 国土交通省 | 2012 | 水特法9条指定 |
一级 | 米代川 | 岩瀬川 | 山瀬ダム | 补助 | F・N・W・I・P | ロックフィル | 62.0 | 12,900 | 秋田県 | 1991 | |
一级 | 雄物川 | 玉川 | 铠畑ダム | F・P | 重力 | 58.5 | 51,000 | 秋田県 | 1957 | 建设省施工 |
関东地方
编辑茨城県
编辑茨城县における多目的ダム事业は1966年(昭和41年)に完成した水沼ダム(花园川)が最初であり、他の日本行政区划に比べ着手时期は遅い。水沼ダム完成以降主に県北部の二级河川で开発が行われたが、その目的は治水のほか日立市などへの利水が主となっている。日立市周辺は日立の一大生产拠点となっており、工场进出に伴う工业用水道や人口増加に伴う上水道需要の増大が主な理由である[29]。県北部では花贯(花贯川)、十王(十王川)、小山(大北川)といったダムが二级河川に建设されたほか、久慈川水系唯一のダムとして竜神ダム(竜神川)が建设され、日立市、高萩市、北茨城市、常陆太田市に水道用水を供给している。一方水户市を中心とする那珂川水系では1978年(昭和53年)に藤井川ダム(藤井川)が治水ダムを多目的化する形で完成している[30]。その后1990年には支流涸沼川に合流する饭田川に饭田ダムが完成し、県都水戸市とその周辺の治水と利水を司っている。県南地域では利根川・荒川水资源开発基本计画に基づき日本第二の大湖沼・霞浦の総合开発が行われ、首都圈の水がめとして利用されている。霞ヶ浦は天然の湖であるが水资源开発促进法に拠る“湖沼水位调节施设”に位置づけられ、多目的ダムとしての扱いも受ける[31]。
茨城県最大の多目的ダムは高度では2005年完成の小山ダム、総贮水容量では霞ヶ浦を除けば利根川河口堰(利根川)である。现在新规のダム事业はないが、水质污浊の进む霞ヶ浦の浄化と首都圏への新规利水を目的とした霞ヶ浦导水事业が国土交通省により施工中である。これは那珂川と霞ヶ浦を全长44千米の隧道で连结し、那珂川の河水を霞ヶ浦に导水する计画であるが那珂川の渔业环境悪化を恐れる茨城・栃木両県の那珂川渔业协同组合が猛反対しており、事业は进捗していない。中止したダム事业としては32年间の反対运动の末に中止となった绪川ダム(绪川)[32]と、藤井川ダム上流に建设予定であった大谷原川ダム(大谷原川)[33]、そして游水池である稲戸井调节池を掘削して多目的ダム化する稲戸井调节池総合开発事业(利根川)[34]がある。なお茨城県には国土交通省直辖ダムは存在せず、水力発电を目的とする多目的ダムも存在しない。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 那珂川 | 饭田川 | 饭田ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 33.0 | 2,440 | 茨城県 | 1991 | |
一级 | 利根川 | 霞浦 | 霞浦 | 水机构法 | F・A・W・I | - | 1,253,000 | 水资源机构 | 1995 | 天然湖沼开発 水特法9条指定 | |
二级 | 大北川 | 大北川 | 小山ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 65.0 | 16,600 | 茨城県 | 2005 | |
二级 | 十王川 | 十王川 | 十王ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 48.6 | 2,860 | 茨城県 | 1993 | |
一级 | 利根川 | 利根川 | 利根川河口堰 | 水机构法 | F・A・W・I | 堰 | 7.0 | 90,000 | 水资源机构 | 1970 | |
二级 | 花贯川 | 花贯川 | 花贯ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 45.3 | 2,880 | 茨城県 | 1972 | |
一级 | 那珂川 | 藤井川 | 藤井川ダム | 补助 | F・N・A・W | 重力 | 37.5 | 4,462 | 茨城県 | 1977 | 2009年再开発 |
二级 | 大北川 | 花园川 | 水沼ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 33.7 | 2,230 | 茨城県 | 1966 | |
一级 | 久慈川 | 竜神川 | 竜神ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 45.0 | 3,000 | 茨城県 | 1978 |
栃木県
编辑栃木县は那珂川、鬼怒川、渡良瀬川といった大河川を流域に持つが、最初に开発が行われたのは鬼怒川である。1926年(大正15年)に当时の内务省によって鬼怒川支流の男鹿川に多目的ダムを建设する构想が持たれ、1941年(昭和16年)に着手された。これが五十里(いかり)ダムであり、基础地盘の不具合で建设地点を移动し1957年(昭和32年)に完成した[35]。続いて鬼怒川本流に川俣ダムと川治ダムが建设省の手でそれぞれ完成し、治水および県都宇都宫市、千叶県と茨城県南部の水がめとして机能している。那珂川水系では旧农林省による国営那须野ヶ原开拓建设事业の一环として那珂川本流に计画された深山ダムが、栃木県の上水道事业と电源开発による抽水蓄能电站の下部调整池としても利用され利水専用の多目的ダムとして1973年(昭和48年)完成する[36]。その后は県営事业として支流の帚川、荒川に多目的ダムが建设されている。渡良瀬川では足尾鉱毒事件を契机に建设された渡良瀬游水地の中に贮水池を建设して首都圏の水がめとする渡良瀬贮水池(谷中湖)が2002年(平成14年)完成し利根川上流ダム群の一つとなっている。このほか支流の松田川に松田川ダムが利根川・荒川水系水资源开発基本计画の一环として県営事业として完成している[37][38]。
県内最大の多目的ダムは高度では川治ダム、総贮水容量では川俣ダムがそれぞれ最大である。施工中のものとしては汤西川ダムが国土交通省により、南摩ダム(南摩川)が水资源机构に よって建设中であるが民主党政権によるダム事业见直しにより计画から40年以上未着工の南摩ダムは冻结された。しかし鬼怒川上流ダム群の一环として本体工 事に着手した汤西川ダムについては、ダム事业见直しの対象からは外され建设が进められている。中止したダム事业としては南摩ダムと连携して行われる思川开 発の一环として建设される予定であった行川(なめがわ)ダム(行川)[39]や那珂川支流の大室川に建设が予定されていた大室川ダム[40]などがある。
なお日光の観光地である中禅寺湖は出口に中禅寺ダム(大谷川)が建设されており、治水、水力発电と华严瀑布の年间流量安定确保を目的としている[41]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 利根川 | 男鹿川 | 五十里ダム | F・N・P | 重力 | 112.0 | 55,000 | 国土交通省 | 1956 | ||
一级 | 利根川 | 鬼怒川 | 冈本头首工 | 利水 | A・W・I | 堰 | - | - | 土地改良区 | 1981 | [42] |
一级 | 利根川 | 鬼怒川 | 川治ダム | 特定 | F・N・A・W・I | アーチ | 140.0 | 83,000 | 国土交通省 | 1983 | 水特法9条指定 |
一级 | 利根川 | 鬼怒川 | 川俣ダム | 特定 | F・N・P | アーチ | 117.0 | 87,600 | 国土交通省 | 1966 | |
一级 | 利根川 | 鬼怒川 | 佐贯头首工 | 利水 | A・P | 堰 | - | - | 土地改良区 | 1966 | |
一级 | 那珂川 | 帚川 | 千米 | 补助 | F・N・A | 重力 | 60.0 | 8,760 | 栃木県 | 1978 | |
一级 | 利根川 | 大谷川 | 中禅寺ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 6.4 | 25,100 | 栃木県 | 1956 | 1998年再开発 |
一级 | 那珂川 | 宫川 | 寺山ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 62.2 | 2,550 | 栃木県 | 1984 | |
一级 | 利根川 | 南摩川 | 南摩ダム | 水机构法 | F・N・W | ロックフィル | 86.5 | 51,000 | 水资源机构 | 未定 | 水特法9条指定 事业见直し |
一级 | 那珂川 | 荒川 | 东荒川ダム | 补助 | F・N・A・W・P | 重力 | 70.0 | 6,100 | 栃木県 | 1990 | |
一级 | 利根川 | 松田川 | 松田川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 56.0 | 1,900 | 栃木県 | 1995 | |
一级 | 利根川 | 三河沢川 | 三河沢ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 48.5 | 899 | 栃木県 | 2003 | |
一级 | 那珂川 | 那珂川 | 深山ダム | 利水 | A・W・P | ロックフィル | 75.5 | 25,800 | 栃木県 | 1973 | 农林省施工 |
一级 | 利根川 | 汤西川 | 汤西川ダム | 特定 | F・N・A・W・I | 重力 | 119.0 | 75,000 | 国土交通省 | 2011 | 工事中 水特法9条指定 |
一级 | 利根川 | 渡良瀬川 | 渡良瀬贮水池 | 特定 | F・N・W | 堰 | 8.5 | 26,400 | 国土交通省 | 2002 |
群马県
编辑利根川上流部を流域に持つ群马县では、カスリーン台风による利根川の大水害を契机に経済安定本部と建设省が利根川水系に多数の多目的ダムを建设して洪水调节を行う利根川改订改修计画が立案され、利根川本流のほか支流の乌川、吾妻川、片品川、赤谷川などにダムが计画された[43]。さらに1951年の国土総合开発法による利根特定地域総合开発计画、1963年の水资源开発促进法による利根川・荒川水系水资源开発基本计画により事业が拡充され、矢木沢・藤原(利根川)、相俣(赤谷川)、薗原(片品川)、下久保(神流川)、草木(渡良瀬川)、奈良俣(楢俣川)の各ダムが建设された。これら利根川上流ダム群の水は利根大堰を経由して荒川に送水され、东京都を始めとする上水道の水源となっている。また四万川、桐生川など利根川の二次支流については群马県によって中小规模の多目的ダムが建设され、県内の治水・利水を司っている。
県内最大の多目的ダムは高度では奈良俣ダム、総贮水容量では矢木沢ダムがそれぞれ最大であり矢木沢ダムの人造湖・奥利根湖は関东地方最大の贮水容量を有する。施工中のダムでは八ッ场(やんば)ダム(吾妻川)、万座ダム(万座川)などの吾妻川上流総合开発、仓渕ダム(乌川)、増田川ダム(増田川)があるがダム事业见直しの対象となった。特に计画発表から57年が経过している八ッ场ダムは民主党政権が宣言で中止を明言し、前原诚司国土交通大臣も中止の方针を表明したが水没予定地の长野原町を始め神奈川県を除く関东6都県の知事などが一斉に反発、事态は二転三転し混迷した。最终的に野田内阁において事业再开が决断されたが、一方で吾妻川上流総合开発事业は中止されている[4]。中止したダム事业としては“日本最大の多目的ダム事业”であった沼田ダム(利根川)[44]を始め戸仓ダム(片品川)[45]など多数存在する。なお、吾妻川支流の汤川に建设された品木ダムは、当时河水酸度の平均がPH值4.0であった酸性河川・吾妻川の中和を主目的として建设され、付随して水力発电を行う目的を有している。ダムの完成により吾妻川の酸性度は改善され、鱼类も栖息するようになった[46]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 利根川 | 赤谷川 | 相俣ダム | F・N・P | 重力 | 67.0 | 25,000 | 国土交通省 | 1959 | 群马県より移管 | |
一级 | 利根川 | 大仁田川 | 大仁田ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 54.4 | 437 | 群马県 | 2001 | |
一级 | 利根川 | 桐生川 | 桐生川ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 60.5 | 12,200 | 群马県 | 1982 | 水特法指定 |
一级 | 利根川 | 渡良瀬川 | 草木ダム | 水机构法 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 140.0 | 60,500 | 水资源机构 | 1976 | 建设省より移管 |
一级 | 利根川 | 乌川 | 仓渕ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 85.6 | 11,600 | 群马県 | 未定 | 事业见直し |
一级 | 利根川 | 塩沢川 | 塩沢ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 38.0 | 303 | 群马県 | 1995 | |
一级 | 利根川 | 汤川 | 品木ダム | 补助 | N・P | 重力 | 43.5 | 1,668 | 国土交通省 | 1965 | 群马県より移管 |
一级 | 利根川 | 四万川 | 四万川ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 89.5 | 9,200 | 群马県 | 1999 | |
一级 | 利根川 | 神流川 | 下久保ダム | 水机构法 | F・N・W・I・P | 重力 | 129.0 | 130,000 | 水资源机构 | 1968 | 建设省より移管 |
一级 | 利根川 | 片品川 | 薗原ダム | 特定 | F・N・P | 重力 | 76.5 | 20,310 | 国土交通省 | 1965 | |
一级 | 利根川 | 道平川 | 道平川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 70.0 | 5,100 | 群马県 | 1992 | |
一级 | 利根川 | 利根川 | 利根大堰 | 水机构法 | A・W・I | 堰 | - | - | 水资源机构 | 1968 | |
一级 | 利根川 | 楢俣川 | 奈良俣ダム | 水机构法 | F・N・A・W・I・P | ロックフィル | 158.0 | 90,000 | 水资源机构 | 1990 | |
一级 | 利根川 | 利根川 | 藤原ダム | F・N・P | 重力 | 95.0 | 52,490 | 国土交通省 | 1958 | ||
一级 | 利根川 | 増田川 | 増田川ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 76.3 | 5,800 | 群马県 | 2013 | 事业见直し |
一级 | 利根川 | 利根川 | 矢木沢ダム | 水机构法 | F・N・A・W・P | アーチ | 131.0 | 204,300 | 水资源机构 | 1967 | 建设省より移管 |
一级 | 利根川 | 吾妻川 | 埼玉市 | 特定 | F・N・W・I・P | 重力 | 116.0 | 107,500 | 国土交通省 | 2015 | 水特法9条指定 工事中 |
埼玉県
编辑埼玉县では県内最大の河川である荒川が総合开発の対象となった。古くより水害を缲り返す荒川の治水を主目的に県内最初の多目的ダムとして1961年荒川本流に二瀬ダムが完成する。その后首都圏の人口増加による上水道需要のひっ迫に対処するため、荒川水系は1974年に利根川水系と连携する形で水资源开発促进法に基づく开発水系に指定された[47]。この利根川・荒川水资源开発基本计画に基づき建设されたのが浦山ダム(浦山川)と滝沢ダム(中津川)である。さらに游水地である荒川第一调节池を多目的ダム化する荒川调节池総合开発事业が行われ、彩湖として1996年完成している。一方県営事业としては利水専用多目的ダムとして荒川本流に玉淀ダムが完成したほか、荒川支流の入间川流域と赤平川流域に多目的ダムが计画され、それぞれ有间ダム(有间川)、合角ダム(吉田川)が完成している。また流域のほとんどを平地で占める中川の治水と利水を目的に、“平地ダム”として権现堂调节池が完成している。
埼玉県内で最大の多目的ダムは高度では浦山ダム、総贮水容量では滝沢ダムである。新规のダム事业は现在存在しないが二瀬・滝沢・浦山の荒川上流ダム群运用を治水面でより合理化するための荒川上流ダム再开発事业が计画されている[48]。中止したダム事业としては二つ目の彩湖を埼玉市に建设する荒川第二调节池総合开発事业[49]、赤平川支流の小森川に建设を予定していた小森川ダム、都几川上流に计画された大野ダムがある。また滝沢、浦山、合角の三ダムについてはダム建设に対する反対运动が强く、完成までに滝沢ダムでは40年を费やすなど日本の长期化ダム事业に名を连ねている。
なお、滝沢ダムについてはダム本体は2008年に完成したが试験湛水中に山腹に亀裂が発生し、现在対策を行っているため本格的な运用には至っていない。また玉淀ダムについては环境保护団体が撤去を求めて活动している[50]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 荒川 | 荒川 | 荒川调节池 | 特定 | F・W | 调整池 | - | 11,100 | 国土交通省 | 1996 | |
一级 | 荒川 | 有间川 | 有间ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 83.5 | 7,600 | 埼玉県 | 1985 | |
一级 | 荒川 | 浦山川 | 浦山ダム | 水机构法 | F・N・W・P | 重力 | 156.0 | 58,000 | 水资源机构 | 1999 | 水特法指定 |
一级 | 荒川 | 吉田川 | 合角ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 60.9 | 10,250 | 埼玉県 | 2001 | 水特法指定 |
一级 | 利根川 | 権现堂川 | 権现堂调节池 | 补助 | F・N・W・I | 堰 | 14.5 | 4,113 | 埼玉県 | 1991 | |
一级 | 荒川 | 中津川 | 滝沢ダム | 水机构法 | F・N・W・P | 重力 | 132.0 | 63,000 | 水资源机构 | 2008 | 水特法指定 |
一级 | 荒川 | 荒川 | 玉淀ダム | 利水 | A・P | 重力 | 32.0 | 3,501 | 埼玉県 | 1964 | |
一级 | 荒川 | 荒川 | 二瀬ダム | 特定 | F・N・P | 重力アーチ | 95.0 | 26,900 | 国土交通省 | 1961 |
千叶県
编辑千叶县の多目的ダム事业は47都道府県では最も遅い部类に入るが、これは水源の多くを利根川水系に求めているためで、利水受益者として利根川水系にある多数の多目的ダム事业に参加しており、県都・千叶市や成田国际机场を抱える成田市など千叶県北部・中部の主要都市は利根川上流ダム群、鬼怒川上流ダム群が主な水源となっている。一方で県内を流れる主要な二级河川である小柜川と养老川は曲流を缲り返す河川で水害が频発していた。このため补助多目的ダムを建设して治水と东京湾沿岸地域への上水道供给を図ることを计画。小柜川本流に亀山ダムが県内初の多目的ダムとして完成したほか支流笹川に片仓ダム、养老川本流に高滝ダムを建设する。南房総では上水道、または灌漑単独のダムが多数建设されているが、利水専用の多目的ダムとして保台ダムが待崎川に完成している。
千叶県最大のダムは高度では片仓ダム、総贮水容量では亀山ダムがそれぞれ最大である。现在千叶県で新规施工中の多目的ダムは存在しない。中止したダム事业としては国直辖事业では印旛沼を掘削・拡张して多目的ダム化する印旛沼総合开発事业[51]と行徳可动堰・江戸川水闸门改筑による贮水容量増大を目的とした江户川総合开発事业[52]が、県営事业としては亀山ダム上流の小柜川に计画していた追原ダム[53]と夷隅川水系西部田川に建设が予定されていた大多喜ダム[54]が中止となっている。なお千叶県内には治水と利水を目的とした河流(流况调整河川)として北千叶导水路と野田导水路が存在する。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 小柜川 | 笹川 | 片仓ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 42.7 | 8,410 | 千叶県 | 2000 | |
二级 | 小柜川 | 小柜川 | 亀山ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 34.5 | 14,750 | 千叶県 | 1980 | 水特法指定 |
二级 | 养老川 | 养老川 | 高滝ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 24.5 | 14,300 | 千叶県 | 1990 | 水特法指定 |
二级 | 待崎川 | 待崎川 | 保台ダム | 利水 | A・W | 重力 | 41.0 | 2,740 | 千叶県 | 1998 |
东京都
编辑首都・东京都にある多目的ダムは多摩川の小河内ダムが唯一である。主目的は上水道の供给であるが、副次的に水力発电も行う。ダム直下にある多摩川第一発电所で発电された电力は下流にある白丸ダムを経て多摩川第三発电所に送电され、ここで発电された电力は东京电力に売电される。ダムに関连する水力発电所群は何れも东京都交通局が管理している[55]。
小河内ダムは戦前より计画され、戦争による中断を挟んで完成したが、ダムの建设により旧小河内村全村が水没。水没世帯数945世帯と日本のダムにおける最大の水没世帯数となった。このことは完成后行幸した昭和天皇が水没に伴い移転した住民の生活がどのようになっているのか事业者である东京都水道局に下问するなど当时の関心事にもなっており、ダム补偿における一つの代表例である[56]。また水利権を巡り神奈川県の二ヶ领用水组合との间で纷争が起こり[57]、このことも水没住民を悩ませている。
な お东京都の水源として利用されている多目的ダムには利根川水系の矢木沢・下久保・奈良俣・草木・渡良瀬贮水池、荒川水系の浦山・滝沢・荒川调节池といった ダム群があり、物议を醸している八ッ场ダムにも治水・水道受益者として参加している。都内で计画されているダム事业は存在しない。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 多摩川 | 多摩川 | 小河内ダム | 利水 | W・P | 重力 | 149.0 | 189,100 | 东京都水道局 | 1957 |
神奈川県
编辑県都横滨市を始め川崎市、横须贺市といった大都市を抱える神奈川县は明治时代以降人口が増加し、上水道の供给と整备が课题となっていた。1938年(昭和13年)神奈川県议会は県下最大の河川である相模川の河川开発による上水道・工业用水道・电力需要の补给を议决[58]。県営事业として初の多目的ダムである沼本ダムを1937年より、相模ダムを1941年より建设する。横须贺海军工厂への电力供给も视野に入れていたこともあり、建设に反対する住民に対し陆军と海军が合同阅兵式を水没予定地で行って圧力を挂ける[59]など半ば强引な手法で建设が进み1944年(昭和19年)完成する。戦后神奈川県の人口は爆発的に増大し相模ダムでは到底贿えず、相模ダム下流に1964年(昭和39年)城山ダムが完成する。だがそれでもなお神奈川県の人口増加は进行し、相模川だけではなく県西部を流れる酒匂川水系も利用することになり支流の河内川に1978年三保ダムが完成する。相模・城山・三保の各ダムはダム・人造湖の规模としては比较的巨大な部类に入るが、神奈川県の人口は1980年には700万人に迫る势いであり三ダムの供给量を以ってしても不足が生じていた[60]。このため建设が急がれたのが相模川支流中津川の宫ヶ瀬ダムである。完成まで31年を费やしたこのダムの完成により相模、城山、道志(道志川)各ダムとの间に建设された导水路を通じ水を相互融通して神奈川県全域の水需要と相模川の治水に贡献している。
神奈川県最大の多目的ダムは宫ヶ瀬ダムである。宫ヶ瀬ダムは2003年の国土交通省调查により国土交通省直辖ダムにおいて年间访问者数が日本一[61]となり、年间延べ120万人が访れる一大観光地に成长している。新规のダム事业は存在しておらず、ダム事业の见直しの影响も受けていない。しかし相模川上流ダム群の建设に伴う湘南海岸の沙洲后退が问题となっている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 相模川 | 相模川 | 相模ダム | W・I・P | 重力 | 58.4 | 63,200 | 神奈川県 | 1947 | ||
一级 | 相模川 | 相模川 | 寒川取水堰 | 利水 | W・I | 堰 | 6.0 | - | 神奈川県 | 1971 | |
一级 | 相模川 | 相模川 | 城山ダム | 补助 | F・W・I・P | 重力 | 75.0 | 62,300 | 神奈川県 | 1964 | |
一级 | 相模川 | 相模川 | 沼本ダム | 利水 | W・I・P | 重力 | 34.5 | 2,330 | 神奈川県 | 1943 | |
二级 | 酒匂川 | 河内川 | 三保ダム | 补助 | F・W・P | ロックフィル | 95.0 | 64,900 | 神奈川県 | 1978 | |
一级 | 相模川 | 中津川 | 宫ヶ瀬ダム | 特定 | F・N・W・P | 重力 | 156.0 | 193,000 | 国土交通省 | 2001 | 水特法9条指定 |
一级 | 相模川 | 中津川 | 宫ヶ瀬副ダム | 特定 | F・N・W・P | 重力 | 34.5 | 557 | 国土交通省 | 2000 | 通称石小屋ダム |
中部地方
编辑新潟県
编辑新潟县における多目的ダムの建设は、村上市を流れる三面(みおもて)川水系が最初であり、1952年に三面ダムが完成する。しかし1967年(昭和42年)の羽越豪雨による新潟県下越地方の壊灭的な被害を机に荒川、胎内川、加治川などの治水计画が改订され、大石ダム(大石川)、内の仓ダム(内の仓川)、奥三面ダム(三面川)が建设された。一方信浓川水系では支流の五十岚川で开発が始まり、笠堀ダム(笠堀川)が1964年に完成したが1969年(昭和44年)の集中豪雨で五十岚川や刈谷田川、鱼野川流域が被害を受け、また关越自动车道・上越新干线建设による人口の増加が见込まれたことで信浓川水系の河川総合开発が见直され、鱼野川流域に三国川(さぐりがわ)ダム(三国川)、破间川(あぶるまがわ)ダム(破间川)が、五十岚川流域では笠堀ダム改良[62]のほか本流に大谷ダムが完成。刈谷田川には刈谷田川ダムが完成した。関川水系では农林省が土地改良事业の一环として本流に笹ヶ峰ダムを建设、完成后新潟県へ管理を移行させている。中越地方・上越地方を流れるその他の二级河川にも多目的ダムが建设され、佐渡地方でも羽越豪雨を机に国府川水系、久知川水系で多目的ダムが完成している。
新潟県最大の多目的ダムは高度では三国川ダム、総贮水容量では奥三面ダムが最大である。现在建设が行われているダムは奥胎内ダム(胎内川)と新保川ダム再开発(新保川)があるが、ダム事业见直し対象で再検证された结果事业は継続となった。中止したダム事业としては清津峡に建设予定であった新潟県最大规模の清津川ダム(清津川)[63]、电源开発が汤之谷扬水発电计画を断念したことで中止となった佐梨川ダム(佐梨川)[64]、赤芝発电所との水利権调整が付かず中止となった荒川第一ダム・荒川第二ダム(荒川)[65]など几つかのダム计画が存在する。
なお、新发田市にある内の仓ダムは北陆地方唯一の中空重力式コンクリートダムである。また妙见堰は国土交通省北陆地方整备局と东日本旅客铁道が共同管理する珍しい形态をとっている。笹ヶ峰ダムは治水目的を持たない利水専用多目的ダムである。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 信浓川 | 破间川 | 破间川ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 93.5 | 15,800 | 新潟県 | 1986 | |
二级 | 桑谷川 | 纲子川 | 后谷ダム | 利水 | W・P | 重力 | 20.3 | 86 | 新潟県 | 1968 | |
二级 | 加治川 | 内の仓川 | 内の仓ダム | 补助 | F・A・W・P | 中空重力 | 82.5 | 24,800 | 新潟県 | 1972 | 农林省施工 |
一级 | 荒川 | 大石川 | 大石ダム | 特定 | F・P | 重力 | 87.0 | 22,800 | 国土交通省 | 1978 | |
一级 | 信浓川 | 五十岚川 | 大谷ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 75.5 | 21,100 | 新潟県 | 1993 | |
二级 | 国府川 | 大野川 | 大野川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 47.0 | 1,390 | 新潟県 | 1979 | |
二级 | 胎内川 | 胎内川 | 奥胎内ダム | 补助 | F・P | 重力 | 82.0 | 10,000 | 新潟県 | 2013 | 工事中 |
二级 | 三面川 | 三面川 | 奥三面ダム | 补助 | F・N・P | アーチ | 116.0 | 125,500 | 新潟県 | 2001 | |
二级 | 柿崎川 | 柿崎川 | 柿崎川ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 54.0 | 5,000 | 新潟県 | 2003 | |
一级 | 信浓川 | 笠堀川 | 笠堀ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 74.5 | 15,400 | 新潟県 | 1964 | |
一级 | 信浓川 | 刈谷田川 | 刈谷田川ダム | 补助 | F・W・I・P | 重力 | 83.5 | 4,450 | 新潟県 | 1980 | |
二级 | 久知川 | 久知川 | 久知川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 51.0 | 1,660 | 新潟県 | 1985 | |
一级 | 信浓川 | 三国川 | 三国川ダム | 特定 | F・N・W・P | ロックフィル | 119.5 | 27,500 | 国土交通省 | 1993 | |
一级 | 関川 | 関川 | 笹ヶ峰ダム | 利水 | A・P | ロックフィル | 48.6 | 10,600 | 新潟県 | 1983 | 农林省施工 |
一级 | 関川 | 正善寺川 | 正善寺ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 47.0 | 4,600 | 新潟県 | 1984 | |
一级 | 信浓川 | 城川 | 城川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 21.7 | 297 | 新潟県 | 1996 | |
二级 | 国府川 | 新保川 | 新保川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 38.0 | 1,150 | 新潟県 | 未定 | 再开発中 |
一级 | 信浓川 | 曽根川 | 长福寺ダム | F・A | アース | 27.2 | 193 | 新潟県 | 1999 | ||
一级 | 阿贺野川 | 早出川 | 早出川ダム | 补助 | F・A・P | 重力 | 82.5 | 14,900 | 新潟県 | 1979 | |
一级 | 信浓川 | 和田川 | 広神ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 80.5 | 12,400 | 新潟県 | 2010 | |
一级 | 信浓川 | 小海川 | 松叶沢ダム | F・A | アース | 24.5 | 171 | 新潟県 | 2007 | ||
二级 | 三面川 | 三面川 | 三面ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 82.5 | 47,800 | 新潟県 | 1953 | |
一级 | 信浓川 | 信浓川 | 妙见堰 | N・W・P・ 国道17号の交通交通堵塞缓和 |
堰 | - | - | 国土交通省 东日本旅客铁道 |
1990 |
富山県
编辑富山县の河川开発は大正より浅野総一郎や高峰让吉らによる水力発电事业が主であり、治水事业は常愿寺川の砂防事业が行われていた程度であった。多目的ダム建设は富山県によって神通川支流の井田川に室牧ダムが1961年完成したのが最初であり、その后は神通川、庄川、小矢部川といった一级河川では支流に、上市川、白岩川、小川といった二级河川には本流に多目的ダムを建设している。富山県内の県営多目的ダムのほとんどは富山県土木局が管理[66]する补助多目的ダムであるが、刀利ダム(小矢部川)と支流の臼中ダム(打尾川)については富山県农业水产部耕地课が管理しており[67]、补助多目的ダムではない。一方建设省による特定多目的ダム事业は1969年8月の集中豪雨灾害を契机に、黑部水坝を笔头とした水力発电事业が著名でありながら治水事业が遅れていた黒部川に対して行われ、県内で最も新しいダムとして宇奈月ダムが宇奈月温泉街の直上流に2000年完成している。富山県内の补助多目的ダムの几つかは目的の一つに道路などの积雪を溶かすための用水を供给する消流雪用水目的を有している。
県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に境川ダム(境川)である。建设中のダムとしては国土交通省が利贺ダム(利贺川)を、富山県が舟川ダム(舟川)をそれぞれ施工しているが利贺ダムは民主党政権のダム事业见直しにより事业进捗が流动化している。また日本初の恒久堆砂対策として关西电力管理の出し平ダムと宇奈月ダムで実施している连携排砂について、下流の黒部川・富山湾渔业関系者との间で行政诉讼(黒部川ダム排砂被害诉讼)が现在系争中である。中止したダム事业としては片贝川ダム(片贝川)[68]、汤道丸ダム(汤道丸川)[69]、黒川ダム(黒川)[70]などがある。なお庄川合口ダム(庄川)は国の登录有形文化财に登录されている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 小川 | 小川 | 朝日小川ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 84.0 | 5,280 | 富山県 | 1990 | |
一级 | 小矢部川 | 打尾川 | 臼中ダム | F・A | ロックフィル | 68.9 | 6,950 | 富山県 | 1993 | ||
一级 | 黒部川 | 黒部川 | 宇奈月ダム | 特定 | F・W・P | 重力 | 97.0 | 24,700 | 国土交通省 | 2000 | |
一级 | 黒部川 | 大谷川 | 大谷ダム | 补助 | F・N・S | ロックフィル | 29.5 | 325 | 富山県 | 1998 | |
二级 | 上市川 | 上市川 | 上市川ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 64.0 | 4,850 | 富山県 | 1964 | |
二级 | 上市川 | 上市川 | 上市川第二ダム | 补助 | F・N・P | ロックフィル | 67.0 | 7,800 | 富山県 | 1985 | |
一级 | 神通川 | 久妇须川 | 久妇须川ダム | 补助 | F・N・P・S | 重力 | 95.0 | 10,000 | 富山県 | 2002 | |
一级 | 神通川 | 熊野川 | 熊野川ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 89.0 | 9,100 | 富山県 | 1984 | |
一级 | 小矢部川 | 子抚川 | 子抚川ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 45.0 | 6,600 | 富山県 | 1978 | |
一级 | 庄川 | 境川 | 境川ダム | 补助 | F・A・W・I・P・S | 重力 | 115.0 | 59,900 | 富山県 | 1993 | |
一级 | 庄川 | 庄川 | 庄川合口ダム | 利水 | A・W・P | 重力 | 18.5 | 625 | 富山県 关西电力 |
1939 | 登录有形文化财 |
一级 | 小矢部川 | 山田川 | 城端ダム | 补助 | F・N・S | 重力 | 59.0 | 3,000 | 富山県 | 1992 | |
二级 | 白岩川 | 白岩川 | 白岩川ダム | 补助 | F・N・W | 复合 | 50.0 | 2,200 | 富山県 | 1974 | |
一级 | 小矢部川 | 小矢部川 | 刀利ダム | F・A・P | アーチ | 101.0 | 31,400 | 富山県 | 1966 | 农林省施工 | |
一级 | 庄川 | 利贺川 | 利贺ダム | 特定 | F・N・I | 重力 | 110.0 | 31,100 | 国土交通省 | 未定 | 事业见直し |
一级 | 庄川 | 利贺川 | 利贺川ダム | 补助 | F・P | 重力 | 37.0 | 2,700 | 富山県 | 1974 | |
二级 | 片贝川 | 布施川 | 布施川ダム | 补助 | F・N・S | ロックフィル | 58.5 | 1,350 | 富山県 | 1992 | |
二级 | 小川 | 舟川 | 舟川ダム | 补助 | F・N・S | 重力 | 49.8 | 600 | 富山県 | 2012 | 工事中 |
一级 | 神通川 | 井田川 | 室牧ダム | 补助 | F・N・P | アーチ | 80.5 | 17,000 | 富山県 | 1961 | |
一级 | 庄川 | 和田川 | 和田川ダム | 补助 | F・A・W・I・P | 重力 | 21.0 | 3,070 | 富山県 | 1967 |
石川県
编辑石川县の多目的ダム事业は県営事业として推进され、県南部を流れる大圣寺川に建设された我谷ダムが最初である。続いて県都・金泽市を流れる犀川水系の総合开発が実施された。金沢市内には犀川と浅野川が流れているが水害が频発し対策が迫られ、また人口増加に伴う上水道・电力需要が増大したことにより総合开発が企図されたが浅野川はダムを建设することが地质的に不可能であったことから犀川と支流の内川にダムを建设することになり、犀川ダム(犀川)、内川ダム・新内川ダム(内川)が建设された。この他能登半岛を流れる小河川にも治水と上水道を目的に多目的ダムが建设されている。一方県内最大の手取川については石川県と电源开発、北陆电力が本流上流部にダム建设を计画していたが、手取川が1966年に一级河川に指定されたのを契机に建设省が多目的ダムの建设を计画。电源开発・石川県との共同事业として1979年県内唯一の国直辖ダム・手取川ダムを完成させた。
県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に手取川ダムであり、日本屈指の规模を有するダムの一つでもある。建设中の多目的ダムはない。中止したダム事业としては能登半岛を流れる河川群に计画されていた河内ダム(熊木川)[71]、伊久留川ダム(伊久留川)[72]、所司原ダム(子浦川)[73]があり、当初多目的ダムとして计画されていた辰巳ダム(犀川)は穴あきタイプの治水専用ダムとして计画変更されている。2006年(平成18年)に完成した九谷ダム(大圣寺川)は强い反対运动により完成まで36年を费やしており、日本の长期化ダム事业の一つに名を连ねている。
なお、手取川ダムは河川法第17条に基づく“兼用工作物”として国土交通省・电源开発・石川県が共同管理しているため、特定多目的ダムではない(详细は多目的ダムの项目を参照のこと)。また大日川ダム(大日川)は県営の多目的ダムではあるが农业水产部が管理しており[74]、补助多目的ダムではない。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 大野川 | 森下川 | 医王ダム | F・A | ロックフィル | 58.8 | 3,188 | 石川県 | 2001 | ||
二级 | 金川 | 岩坂川 | 岩坂ダム | F・A | アース | 31.7 | 850 | 石川県 | 1984 | ||
二级 | 犀川 | 内川 | 内川ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 81.0 | 9,500 | 石川県 | 1974 | |
二级 | 鹈饲川 | 鹈饲川 | 小屋ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 56.5 | 3,050 | 石川県 | 1992 | |
二级 | 町野川 | 町野川 | 北河内ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 47.0 | 2,860 | 石川県 | 2010 | |
二级 | 大圣寺川 | 大圣寺川 | 九谷ダム | 补助 | F・W・P | 重力 | 75.8 | 24,900 | 石川県 | 2005 | 水特法指定 |
二级 | 犀川 | 犀川 | 犀川ダム | 补助 | F・N・W・I・P | 重力 | 72.0 | 14,300 | 石川県 | 1965 | |
二级 | 犀川 | 内川 | 新内川ダム | 补助 | N・P | 重力 | 18.9 | 61 | 石川県 | 1984 | |
一级 | 手取川 | 大日川 | 大日川ダム | F・A・P | 重力 | 59.9 | 27,200 | 石川県 | 1967 | 农林省施工 | |
一级 | 手取川 | 手取川 | 手取川ダム | F・W・I・P | ロックフィル | 153.0 | 231,000 | 国土交通省 电源开発 石川県 |
1979 | 水特法9条指定 | |
二级 | 寺田川 | 寺田川 | 寺田川ダム | 利水 | A・W | ロックフィル | 26.7 | 460 | 石川県 | 2007 | |
二级 | 八ヶ川 | 八ヶ川 | 八ヶ川ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 52.0 | 3,130 | 石川県 | 1994 | |
二级 | 诸桥川 | 诸桥川 | 诸桥ダム | F・A | ロックフィル | 35.2 | 1,725 | 石川県 | 1986 | ||
二级 | 大圣寺川 | 大圣寺川 | 我谷ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 56.6 | 10,100 | 石川県 | 1964 |
福井県
编辑福井県の多目的ダム事业は、県内最大の河川である九头竜川水系を中心に実施されている。その端绪となったのが支流・真名川に1957年完成した笹生川ダムである。続いて九头竜川本流に开発の対象は移され、当初电源开発と北陆电力が竞愿していた奥越电源开発计画の中心事业として计画されていた九头竜ダム(九头竜川)が1959年の台风薇拉 (1959年)と1961年の台风南施 (1961年)による九头竜川の水害を机に建设省による直辖事业として事业が拡大、1968年に完成した。しかし1965年(昭和40年)9月の奥越豪雨で笹生川ダムでは计画高水流量を三倍近く上回る洪水を记录、ダムは治水机能を丧失し决壊の危机に濒し直下流の西谷村中岛集落は壊灭した[75]。この奥越豪雨を机に笹生川ダム再开発事业が実施され、ダム右岸にトンネル式洪水吐きが増设されたほか、建设省により笹生川ダム下流に真名川ダムが建设された。さらに老朽化した鸣鹿堰が洪水流下を阻害することが判明したことで新たに可动堰が计画され、2003年に九头竜川鸣鹿大堰(九头竜川)として完成している。福井県でも支流の日野川に広野ダム(日野川)や桝谷ダム(桝谷川)を建设したのを始め、竹田川、浄土寺川、永平寺川などに多目的ダムを建设して治水対策を强化した。
2004年に発生した平成16年7月福井豪雨では福井市内が足羽川の泛滥によって死者を出す大水害を被ったが、真名川については真名川ダムと笹生川ダムの洪水调节机能によって浸水被害がほぼ皆无となり、ダムのない足羽川との浸水被害の差が顕著に现れている[76]。
県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に九头竜ダムであり、日本屈指の规模を夸る。施工中のダムとしては九头竜川に次ぐ一级河川である北川水系で河内川ダム(河内川)がある。河内川ダムはダム事业见直し対象となったものの事业者の福井県は事业継続を决定している[4]。中止した多目的ダム事业は存在しないが、足羽川ダム(部子川)については1983年(昭 和58年)の计画当时は足羽川本流に计画された多目的ダムであったが、反対运动の激化で1997年に一旦冻结された。しかし福井豪雨の甚大な被害を契机に 福井県・福井市・被害住民の要望もあって现在は穴あきタイプの治水専用ダムとして计画されている。なお九头竜ダムについては手取川ダム同様、河川法第17 条に基づく“兼用工作物”として国土交通省と电源开発が共同管理しており、特定多目的ダムには该当しない。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 九头竜川 | 永平寺川 | 永平寺ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 55.0 | 770 | 福井県 | 2001 | |
二级 | 佐分利川 | 大津吕川 | 大津吕ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 40.6 | 485 | 福井県 | 2012[77] | |
一级 | 九头竜川 | 九头竜川 | 九头竜ダム | F・P | ロックフィル | 128.0 | 353,000 | 国土交通省 电源开発 |
1968 | ||
一级 | 九头竜川 | 九头竜川 | 九头竜川鸣鹿大堰 | 特定 | F・N・W | 堰 | 5.7 | 667 | 国土交通省 | 2003 | |
一级 | 北川 | 河内川 | 河内川ダム | 补助 | F・N・A・W・I | 重力 | 77.5 | 8,800 | 福井県 | 2019[78] | 工事中 |
一级 | 九头竜川 | 真名川 | 笹生川ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 76.0 | 58,806 | 福井県 | 1957 | 1977年再开発 |
一级 | 九头竜川 | 浄土寺川 | 浄土寺川ダム | 补助 | F・N・W・S | 重力 | 72.0 | 2,160 | 福井県 | 2008 | |
一级 | 九头竜川 | 日野川 | 広野ダム | 补助 | F・N・I・P | 重力 | 63.0 | 11,300 | 福井県 | 1976 | |
一级 | 九头竜川 | 日野川 | 二ッ屋分水堰 | F・N・A・W・I | 重力 | 24.7 | - | 福井県 | 2005 | 农林水产省施工 | |
一级 | 九头竜川 | 桝谷川 | 桝谷ダム | F・A・W・I | ロックフィル | 100.4 | 25,000 | 福井県 | 2005 | 农林水产省施工 | |
一级 | 九头竜川 | 真名川 | 真名川ダム | 特定 | F・N・P | アーチ | 127.5 | 115,000 | 国土交通省 | 1977 | |
一级 | 九头竜川 | 竹田川 | 龙ヶ鼻ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 79.5 | 10,200 | 福井県 | 1988 |
山梨県
编辑山梨县では甲府盆地の东西を笛吹川・釜无川の二大河川が流れ、盆地南部で合流して富士川となり、有史以来水害が多発していた。
山梨県では明治期に山林荒廃が起こり明治40年の大水害に代表される大规模な水害が多発しており、戦前から河川改修が课题となっていた。戦后の八岳山麓开拓や首都圏の卧城として人口が増加し上水道需要も急増し、こうした観点から戦后県政においては主に富士川水系での河川総合开発が検讨され、1974年(昭和49年)富士川水系の主要な支流の一つである笛吹川に広瀬ダムが完成した。その后も笛吹川流域や塩川流域に多目的ダムが多数建设されている。一方県东部の相模川[79]流域では大月市を中心に人口が増加し治水安全度低下・上水道需要急増という状况になったことから、支流の葛野川を开発することになり深城ダムが県内同水系では唯一の多目的ダムとして完成する。
県内最大の多目的ダムは高度では荒川ダム(荒川)、総贮水容量では広瀬ダムがそれぞれ最大となる。建设中の多目的ダムは存在しない。中止したダム事业としては富士川水系では早川の角瀬ダムが1955年に费用対效果が乏しいことを理由に中止した[80]のを皮切りに、塩川本流に计画されていたアーチダムである大渡ダム[81]、笛吹川支流芦川に计画されていた芦川ダム[82]が、相模川水系では笹子ダム(奥野沢川)[83]がある。なお、山梨県内には国土交通省直辖ダムは存在しない[84]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 富士川 | 荒川 | 荒川ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 88.0 | 10,800 | 山梨県 | 1985 | 水特法指定 |
一级 | 富士川 | 琴川 | 琴川ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 64.0 | 5,150 | 山梨県 | 2007 | |
一级 | 富士川 | 塩川 | 塩川ダム | 补助 | F・N・A・W | 重力 | 79.0 | 11,500 | 山梨県 | 1997 | 水特法指定 |
一级 | 富士川 | 大门川 | 大门ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 65.5 | 3,660 | 山梨県 | 1987 | |
一级 | 富士川 | 笛吹川 | 広瀬ダム | 补助 | F・A・W・P | ロックフィル | 75.0 | 14,300 | 山梨県 | 1974 | |
一级 | 相模川 | 葛野川 | 深城ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 87.0 | 6,440 | 山梨県 | 2004 |
长野県
编辑北に信浓川(千曲川)水系、南に天龙川水系、西に木曾川水系を抱える长野县では、天竜川支流の三峰川において最初の多目的ダム事业が行われた。1941年(昭和16年)より河水统制事业としてダム计画は立てられたが、戦后当时の长野県省长であった林虎雄は1949年、キティ台风による水害后TVAにならい河川総合开発を実施するため长野県庁に総合开発局を设置。三峰川に二个所の多目的ダムを计画した[85]。これが美和ダムと高远ダムであるが美和ダムは建设省に事业が移管され、1959年に特定多目的ダム法适用第一号として完成する。しかし天竜川は1961年の昭和36年6月梅雨前线豪雨により饭田市など流域が致命的被害を受けたことから、水害の最大要因に挙げられた小渋川の河川総合开発が计画され、1969年に小渋ダムが完成する。长野県も松川、片桐松川、沢川に补助多目的ダムを建设し伊那盆地の治水と利水に充てた。一方信浓川水系では本流にダム建设の适地がなく、长野県内最大の支流である犀川も上流から下流まで発电専用ダムが连绵と建设されていたことから、主にその他の信浓川支流及び犀川の二次支流に多目的ダムが建设された。最初に开発されたのが県都・长野市を流れる裾花川で、治水と上水道、そして不安定な电力供给解消を目的に1969年裾花ダムが完成。以后奈良井川、内村川、神川などに多目的ダムが多数建设された。また1969年8月豪雨灾害を机に建设省は1974年信浓川水系工事実施基本计画を改定し、高瀬川に大町ダムを建设する。木曽川水系では木曽川水系水资源开発基本计画の一环として水资源机构[86]が本流源流部に味噌川ダムを、支流王滝川に牧尾ダムを建设。爱知用水の水源の一つとして名古屋市の水がめになっている。
长野県最大の多目的ダムは高度では味噌川ダム、総贮水容量では牧尾ダムがそれぞれ最大である。长野県のダム事业では当时の田中康夫知事が在任中に発表した脱ダム宣言による下诹访ダム(砥川)など県営7ダム事业の中止が有名で、日本のダム事业の在り方に多大な影响を与えたが2006年の1941年で长野県内が被害を受け、直后の知事选で落选。后任の村井仁知事が脱ダム宣言を撤回し角间(角间川)、黒沢(黒沢川)、驹沢(驹沢川)のダム计画を一旦复活させたが2009年ダム事业の见直し対象にされ、最终的に中止となった。この他大仏ダム(薄川)[87]の中止がある。国直辖では信浓川本流に1982年より计画されていた千曲川上流ダムがあり、高度80メートル、総贮水容量8,000万立方メートルと完成すれば长野県最大の多目的ダムになる计画であったが、水没予定地の南牧村と川上村の反対で2002年に中止された[88]。また戸草ダム(三峰川)も一旦中止となったが、このダムでは伊那市など流域市町村が中止方针に反発[89]し中止は撤回されたものの、再度见直し対象になっている。
なお深刻な堆砂が问题になっている美和ダムと小渋ダム、松川ダム(松川)については堆砂防除を目的としたダム再开発事业が行われており、ダム湖上流よりバイパストンネルによる下流への排砂事业が実施・施工されている[90][91][92]。また牧尾ダムでは1984年の长野県西部地震で大量に流入した土砂除去を目的とした再开発事业が行われた[93]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 信浓川 | 内村川 | 内村ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 51.3 | 2,000 | 长野県 | 1985 | |
一级 | 信浓川 | 宫川 | 大沼ダム | 利水 | A・W | アース | 17.0 | 80 | 长野県 | 1964 | |
一级 | 信浓川 | 高瀬川 | 大町ダム | 特定 | F・N・W・P | 重力 | 107.0 | 33,900 | 国土交通省 | 1985 | |
一级 | 信浓川 | 裾花川 | 奥裾花ダム | 补助 | F・W・P | 重力 | 59.0 | 5,400 | 长野県 | 1979 | |
一级 | 信浓川 | 小仁熊川 | 小仁熊ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 36.5 | 1,930 | 长野県 | 2003 | |
一级 | 天龙川 | 片桐松川 | 片桐ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 59.2 | 1,840 | 长野県 | 1989 | |
一级 | 信浓川 | 金原川 | 金原ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 36.5 | 388 | 长野県 | 1999 | |
一级 | 信浓川 | 宫川 | 北山ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 43.0 | 213 | 长野県 | 1999 | |
一级 | 天竜川 | 小渋川 | 小渋ダム | 特定 | F・N・A・P | アーチ | 105.0 | 58,000 | 国土交通省 | 1969 | 再开発中 |
一级 | 信浓川 | 产川 | 沢山池 | F・A | アース | 25.5 | 1,082 | 土地改良区 | 1936 | ||
一级 | 信浓川 | 神川 | 菅平ダム | 利水 | A・W・P | 重力 | 41.8 | 3,451 | 长野県 | 1961 | |
一级 | 信浓川 | 裾花川 | 裾花ダム | 补助 | F・W・P | アーチ | 83.0 | 15,000 | 长野県 | 1969 | |
一级 | 天竜川 | 三峰川 | 高远ダム | 利水 | A・P | 重力 | 30.9 | 2,310 | 长野県 | 1958 | |
一级 | 天竜川 | 三峰川 | 戸草ダム | 特定 | F・N・I・P | 重力 | 140.0 | 61,000 | 国土交通省 | 未定 | 事业见直し |
一级 | 信浓川 | 灰野川 | 豊丘ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 81.0 | 2,580 | 长野県 | 1994 | |
一级 | 信浓川 | 奈良井川 | 奈良井ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 60.0 | 8,000 | 长野県 | 1982 | |
一级 | 木曾川 | 王滝川 | 牧尾ダム | 水机构法 | A・W・I・P | ロックフィル | 105.0 | 75,000 | 水资源机构 | 1961 | 2006年再开発 |
一级 | 天竜川 | 松川 | 松川ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 84.3 | 7,400 | 长野県 | 1974 | 再开発中 |
一级 | 信浓川 | 水上沢川 | 水上ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 38.0 | 276 | 长野県 | 2000 | |
一级 | 木曽川 | 木曽川 | 味噌川ダム | 水机构法 | F・N・W・I・P | ロックフィル | 140.0 | 61,000 | 水资源机构 | 1996 | |
一级 | 天竜川 | 沢川 | 箕轮ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 72.0 | 9,500 | 长野県 | 1992 | |
一级 | 天竜川 | 三峰川 | 美和ダム | 特定 | F・N・I・P | 重力 | 69.1 | 34,300 | 国土交通省 | 1959 | 2005年再开発 |
一级 | 信浓川 | 裾花川 | 汤の瀬ダム | 利水 | W・P | 重力 | 18.0 | 330 | 长野県 | 1969 | |
一级 | 信浓川 | 余地川 | 余地ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 42.0 | 523 | 长野県 | 2003 |
岐阜県
编辑木曽三川(木曽川・长良川・揖斐川)を抱える岐阜县では、轮中や宝暦治水など度重なる治水事业が実施されたが洪水被害は减ることがなかった。他方豊富な水量は福泽桃介や松永安左エ门らにより水力発电事业として开発され、大井ダム(木曽川)など多くの水力発电所・発电用ダムが建设されたが河川総合开発は戦后になって実施された。1951年の国土総合开発法により木曽川水系は木曽特定地域総合开発计画の対象地域に指定され、木曽川、揖斐川、长良川、飞騨川などに多目的ダムを建设する计画が立てられた[94]。その中で最初に着手されたのが丸山ダム(木曽川)であり、日本発送电が施工していた発电用ダムに洪水调节目的を付加し1955年に完成、揖斐川本流にも横山ダムが1964年完成した。しかし1959年の伊势湾台风で流域は大きな被害を受け、さらに名古屋市を中心とした中京圈は中京工业地带の拡大、东海道新干线・东名高速公路・名神高速公路の完成で人口が急増。治水安全度低下と上水道需要のひっ迫を招いた。これに対し木曽川水系水资源开発基本计画が立てられ、徳山ダム(揖斐川)、岩屋ダム(马瀬川)、阿木川ダム(阿木川)などが建设されて爱知用水や木曽川用水の水源として中京圏の水需要に贡献している。一方庄内川水系では本流にダム建设の适地が存在しないため、瑞浪市で庄内川に合流する小里川に同水系唯一の多目的ダムである小里川ダムが2003年完成する。県営事业としては木曽川水系の小河川のほか、発电用ダムが多数建设されているため多目的ダムが建设されていない飞驒国の河川に多目的ダムを建设している。
県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に徳山ダムであり、多目的ダムとしては日本最大であるが建设に伴い旧徳山村全村が水没。强固な反対运动が长年続いた。建设中のダムとしては日本最大のダムかさ上げ事业となる新丸山ダム(木 曽川)が国土交通省によって进められており、完成すれば丸山ダムは水没する。このほか水无瀬ダム(水无瀬川)が県営事业として施工中であるが、ダム事业见 直しにより事业进捗が不透明になっている。中止したダム事业では犬山ダム(木曽川)・久田见ダム(飞騨川)・洞戸及び板取ダム(板取川)・黒津ダム(根尾川)・一之瀬ダム(牧田川)など木曽特定地域総合开発计画で计画されたダム群[95]のほか、矢作川水系上村川に计画されていた上矢作ダムがある[96]。
なお木曽川本流の兼山ダムと落合ダムは関西电力が管理する発电用ダムだが、それぞれ爱知用水と东浓用水の取水元として利用され、取水された水は名古屋市、多治见市などの上水道に利用されている。また、御母衣水坝(庄川)も発电用ダムであるが建设省河川局长通达・建河発第一七八号に基づく第一类ダムとして洪水调节机能を有している。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 木曽川 | 阿木川 | 阿木川ダム | 水机构法 | F・N・W・I | ロックフィル | 101.5 | 48,000 | 水资源机构 | 1990 | 建设省より移管 水特法指定 |
一级 | 木曽川 | 岩村川 | 岩村ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 35.8 | 180 | 岐阜県 | 1997 | |
一级 | 木曽川 | 马瀬川 | 岩屋ダム | 水机构法 | F・A・W・I・P | ロックフィル | 127.5 | 173,500 | 水资源机构 | 1976 | 建设省より移管 |
一级 | 木曽川 | 东谷川 | 打上调整池 | 水机构法 | A・W・I | アース | 29.7 | 2,260 | 水资源机构 | 1987 | |
一级 | 木曽川 | 大ヶ洞川 | 大ヶ洞ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 42.5 | 450 | 岐阜県 | 1998 | |
一级 | 庄内川 | 小里川 | 小里川ダム | 特定 | F・N・P | 重力 | 114.0 | 15,100 | 国土交通省 | 2003 | |
一级 | 木曽川 | 木曽川用水 | 上饭田调整池 | 水机构法 | A・W | アース | 16.1 | 70 | 水资源机构 | 1975 | |
一级 | 木曽川 | 木曽川 | 新丸山ダム | 特定 | F・N・P | 重力 | 122.5 | 146,350 | 国土交通省 | 未定 | 水特法指定 事业见直し |
一级 | 木曽川 | 揖斐川 | 徳山ダム | 水机构法 | F・N・W・I・P | ロックフィル | 161.0 | 660,000 | 水资源机构 | 2008 | 日本最大 建设省より移管 水特法9条指定 |
一级 | 木曽川 | 中野方川 | 中野方ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 41.7 | 411 | 岐阜県 | 2005 | |
一级 | 神通川 | 荒城川 | 丹生川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 69.5 | 6,200 | 岐阜県 | 2012 | |
一级 | 木曽川 | 可児川 | 松野ダム | 水机构法 | F・A | アース | 26.7 | 3,313 | 水资源机构 岐阜県 |
1961 | |
一级 | 木曽川 | 木曽川 | 丸山ダム | F・P | 重力 | 98.2 | 79,520 | 国土交通省 関西电力 |
1955 | 再开発中 | |
一级 | 木曽川 | 水无瀬川 | 水无瀬ダム | 补助 | F・W | 重力 | 43.5 | 1,042 | 岐阜県 | 2017 | 事业见直し |
一级 | 木曽川 | 揖斐川 | 横山ダム | 特定 | F・P | 中空重力 | 80.8 | 43,000 | 国土交通省 | 1964 | 2010年再开発 |
静冈県
编辑静冈县には东から狩野川、富士川、安倍川、大井川、菊川、天竜川と6本の一级河川が流れる。河川开発は大井川と天竜川の水力発电事业が先行し、戦后大井川用水の建设などが进められたが基本的には水力発电事业が継続されていた。河川総合开発が开始されたのは1951年、国土総合开発法施行に伴い天竜川流域が天竜奥三河特定地域総合开発计画の指定を受けたことに始まる。水力発电と共に三方原台地など远州南部の台地灌漑、及び豊川用水建设に伴う水资源开発に天竜川を利用する计画が立てられ[97]、电源开発が建设したUser:JuneAugust/佐久间水坝・秋叶ダム・船明ダム(天竜川)が水源として[98]滨松市などの上水道・工业用水道・灌漑用水に利用された。一方大井川では1972年の七夕豪雨を机に治水を主目的とした多目的ダムの建设が计画され、榛原郡本川根町[99]に长岛ダムが大井川唯一の多目的ダムとして建设省の手で完成する。一方県内の二级河川では台风艾达 (1958年)で甚大な被害を受けた伊东市を流れる伊东大川に奥野ダムが伊豆半岛初のダムとして完成し、続いて南伊豆町の铃野川に青野大师ダムが完成。県中央部を流れる太田川には太田川ダムが建设され、2009年に県内最新のダムとして完成。県西部には都田川ダム(都田川)が建设されている。
県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に长岛ダムで ある。建设中のダムは県営の布沢川ダム(布沢川)のみであるが、ダム事业见直しで今后の状况は不透明である。佐久间ダムについては発电専用ではあるものの 天竜川の治水の要として建设省河川局长通达・建河発第一七八号により第一类ダムに指定され、治水にも责务を持つほか豊川用水の水源にも利用され事実上多目 的ダムとして机能しているが、2004年より洪水调节目的の追加と堆砂防除に伴う远州滩沿岸の海岸侵食防止を目的とした再开発事业が国土交通省中部地方整备局により计画され[100]、多目的ダム化される予定である。この事业は前原诚司国土交通大臣によるダム事业见直し対象からも除外されている。
なお大井川に建设されている畑薙第一ダムや井川ダムは発电専用であるが、建设省河川局长通达により第一类ダムに指定され治水の责务を有するほか、県都・静冈市などの水源として重要な役割を担っている。残る一级河川である安倍川、狩野川、菊川には多目的ダムが本流・支流の何れにも全く建设されていない。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 青野川 | 铃野川 | 青野大师ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 39.5 | 295 | 静冈県 | 2005 | |
一级 | 天竜川 | 天竜川 | 秋叶ダム | 利水 | A・W・I・P | 重力 | 89.0 | 39,703 | 电源开発 | 1958 | |
二级 | 太田川 | 太田川 | 太田川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 70.0 | 11,600 | 静冈県 | 2009 | |
二级 | 伊东大川 | 伊东大川 | 奥野ダム | 补助 | F・N・W | ロックフィル | 63.0 | 5,100 | 静冈県 | 1989 | |
一级 | 天竜川 | 天竜川 | User:JuneAugust/佐久间水坝 | F・P | 重力 | 155.5 | 326,848 | 电源开発 国土交通省 |
1956 | 再开発中 | |
一级 | 大井川 | 大井川 | 长岛ダム | 特定 | F・N・A・W | 重力 | 109.0 | 78,000 | 国土交通省 | 2001 | 水特法指定 |
二级 | 兴津川 | 布沢川 | 布沢川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 59.5 | 816 | 静冈県 | 2017 | 事业见直し |
一级 | 天竜川 | 天竜川 | 船明ダム | 利水 | A・W・I・P | 重力 | 24.5 | 14,578 | 电源开発 | 1976 | |
二级 | 都田川 | 都田川 | 都田川ダム | F・A・W | ロックフィル | 55.0 | 12,020 | 静冈県 | 1984 |
爱知県
编辑爱知县の多目的ダム建设は主に県东部、三河地方の河川で実施されている。端绪は天竜奥三河特定地域総合开発计画の主要事业として豊川用水が建设されたことに始まる。天竜川の佐久间ダムより导水した水を豊川水系を経て丰桥市や渥美半岛へ送水する豊川用水の水源として宇连ダム(宇连川)が県内最初の多目的ダムとして建设されたのを皮切りに大野头首工(宇连川)、大岛ダム(大岛川)などが建设された。続く矢作川水系では昭和36年6月梅雨前线豪雨による水害や丰田汽车などの工场建设、それに伴う丰田市など流域人口の増加により河川総合开発が建设省により计画され、最上流部に矢作ダムが建设されたほか支流にも小规模な多目的ダムが県営事业として建设された。天竜川水系では电源开発が発电用として计画していた新豊根ダムが、爱知県による治水事业を加えた多目的ダムとして规模が拡大され、さらに建设省に事业移管されて1972年完成した。一方爱知用水関连では爱知池(前川)が调整池として建设されたほか、1633年に建设された入鹿池が治水机能を追加する再开発事业が行われた。
爱知県最大のダムは高度では新豊根ダム、総贮水容量では矢作ダムがそれぞれ最大であるが、现在国土交通省が施工中の设楽ダムが完成すると総贮水容量では同ダムが最大となる。しかし设楽ダムは民主党政権によるダム事业见直しの対象となり、今后の状况は不透明である[101]。中止したダム事业としては矢作川河口に建设が予定されていた矢作川河口堰[102]がある。なお新豊根ダムは当初爱知県と电源开発の共同事业であり、特定多目的ダム法の适用を受けていないため、国土交通省管理ではあるが特定多目的ダムではない。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 境川 | 前川 | 爱知池 | 水机构法 | A・W・I・P | アース | 31.0 | 9,000 | 水资源机构 | 1961 | |
一级 | 矢作川 | 雨山川 | 雨山ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 21.5 | 251 | 爱知県 | 1995 | |
一级 | 庄内川 | 五条川 | 入鹿池 | F・A | ロックフィル | 25.7 | 18,523 | 爱知県 | 1633 | 1991年再开発 | |
一级 | 豊川 | 宇连川 | 宇连ダム | 水机构法 | A・W・I | 重力 | 65.0 | 29,110 | 水资源机构 | 1958 | 农林省施工 |
一级 | 豊川 | 大岛川 | 大岛ダム | 水机构法 | A・W | 重力 | 69.4 | 12,300 | 水资源机构 | 2003 | 农林水产省施工 |
一级 | 豊川 | 宇连川 | 大野头首工 | 水机构法 | A・W・I | 重力 | 26.0 | 1,096 | 水资源机构 | 1961 | |
一级 | 豊川 | 豊川用水 | 大原调整池 | 利水 | A・W | ロックフィル | 47.9 | 2,020 | 农林水产省 | 1993 | |
二级 | 西田川 | 山林川 | 蒲郡调整池 | 利水 | A・W | ロックフィル | 43.2 | 611 | 农林水产省 | 1996 | |
一级 | 矢作川 | 木瀬川 | 木瀬ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 33.0 | 644 | 爱知県 | 1999 | |
一级 | 木曽川 | 木曽川 | 木曽川大堰 | 水机构法 | A・W・I | 堰 | - | - | 水资源机构 | 1974 | |
一级 | 豊川 | 豊川用水 | 驹场调整池 | 水机构法 | A・W・I | アース | 24.6 | 900 | 水资源机构 | 1968 | |
一级 | 豊川 | 豊川 | 设楽ダム | 特定 | F・N・A・W | 重力 | 129.0 | 98,000 | 国土交通省 | 未定 | 事业见直し |
一级 | 天竜川 | 大入川 | 新豊根ダム | F・P | アーチ | 116.5 | 53,500 | 国土交通省 电源开発 |
1972 | 爱知県より移管 | |
一级 | 豊川 | 豊川用水 | 万场调整池 | 利水 | A・W・I | ロックフィル | 28.6 | 5,390 | 农林水产省 | 1994 | 水特法指定 |
一级 | 矢作川 | 矢作川 | 矢作ダム | 特定 | F・N・A・W・I・P | アーチ | 100.0 | 80,000 | 国土交通省 | 1970 |
近畿地方
编辑三重県
编辑三重县の多目的ダム事业は、県南部を流れる宫川より始まった。宫川の治水と県営水力発电を目的に最上流部に宫川ダムが1957年完成したのが最初である。宫川ダム下流には1967年三瀬谷ダムが完成し、宫川水系は一大电源地帯となった。1959年の伊势湾台风では三重県内の河川はほぼ全て泛滥し、流域に被害を与えたが宫川流域だけは宫川ダムの洪水调节によって河口の高潮による被害を除いて浸水被害がほぼ皆无であった[103]。このことからダムによる治水が再认识され、云出川水系に君ヶ野ダム(八手俣川)、栉田川水系に莲ダム(莲川)が建设された。莲ダムは松阪市や伊势市、鸟羽市など県南部の水がめであるが、离岛である神岛の水源でもあり、水洗厕所普及などに役立っている。一方県北部では木曽特定地域総合开発计画の一环で建设された三重用水の水源として中里ダム(砂子谷川)など4个所のダムが建设され、それらを连结して安定した水供给を図ることで四日市市、铃鹿市などの农业用水、上水道や工业用水道供给に资している。伊贺地方では淀川水系屈指の规模を有する支流・木津川流域の最大支流である名张川の総合开発が実施され、三重県内では本流に比奈知ダム、支流の青莲寺川には青莲寺ダムが建设され、大阪府や兵库县の水がめになっている。
三重県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に宫川ダムであり、1957年の完成以来现在まで记录は破られていない。建设中のダムは木津川支流の前深瀬川に水资源机构が建设している川上ダムのみであるが、民主党のダム事业见直しの対象になり三重県、伊贺市そして三重県选出の中井洽国家公安委员会委员长が反発。中井国家公安委员长は前原诚司国土交通大臣に直接抗议している[104]。また长良川河口堰(长良川)は公共事业と环境问题の整合性を世に问い、全国的にも话题となった。中止したダム事业としては伊势路川ダム(伊势路川)[105]などがある。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 铃鹿川 | 椎山川 | 加佐登调整池 | 水机构法 | A・W・I | アース | 28.7 | 3,047 | 水资源机构 | 1982 | |
一级 | 淀川 | 前深瀬川 | 川上ダム | 水机构法 | F・N・W・P | 重力 | 91.0 | 33,000 | 水资源机构 | 2015 | 水特法指定 事业见直し |
一级 | 云出川 | 八手俣川 | 君ヶ野ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 73.0 | 23,300 | 三重県 | 1971 | |
二级 | 三滝川 | 赤川 | 菰野调整池 | 水机构法 | A・W・I | アース | 28.4 | 1,650 | 水资源机构 | 1989 | |
一级 | 淀川 | 青莲寺川 | 青莲寺ダム | 水机构法 | F・N・A・W・P | アーチ | 82.0 | 27,200 | 水资源机构 | 1970 | |
一级 | 淀川 | 滝川 | 滝川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 29.8 | 282 | 三重県 | 1999 | |
二级 | 员弁川 | 砂子谷川 | 中里ダム | 水机构法 | A・W・I | アース | 46.0 | 16,400 | 水资源机构 | 1976 | |
一级 | 木曽川 | 长良川 | 长良川河口堰 | 水机构法 | F・W・I | 堰 | - | 36,700 | 水资源机构 | 1994 | |
一级 | 栉田川 | 莲川 | 莲ダム | 特定 | F・N・W・P | 重力 | 78.0 | 32,600 | 国土交通省 | 1991 | 水特法指定 |
一级 | 淀川 | 名张川 | 比奈知ダム | 水机构法 | F・N・W・P | 重力 | 70.5 | 20,800 | 水资源机构 | 1998 | |
一级 | 宫川 | 宫川 | 三瀬谷ダム | 利水 | I・P | 重力 | 39.0 | 13,101 | 三重県 | 1966 | |
一级 | 宫川 | 宫川 | 宫川ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 88.5 | 70,500 | 三重県 | 1956 |
滋贺県
编辑滋贺县の河川开発は、琵琶湖を抜きに语れない。淀川水系全流域面积の半分以上53百分比を占める琵琶湖及び流入河川の利水は明治时代の琵琶湖疏水に溯り、治水は瀬田川洗堰(淀川)建设と瀬田川浚渫より始まる。戦后爆発的に増大する近畿地方の人口に対処すべく、1962年8月水资源开発促进法による水资源开発水系に淀川水系は利根川水系と共に指定され、琵琶湖の総合开発事业が本格化する。1972年、琵琶湖総合开発特别措置法が制定され琵琶湖の治水と利水、及び流入河川の河川総合开発事业が计画された[106]。これに伴い计画・建设されたのが国直辖では丹生ダム(高时川)や大戸川ダム(大戸川)、県営では青土ダム(野洲川)がある。また、近江盆地は近畿地方有数の谷仓地帯であるが河川は悬河で水量も少なく、干旱による被害は多く水争いが多発していた。こうした用水供给を解决するため农林省は永源寺ダム(爱知川)や犬上ダム(犬上川)などの利水専用多目的ダムを建设、灌漑用水を安定供给するに至った。琵琶湖は河川法・水资源开発促进法により霞ヶ浦と同様“湖沼水位调节施设”とされ、多目的ダムの扱いを受ける。
滋贺県最大の多目的ダムは琵琶湖を除外すれば高度・総贮水容量共に永源寺ダムであるが、建设中の丹生ダムが完成すれば第一位となる。しかし嘉田由纪子滋贺県知事の登场により滋贺県内のダム事业は国営・県営问わず冻结する方针を公约として掲げており、大津市や彦根市、长滨市など自治体からの反発を招いているものの、自由民主党 (日本)政権・民主党政権共に丹生ダムについては建设冻结の方向に动いており[107]、多目的ダムから治水ダムへ変更された大戸川ダム[108]と共に今后の动向が注目されている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 淀川 | 犬上川 | 犬上川ダム | 利水 | A・P | 重力 | 45.0 | 3,890 | 滋贺県 | 1946 | |
一级 | 淀川 | 爱知川 | 永源寺ダム | 利水 | A・P | 复合 | 73.5 | 22,741 | 滋贺県 | 1972 | 农林省施工 |
一级 | 淀川 | 野洲川 | 青土ダム | 补助 | F・N・W・I | ロックフィル | 43.5 | 7,300 | 滋贺県 | 1987 | |
一级 | 淀川 | 高时川 | 丹生ダム | 水机构法 | F・N・W | ロックフィル | 145.0 | 150,000 | 水资源机构 | 未定 | 建设省より移管 水特法指定 事业见直し |
一级 | 淀川 | 淀川 | 琵琶湖 | 水机构法 | F・W・I | 堰 | - | 2,700,000 | 水资源机构 | 1991 | 瀬田川洗堰 |
京都府
编辑京都府は北部を由良川、南部を淀川が流れるが、特に淀川の治水・利水が重要であった。淀川本流(宇治川)に桂川と木津川、鸭川が合流する県南部は古くより水害常袭地帯であり、白河法皇をして延历寺の僧兵、骰子赌博と共に鸭川の洪水を悩みに挙げているほどであった。淀川水系の治水が本格的に検讨されたのは1953年の台风13号による淀川の大洪水であり、これに対応すべく建设省は淀川水系改修基本计画を策定。淀川本流と木津川支流の名张川に多目的ダムを建设する计画を立てた。これが天ヶ瀬ダム(淀川)と高山ダム(名张川)である。さらに伊势湾台风の被害を机に桂川の河川开発が计画され、京都市や大阪市など淀川流域の人口増加に伴い水资源开発も急务となったことから1962年淀川水系は水资源开発水系に指定。淀川水系水资源开発基本计画策定に伴い桂川本流に多目的ダムが计画された。これが日吉ダムである。现在天ヶ瀬・高山・日吉の三ダムは淀川の治水及び関西圏の水がめとして重要な位置を占めている。また天ヶ瀬ダムは喜撰山ダム(寒谷川)との间で抽水蓄能电站を行い、関西地方の电力需要にも资している。一方由良川では戦前より由良川の治水と舞鹤海军工厂への电力供给を目的とした多目的ダム建设が计画されていたが太平洋战争の激化により中断。戦后相次ぐ水害を受け再度ダム建设が実施された。これが県下初の多目的ダム・大野ダムであり、反対运动は强かったが当时の蜷川虎三京都府知事が强力に事业を推进、反対派を说得する[109]などして1961年に完成する。建设省が施工したこのダムは完成后京都府に管理が移管されている。
京都府最大の多目的ダムは高度では天ヶ瀬ダム、総贮水容量では日吉ダムがそれぞれ最大であり、日吉ダムは事业者と水没予定地、周辺市町村间で计画的な周辺整备を行った结果京都府有数の行楽地に成长している[110]。 建设中のダムとしては国土交通省が天ヶ瀬ダムにバイパストンネル洪水吐きを建设してダム机能を强化する天ヶ瀬ダム再开発事业、京都府が由良川水系の畑川に 建设予定の畑川ダムが存在するが、前原诚司国土交通大臣のお膝元である京都ではダム事业见直し対象がない。中止したダム事业としては鸭川ダム(鸭川)[111]、南丹ダム(园部川)[112]がある。なお、天ヶ瀬ダム建设により大正时代に建设された関西电力志津川ダムが水没、日吉ダム建设に伴い関西电力世木ダムが半分以上水没している[113]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 淀川 | 淀川 | 天ヶ瀬ダム | 特定 | F・W・P | アーチ | 73.0 | 26,280 | 国土交通省 | 1964 | 再开発中 |
一级 | 由良川 | 由良川 | 大野ダム | F・P | 重力 | 61.4 | 28,550 | 京都府 | 1960 | 建设省施工 | |
一级 | 淀川 | 名张川 | 高山ダム | 水机构法 | F・N・W・P | 重力アーチ | 67.0 | 56,800 | 水资源机构 | 1968 | 建设省より移管 |
一级 | 由良川 | 畑川 | 畑川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 34.0 | 1,960 | 京都府 | 未定 | 工事中 |
一级 | 淀川 | 桂川 | 日吉ダム | 水机构法 | F・N・W | 重力 | 67.4 | 66,000 | 水资源机构 | 1997 | 水特法9条指定 |
大阪府
编辑大阪府は戦后人口が爆発的に増加したことで住宅地が急増し堤防建设や河道拡张に着手しづらい状况下であったが、1967年に府北部を袭った北摂豪雨による被害を机に多目的ダムによる河川开発を検讨した。当时の黒田了一大阪府知事は淀川水系神崎川の二次支流である安威川と箕面川にダムを建设して治水を强化する方针を立てた。箕面川は治水ダムの建设(箕面川ダム)であったが安威川については多目的ダムとして建设し治水のほか大阪府北部の上水道供给を行う方针とし、これにより安威川ダムが计画された。一方府南部では大和川水系の灌漑用水补给と农地防灾を强化するため支流の石川に滝畑ダムを建设し、616年に完成した日本最古のダム・狭山池(西除川)に治水机能を付加する再开発事业を计画、2001年に完成させた。また二级河川である大川に逢帰ダムを建设する。一方建设省は淀川本流に淀川大堰を1983年完成させるが、これは直下流に建设されていた长柄可动堰を撤去する代わりに淀川大堰を建设して机能を强化。さらに水质污浊の著しい大阪市内の道顿堀などに旧淀川経由で河川维持放流を行い水质改善を図る。
大阪府最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に滝畑ダムである。当初多目的ダムとして计画されていた安威川ダムは水需要减少に伴い规模を缩小、工期も延长したが桥下彻大阪府知事(当时)は安威川ダムのうち上水道事业からの撤退を决定しており、今后の事业継続が焦点となっていたが最终的に2012年に治水ダムへ変更した上で事业継続となっている[114]。また淀川大堰建设に伴う湛水域拡大により长鳍鱊の生息数が减少する问题が発生している。中止したダム事业としては建设省が猪名川流域の治水及び上水道供给の强化、そして水质污浊が深刻な猪名川の水质改善を目的とした余野川ダム(余野川)[115]がある。なお滝畑ダムは大阪府环境农林水产部が管理しており、补助多目的ダムではない[116]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 大川 | 大川 | 逢帰ダム | F・A・W | 重力 | 33.2 | 1,024 | 大阪府 | 1967 | ||
一级 | 大和川 | 石川 | 滝畑ダム | F・A・W | 重力 | 62.0 | 9,340 | 大阪府 | 1981 | 水特法指定 | |
一级 | 淀川 | 淀川 | 淀川大堰 | N・W・I | 堰 | - | - | 国土交通省 水资源机构 |
1983 |
兵库県
编辑兵库县には大小様々な河川が南北を流れるが、明治时代より布引五本松ダム(生田川)などの上水道専用ダムが建设され、神户市を中心にコンクリートダムが比较的早期より建设されていたが、河川総合开発も戦前より计画されていた。内务省は揖保川と猪名川に多目的ダムを建设する构想を立てていた[117]が、太平洋戦争で中止となった。戦后揖保川での総合开発が再开され、支流引原川に引原ダムが兵库県初の多目的ダムとして1957年完成する。高度経済成长以后神戸市を中心とした播磨滩沿岸都市の人口増加と沿岸工业地帯の拡充は水道需要のひっ迫を招き、さらに农地拡大による农业用水需要も増大していった。これに対し利水に重点を置いた河川総合开発が计画され、加古川水系では农林水产省の呑吐ダム(志染川)・大川瀬ダム(东条川)や建设省の加古川大堰(加古川)、市川水系では県営の生野ダム(市川)や奥多々良木発电所の上部调整池として建设された関西电力黒川ダム(市川)に兵库県企业庁が利水事业者として参加し多目的ダム化、武库川水系には県営の青野ダム(青野川)、淀川水系では淀川水系水资源开発基本计画の一环として水资源开発公団により建设された猪名川支流一库大路次川の一库ダムなど、これらのダムを相互に连携させて兵库県南部の水需要に贡献している[118]。また県西部の千种川や県北部の円山川、淡路岛の三原川など各水系の支流にも多目的ダムを建设し治水と利水を司っている。2008年に完成した石井ダム(乌原川)は日本で三个所しかないレクリェーション目的を持つダムの中で唯一运用されているダムである[119]。
兵库県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に市川最上流部に建设された黒川ダムである。现在建设中のダムは由良川水系滝の尻川に建设中の西纪ダム、円山川水系の与布土ダム(与布土川)があるが西纪ダムは事业见直し対象となった。西纪ダムはダム事业継続と决定している[4]。中止した多目的ダム事业には武库川本流中流部に予定されていた武库川ダムがあり、反対运动が强く武库川流域委员会で议论された末[120]ダム事业见直しの対象となり事业中止が决定した。このほか八鹿ダム(小佐川)[121]などが事业中止となっている。なお、小堰堤ではあるが伊丹市にある昆阳池(こやいけ)は731年行基によって建设されたが、洪水调节と灌漑の目的を有しており、“日本最古の多目的ダム”である[122]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 武库川 | 青野川 | 青野ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 29.0 | 15,100 | 兵库県 | 1987 | 水特法指定 |
二级 | 洲本川 | 鲇屋川 | 鲇屋川ダム | F・A | 重力 | 46.2 | 1,800 | 兵库県 | 1970 | ||
二级 | 市川 | 市川 | 生野ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 56.5 | 18,000 | 兵库県 | 1972 | |
二级 | 新凑川 | 石井川 | 石井ダム | 补助 | F・N・R | 重力 | 66.2 | 2,200 | 兵库県 | 2008 | |
二级 | 三原川 | 牛内川 | 牛内ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 59.0 | 2,100 | 兵库県 | 1997 | |
一级 | 加古川 | 东条川 | 大川瀬ダム | 利水 | A・W | 重力 | 50.8 | 9,300 | 农林水产省 | 1991 | |
一级 | 円山川 | 大路川 | 大路ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 32.1 | 375 | 兵库県 | 1998 | |
一级 | 加古川 | 加古川 | 加古川大堰 | 特定 | F・N・W | 堰 | 6.0 | 1,960 | 国土交通省 | 1988 | |
二级 | 三原川 | 北富士川 | 北富士ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 52.5 | 1,300 | 兵库県 | 1999 | |
二级 | 市川 | 市川 | 黒川ダム | 利水 | W・I・P | ロックフィル | 98.0 | 33,390 | 関西电力 | 1974 | |
一级 | 加古川 | 仕出原川 | 糀屋ダム | 利水 | A・I | ロックフィル | 44.1 | 13,500 | 农林水产省 | 1989 | |
二级 | 武库川 | 天神川 | 昆阳池 | F・A | アース | - | - | 伊丹市 | 731 | 日本最古の 多目的小堰堤 | |
二级 | 三原川 | 大日川 | 大日ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 36.0 | 1,050 | 兵库県 | 1997 | |
一级 | 円山川 | 横谷川 | 但东ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 25.7 | 450 | 兵库県 | 2006 | |
一级 | 加古川 | 志染川 | 呑吐ダム | 利水 | A・W | 重力 | 71.5 | 18,860 | 农林水产省 | 1987 | 水特法指定 |
二级 | 三原川 | 成相川 | 成相ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 61.0 | 4,050 | 兵库県 | 1999 | |
一级 | 由良川 | 滝の尻川 | 西纪ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 26.7 | 383 | 兵库県 | 2013 | 工事中 |
一级 | 揖保川 | 引原川 | 引原ダム | 补助 | F・N・I・P | 重力 | 66.0 | 21,950 | 兵库県 | 1957 | |
一级 | 淀川 | 一库大路次川 | 一库ダム | 水机构法 | F・N・W | 重力 | 75.0 | 30,800 | 水资源机构 | 1983 | 水特法指定 |
二级 | 本庄川 | 本庄川 | 本庄川ダム | F・A・W | 重力 | 47.7 | 1,720 | 兵库県 | 2004 | ||
一级 | 加古川 | 三熊川 | みくまりダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 27.0 | 380 | 兵库県 | 2008 | |
一级 | 由良川 | 三井庄川 | 三宝ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 35.1 | 271 | 兵库県 | 1994 | |
二级 | 千种川 | 安室川 | 安室ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 50.0 | 4,300 | 兵库県 | 1991 | |
二级 | 武库川 | 山田川 | 山田ダム | 利水 | A・W | 重力 | 15.8 | 174 | 三田市 | 1968 | |
一级 | 円山川 | 与布土川 | 与布土ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 54.4 | 1,080 | 兵库県 | 2013 | 工事中 |
奈良県
编辑奈良县は奈良市など県北部の奈良盆地に人口と农地が集中するが、古来より慢性的な水不足に悩まされており“大和豊年米食わず”と揶揄されるほど旱魃被害が频発していた。唯一の大河川である大和川も水量は决して多くなく、农民达は県南部の纪之川から取水することが江戸时代よりの300年来の悲愿であった。しかし纪の川下流の和歌山县は奈良県北部への分水を断じて容认せず、明治以降四度にわたる水利権纷争をひき起こした[123]。戦后TVA方式の河川総合开発が导入されたことでにわかに纪の川分水の开発机运が高まり、1949年农林省は十津川纪の川総合开発计画を策定する。さらに1951年には国土総合开発法の制定に伴い纪の川・熊野川流域は吉野熊野特定地域総合开発计画の対象地域となり、熊野川(十津川)から纪の川に分水し、さらに纪の川から大和盆地へ分水する计画が立案された。この计画で熊野川からの分水を図る猿谷ダム(熊野川)が建设省により、大和盆地に水を供给する水源として大迫ダム(纪の川)と津风吕ダム(津风吕川)が农林省によって建设され、悲愿であった纪の川の水が大和盆地に供给された。また淀川水系水资源开発基本计画に基づき名张川支流の宇陀川に室生ダムが建设され、室生ダムより大和川へ宇陀川分水が供给され、淀川水系の水も利用可能となった。さらに大和川水系の开発も行われ、初瀬ダム(大和川)や天理ダム(布留川)が完成し奈良市、橿原市、天理市など県北部の都市は以前より格段に水需要が改善した。一方纪の川は伊势湾台风により壊灭的な被害を受け、これを机に利水优先だった纪の川の开発は治水重点となり、洪水调节と上水道供给、水力発电を目的とした特定多目的ダムの建设が重要视され、本流に大滝ダムが建设される。
奈良県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に大滝ダムである。1962年の计画発表以来地元である川上村は水没戸数が399戸487世帯と极めて多いことから猛烈な反対运动を缲り広げ、本体着工まで29年を费やし群马県の八ッ场ダム(吾妻川)に比肩する补偿交渉の难航を见せた。さらにダム完成直前に至り山崩が発生、対策が完了しない限り贮水が不可能であることから地すべり対策を実施。2012年に治水・利水目的の本格运用が开始されたが[124]、计画発表から完成まで50年を费やす长期化ダム事业となった。中止したダム事业としては建设省による熊野川総合开発计画に基づき计画された风屋・鹿测(熊野川)、前鬼口・北山・大沼・小松(北山川)、大瀬(东ノ川)のダム群がある[125]。治水と灌漑を主目的とした计画だったが费用対效果が得られず1953年一斉に中止となった。しかし计画自体は熊野川开発全体计画として电源开発の水力発电计画に継承され、风屋・二津野(熊野川)、池原・七色・小森(北山川)、坂本(东ノ川)の各ダムとして完成している[126]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 熊野川 | 池津川 | 池津川取水ダム | N・P | 重力 | 16.8 | - | 国土交通省 | 1956 | ||
一级 | 纪之川 | 纪の川 | 大迫ダム | 利水 | A・W・P | アーチ | 70.5 | 27,750 | 农林水产省 | 1973 | |
一级 | 纪の川 | 纪の川 | 大滝ダム | 特定 | F・N・W・I・P | 重力 | 100.0 | 84,000 | 国土交通省 | 2012 | 水特法9条指定 |
一级 | 淀川 | 遅瀬川 | 上津ダム | 利水 | A・W | 重力 | 63.5 | 5,600 | 农林水产省 | 2000 | |
一级 | 熊野川 | 熊野川 | 猿谷ダム | N・P | 重力 | 74.0 | 23,300 | 国土交通省 | 1957 | ||
一级 | 纪の川 | 津风吕川 | 津风吕ダム | 利水 | A・W | 重力 | 54.3 | 24,650 | 农林水产省 | 1962 | |
一级 | 大和川 | 布留川 | 天理ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 60.5 | 2,500 | 奈良県 | 1978 | |
一级 | 淀川 | 布目川 | 布目ダム | 水机构法 | F・N・W | 重力 | 72.0 | 17,300 | 水资源机构 | 1991 | 水特法指定 |
一级 | 大和川 | 大和川 | 初瀬ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 55.0 | 4,390 | 奈良県 | 1987 | |
一级 | 淀川 | 宇陀川 | 宫奥ダム | 利水 | A・W | 重力 | 36.5 | 580 | 奈良県 | 1998 | |
一级 | 淀川 | 宇陀川 | 室生ダム | 水机构法 | F・N・W | 重力 | 63.5 | 16,900 | 水资源机构 | 1973 | 建设省より移管 |
和歌山県
编辑和歌山県において多目的ダムが建设される契机となったのは、1953年7月17日から7月18日に挂けて県全域を袭った纪州大水害(7.18大水害、南纪豪雨とも呼ばれる)である。一日雨量500ミリを超える猛烈な豪雨を记录し、和歌山県内で死者・行方不明者1,046名を记录[127]する日本の戦后に発生した集中豪雨では最悪の被害を出した。この灾害では和歌山県内を流れる纪の川を始め有田川、日高川、日置川、古座川、熊野川など全ての河川が过去に例を见ない大洪水をひき起こし、日高川流域だけでも死者298名・负伤者1,470名を出している[128]。この大灾害を机に和歌山県では県内を流れる主要な二级河川に多目的ダムを建设する计画を立案。その第一号として1956年古座川本流に七川ダムが完成する。続いて有田川本流に二川ダムが1966年完成し、日高川に椿山ダムが1988年(昭和63年)完成する。一方纪の川では和歌山市の工业地帯拡充、さらに关西国际机场建设により人口増加が见込まれることから水资源开発が课题となり、大滝ダムと连携した治水・利水を図るため河口より约6キロメートル上流に纪の川大堰を建设。和歌山市や大阪府泉南地域への上水道・工业用水道供给を図ろうとした。
和歌山県最大の多目的ダムは高度では二川ダム、総贮水容量では椿山ダムがそれぞれ最大。现在建设中のダムは切目川ダム(切目川)がある。民主党政権によるダム事业见直しの余波を受ける切目川ダムであるが和歌山県は国库补助が冻结されても建设を进める方针を示し[129]、最终的には事业継続となった[4]。椿山ダムは水没予定地住民の反対运动が激烈で计画から完成まで22年を费やし、补助多目的ダムとしては初となる水源地域対策特别措置法第 9条等指定ダムとなった。纪の川大堰では受益者である大阪府の桥下彻知事が水余りを理由に水利権を返上している。中止した多目的ダム事业としては建设省に よる熊野川総合开発计画に基づき计画された桧杖ダム(熊野川)がある。仮に完成すれば和歌山県最大の贮水容量を有するダムとなっていたが、费用対效果が见 込めず1953年中止されている[130]。また、纪の川支流の纪伊丹生川に国土交通省が计画していた纪伊丹生川ダムは、完成すれば近畿地方で最も高いダムとなる予定であったがダム地点の地质が悪く、掘削による工事费が増大し通常の河川改修のほうが割安になることから费用対效果の面で中止されている[131]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 纪の川 | 纪の川 | 纪の川大堰 | 特定 | F・N・W | 堰 | 7.1 | 2,900 | 国土交通省 | 2009 | |
二级 | 切目川 | 切目川 | 切目川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 44.5 | 3,960 | 和歌山県 | 2014 | 工事中 |
二级 | 古座川 | 古座川 | 七川ダム | 补助 | F・P | 重力 | 58.5 | 30,800 | 和歌山県 | 1956 | |
二级 | 日高川 | 日高川 | 椿山ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 56.5 | 49,000 | 和歌山県 | 1988 | 水特法9条指定 |
二级 | 有田川 | 有田川 | 二川ダム | 补助 | F・P | 重力 | 67.4 | 30,100 | 和歌山県 | 1966 |
中国地方
编辑鸟取県
编辑200px 千代川、天神川、日野川と三本の一级河川が流れる鸟取县では、日野川において最初の河川総合开発计画が実施された。1951年の国土総合开発法を机に日野川水系および中海は大山出云特定地域総合开発计画の対象となり、中海干拓事业に加えて水力発电と米子市などへの工业用水道供给を主体とした日野川流域の河川开発を実施すべく県によって中海・日野川総合开発调查局が设置され[132]调查が行われた。その后日野川が1961年国直辖の河川改修対象に指定される[133]に及び建设省によって特定多目的ダムによる河川开発が计画された。日野川本流にはダム建设の适地がなく、支流の印贺川に1968年菅沢ダムが 鸟取県初の多目的ダムとして完成する。その后は県による补助多目的ダム事业が进められ、日野川支流の法胜寺川に贺祥ダムが建设されたほか、千代川水系初の 多目的ダムとして支流の佐治川に佐治川ダム、二级河川の宇坪谷川に东郷ダムが完成。また鸟取市内を流れる千代川支流・袋川の治水と利水を目的に、千代川水 系唯一の特定多目的ダムである殿ダムが2011年(平成23年)に完成した。
鸟取県下最大の多目的ダムは総贮水容量では菅沢ダムが、ダムの高度では殿ダムが最大である。建设・计画中の多目的ダム事业はない。また中止したダム事业としては天神川支流の加茂川に计画されていた中部ダムがある。この中部ダムでは当时の片山善博鸟取県知事が水没予定地の住民に中止を谢罪、住民本位の地域活性化策をダム中止后も进めると表明[134]。 知事を会长とした“旧中部ダム予定地地域振兴协议会”が设置された。ダム事业の中止后水没予定地をどう再生するかについて、一つの试金石となっている。な お先の日野川をはじめ千代川、天神川何れにも本流にはダムが存在せず、天神川水系には多目的ダムが全く建设されていない。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 日野川 | 法胜寺川 | 贺祥ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 46.4 | 7,450 | 鸟取県 | 1988 | 水特法指定 |
一级 | 千代川 | 佐治川 | 佐治川ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 46.5 | 2,310 | 鸟取県 | 1981 | |
一级 | 日野川 | 印贺川 | 菅沢ダム | 特定 | F・A・I・P | 重力 | 73.5 | 19,800 | 国土交通省 | 1967 | |
二级 | 桥津川 | 宇坪谷川 | 东郷ダム | 补助 | F・N・A | 重力 | 39.5 | 720 | 鸟取県 | 2003 | |
一级 | 千代川 | 袋川 | 殿ダム | 特定 | F・N・W・I・P | ロックフィル | 75.0 | 12,400 | 国土交通省 | 2011 | 水特法指定 |
岛根県
编辑200px 岛根县では中国地方最大の河川・江の川に おいて総合开発计画が计画された。1947年経済安定本部が総合开発调查の対象河川として指定されたのを机に、治水と灌漑、及び日本発送电による水力発电 计画と连携した水力発电を目的とした河川开発が计画されたが、最终的には岛根県内でのダム计画はなくなり、県営事业として二级河川の浜田川本流に浜田ダムが県内初の多目的ダムとして建设され、斐伊川支流の饭梨川にも布部ダムが建设された。しかし1965年7月梅雨前线豪雨と1972年7月梅雨前线豪雨、さらに1983年の山阴豪雨によって県内全域の河川が泛滥し大きな被害を受けたため、斐伊川・江の川だけでなく二级河川である周布川、三隅川、静间川水系の河川开発が検讨され、本流や支流に多目的ダムが建设されている。また慢性的な水不足と水害に悩まされていた隐岐群岛にも美田(美田川)・铫子(铫子川)の多目的ダムが建设されている。
県都・松江市を流れる斐伊川水系では1972年梅雨前线豪雨で斐伊川・宍道湖や邻接する神戸川が泛滥し松江市内が7日间浸水する大きな被害を机に、斐伊川と神戸川を一体化した治水対策が1976年より计画された。この斐伊川・神戸川総合开発事业は上流に尾原ダム(斐伊川)と志津见ダム(神戸川)、中流に斐伊川放水路を建设し下流部では大桥川河道拡张による宍道湖の排水能力増强を柱としており、斐伊川放水路で斐伊川と连结したことで2008年には二级河川だった神戸川水系が斐伊川水系に编入されて一级河川となった。志津见ダムは2011年、尾原ダムは2012年に完成したが大桥川の河道拡张计画は沿岸住民や中海を拥する下流の鸟取県が反対し、计画は下流部のみ停滞している[135]。
岛根県最大の多目的ダムは高度では江の川支流の八戸(やと)川に建设された八戸ダム、総贮水容量では斐伊川本流に建设された尾原ダムで ある。现在施工中のダム事业は岛根県が事业主体である浜田ダム再开発事业と同ダム下流の第二浜田ダムがあり、完成すれば第二浜田ダムが高度で県内一位とな る。この事业は民主党政権によるダム事业见直しの対象には入っていない。中止したダム事业としては先述の江の川総合开発计画で计画された都贺行ダム・段原 ダム(江の川)があり、特に都贺行ダムは総贮水容量が5亿8,010万立方メートルと、完成すれば広岛県の三次盆地の大半が水没する巨大ダム计画であった[136]。斐伊川水系でも川手ダム(斐伊川)と挂合ダム(三刀屋川)が立ち消え[137]となっている。なお県西部を流れる一级河川・高津川水系には多目的ダムは全く建设されていない。また八戸ダム建设に伴い直上流に建设されていた発电専用の旧・八戸ダムが水没している[138]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 周布川 | 周布川 | 大长见ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 71.5 | 19,270 | 岛根県 | 2003 | |
一级 | 斐伊川 | 斐伊川 | 尾原ダム | 特定 | F・N・W | 重力 | 90.0 | 60,800 | 国土交通省 | 2012 | 水特法指定 |
二级 | 三隅川 | 三隅川 | 御部ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 63.0 | 16,800 | 岛根県 | 1990 | |
二级 | 静间川 | 三瓶川 | 三瓶ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 54.5 | 7,120 | 岛根県 | 1996 | |
一级 | 斐伊川 | 神戸川 | 志津见ダム | 特定 | F・N・I・P | 重力 | 85.5 | 50,600 | 国土交通省 | 2011 | 水特法指定 |
二级 | 浜田川 | 浜田川 | 第二浜田ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 97.8 | 15,470 | 岛根県 | 未定 | 工事中 |
二级 | 八尾川 | 铫子川 | 铫子ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 39.7 | 2,530 | 岛根県 | 1999 | 隐岐群岛 |
二级 | 浜田川 | 浜田川 | 浜田ダム | 补助 | F・P | 重力 | 58.0 | 5,000 | 岛根県 | 1962 | 再开発中 |
一级 | 斐伊川 | 饭梨川 | 布部ダム | 补助 | F・W・I・P | 重力 | 55.9 | 7,100 | 岛根県 | 1967 | |
二级 | 美田川 | 美田川 | 美田ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 26.8 | 539 | 岛根県 | 1978 | 隠岐岛 2002年再开発 |
一级 | 江の川 | 八戸川 | 八戸ダム | 补助 | F・N・W・I・P | 重力 | 72.0 | 26,800 | 岛根県 | 1976 | |
一级 | 斐伊川 | 山佐川 | 山佐ダム | 补助 | F・W | 重力 | 56.0 | 5,050 | 岛根県 | 1980 |
冈山県
编辑东から吉井川、旭川、高梁川と三本の大河川が流れる冈山县では、旭川から河川开発が开始された。旭川は宇喜多秀家や熊沢蕃山による河川改修が行われていたが洪水被害が后を绝たず、かつ県都・冈山市を贯流することから治水対策の必要性が早くから论じられていた。戦后旭川水系の総合开発计画が県営で进められ、本流上流部に汤原ダム、中流部に旭川ダムが 建设された。その后1972年7月梅雨前线豪雨による计画高水流量を上回る洪水被害と冈山市の人口増加による水不足を机に旭川ダムの机能强化が検讨され、 1983年には旭川ダム再开発事业が実施され治水・上水道供给机能が强化された。続いて开発されたのが高梁川水系で、农林省により小阪部川ダム(小阪部川)が利水専用多目的ダムとして建设されたが高度経済成长に伴う水岛临海工业地帯や笠冈临海工业地帯などの拡大で工业用水道と电力需要が急増。県は中国电力 (日本)が施工していた新成羽川ダム(成羽川)に水道事业者として参加すると共に河本(西川)、高瀬川(高瀬川)、千屋(高梁川)などのダムを建设して工业用水と电力供给、并びに高梁川水系の治水対策を强化した。最后に着手された吉井川水系では1981年本流中流部に坂根堰が完成し冈山市の水がめとして利用され、2004年には本流上流部に苫田ダムが完成し冈山市のほか津山市など県东部の水がめとして利用されている。また県でも各河川の支流に补助多目的ダムのほか、黒木ダム(仓见川)など补助事业ではない土地改良関连の多目的ダムを建设している。。なお濑户内海沿岸で养殖されているノリの色落ち防止のため、苫田ダムなどでは県の要请による河川维持放流が行われる[139]。
県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に新成羽川ダムであり、重力式アーチダムとして日本一の高度を有する。建设・计画中のダムは存在しない。苫田ダムは水没戸数470戸と中国地方では大规模な移転戸数となり1972年の计画発表以来旧奥津町官民一体の反対运动が起こり、事业取消诉讼も起こるなど完成まで32年を费やす长期化事业となった[140]。また新成羽川ダムではダム放流被害诉讼が起こっている。中止したダム事业としては吉井川本流の吉冈ダム[141]や高梁川本流の方谷ダム[142]と支流小田川の柳井原堰[143]などがある。なお汤原ダムは冈山県と中国电力が共同管理を行うダムであり、新成羽川ダムや小阪部川ダム、西原ダムは利水専用の多目的ダムである。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 旭川 | 旭川 | 旭川ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 45.0 | 57,383 | 冈山県 | 1954 | 1983年再开発 |
一级 | 高梁川 | 小阪部川 | 大佐ダム | F・A・P | 重力 | 43.7 | 3,505 | 冈山県 | 1981 | ||
一级 | 高梁川 | 小阪部川 | 小阪部川ダム | 利水 | A・P | 重力 | 67.2 | 15,625 | 土地改良区 | 1954 | 农林省施工 |
一级 | 高梁川 | 美山川 | 鬼ヶ岳ダム | F・A | 重力 | 39.0 | 1,414 | 冈山県 | 1969 | ||
一级 | 吉井川 | 香々美川 | 香々美ダム | F・A・P | 重力 | 39.0 | 1,853 | 冈山県 | 1974 | ||
一级 | 吉井川 | 山家川 | 柿ヶ原ダム | F・A | アース | 16.0 | 129 | 冈山県 | 1970 | ||
一级 | 旭川 | 日山谷川 | 河平ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 38.5 | 769 | 冈山県 | 2005 | |
一级 | 吉井川 | 梶并川 | 久贺ダム | F・A・P | 重力 | 36.5 | 4,400 | 冈山県 | 1973 | ||
一级 | 吉井川 | 仓见川 | 黒木ダム | F・A・W・P | 重力 | 53.5 | 6,000 | 冈山県 | 1966 | ||
二级 | 笹ヶ瀬川 | 足守川 | 黒谷ダム | F・A | ロックフィル | 43.6 | 1,334 | 冈山県 | 1931 | 1989年再开発 | |
一级 | 高梁川 | 西川 | 河本ダム | 补助 | F・I・P | 中空重力 | 60.0 | 17,350 | 冈山県 | 1964 | |
一级 | 吉井川 | 吉井川 | 坂根堰 | F・N・A・W・I | 堰 | 4.9 | 2,200 | 国土交通省 | 1982 | ||
一级 | 高梁川 | 成羽川 | 新成羽川ダム | 利水 | I・P | 重力アーチ | 103.0 | 127,500 | 中国电力 (日本) | 1968 | |
一级 | 高梁川 | 高瀬川 | 高瀬川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 67.0 | 4,530 | 冈山県 | 1982 | |
一级 | 旭川 | 竹谷川 | 竹谷ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 38.0 | 498 | 冈山県 | 2003 | |
一级 | 高梁川 | 高梁川 | 千屋ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 97.5 | 28,000 | 冈山県 | 1998 | |
一级 | 吉井川 | 津川川 | 津川ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 76.0 | 5,990 | 冈山県 | 1995 | |
一级 | 吉井川 | 吉井川 | 苫田ダム | 特定 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 74.0 | 84,100 | 国土交通省 | 2004 | 水特法9条指定 |
一级 | 高梁川 | 右の谷川 | 楢井ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 38.2 | 470 | 冈山県 | 1996 | |
一级 | 旭川 | 加茂川 | 鸣滝ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 34.0 | 1,680 | 冈山県 | 1981 | |
一级 | 吉井川 | 长谷川 | 西原ダム | 利水 | A・W・I | ロックフィル | 46.1 | 2,003 | 土地改良区 | 1976 | 农林省施工 |
一级 | 吉井川 | 八塔寺川 | 八塔寺川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 44.0 | 5,700 | 冈山県 | 1989 | |
一级 | 吉井川 | 日笠川 | 日笠ダム | F・A | 重力 | 39.0 | 1,239 | 冈山県 | 1983 | ||
一级 | 吉井川 | 落合川 | 槙谷ダム | F・A | 重力 | 45.0 | 2,190 | 冈山県 | 1988 | ||
一级 | 高梁川 | 三室川 | 三室川ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 74.5 | 8,200 | 冈山県 | 2005 | [144] |
一级 | 旭川 | 大成川 | 山手ダム | 利水 | A・W | アース | 24.0 | 333 | 冈山県 | 1984 | |
一级 | 旭川 | 旭川 | 汤原ダム | 补助 | F・P | 重力 | 73.5 | 99,600 | 冈山県 中国电力 |
1954 |
広岛県
编辑广岛县において最初に建设された多目的ダムは利水専用では1917年(大正6年)に旧海军によって建设された本庄ダム(二河川)、河水统制事业としては1942年(昭和17年)に完成した二级ダム(黒瀬川)であるが、これらは吴镇守府や吴海军工厂への利水を目的として建设されており、広岛県の多目的ダム事业は军事都市であった吴市を舞台に始まった。戦后河川総合开発事业による多目的ダム计画がまず江の川水系で始まり、土师ダム(江の川)など4ダムが计画され1973年土师ダムが完成。2006年には灰冢ダム(上下川)も完成する。一方県都・广岛市を流れる太田川では太田川放水路が既に建设されていたが1972年7月梅雨前线豪雨による被害を机に太田川水系工事実施基本计画が1974年に建设省によって策定され、支流の滝山川に温井ダムが2001年完成する。治水事业の一方で中国地方最大の都市として急成长する広岛市の水需要がひっ迫したことから、江の川の土师ダムより中国电力可部発电所を経て太田川に导水、高瀬堰(太田川)より広岛市などに上水道や工业用水道を供给する太田川総合开発事业が建设省によって実施された。県东部の芦田川水系では福山市など备后工业整备特别地域への工业用水・上水道供给を目的に1959年三川ダム、1980年芦田川河口堰、1997年八田原ダムが本流に完成する。県西部の山口県境を流れる小瀬川では1964年に小瀬川ダム、1990年に弥栄ダムが完成。沼田川などの二级河川では1968年の椋梨ダム(椋梨川)を皮切りに多くの多目的ダムが建设され、芸予诸岛では江田岛に海军が建设した三高ダム(木下川)を再开発して多目的ダムとしている。
県内最大の多目的ダムは高度では温井ダム、総贮水容量では弥栄ダムがそれぞれ最大。このうち温井ダムは西日本で最も高く、补偿交渉における地域活性化策の成功により50万人の観光客を集める一大観光地に成长した[145]。本庄ダムは“本庄水源地堰堤水道施设”として国の重要文化财に指定されている。一方强固な反対运动により灰冢ダムでは计画発表から完成まで32年、八田原ダムでは24年と事业が长期化している。また高瀬堰では太田川を溯上する香鱼への影响が太田川渔业协同组合などより指摘され、改善策が行われている[146]。建设中のダムは庄原ダム(大戸川)のみである。中止したダム事业としては江の川総合开発计画の一环であった木屋原ダム(西城川)[147]があり、温井ダムと共に计画されていた吉和郷ダム(太田川)は事実上立ち消えとなっている[148]。
なお小瀬川ダムは邻接する山口県との间で水利権调整が付かず、建设省に施工を委托し完成后は山口県との共同管理体制を采っている[149]。また八田原ダム建设に伴い中国电力宇津戸川ダムが水没している[150]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 芦田川 | 芦田川 | 芦田川河口堰 | 特定 | F・I | 堰 | 6.0 | 5,460 | 国土交通省 | 1981 | |
二级 | 八幡川 | 八幡川 | 鱼切ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 79.8 | 8,460 | 広岛県 | 1981 | |
一级 | 小瀬川 | 小瀬川 | 小瀬川ダム | 补助 | F・I | 重力 | 49.0 | 11,400 | 広岛県 山口県 |
1964 | 建设省施工 |
一级 | 江の川 | 大戸川 | 庄原ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 42.0 | 701 | 広岛県 | 未定 | 工事中 |
一级 | 太田川 | 太田川 | 高瀬堰 | 特定 | F・W・P | 堰 | 5.5 | 1,980 | 国土交通省 | 1975 | |
二级 | 黒瀬川 | 黒瀬川 | 二级ダム | W・I・P | 重力 | 32.0 | 1,295 | 広岛県 中国电力 |
1942 | ||
一级 | 太田川 | 滝山川 | 温井ダム | 特定 | F・N・W・P | アーチ | 156.0 | 82,000 | 国土交通省 | 2001 | 高度西日本一 |
一级 | 江の川 | 上下川 | 灰冢ダム | 特定 | F・N・W | 重力 | 50.0 | 52,100 | 国土交通省 | 2006 | 水特法9条指定 |
一级 | 江の川 | 江の川 | 土师ダム | 特定 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 50.0 | 47,300 | 国土交通省 | 1973 | |
一级 | 芦田川 | 芦田川 | 八田原ダム | 特定 | F・N・W・I | 重力 | 84.9 | 60,000 | 国土交通省 | 1997 | 水特法指定 |
二级 | 沼田川 | 沼田川 | 福富ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 58.0 | 10,900 | 広岛県 | 2009 | 水特法指定 |
一级 | 芦田川 | 父尾川 | 藤尾ダム | F・A | ロックフィル | 32.5 | 870 | 広岛県 | 1974 | ||
二级 | 二河川 | 二河川 | 本庄ダム | 利水 | W・I | 重力 | 25.4 | 2,000 | 吴市 | 1917 | 旧海军施工 国の重要文化财 |
一级 | 芦田川 | 芦田川 | 三川ダム | 利水 | A・W・I | 重力 | 53.0 | 12,698 | 広岛県 | 1959 | 农林省施工 |
二级 | 木下川 | 木下川 | 三高ダム | 利水 | A・W | 重力 | 44.0 | 584 | 広岛県 | 1944 | 江田岛 旧海军施工 2004年再开発 |
二级 | 沼田川 | 椋梨川 | 椋梨ダム | 补助 | F・N・W・I・P | 重力 | 39.5 | 7,540 | 広岛県 | 1968 | |
一级 | 小瀬川 | 小瀬川 | 弥栄ダム | 特定 | F・N・W・I・P | 重力 | 120.0 | 112,000 | 国土交通省 | 1990 | 水特法指定 |
一级 | 芦田川 | 山田川 | 山田川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 32.1 | 700 | 広岛県 | 2005 | |
二级 | 藤井川 | 木门田川 | 竜泉寺ダム | 利水 | A・W | 重力 | 35.0 | 1,016 | 土地改良区 | 1965 |
山口県
编辑山口县は青森県と同様に日本で最初に河川総合开発事业に着手した都道府県である。1940年(昭和15年)県下最大の河川である锦川上流に向道ダムが河川総合开発に基づく多目的ダムとしては日本で最初に完成、また木屋川、厚东川でも多目的ダムの建设が开始された。戦后キジア台风により锦带桥が流失するなど深刻な被害を受けた锦川は治水、および周防滩沿岸の工业地帯に工业用水や电力を供给する重要な水源に位置づけられ、1951年の国土総合开発法による锦川特定地域総合开発计画の対象となった。この计画に沿い本流に菅野ダムと逆调整池として水越ダム、支流の生见川(いきみがわ)に生见川ダムが建设される。以后県営事业として阿武川、椹野川、岛田川、末武川など二级河川に多目的ダムが多数建设された。一方一级河川である佐波川には1955年に佐波川ダム、小瀬川には1964年に小瀬川ダムが県営事业として完成するが両河川が河川法による一级河川に指定され、また岩国市などの工业地帯の発展による治水安全度低下や水道需要増大を机に国直辖の総合开発计画が立てられ、これに伴い岛地川ダム(岛地川)、弥栄ダム(小瀬川)が建设された。
県下最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に阿武川ダム(阿武川)であり、阿武川ダムは补助多目的ダムとして日本屈指の规模を有する。现在建设中のダムとしては平瀬ダム(锦川)、大河内川ダム(大河内川)と木屋川ダム(木 屋川)再开発事业があるが、民主党政権によるダム事业见直しの影响を受けている。特に平瀬ダムは1973年の计画発表以来37年経过してようやく本体工事 に取り挂かろうとしており、见直し検讨の结果事业は継続となったものの、长期化ダム事业の一つである。また小瀬川ダムは小瀬川の水利権を巡り邻県である広 岛県と锐く対立。交渉が不调に终わりダム建设が暗礁に乘り上げたことから国に裁定を求め、结果建设省中国地方建设局が受托施工を行うという异例の事态に なった。完成后は山口・広岛両県が共同管理する形态を采っており、多目的ダムとしては日本唯一である。中止したダム事业としては锦川特定地域総合开発计画 の一环で支流宇佐川に计画された深须ダム[151]や西万仓ダム(小河内川)[152]、竹尾ダム(田布施川)[153]がある。
なお山口県内の多目的ダムには日本で最初に完成した向道ダムやダムの合理化工法であるRCD工法(Roller Compacted Dam Concrete Method)を世界で最初に采用・施工した岛地川ダム、日本屈指のダム本体16.5メートルかさ上げを行った川上ダム(冨田川)といった日本のダムの历史に记されるダムが存在している。また阿武川ダム建设に伴い阿武川温泉が発见されている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 阿武川 | 阿武川 | 阿武川ダム | 补助 | F・N・P | 重力アーチ | 95.0 | 153,500 | 山口県 | 1974 | |
二级 | 椹野川 | 椹野川 | 荒谷ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 56.0 | 5,200 | 山口県 | 1987 | |
二级 | 锦川 | 生见川 | 生见川ダム | 补助 | F・N・I・P | 重力 | 90.0 | 30,800 | 山口県 | 1984 | 水特法指定 |
二级 | 柳井川 | 柳井川 | 石井ダム | 利水 | A・W | アース | 36.3 | 1,160 | 山口県 | 1992 | |
二级 | 木屋川 | 歌野川 | 歌野川ダム | F・A | 重力 | 44.0 | 1,614 | 山口県 | 1980 | ||
二级 | 厚东川 | 薬师川 | 宇部丸山ダム | 利水 | W・I | 重力 | 32.0 | 4,500 | 山口県 | 1978 | |
二级 | 深川川 | 大河内川 | 大河内川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 64.0 | 4,330 | 山口県 | 2011 | 事业见直し |
一级 | 小瀬川 | 小瀬川 | 小瀬川ダム | 补助 | F・I | 重力 | 49.0 | 11,400 | 山口県 広岛県 |
1964 | 建设省施工 |
二级 | 富田川 | 富田川 | 川上ダム | 补助 | F・W・I | 重力 | 63.0 | 13,720 | 山口県 | 1962 | 1979年再开発 |
二级 | 锦川 | 锦川 | 向道ダム | F・W・I・P | 重力 | 43.3 | 7,030 | 山口県 | 1940 | 河川総合开発 では日本初 | |
二级 | 厚东川 | 厚东川 | 厚东川ダム | 补助 | F・N・W・I・P | 重力 | 38.8 | 23,788 | 山口県 | 1948 | |
二级 | 木屋川 | 木屋川 | 木屋川ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 41.0 | 21,750 | 山口県 | 1955 | 再开発中 事业见直し |
一级 | 佐波川 | 佐波川 | 佐波川ダム | 补助 | F・N・A・I・P | 重力 | 54.0 | 24,600 | 山口県 | 1955 | 建设省施工 |
一级 | 佐波川 | 岛地川 | 岛地川ダム | 特定 | F・N・W・I | 重力 | 89.0 | 20,600 | 国土交通省 | 1981 | |
二级 | 末武川 | 末武川 | 末武川ダム | 补助 | F・N・W・I・P | ロックフィル | 89.5 | 19,570 | 山口県 | 1991 | 水特法指定 |
二级 | 锦川 | 锦川 | 菅野ダム | 补助 | F・W・I・P | 重力 | 87.0 | 95,000 | 山口県 | 1965 | |
二级 | 岛田川 | 中山川 | 中山川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 37.0 | 7,500 | 山口県 | 1995 | 水特法指定 |
二级 | 末武川 | 末武川 | 温见ダム | 利水 | A・W・I | 重力 | 36.0 | 4,520 | 山口県 | 1960 | |
二级 | 椹野川 | 四十八瀬川 | 羽根越ダム | 利水 | A・W | 重力 | 18.0 | 105 | 山口市 | 1928 | |
二级 | 锦川 | 锦川 | 平瀬ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 73.0 | 29,500 | 山口県 | 未定 | 水特法指定 |
二级 | 大谷川 | 大谷川 | 见岛ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 31.0 | 125 | 山口県 | 2001 | 见岛 |
二级 | 木屋川 | 木屋川 | 汤の原ダム | 利水 | W・I | 重力 | 18.5 | 2,930 | 山口県 | 1990 | 水特法指定 |
二级 | 三隅川 | 辻并川 | 汤免ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 46.0 | 740 | 山口県 | 2006 |
四国地方
编辑徳岛県
编辑德岛县の河川开発は、四国最大の吉野川水系と県内最大の那贺川水系でほぼ同时に进められた。吉野川では吉野川総合开発计画に沿って多目的ダム计画が进められたが吉野川の惯行水利権を巡り徳岛県当局が他県への分水に难色を示し、计画は迷走を続けた[154]。最终的に吉野川水系水资源开発基本计画に従い中流部の旧池田町に池田ダム(吉野川)が建设され、香川用水と吉野川北岸用水の水源として重要な役割を担っている。また県北部の阿讃山脉を水源とする吉野川支流は下流で伏流となるため用水の确保に难渋していたが、宫川内谷川などに多目的ダムが建设され治水のほか灌漑に供されている。那贺川水系では1951年の国土総合开発法により那贺川特定地域総合开発计画の対象となり、TVAをモデルとした河川开発が県当局により计画。その中心事业として県内初の多目的ダムとして长安口ダムが本流に完成した。また德岛市、小松岛市などの工业地帯発展に伴う工业用水道需要の増大に対処するため、旧吉野川河口堰(旧吉野川)・今切川河口堰(今切川)や二级河川である胜浦川に正木ダムが建设されている。
県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に长安口ダムである。那贺川流域は现在でも深刻な水不足と极端な集中豪雨に悩まされており、これに対処するため长安口ダムは2006年より県営ダムから国土交通省に管理が移管され、现在放流机能の强化を中心としたダム再开発事业が行われている。このほか施工中のダムとして柴川ダム(柴川谷川)がある。中止したダム事业としては吉野川総合开発计画の中心事业として计画されていた小歩危ダム(吉野川)と岩戸ダム(铜山川)、及び両ダム计画を统合した大佐古ダム(吉野川)があり何れも巨大な贮水容量を有するダム计画であった[155]。また那贺川水系では本流最上流部に计画されていた细川内ダム[156]があり、藤田恵村长(当时)を中心とした旧木头村の强固な反対运动により计画が长期化、1996年第2次桥本内阁の龟井静香建设大臣(当时)が建设冻结を発表し2000年中止となった。この细川内ダム中止以降、日本において“圣域”でもあったダム事业の中止が相次ぐようになる。なお正木ダムは水需要低下の理由から1965年より4年间事业休止となっていた[157]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 吉野川 | 吉野川 | 池田ダム | 水机构法 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 24.0 | 12,650 | 水资源机构 | 1974 | |
一级 | 吉野川 | 今切川 | 今切川河口堰 | 水机构法 | F・W・I | 堰 | 6.0 | - | 水资源机构 | 1974 | |
一级 | 吉野川 | 旧吉野川 | 旧吉野川河口堰 | 水机构法 | F・W・I | 堰 | 7.3 | 4,930 | 水资源机构 | 1976 | |
一级 | 吉野川 | 九头宇谷川 | 高西ダム | F・A | アーチ | 16.8 | 21 | 徳岛県 | 1958 | ||
一级 | 吉野川 | 柴川谷川 | 柴川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 40.0 | 252 | 徳岛県 | 未定 | 事业见直し |
一级 | 那贺川 | 那贺川 | 长安口ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 85.5 | 54,278 | 国土交通省 | 1956 | 徳岛県より移管 再开発中 |
二级 | 胜浦川 | 胜浦川 | 正木ダム | 补助 | F・N・A・I・P | 重力 | 67.0 | 15,050 | 徳岛県 | 1978 | |
一级 | 吉野川 | 宫川内谷川 | 宫川内ダム | 补助 | F・N・A | 重力 | 36.0 | 1,350 | 徳岛県 | 1963 |
香川県
编辑香川县には大河川がなく、濑户内海式气候の要因もあって古くより深刻な水不足に悩まされており満浓池(金仓川)を始めおびただしい数のため池が建设されていた。一方で大雨が降れば铁炮水として下流に大きな被害を与えており、治水と灌漑用水の供给が最大の课题となっていた。このような理由から香川県では青森県や山口県と时を同じくして戦前より河川総合开発に着手。1952年に四国初・県内初の多目的ダムとして内场ダム(内场川)が完成する。その后も県営事业として鸭部川や财田川など県内の中小二级河川に多目的ダムが建设され、小豆岛の小河川にも多目的ダムが建设された。1975年には香川用水が完成し県下全域の上水道・灌漑用水供给が强化されたが、洪水被害が减少する一方で未だに水不足に悩まされている。
県内最大の多目的ダムは高度では小豆岛に建设された吉田ダム(吉田川)、総贮水容量では内场ダムであるが、建设中の椛川ダム(椛川)が完成すると双方で第一位となる。また小豆岛にある内海ダム(别当川)は贮水容量増大を目的に第二回目の再开発计画が施工中であるが地元の反対が强い。また五名ダム再开発(凑川)は民主党政権によるダム事业见直し対象となっている。中止したダム事业としては国直辖で计画されていた前の川ダム(前の川)などがある。なお日本唯一の石积み五连マルチプルアーチダムである豊稔池ダム(柞田川)は1994年の再开発によって多目的ダムとなったが、その希少性と历史的価値が认められ2006年に国の重要文化财に指定されている[158]。
なお香川県に建设された多目的ダムは全て二级河川に建设されており、国土交通省直辖ダムは存在しない。また、水力発电を目的とするものや、完成したダムにおいて贮水容量も1,000万立方メートルに达する多目的ダムが存在しない。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 柞田川 | 粟井川 | 粟井ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 42.0 | 590 | 香川県 | 2001 | |
二级 | 安田大川 | 安田大川 | 粟地ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 46.0 | 780 | 香川県 | 1980 | 小豆岛 |
二级 | 别当川 | 别当川 | 内海ダム | 补助 | F・N・W | 复合 | 21.0 | 140 | 香川県 | 1958 | 小豆岛 再开発中 |
二级 | 与田川 | 様松川 | 大内ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 26.0 | 1,000 | 香川県 | 1966 | |
二级 | 伝法川 | 伝法川 | 蛙子池 | F・N・W | アース | 15.3 | 698 | 香川県 | 1960 | 小豆岛 | |
二级 | 香东川 | 椛川 | 椛川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 88.5 | 10,560 | 香川県 | 未定 | 水特法指定 工事中 |
二级 | 凑川 | 凑川 | 五名ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 56.0 | 6,750 | 香川県 | 未定 | 再开発中 事业见直し |
二级 | 马宿川 | 千足川 | 千足ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 41.4 | 1,850 | 香川県 | 1987 | |
二级 | 财田川 | 谷道川 | 戸川ダム | F・A | アース | 19.6 | 211 | 香川県 | 1957 | ||
二级 | 伝法川 | 殿川 | 殿川ダム | 补助 | F・W | 重力 | 35.6 | 690 | 香川県 | 1974 | 小豆岛 |
二级 | 香东川 | 内场川 | 内场ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 50.0 | 8,175 | 香川県 | 1952 | |
二级 | 财田川 | 财田川 | 野口ダム | F・A | 重力 | 35.0 | 1,150 | 香川県 | 1966 | ||
二级 | 柞田川 | 柞田川 | 豊稔池ダム | F・A | 多连式アーチ | 30.4 | 1,643 | 香川県 | 1930 | 1994年再开発 国の重要文化财 | |
二级 | 鸭部川 | 鸭部川 | 前山ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 38.8 | 2,130 | 香川県 | 1974 | |
二级 | 津田川 | 栴檀川 | 门入ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 47.3 | 2,900 | 香川県 | 1998 | |
二级 | 吉田川 | 吉田川 | 吉田ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 74.5 | 2,360 | 香川県 | 1996 | 小豆岛 |
爱媛県
编辑爱媛县も香川県と同様に慢性的な水不足に悩まされており、肱川以外の河川は流量に乏しく水量が豊富な吉野川・仁淀川水系からの导水が求められていた。県内で手挂けられた最初の河川総合开発は铜山川の开発であり、県东部の宇摩地域(四国中央市、新居滨市)は江戸时代より铜山川からの分水を希求していた[159]。分水に反対する徳岛県との协议を経て1954年柳瀬ダム(铜山川)が県内初の多目的ダムとして完成し、住民の悲愿であった铜山川分水が现実化する。その后吉野川水系水资源开発基本计画に基づき新宫・富郷(铜山川)が建设され铜山川分水は强化された。仁淀川水系からの分水では农林省の国営道前道后かんがい排水事业により仁淀川最上流部の支流・割石川に面河ダムが建设され、贮水された水は四国山地を横断し西条市を流れる中山川に分水され用水として利用される。肱川水系では建设省により治水と水力発电を主目的とした鹿野川ダムが1959年、治水に加え佐田岬半岛・宇和地域への灌漑・上水道供给を目的とした野村ダムが1981年本流に完成。県都・松山市の水がめとして石手川ダム(石手川)が重信川水系唯一の多目的ダムとして建设省の手で完成している。県営事业でも主に中予・南予地域、大三岛の二级河川で治水と水道用水供给を目的とした多目的ダムが建设されている。爱媛県の河川开発は铜山川分水のように复数の河川を连结し流路変更する分水事业が特徴的であり、ダムを介して高度な水利用が行われている。
爱媛県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に富郷ダムである。建设中のダム事业としては鹿野川ダム再开発事业があるが、完成すると治水専用となり多目的ではなくなる。中止したダム事业としては中山川ダム(中山川)[160]などがあり、多目的ダムとして计画されていた山鸟坂ダム(河辺川)は中予分水事业の中止で治水ダムに変更されている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 重信川 | 石手川 | 石手川ダム | 特定 | F・A・W | 重力 | 87.0 | 12,800 | 国土交通省 | 1972 | |
二级 | 台本川 | 台本川 | 台ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 42.3 | 1,410 | 爱媛県 | 1991 | 大三岛 |
二级 | 僧都川 | 大久保川 | 大久保山ダム | 利水 | A・W | アース | 55.8 | 750 | 爱媛県 | 1978 | |
一级 | 仁淀川 | 割石川 | 面河ダム | 利水 | A・I・P | 重力 | 73.5 | 28,300 | 爱媛県 | 1967 | 农林省施工 |
一级 | 肱川 | 肱川 | 鹿野川ダム | 特定 | F・P | 重力 | 61.0 | 48,200 | 国土交通省 | 1958 | 再开発中 |
二级 | 加茂川 | 加茂川 | 黒瀬ダム | 补助 | F・N・I・P | 重力 | 61.7 | 36,000 | 爱媛県 | 1972 | |
二级 | 岩松川 | 御代の川 | 山财ダム | 补助 | F・N・A・W | 重力 | 64.0 | 6,500 | 爱媛県 | 1980 | |
二级 | 国领川 | 国领川 | 鹿森ダム | 补助 | F・I・P | 重力 | 57.8 | 1,590 | 爱媛県 | 1962 | |
一级 | 吉野川 | 铜山川 | 新宫ダム | 水机构法 | F・A・I・P | 重力 | 42.0 | 13,000 | 水资源机构 | 1975 | 建设省より移管 |
二级 | 须贺川 | 须贺川 | 须贺川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 40.2 | 3,050 | 爱媛県 | 1975 | |
二级 | 苍社川 | 苍社川 | 玉川ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 56.0 | 9,900 | 爱媛県 | 1970 | |
一级 | 吉野川 | 铜山川 | 富郷ダム | 水机构法 | F・W・I・P | 重力 | 106.0 | 52,000 | 水资源机构 | 2000 | 建设省より移管 水特法指定 |
一级 | 肱川 | 肱川 | 野村ダム | 特定 | F・A・W・P | 重力 | 60.0 | 16,000 | 国土交通省 | 1981 | 水特法指定 |
一级 | 吉野川 | 铜山川 | 别子ダム | 利水 | I・P | 重力 | 71.0 | 5,628 | 住友共同电力 | 1965 | |
一级 | 吉野川 | 铜山川 | 柳瀬ダム | 补助 | F・A・W・I・P | 重力 | 55.5 | 32,200 | 国土交通省 | 1953 | 爱媛県より移管 |
高知県
编辑高知县は徳岛・香川・爱媛の各県に比べ水不足の影响は少なく、むしろ台风や集中豪雨による水害に対処するための治水事业が主眼となっていた。最初に手挂けられたのは物部川水系であり、県内初の多目的ダムとして永瀬ダムが本流上流部に完成する。続いて吉野川水系上流部が吉野川総合开発计画や吉野川水系水资源开発基本计画に基づき开発され、早明浦ダム(吉野川)が建设され四国全域の水がめとして、また高知分水事业として镜川の镜ダム経由で県都・高知市の上水道に利用された。その后仁淀川本流に大渡ダムが建设され仁淀川の治水、高知市への利水が强化され、最后に四万十川水系[161]の开発が计画された。四万十川本流にはダム建设の适地がないため、河口付近で合流する支流・中筋川流域が开発対象とされ中筋川ダムが建设される。県営事业としては小规模な多目的ダムが二级河川に几つか建设されている。
県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に早明浦ダムであり、西日本最大の贮水容量を有する多目的ダムと して四国の水需要に贡献しているが少雨倾向による取水制限が2000年以降多発している。また県内で施工中の横瀬川(横瀬川)、春远(春远川)、和食(わ じき。和食川)の三ダム事业は全てダム事业见直し対象とされた。このうち春远・和食ダムについては事业継続が决定している[4]。中止したダム事业としては吉野川総合开発计画で计画された吉野川本流の敷岩ダム[162]があり、四国电力穴内川ダム(穴内川)は当初多目的ダムとして计画されたが発电専用ダムに変更となっている。なお永瀬ダムは建设省が施工したが完成后高知県に管理が移管されている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一级 | 仁淀川 | 仁淀川 | 大渡ダム | 特定 | F・N・W・P | 重力 | 96.0 | 66,000 | 国土交通省 | 1986 | |
二级 | 镜川 | 镜川 | 镜ダム | 补助 | F・N・W・I・P | 重力 | 47.0 | 9,380 | 高知県 | 1966 | |
二级 | 香宗川 | 镰井谷川 | 镰井谷ダム | 补助 | F・N・A | 重力 | 27.3 | 186 | 高知県 | 1995 | |
一级 | 吉野川 | 吉野川 | 早明浦ダム | 水机构法 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 106.0 | 316,000 | 水资源机构 | 1978 | 建设省より移管 |
一级 | 四万十川 | 中筋川 | 中筋川ダム | 特定 | F・N・A・W・I | 重力 | 73.1 | 12,600 | 国土交通省 | 1998 | |
一级 | 物部川 | 物部川 | 永瀬ダム | F・N・P | 重力 | 87.0 | 49,090 | 高知県 | 1956 | 建设省施工 | |
二级 | 贝ノ川 | 家ノ谷川 | 春远ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 33.0 | 770 | 高知県 | 未定 | 工事中 |
一级 | 四万十川 | 横瀬川 | 横瀬川ダム | 特定 | F・N・W | 重力 | 72.1 | 7,300 | 国土交通省 | 2015 | 事业见直し |
二级 | 和食川 | 和食川 | 和食ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 51.0 | 730 | 高知県 | 未定 | 工事中 |
九州地方
编辑福冈県
编辑福冈县の河川开発は1953年6月に発生した1953年西日本水灾による壊灭的な被害を机に进められた。筑后川以下県内全域の河川が泛滥し県都・福冈市をはじめ北九州市、久留米市など県全域の市町村が浸水し多数の死者と県予算二年分の被害额を出した。県はまず筑后地方を流れる矢部川上流に県内初の多目的ダムである日向神(ひゅうがみ)ダムを1961年に完成させ、続いて远贺川・今川水系の多目的ダム建设に着手した。一方九州最大の河川・筑后川水系では筑后川水系治水基本计画に従い本流上流部のダム群建设に加え支流でのダム计画と分水路、大规模堤防建设を进めていたが北九州工业地带の発展や福冈都市圏の人口増加に伴う水需要ひっ迫を机に水资源开発も重要な课题となり、筑后川水系水资源开発基本计画が策定され筑后川、远贺川、矢部川、嘉瀬川、菊池川を含めた広域水资源开発が计画され筑后大堰(筑后川)、江川ダム(小石原川)、寺内ダム(佐田川)、合所ダム(隈上川)が建设された。しかし1978年の昭和53-54年福冈市渇水(福冈沙漠)で福冈市は287日间の给水制限を受けたことからさらなる水资源开発が计画され、県営事业として多々良川水系や那珂川水系において新规のダム事业や南畑ダム再开発事业(那珂川)が行われた。
県内最大の多目的ダムは高度では寺内ダム、総贮水容量では日向神ダムであるが、现在施工中の小石原川ダム(小石原川)が高度で、五ヶ山ダム(那珂川)が総贮水容量で完成すると第一位になる。施工中のダムとしては先の小石原川・五ヶ山ダムのほか伊良原ダム(祓川)があるが、何れも民主党政権によるダム事业见直しの対象となっており、検证の结果伊良原・五ヶ山両ダムは事业継続が决定している[4]。中止したダム事业としては真名子ダム(星野川)[163]、寒田ダム(城井川)[164]などがある。なお筑后大堰をはじめとする筑后川中下流域の治水事业と同时にミヤイリガイの生息域壊灭が行われ[165]、长年流域住民を悩ませていた日本血吸虫病が2000年に扑灭されている[166][167]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 今川 | 今川 | 油木ダム | 补助 | F・N・W・I・P | 重力 | 54.6 | 18,200 | 福冈県 | 1971 | |
一级 | 远贺川 | 犬鸣川 | 犬鸣ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 76.5 | 5,000 | 福冈県 | 1994 | |
二级 | 多々良川 | 猪野川 | 猪野ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 79.9 | 5,110 | 福冈県 | 2000 | |
二级 | 祓川 | 祓川 | 伊良原ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 83.0 | 28,700 | 福冈県 | 2017 | 水特法指定 工事中 |
一级 | 筑后川 | 小石原川 | 江川ダム | 水机构法 | A・W・I | 重力 | 79.2 | 25,326 | 水资源机构 | 1972 | 农林省施工 |
一级 | 远贺川 | 远贺川 | 远贺川河口堰 | 特定 | F・W・I | 堰 | 6.5 | 11,140 | 国土交通省 | 1983 | |
二级 | 御笠川 | 北谷川 | 北谷ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 39.0 | 251 | 福冈県 | 1998 | |
一级 | 远贺川 | 久保川 | 久保白ダム | 利水 | A・W・I | アース | 25.0 | 4,164 | 福冈県 | 1970 | |
一级 | 筑后川 | 小石原川 | 小石原川ダム | 水机构法 | F・N・W | ロックフィル | 129.0 | 40,000 | 水资源机构 | 2015 | 水特法指定 事业见直し |
一级 | 筑后川 | 隈上川 | 合所ダム | 利水 | A・W | ロックフィル | 60.7 | 7,660 | 福冈県 | 1990 | 农林水产省施工 |
二级 | 那珂川 | 那珂川 | 五ヶ山ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 102.5 | 40,200 | 福冈県 | 2017 | 水特法指定 工事中 |
一级 | 远贺川 | 中元寺川 | 阵屋ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 48.5 | 2,650 | 福冈県 | 1974 | |
二级 | 瑞梅寺川 | 瑞梅寺川 | 瑞梅寺ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 64.0 | 2,420 | 福冈県 | 1977 | |
一级 | 筑后川 | 筑后川 | 筑后大堰 | 水机构法 | F・N・W | 堰 | 13.8 | 5,500 | 水资源机构 | 1984 | |
一级 | 筑后川 | 佐田川 | 寺内ダム | 水机构法 | F・N・A・W | ロックフィル | 83.0 | 18,000 | 水资源机构 | 1986 | |
一级 | 远贺川 | 河道外 | 顿田第一ダム | 利水 | W・I | アース | 21.6 | 5,011 | 北九州市 | 1968 | |
一级 | 远贺川 | 河道外 | 顿田第二ダム | 利水 | W・I | アース | 21.6 | 5,293 | 北九州市 | 1968 | |
二级 | 多々良川 | 鸣渊川 | 鸣渊ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 67.4 | 4,400 | 福冈県 | 2001 | |
一级 | 矢部川 | 矢部川 | 日向神ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 79.5 | 27,900 | 福冈県 | 1959 | |
一级 | 远贺川 | 福土川 | 福智山ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 64.5 | 2,710 | 福冈県 | 2003 | |
一级 | 山国川 | 山国川 | 平成大堰 | 特定 | F・N・W | 堰 | 3.2 | 278 | 国土交通省 | 1990 | |
二级 | 紫川 | 紫川 | ます渕ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 60.0 | 13,600 | 福冈県 | 1973 | |
二级 | 那珂川 | 那珂川 | 南畑ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 63.5 | 6,000 | 福冈県 | 1965 | 1985年再开発 |
一级 | 筑后川 | 山口川 | 山神ダム | 补助 | F・N・W | 复合 | 59.0 | 2,980 | 福冈県 | 1979 | |
一级 | 远贺川 | 八木山川 | 力丸ダム | 补助 | F・W・I | 重力 | 49.5 | 13,200 | 福冈県 | 1965 | 建设省より移管 |
佐贺県
编辑佐贺县初の多目的ダムは嘉瀬川に1956年完成した北山ダムである。农林省による国営嘉瀬川农业水利事业の根干施设として建设されたものであるが、治水机能は有していない。治水を主目的とした河川総合开発事业は昭和28年西日本水害を机にまず県北部を流れる有田川で実施され、支流に有田(白川)・竜门(広瀬川)の両ダムが建设された。その后県営事业として松浦川水系、六角川水系や県内の二级河川で补助多目的ダムが建设されている。一方国直辖の特定多目的ダムとしては松浦川支流の厳木(きゅうらぎ)川に1986年に完成した厳木ダムが最初である。
佐贺県最大の多目的ダムは高度では厳木ダム、総贮水容量は北山ダム下流に2012年完成した嘉瀬川ダム(嘉瀬川)である。现在建设中のダムとしては猿川ダム(猿川)があるが、2005年の段阶で补助事业としての予算计上が见送られており[168]事実上冻结され、现在は事业见直し対象ダムに指定されている。嘉瀬川ダムについてはダム事业见直し当时より见直し対象にはされていない。城原川ダム(城原川)については当初计画では多目的ダムであったが、治水ダムに変更されている。なお松浦川支流の狩立川・日ノ峯川に建设されている狩立ダムと日ノ峯ダムについては、二つの河川をダムでせき止め贮水池を导水路で连结する珍しいダムであり[169]、“夫妇ダム”とも呼ばれている。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 有田川 | 白川 | 有田ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 27.5 | 1,880 | 佐贺県 | 1961 | |
一级 | 松浦川 | 左伊岐佐川 | 伊岐佐ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 58.5 | 1,940 | 佐贺県 | 1979 | |
一级 | 松浦川 | 井手口川 | 井手口川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 43.7 | 2,180 | 佐贺県 | 2012 | |
一级 | 嘉瀬川 | 嘉瀬川 | 嘉瀬川ダム | 特定 | F・N・A・W・I・P | 重力 | 97.0 | 71,000 | 国土交通省 | 2012 | 水特法9条指定 |
一级 | 松浦川 | 狩立川 | 狩立ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 28.4 | 1,330 | 佐贺県 | 2001 | |
一级 | 筑后川 | 安良川 | 河内防灾ダム | F・A | アース | 35.0 | 1,195 | 佐贺県 | 1970 | ||
一级 | 松浦川 | 厳木川 | 厳木ダム | 特定 | F・N・W・I・P | 重力 | 117.0 | 13,600 | 国土交通省 | 1986 | |
二级 | 有田川 | 猿川 | 猿川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 29.9 | 1,170 | 佐贺県 | 未定 | 事业见直し |
二级 | 鹿岛川 | 中川 | 中木庭ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 69.5 | 6,800 | 佐贺県 | 2006 | |
一级 | 松浦川 | 日ノ峯川 | 日ノ峯ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 28.4 | 460 | 佐贺県 | 2001 | |
一级 | 松浦川 | 町田川 | 平木场ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 29.5 | 1,080 | 佐贺県 | 1983 | |
二级 | 有田川 | 有田川 | 古木场ダム | 利水 | A・W | アース | 26.8 | 1,172 | 佐贺県 | 1998 | |
一级 | 嘉瀬川 | 嘉瀬川 | 北山ダム | 利水 | A・P | 重力 | 59.3 | 22,250 | 土地改良区 | 1956 | 农林省施工 |
二级 | 伊万里川 | 都川内川 | 都川内ダム | 补助 | F・N・I | 重力 | 31.5 | 1,130 | 佐贺県 | 2002 | |
一级 | 松浦川 | 本部川 | 本部ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 42.1 | 1,140 | 佐贺県 | 1988 | |
一级 | 六角川 | 六角川 | 矢筈ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 32.5 | 1,290 | 佐贺県 | 1993 | |
二级 | 有田川 | 広瀬川 | 竜门ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 42.2 | 2,350 | 佐贺県 | 1975 |
长崎県
编辑长崎县の河川は流路延长・流域面积が小さい河川がほとんどであり、豪雨による洪水と旱魃による水不足が极端に现れる。河川开発の契机になったのは1957年7月25日の谏早豪雨であり、记录的集中豪雨により県下で甚大な被害が発生したことから长崎県では郡川に萱瀬ダムを建设したのを皮切りに雪浦川、神浦川、东大川などで补助多目的ダムが建设された。一方长崎市は日本初の上水道専用ダムである本河内高部ダム(本河内川)など明治时代より上水道整备を実施していたが、河川流量が乏しく人口増加による水不足が慢性化していた。このため鹿尾川の鹿尾ダムなど新规の水资源开発を进めていたところ1982年7月23日に长崎大水害が発生。长崎市は时间雨量187ミリという记录的豪雨になり死者・行方不明者299名、被害额约3,000亿円という壊灭的被害を受けた。この大水害を机に长崎県では长崎水害紧急ダム事业[170][171]を计画、特に被害の大きかった中岛川水 系にある本河内高部・本河内低部ダム(中岛川)、西山ダム(西山川)、浦上ダム(大井手川)の上水道専用ダムに治水机能を有する多目的ダムとして再开発 し、雪浦川と中尾川には治水に加え再开発4ダムの利水机能を补填するための多目的ダムを建设する方针を立てた。紧急ダム事业のうち本河内高部、西山、中尾 ダムは完成したが本河内高部と西山ダムについては旧ダムが土木学会选奨土木遗产であることから解体・水没させず、新ダムの机能を维持しながら旧ダムを保存する方法を采っている。このほか壹岐岛、对马岛、五岛列岛の小河川にも多目的ダムが建设されている。长崎県の多目的ダムの特徴としては、治水・利水问わず全てのダムに上水道目的が付与されていることであり、水不足に悩む长崎県の水需要が垣间见える。一方水力発电目的は全く有していない。
长崎県最大の多目的ダムは高度では萱瀬ダム、総贮水容量では神浦ダム(神浦川)であるが、长崎県内の多目的ダムについては総贮水容量が1,000万立方メートルを超えるものが无く、小规模なダムが多い。建设中のダムとしては県内唯一の特定多目的ダムである本明川ダム(本明川)、 県営事业では石木ダム(石木川)と长崎水害紧急ダム事业の浦上・本河内低部ダム再开発事业があるが、本河内低部ダム以外は何れも民主党政権によるダム事业 见直しの対象とされた。特に石木ダムについては治水と佐世保市への利水を目的に1973年より计画されたが地元の反対运动が炽烈であり现在本体工事にも着 手できない状态となっているが、长崎県はダム事业再検证の末事业継続を决めている[172]。中止したダム事业としては轰ダム(境川)[173]や长崎水害紧急ダム事业の一つであった雪浦第二ダム(雪浦川)[174]などがある。なお、海军第三海军区佐世保镇守府が施工した相当ダム(牟田川)では太平洋戦争中捕虏となった美国军事捕虏が强制労动に従事させられ、200名中31名が死亡した负の历史を持つ[175]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 伊木力川 | 山川内川 | 伊木力ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 41.7 | 880 | 长崎県 | 2007 | |
二级 | 川棚川 | 石木川 | 石木ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 55.4 | 5,580 | 长崎県 | 未定 | 水特法指定 工事中 |
二级 | 浦上川 | 大井手川 | 浦上ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 21.0 | 1,895 | 长崎県 | 1945 | 再开発中 事业见直し |
一级 | 本明川 | 小ヶ仓川 | 小ヶ仓ダム | 利水 | A・W | アース | 22.6 | 2,200 | 长崎県 | 1975 | |
二级 | 鹿尾川 | 鹿尾川 | 鹿尾ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 34.6 | 1,140 | 长崎県 | 1987 | |
二级 | 郡川 | 郡川 | 萱瀬ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 65.5 | 6,810 | 长崎県 | 1961 | 2000年再开発 |
二级 | 相浦川 | 相浦川 | 川谷ダム | 利水 | A・W | 重力 | 46.0 | 1,721 | 佐世保市 | 1954 | |
二级 | 神浦川 | 神浦川 | 神浦ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 51.0 | 6,840 | 长崎県 | 1969 | |
二级 | 小浦川 | 㭴冢川 | 小浦ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 29.5 | 400 | 长崎県 | 2004 | 对马岛 |
二级 | 相浦川 | 小川内川 | 菰田ダム | 利水 | A・W | 重力 | 40.0 | 1,475 | 佐世保市 | 1939 | 海军施工 土木遗产 |
二级 | 相浦川 | 転石川 | 転石ダム | 利水 | A・W | 重力 | 22.7 | 233 | 佐世保市 | 1926 | 海军施工 土木遗产 |
二级 | 式见川 | 式见川 | 式见ダム | 补助 | F・W | 重力 | 45.5 | 2,150 | 长崎県 | 1980 | |
二级 | 相浦川 | 牟田川 | 相当ダム | 利水 | A・W | 重力 | 34.0 | 400 | 长崎県 | 1944 | 海军施工 |
二级 | 江川 | 江川 | 高浜ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 35.0 | 187 | 长崎県 | 2007 | |
二级 | 小佐々川 | つづら川 | つづらダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 21.6 | 315 | 长崎県 | 2003 | |
二级 | 八郎川 | 中尾川 | 中尾ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 40.0 | 1,580 | 长崎県 | 2000 | |
二级 | 子々川川 | 子々川川 | 中山ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 24.5 | 530 | 长崎県 | 1984 | |
二级 | 长与川 | 长与川 | 长与ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 36.0 | 600 | 长崎県 | 1985 | |
二级 | 多以良川 | 二股川 | 鸣见ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 53.5 | 2,250 | 长崎県 | 1991 | |
二级 | 中岛川 | 西山川 | 西山ダム | 补助 | F・W | 重力 | 40.0 | 1,580 | 长崎県 | 1904 | 1999年再开発 |
二级 | 东大川 | 楠原川 | 土师野尾ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 31.5 | 1,090 | 长崎県 | 1986 | |
二级 | 志佐川 | 笛吹川 | 笛吹ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 59.8 | 2,010 | 长崎県 | 2006 | |
二级 | 船津川 | 船津川 | 船津ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 30.0 | 370 | 长崎県 | 2000 | |
二级 | 千々石川 | 加持川 | 别所ダム | 利水 | A・W | 重力 | 23.8 | 1,923 | 长崎県 | 1968 | |
二级 | 中岛川 | 中岛川 | 本河内高部ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 28.2 | 496 | 长崎県 | 1891 | 2009年再开発 |
二级 | 中岛川 | 中岛川 | 本河内低部ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 27.8 | 616 | 长崎県 | 1903 | 再开発中 |
一级 | 本明川 | 本明川 | 本明川ダム | 特定 | F・N・W | 台形CSG | 64.0 | 8,600 | 国土交通省 | 未定 | 事业见直し |
二级 | 宫ノ川 | 宫ノ川 | 宫ノ川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 32.0 | 194 | 长崎県 | 2000 | 五岛列岛(中通岛) |
二级 | 谷江川 | 角川 | 男女岳ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 20.3 | 103 | 长崎県 | 1997 | 壹岐岛 |
二级 | 雪浦川 | 雪浦川 | 雪浦ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 44.0 | 3,900 | 长崎県 | 1976 |
熊本県
编辑熊本县は北から菊池川、白河、绿川、球磨川と一级河川が四河川流れ、筑后川水系も一部流れている。治水事业は加藤清正による白川の改修が知られているが、台风や梅雨前线による水害は一再ではなく、特に昭和28年西日本水害では県都・熊本市を中心に死者339名、行方不明者198名、被害额约850亿円と九州では最悪の被害を出した。このため河川総合开発事业も戦后早期より推进され、1960年球磨川上流に市房ダムが県下最初の多目的ダムとして完成する。続いて筑后川支流の津江川に下筌(しもうけ)ダムが建设され筑后川水系治水基本计画の一翼をなし、さらに福冈都市圏の利水を视野に入れた筑后川水系水资源开発基本计画の一环として菊池川支流の迫间川に竜门ダムが建设され、下筌ダムとの间で水を融通している。県中央部の绿川では绿川ダムが本流に建设され、绿川の治水と八代平野への灌漑に供されている。県営事业としては県内の二级河川、特に水不足に悩まされている天草群岛へのダム建设が行われた。
熊本県最大のダムは高度では竜门ダム、総贮水容量では绿川ダムであり、竜门ダムはコンバインダム(复合ダム)として、清愿寺ダム(免田川)はアースダムとしてダムの高度が日本最高である。施工中のダムは路木ダム(路木川)がある。中止したダム事业としては特定多目的ダム初の地下ダムであった高游原地下浸透ダム(加势川)[176]、ダム事业见直しの末に中止が决定された七滝ダム(御船川)[4]と県営の釈迦堂ダム(釈迦堂川)[177]、高浜ダム(大河内川)[178]などがある。また熊本県におけるダム事业は反対运动が激烈なものが多く、多目的ダムとして计画されていた川辺川ダム(川辺川)[179]は1967年より続く反対闘争や流域外からのダム建设の是非が问われ、民主党のマニフェストにも掲げられた。竜门ダムでは计画発表から完成まで31年を费やす长期化ダム事业となっている。
なお宇城市にある石打ダム(八柳川)近傍にはJR九州三角线 (JR九州)・石打坝车站があるが、JRの駅名でダム名が付くのは石打ダム駅が日本唯一である[180]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
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二级 | 波多川 | 八柳川 | 石打ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 38.5 | 1,200 | 熊本県 | 1992 | |
一级 | 球磨川 | 球磨川 | 市房ダム | F・N・A・P | 重力 | 78.5 | 40,200 | 熊本県 | 1959 | 建设省施工 | |
二级 | 亀川 | 亀川 | 亀川ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 37.0 | 2,650 | 熊本県 | 1982 | 天草下岛 |
二级 | 教良木川 | 祝口川 | 教良木ダム | 利水 | A・W | ロックフィル | 29.3 | 1,691 | 熊本県 | 1976 | 天草上岛 |
二级 | 方原川 | 方原川 | 楠浦ダム | 利水 | A・W | アース | 32.0 | 1,068 | 熊本県 | 1966 | 天草下岛 |
二级 | 上津浦川 | 上津浦川 | 上津浦ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 54.0 | 467 | 熊本県 | 2004 | 天草上岛 |
一级 | 球磨川 | 球磨川 | 幸野ダム | 利水 | A・P | 重力 | 21.2 | 326 | 熊本県 | 1959 | |
一级 | 球磨川 | 免田川 | 清愿寺ダム | F・A | 重力 | 60.5 | 3,301 | 熊本県 | 1978 | ||
二级 | 都吕々川 | 都吕々川 | 都吕々ダム | 利水 | A・W・I | 重力 | 41.8 | 1,360 | 熊本県 | 1990 | 天草下岛 |
二级 | 冰川 | 冰川 | 冰川ダム | 补助 | F・N・A・W | 重力 | 58.5 | 7,100 | 熊本県 | 1973 | 2010年再开発 |
一级 | 绿川 | 绿川 | 绿川ダム | 特定 | F・N・A・P | 重力 | 76.5 | 46,000 | 国土交通省 | 1970 | |
一级 | 菊池川 | 迫间川 | 竜门ダム | 特定 | F・N・A・I | 重力 | 99.5 | 42,500 | 国土交通省 | 2001 | 水特法9条指定 |
二级 | 路木川 | 路木川 | 路木ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 53.0 | 2,290 | 熊本県 | 2013 | 天草下岛 工事中 |
大分県
编辑大分县の河川総合开発事业は九州 (日本)で宫崎県に次いで二番目に早く、県下最大の河川である大野川本流に灌漑と水力発电を目的にした百枝ダムが1951年に完成している[181]。その后県内に大きな被害を出した昭和28年西日本水害を契机に大分川水系で河川総合开発が进められ、支流の芹川に芹川ダムが建设され、県南部の五ヶ瀬川水系でも支流の北川に北川ダムが建设された。一方県西部を流れる筑后川水系では筑后川水系治水基本计画や筑后川水系水资源开発基本计画によって筑后川本流と支流に多目的ダムの建设计画が进められ、検讨の结果松原ダム(筑后川)と下筌ダム(津江川)が建设された。両ダムは1986年にダム再开発事业が行われ、日田市への上水道目的が追加されたほか有明海のノリ养殖において色落ちを防止するための河川维持放流が行われる[182]。県北部、耶马溪で知られる山国川では北九州市への上水道供给と山国川の治水を目的に本流に平成大堰、支流の山移川に耶马渓ダムが建设されている。
大分県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に下筌ダムであるが、筑后川支流の赤石川に建设中の大山ダムが完成すれば高度では大分県一になる。建设中のダムとしては大山ダムのほか大分川支流の七瀬川に建设されている大分川ダムがある。このうち大分川ダムは民主党政権によるダム事业见直しの対象になったが2012年に事业継続が决定、また大山ダムは対象から除外されている。中止したダム事业は筑后川水系では筑后川本流の久世畑[183]・杖立[184]、支流玖珠川の猪牟田[185]・玖珠川[186]、大野川水系の大野川(大野川)と矢田(平井川)[187]・知原(绪方川)[188]などのダムがある。松原・下筌ダムでは日本最大のダム反対闘争である蜂の巣城纷争が室原知幸らにより13年间続けられ、流血闘争や法廷闘争を通じ公共事业と人权の整合性を问うた[189][190]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
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一级 | 大分川 | 七瀬川 | 大分川ダム | 特定 | F・N・W | ロックフィル | 91.6 | 24,000 | 国土交通省 | 2017 | 水特法指定 工事中 |
一级 | 筑后川 | 赤石川 | 大山ダム | 水机构法 | F・N・W | 重力 | 99.0 | 19,600 | 水资源机构 | 2012 | 工事中 水特法指定 |
二级 | 臼杵川 | 臼杵川 | 乙见ダム | F・A | 重力 | 39.9 | 1,880 | 大分県 | 1970 | ||
一级 | 五ヶ瀬川 | 北川 | 北川ダム | 补助 | F・P | アーチ | 82.0 | 41,000 | 大分県 | 1962 | |
一级 | 番匠川 | 木立川 | 小中尾ダム | F・A | アース | 22.3 | 188 | 大分県 | 1966 | ||
一级 | 筑后川 | 津江川 | 下筌ダム | 特定 | F・N・P | アーチ | 98.0 | 59,300 | 国土交通省 | 1972 | 1986年再开発 |
二级 | 志生木川 | 志生木川 | 志生木ダム | F・A | アース | 22.9 | 400 | 大分県 | 1965 | ||
二级 | 末広川 | 末広川 | 末広ダム | F・A | 重力 | 45.5 | 2,098 | 大分県 | 1991 | ||
一级 | 大分川 | 芹川 | 芹川ダム | 补助 | F・A・P | 重力 | 52.2 | 27,500 | 大分県 | 1956 | |
一级 | 番匠川 | 道の内川 | 直川ダム | F・A | 重力 | 24.9 | 740 | 大分県 | 1970 | ||
二级 | 末広川 | 中の川 | 中の川ダム | F・A | 重力 | 37.3 | 881 | 大分県 | 1987 | ||
二级 | 臼杵川 | 田井ヶ迫川 | 野田ダム | F・A | 重力 | 38.7 | 452 | 大分県 | 1991 | ||
一级 | 大野川 | 垣河内川 | 野津ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 34.9 | 331 | 大分県 | 2000 | |
一级 | 筑后川 | 筑后川 | 松原ダム | 特定 | F・N・W・P | 重力 | 83.0 | 54,600 | 国土交通省 | 1972 | 1986年再开発 |
一级 | 大野川 | 大野川 | 百枝ダム | N・P | 重力 | 8.9 | 520 | 大分県 | 1951 | ||
一级 | 山国川 | 山移川 | 耶马溪ダム | 特定 | F・N・W・I・P | 重力 | 62.0 | 23,300 | 国土交通省 | 1984 | 水特法指定 |
一级 | 大分川 | 白滝川 | 若杉防灾ダム | F・A | 重力 | 33.5 | 750 | 大分県 | 1965 |
宫崎県
编辑200px 宫崎县における多目的ダム事业は九州地方で最も早く行われ、県中部を流れる小丸川で実施された。本流に松尾ダム、支流の渡川に渡川ダムが戦争による中断を挟んで建设され松尾ダムは1951年県内で最初に完成した。続いて県都・宫崎市を流れる大淀川水系で多目的ダムが计画され、大淀川水系最大の支流である本庄川がその対象にまず挙げられた。本庄川本流に绫南ダム、支流の绫北川に绫北ダムと古贺根桥ダムが建设され、绫北ダム上流には田代八重ダムが1999年完成する。本庄川に続いて岩瀬川が対象になり、1967年に岩瀬ダムが完成した。五ヶ瀬川水系では延冈市の治水と旭化成工场への工业用水道供给を目的とした祝子(ほうり)ダム・浜砂ダム(祝子川)が、一ツ瀬川水系では支流の三纳川流域に立花ダム(三财川)が建设された。
宫崎県最大の多目的ダムは高度では绫北ダム、総贮水容量では岩瀬ダムがそれぞれ最大。建设中、また中止した多目的ダム事业は存在しない。宫崎県の河川は水力発电事业が先行しており小丸川以外の主要河川である耳川、五ヶ瀬川、一ツ瀬川、大淀川では本流に発电用ダムが多数建设されているため多目的ダムは存在しない。このため建设省河川局长通达・建河発第一七八号により上椎叶ダム(耳川)と一ツ瀬ダム(一ツ瀬川)は第一类ダムに指定され、発电専用ダムではあるが治水の责务を有する。また宫崎県の多目的ダムは全て県営の补助多目的ダムであり、国土交通省直辖ダムは存在しない。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
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一级 | 大淀川 | 绫北川 | 绫北ダム | 补助 | F・P | アーチ | 75.3 | 21,300 | 宫崎県 | 1960 | |
一级 | 大淀川 | 本庄川 | 绫南ダム | 补助 | F・P | 重力 | 64.0 | 38,000 | 宫崎県 | 1958 | |
一级 | 大淀川 | 岩瀬川 | 岩瀬ダム | 补助 | F・P | 重力 | 55.5 | 57,000 | 宫崎県 | 1967 | |
一级 | 大淀川 | 绫北川 | 古贺根桥ダム | 利水 | A・P | 重力 | 32.0 | 1,381 | 宫崎県 | 1958 | |
一级 | 大淀川 | 绫北川 | 田代八重ダム | 补助 | F・N・W・P | 重力 | 64.6 | 19,270 | 宫崎県 | 1999 | |
一级 | 一ツ瀬川 | 三财川 | 立花ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 71.3 | 10,000 | 宫崎県 | 1963 | |
一级 | 小丸川 | 渡川 | 渡川ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 62.5 | 33,900 | 宫崎県 | 1955 | |
一级 | 五ヶ瀬川 | 祝子川 | 浜砂ダム | 利水 | I・P | 重力 | 42.7 | 2,430 | 宫崎県 | 1991 | |
一级 | 五ヶ瀬川 | 祝子川 | 祝子ダム | 补助 | F・N・I・P | 重力 | 60.0 | 5,774 | 宫崎県 | 1972 | |
一级 | 小丸川 | 小丸川 | 松尾ダム | 补助 | F・N・P | 重力 | 68.0 | 45,202 | 宫崎県 | 1951 |
鹿児岛県
编辑鹿儿岛县では県内最大の一级河川である川内川で 河川総合开発が最初に手挂けられた。下流に比べ上流部の流域面积が広い川内川は台风や集中豪雨が上流域を袭うと、膨大な洪水は下流へ一気に押し寄せ、度重 なる被害をもたらしていた。建设省は川内川の治水対策として中流の狭窄部に多目的ダムを建设して上流からの洪水を抑え、あわせて豊富な水量を利用した水力 発电事业を目的に九州地方初の特定多目的ダムを建设する。これが鹤田ダムであり、九州最大の重力式コンクリートダムとして、また一般水力発电所として九州最大级の出力を有する多目的ダムが1966年に完成した。一方鹿児岛県営のダム事业は他県に比べて余り実施されておらず、万之瀬川本流の川辺ダムなど数は多くない。その中でも慢性的な水不足に悩む奄美大岛や德之岛など离岛での利水を主とした多目的ダム事业が目に付く。
県内最大の多目的ダムは鹤田ダムであるが、2006年の平成18年7月豪雨において川内川上流は多いところで総雨量が1,000ミリを超え、予想を大幅に超えた洪水が鹤田ダムに流入し洪水调节机能を丧失。下流の萨摩川内市、萨摩町などが浸水被害を受けたことから被害住民より鹤田ダムの治水ダム化が要望され、国土交通省は住民との対话集会を経て2007年より鹤田ダム再开発事业に着手。利水容量を治水容量に振り替え洪水调节机能を増强することになった[191]。建设中のダムや中止した多目的ダム事业は存在しない。なお鹤田ダムの人造湖である大鹤湖では、渇水期になると水没した旧曽木発电所の遗构を期间限定で见ることができる。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
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二级 | 鹿浦川 | 鹿浦川 | 伊仙中部ダム | 利水 | A・W | アース | 29.0 | 1,220 | 鹿児岛県 | 1987 | 德之岛 |
二级 | 大川 | 大川 | 大川ダム | 利水 | A・W | ロックフィル | 49.2 | 2,320 | 奄美市 | 1980 | 奄美大岛 1988年再开発 |
二级 | 万之瀬川 | 万之瀬川 | 川辺ダム | 补助 | F・N・W・I | 重力 | 53.5 | 2,920 | 鹿児岛県 | 2002 | |
二级 | 西京川 | 又延川 | 西京ダム | 利水 | A・W | ロックフィル | 29.7 | 2,301 | 鹿児岛県 | 1987 | 种子岛 |
二级 | 亀徳川 | 亀徳川 | 神岭ダム | 利水 | A・W | アース | 33.8 | 808 | 鹿児岛県 | 1981 | 徳之岛 |
二级 | 须野川 | 须野川 | 须野ダム | 利水 | A・W | アース | 27.5 | 990 | 鹿児岛県 | 1998 | 奄美大岛 |
一级 | 川内川 | 川内川 | 鹤田ダム | 特定 | F・P | 重力 | 117.5 | 123,000 | 国土交通省 | 1965 | 再开発中 |
二级 | 面縄川 | 面縄川 | 东部ダム | 利水 | A・W | アース | 19.0 | 153 | 鹿児岛県 | 1970 | 徳之岛 |
二级 | 永吉川 | 二俣川 | 永吉ダム | F・A | ロックフィル | 37.0 | 1,174 | 鹿児岛県 | 1979 | ||
二级 | 秋利神川 | 麦野川 | 南部ダム | 利水 | A・W | アース | 25.2 | 374 | 鹿児岛県 | 1969 | |
二级 | 大和川 | 三田川 | 大和ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 45.0 | 784 | 鹿児岛県 | 2006 | 奄美大岛 |
冲縄県
编辑冲绳县の多目的ダム事业は、1972年の冲绳返还で冲縄开発庁と冲縄総合事务局が设置された时より始まる。従って47都道府県の中では比较的新しい时期より河川総合开発事业に着手されたが、その萌芽は琉球列岛美国民政府统治时代の1963年に溯る。美国陆军工程兵团は冲绳岛北部を流れる新川川などの河川にダムを建设するマスタープランに着手[192]。さらに琉球水道公社による上水道用ダム计画が合并し多目的ダム事业として进められた[193]。その第一号が福地ダム(福地川) と新川ダム(新川川)であり、冲縄返还によりそれらのダム事业は日本政府に継承されたが発足间もない冲縄県は财政事情が芳しくなく、大规模な河川开発を行 う余裕はなかった。既に建设省は冲縄返还以前に调查団を1970年に派遣し、翌1971年に积极的な水资源开発财政措置の必要性を报告していた[194]。
このため冲縄振兴特别措置法第107条に基づき、冲縄県の河川は二级河川であっても必要がある场合は河川法第10条の例外规定として建设大臣(现在は国土交通大臣)が河川改修を実施できると定め、多目的ダムについても重要な事业については同法第107条第7项・第8项の规定で二级河川に国直辖で建设・管理される多目的ダムは特定多目的ダム法の规定を援用できると定めた[195]。これにより琉球列岛米国民政府より承継された福地ダム、新川ダムと普久川(ふんがわ)ダム(普久川)は特定多目的ダムとして施工され、后に完成した安波ダム(安波川)・辺野喜ダム(辺野喜川)と共に冲縄北部河川総合开発事业として进められ、冲縄本岛の重要な水がめとなった。しかし慢性的な水不足が起こる冲縄本岛では取水制限が五ダムの完成后も频発。このため建设省は冲縄北西部河川総合开発事业を计画し仓敷ダム(与那原川)、汉那ダム(汉那福地川)、羽地ダム(羽地大川)を建设する。このうち冲縄県に管理が移管された仓敷ダムを除いた7ダムは统合管理され、県都・那霸市などの水需要に応えている。なお、冲縄県は九州地方整备局の管辖外であり、国が管理する特定多目的ダムについては冲縄総合事务局が国土交通省より権限委譲をされ管理実务を行う[196]。以上のことから福地ダムなど7ダムは冲縄総合事务局の上部机関である内阁府直辖ダムではなく、国土交通省直辖ダムである。一方冲縄県でも座间味ダム(内川)を皮切りに补助多目的ダムを建设したほか、恩纳村と宜野座村は村営の利水専用多目的ダムを建设している。
冲縄県最大のダムは高度・総贮水容量共に福地ダムである。施工中のダムは国直辖事业では冲縄北西部河川総合开発事业に基づく亿首ダム(亿首川)がある。中止したダム事业には白水ダム(名蔵川)[197]、座津武(ざつん)ダム(座津武川)[198]などがある。なお仓敷ダムと、日本最南端の多目的ダムである石垣岛の琉球列岛美国民政府(宫良川)は建设省・农林水产省が施工し、完成后冲縄県へ管理が移管されている[199]。
河川等级 |
水系 |
河川 |
ダム |
种别 |
目的 |
型式 |
高度 |
総贮水容量 |
事业者 |
完成年 |
备考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二级 | 安波川 | 安波川 | 安波ダム | 特定 | F・N・W・I | 重力 | 86.0 | 18,600 | 国土交通省 | 1982 | |
二级 | 新川川 | 新川川 | 新川ダム | 特定 | F・N・W・I | 重力 | 44.5 | 1,650 | 国土交通省 | 1976 | |
二级 | 亿首川 | 亿首川 | 亿首ダム | 特定 | F・N・A・W | 台形CSG | 39.0 | 8,560 | 国土交通省 | 2013 | 工事中 |
二级 | 新川 | 新川 | 恩纳ダム | N・A | 重力 | 28.5 | 370 | 恩纳村 | 1985 | ||
二级 | 中の川 | シチフ川 | 我喜屋ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 33.0 | 273 | 冲縄県 | 2004 | 伊平屋岛 |
二级 | 庆武原川 | 庆武原川 | 潟原ダム | 利水 | A・W | 重力 | 32.5 | 267 | 宜野座村 | 1985 | |
二级 | 汉那川 | 汉那福地川 | 汉那ダム | 特定 | F・N・A・W | 重力 | 45.0 | 8,200 | 国土交通省 | 1993 | |
二级 | 大川 | 宜野座福地川 | 宜野座大川ダム | 利水 | A・W | 重力 | 21.7 | 355 | 宜野座村 | 1993 | |
二级 | 仪间川 | 仪间川 | 仪间ダム | 补助 | F・N・W | アース | 24.5 | 575 | 冲縄県 | 未定 | 久米岛 工事中 |
二级 | 比谢川 | 与那原川 | 仓敷ダム | 特定 | F・N・W | ロックフィル | 33.5 | 7,100 | 冲縄県 | 1994 | 建设省施工 |
二级 | 内川 | 内川 | 座间味ダム | 补助 | F・N・W | 重力 | 30.0 | 66 | 冲縄県 | 1989 | 座间味岛 |
二级 | 大保川 | 大保川 | 大保ダム | 特定 | F・N・W | 重力 | 77.5 | 20,050 | 国土交通省 | 2010 | |
二级 | 新川 | 当袋川 | 当袋川ダム | F・A | アース | 31.0 | 423 | 恩纳村 | 1980 | ||
二级 | 羽地大川 | 羽地大川 | 羽地ダム | 特定 | F・N・A・W | ロックフィル | 66.5 | 19,800 | 国土交通省 | 2004 | |
二级 | 福地川 | 福地川 | 福地ダム | 特定 | F・N・W・I・P | 重力 | 91.7 | 55,000 | 国土交通省 | 1974 | 1990年再开発 |
二级 | 安波川 | 普久川 | 普久川ダム | 特定 | F・N・W・I | 重力 | 41.5 | 3,050 | 国土交通省 | 1982 | |
二级 | 辺野喜川 | 辺野喜川 | 辺野喜ダム | 特定 | F・N・W・I | 复合 | 42.0 | 4,500 | 国土交通省 | 1987 | |
二级 | 宫良川 | 宫良川 | 琉球列岛美国民政府 | F・N・A | アース | 27.0 | 2,300 | 冲縄県 | 1982 | 石垣岛 建设省・农林 水产省施工 |
脚注
编辑- ^ ただし小瀬川ダムについては、复数県(広岛県・山口県)が共同管理を行っているため、例外として両県に记载する。
- ^ ‘北海道のダム 1986’p57。
- ^ ‘北海道のダム 1986’p82。
- ^ 4.00 4.01 4.02 4.03 4.04 4.05 4.06 4.07 4.08 4.09 财団法人日本ダム协会‘ダム便覧’国交省検证ダム一覧2012年1月8日阅覧
- ^ ‘占冠村史’p279-285。
- ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p194-195。
- ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p68-69。
- ^ ‘ダム便覧’青森県のダム(上)
- ^ ‘ダム便覧’青森県のダム(中)
- ^ ‘ダム便覧’青森県のダム(下)
- ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p176-177。
- ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p36-37。
- ^ ‘ダム便覧’矶崎ダム
- ^ ‘北上川上流改订改修计画’p3。
- ^ 日本で最初に完成したのは岐阜県の久々利川に建设された小渕ダムである。详细は同项目を参照。
- ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p46-47。
- ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p100-101。
- ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第八巻p1-43。
- ^ 宫城県登米土木事务所 长沼ダム建设事业
- ^ ‘ダム便覧’田川第二ダム。
- ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p68-69。
- ^ ‘多目的ダム全集’p38-39。
- ^ ‘多目的ダム全集’p82-83。
- ^ 秋田県建设交通部河川砂防课‘県が管理しているダム’
- ^ 秋田県建设交通部河川砂防课‘秋田県のダムの历史’
- ^ 国土交通省东北地方整备局玉川ダム管理所‘中和処理施设の概要’
- ^ ‘多目的ダム全集’p38-39。
- ^ ‘ダム便覧’真木ダム
- ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p154-159、p162-165。
- ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p160-161。
- ^ ‘水资源开発公団30年史’p13。
- ^ ‘ダム便覧’文献に见る补偿の精神【48】绪川ダム
- ^ ‘ダム便覧’大谷原川ダム
- ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p220-221。
- ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p124-125。
- ^ ‘电発30年史’p298-308。
- ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p178-179。
- ^ ‘水资源开発公団30年史’p109。
- ^ ‘ダム便覧’行川ダム
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- ^ 利水事业撤退により现在は治水ダムとして计画されている。详细は川辺川ダムを参照。
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参考文献・出典
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- 建设省河川局开発课‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻、1955年
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- 电源开発企画部编‘10年史’电源开発、1962年
- 沼田市编‘沼田市史’第五巻近代现代编、2005年
- “北海道のダム”编集委员会编‘北海道のダム 1986’北海道広域利水调查会、1986年
- 水资源开発公団编‘水资源开発公団30年史’财団法人水资源协会、1992年
相关条目
编辑外部链接
编辑- 财団法人日本ダム协会‘ダム便覧’ (基本データの出典元)
- 国土交通省河川局 (ダム事业见直し関连)
- 国土交通省告示・通达データベース (建设省河川局长通达・建河発第一七八号関连)
- 独立行政法人水资源机构
- 河川法
- 特定多目的ダム法
- 水源地域対策特别措置法