用户:JuneAugust/日本多用途水坝列表

 >日本水坝列表 >JuneAugust/日本多用途水坝列表
日本最大的多用途水坝——德山水坝岐阜县揖斐川

日本多用途水坝列表是现在日本で完成または建设が进められている多目的ダム日语多目的ダムについて、一覧としたものである。また、47日本行政区划における多目的ダム事业の历史についても解说する。

有关多用途水坝的本意以及术语、分类等的解释,请参考条目多用途水坝日语多目的ダム

目录

  1. 登载对象
    1. 查表方法
  2. 列表
    1. 北海道
    2. 东北地方 - 青森县 | 岩手县 | 宫城县 | 秋田县 | 山形县 | 福岛县
    3. 关东地方 - 茨城县 | 栃木县 | 群马县 | 埼玉县 | 千叶县 | 东京都 | 神奈川县
    4. 中部地方 - 新潟县 | 富山县 | 石川县 | 福井县 | 山梨县 | 长野县 | 岐阜县 | 静冈县 | 爱知县
    5. 近畿地方 - 三重县 | 滋贺县 | 京都府 | 大阪府 | 兵库县 | 奈良县 | 和歌山县
    6. 中国地方 - 鸟取县 | 岛根县 | 冈山县 | 广岛县 | 山口县
    7. 四国地方 - 德岛县 | 香川县 | 爱媛县 | 高知县
    8. 九州地方 - 福冈县 | 佐贺县 | 长崎县 | 熊本县 | 大分县 | 宫崎县 | 鹿儿岛县 | 冲绳县
  3. 脚注
  4. 参考文献、出处
  5. 相关条目
  6. 外部链接

登载对象

编辑

本列表所登载的对象是水利工程洪水调节日语洪水調節不特定利水日语放流 (ダム)#不特定利水)以及以利水日语利水灌溉自来水工业用水道日语工業用水道供给、水力发电消流雪用水日语境川ダム#消流雪用水、重建)为目的的水坝和。洪水调节と不特定利水の二つを目的とするダムは治水ダム日语治水ダムであるため対象外。ただし复数の利水目的を有するダムについては掲载する。ダムの基准は1964年施行の河川法日语河川法及び1976年施行の河川管理施设等构造令に基づき高度15.0以上のものを“ダム”とし、それ以外は“堰”とする。従って砂防法日语砂防法に基づき建设される砂防ダム日语砂防ダムは、河川法上のダムとは见なされないので、复数の目的を有していても対象からは除外する。

查表方法

编辑

查表方法按如下标签在五十音顺下排列检索。复数の所在地にまたがるダムについては基金会日本ダム协会日语日本ダム協会‘ダム便覧’および建设省河川局日语河川局监修・财団法人ダム技术センター日语ダム技術センター编‘日本の多目的ダム’に准じ、河川の源流点から河口・合流点を见た场合におけるダム左岸の所在都道府県に掲载する[1]

河川等级
水系
河川
水坝
种别
用途
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 A川 A川 Aダム 特定 F・N・A・W・I・P 重力 150.0 100,000 国土交通省 2000 水特法指定
二级 B川 B川 Bダム 补助 F・N・W アーチ 100.0 10,000 B県 2015 工事中
一级 C川 C川 Cダム 利水 A・W・I・P ロックフィル 50.0 1,000 C県 2020 事业见直し
河川等级
河川法に基づく等级。“一级”为一级水系、“二级”为二级河川日语二級河川
水系
ダムが建设されている河流が属する水系
河川
ダムが建设されている河川。“河道外”は河川以外の谷间などに建设されているダムを指す。
种别
多目的ダムの河川関连法规における种别。
特定
1957年に施行された特定多目的ダム法日语特定多目的ダム法に基づき建设された特定多目的ダム日语多目的ダム#特定多目的ダム
补助
国土交通省(建设省)が国库补助対象の治水事业として指定した地方政府施工の多目的ダム。一般に补助多目的ダム日语多目的ダム#補助多目的ダムと呼ばれる。
水机构法
1962年に施行された水资源开発促进法日语水資源開発促進法に基づき、水资源机构日语水資源機構(水资源开発公団)が施工した多目的ダム。ダムの管理・施工は水资源机构法で定められる。
利水
国土交通省(建设省)が所管していない治水を目的に有しない多目的ダム。农林水产省直辖ダム日语農林水産省直轄ダムなどがこれに当たる。
无印は河川法第17条に基づく“兼用工作物日语多目的ダム#複数の事業者が管理する多目的ダム(兼用工作物)”に指定された多目的ダム、地方自治体が事业者である土地改良事业の一环として建设された农地防灾日语治水ダム#農地防災ダム灌溉を目的としたダム(目的栏にF・Aと记される)などが该当する。
用途
考虑到便于阅读,用缩写来标记
F”洪水调节、“N”不特定利水、“A”灌漑、“W”上水道供给、“I”工业用水道供给、“P”水力发电、“S”消流雪用水、“R”レクリェーション。
型式
水坝的型式。有关详细信息,请参阅各个条目。
高度
水坝的高度。单位为
总贮水容量
由水坝所形成的人造湖总贮水容量。单位为1000立方米
事业者
ダムを管理、施工する事业者。ただし北海道开発局日语北海道開発局内阁府冲縄総合事务局日语沖縄総合事務局が管理する多目的ダムについては、その事业を所管する主务省庁(开発建设部:国土交通省、农业水产部:农林水产省)で记す。
建成年份
水坝的建成年份。
备注
记录其他应当注意的事项。
水特法
1973年施行的水源地域対策特别措置法日语水源地域対策特別措置法所指定的水坝。
水特法9条指定
水源地域対策特别措置法指定ダムのうち、水没戸数150日语以上または水没农地面积150公顷以上と水没补偿対象が大规模だったダム。同法9条により补偿が厚く実施される。
工事中
现在建设が行われている未完成の多目的ダム事业。黄色栏で表示する。
事业见直し
民主党政権によって2009年12月に事业継続の再検讨を求められた未完成の多目的ダム事业。桃色栏で表示する。

列表

编辑

北海道

编辑
 
北海道最大的多用途水坝——高见水坝日语高見ダム(静内川)

北海道最早的多用途水坝是石狩川水系雨龙川日语雨竜川1953年(昭和28年)建成的“鹰泊水坝”[2]。旧农林省农林水产省)による国営农业水利事业(灌溉)と北海道営の水力发电事业の共同事业として建设され、利水専用の多目的ダムであった。1961年(昭和36年)には农业用ダムとしては日本屈指の规模を持つ大夕张ダム日语大夕張ダム夕张川日语夕張川に建设された。一方北海道开発庁日语北海道開発庁设置に伴う北海道総合开発计画の一环として、道内最大の河川である石狩川の河川総合开発事业日语河川総合開発事業が计画され、その第一弾として三笠市で石狩川に合流する分流 (水文学)・几春别川に桂沢ダム日语桂沢ダム1957年(昭和32年)に完成。水利工程目的を有する多目的ダムの第一号となった。その后は旧建设省国土交通省)の直辖事业として石狩川本流のほか空知川日语空知川丰平川渔川日语漁川小樽内川日语小樽内川忠别川日语忠別川特定多目的ダム日语多目的ダム#特定多目的ダムが、道営事业として美呗ダム日语美唄ダム(美呗川)が1982年(昭和57年)に最初に完成[3]したほか、爱别川流域・夕张川流域・徳富川流域・当别川日语当別川补助多目的ダム日语多目的ダム#補助多目的ダムが完成・施工されている。

北海道第二の大河・天盐川水系では天塩川本流に岩尾内ダムが、第三の大河・十胜川には十胜川本流に十胜ダム日语十勝ダム、支流札内川日语札内川に札内川ダムが、鄂霍次克海に注ぐ河川唯一の多目的ダムとして常吕川日语常呂川鹿ノ子ダム日语鹿ノ子ダムが、日高支庁日语日高支庁では沙流川二风谷ダム日语二風谷ダムが、留萌支庁日语留萌支庁では留萌ダム(チバベリ川)が、渡岛半岛では后志利别川日语後志利別川美利河ダム日语美利河ダムがそれぞれ建设省により完成。一方北海道営では二级河川日语二級河川である静内川・庶路川日语庶路川・小平蘂川などの河川に多目的ダムを完成させた。利水専用としては十胜川に屈足ダムが电源开発と北海道の共同事业で完成している。现在、完成した多目的ダムの中で最大の规模を有するのは静内川に1983年(昭和58年)完成した高见ダム日语高見ダムであり、施工中のものを含めると夕张川に国土交通省が建设を进めている夕张シューパロダム日语夕張シューパロダムがある。高见ダムは补助多目的ダムとしては日本最大であり、夕张シューパロダムは完成すれば人造湖规模が日本屈指となる。

现在施工中のダムはダム再开発事业日语ダム再開発事業としての夕张シューパロ、新桂沢日语桂沢ダム(几春别川)のほかサンル(サンル川日语サンル川)、平取日语二風谷ダム#平取ダム(额平川)が国直辖日语国土交通省直轄ダム事业、徳富(徳富川)、当别日语当別ダム(当别川)、厚幌(厚真川)が道営事业として存在するが新桂沢・サンル・平取・厚幌ダムについては2009年(平成21年)前原诚司国土交通大臣によりダム事业见直しが决定されたが、このうち厚幌ダムについては事业者の北海道が事业継続を决定している[4]。自1961年,赤岩水坝(鹉川日语鵡川)因占冠村的反对而终止建造日语中止したダム事業[5],松仓(松仓川)、白老(白老川)、苫鹉(八户泽川)・崄渊(崄渊川)・安平(勇拂川)的各个水坝项目纷纷被取消。

河川等级
水系
河川
水坝
种别
用途
型式
坝高
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 石狩川 狩布川 爱别水坝 补助日语多目的ダム#補助多目的ダム F・N・W・I 重力日语重力式コンクリートダム 39.0 9,500 北海道 1986 水特法日语水源地域対策特別措置法指定
二级日语二級河川 朝里川 朝里川 朝里水坝日语朝里ダム 补助 F・N・W 重力 73.9 8,800 北海道 1993
一级 石狩川 芦别川 芦别水坝日语芦別ダム A・W・P 重力 22.8 1,598 国土交通省 1957
二级 厚真川日语厚真川 厚真川 厚幌水坝 补助 F・N・A・W 台形CSG日语台形CSGダム 47.2 47,400 北海道 2016 工事中
一级 石狩川 渔川日语漁川 渔川水坝日语漁川ダム 特定日语多目的ダム#特定多目的ダム F・N・W ロックフィル日语ロックフィルダム 45.5 15,300 国土交通省 1980
一级 天盐川 天盐川 岩尾内水坝 特定 F・A・W・I・P 重力 58.0 107,700 国土交通省 1970
二级 大椴子川 大椴子川 大椴水坝 F・A アース日语アースダム 34.0 1,729 北海道 2003
二级 大野川 中二股沢川 大野水坝 利水 A・W 重力 47.5 1,600 北海道 2002
一级 石狩川 夕张川日语夕張川 大夕张水坝日语大夕張ダム 利水 A・P 重力 67.5 87,200 农林水产省 1962 再开発中
二级 小平蘂川 小平蘂川 小平水坝 补助 F・N・A・W 重力 42.4 33,400 北海道 1992
一级 石狩川 几春别川 桂泽水坝日语桂沢ダム F・A・W・P 重力 63.6 92,700 国土交通省 1957 再开発中
一级 石狩川 空知川日语空知川 金山水坝日语金山ダム 特定 F・A・W・P 中空重力日语中空重力式コンクリートダム 57.3 150,450 国土交通省 1967
一级 常吕川日语常呂川 常吕川 鹿之子水坝日语鹿ノ子ダム 特定 F・N・A・W 重力 55.5 39,800 国土交通省 1983
二级 天野川日语天の川 (北海道) 目名川 上之国水坝 补助 F・N・W 重力 51.3 3,730 北海道 2002
一级 石狩川 夕张川 川端水坝 利水 A・P 重力 21.4 6,479 农林水产省 1962
一级 十胜川 十胜川 屈足水坝 利水 A・P ロックフィル 27.5 3,130 北海道
电源开発
1988
一级 石狩川 ポンウエンベツ川 栗山水坝日语栗山ダム (北海道) 补助 F・N・W 重力 31.9 3,200 北海道 1994
一级 十胜川 札内川日语札内川 札内川水坝日语札内川ダム 特定 F・N・A・W・P 重力 114.0 54,000 国土交通省 1990 日高山脉襟裳国定公园
一级 天盐川 サンル川日语サンル川 サンル水坝 特定 F・N・W・P 台形CSG 46.0 57,200 国土交通省 2013 事业见直し
一级 石狩川 夕张川 清水泽水坝 利水 A・P 重力 27.1 5,576 北海道 1940 1994年再开発
一级 石狩川 小樽内川日语小樽内川 定山溪水坝日语定山渓ダム 特定 F・W・P 重力 117.5 82,300 国土交通省 1989
二级 庶路川日语庶路川 庶路川 庶路水坝 补助 F・N・I 重力 48.9 36,500 北海道 2004
一级 石狩川 几春别川 新桂泽水坝日语桂沢ダム#新桂沢ダム 特定 F・N・W・I・P 重力 75.5 147,300 国土交通省 未定 事业见直し
二级 龟田川日语亀田川 龟田川 新中野水坝 补助 F・N・W 重力 74.9 3,300 北海道 1984
一级 石狩川 石狩川 大雪水坝日语大雪ダム 特定 F・N・A・W・P ロックフィル 86.5 66,000 国土交通省 1975
一级 石狩川 雨龙川日语雨竜川 鹰泊水坝 利水 A・P 重力 35.0 21,518 农林水产省
北海道
1953
二级 静内川日语静内川 静内川 高见水坝日语高見ダム 补助 F・P 重力 120.0 229,000 北海道 1983 补助ダム日本一
一级 石狩川 空知川 泷里水坝日语滝里ダム 特定 F・N・A・W・P 重力 50.0 108,000 国土交通省 1990 水特法9条指定
一级 石狩川 忠别川日语忠別川 忠别水坝日语忠別ダム 特定 F・N・A・W・P 复合日语コンバインダム 86.0 93,000 国土交通省 2006 水特法指定
一级 石狩川 当别川日语当別川 当别水坝日语当別ダム 补助 F・N・A・W 台形CSG 52.4 72,500 北海道 2012 工事中
水特法9条指定
一级 十胜川 十胜川 十胜水坝日语十勝ダム 特定 F・P ロックフィル 84.3 112,000 国土交通省 1984
一级 石狩川 德富川 德富水坝 补助 F・N・A・W 重力 78.4 36,000 北海道 2013 工事中
一级 沙流川 沙流川 二风谷水坝日语二風谷ダム 特定 F・N・A・W・I・P 重力 32.0 31,500 国土交通省 1997 水特法指定
一级 石狩川 美呗川 美呗水坝日语美唄ダム 补助 F・N・W・I 重力 34.5 1,500 北海道 1982
一级 沙流川 额平川 平取水坝日语二風谷ダム#平取ダム 特定 F・N・W 重力 56.5 44,800 国土交通省 2016 水特法指定
事业见直し
一级 后志利别川日语後志利別川 后志利别川 美利河水坝日语美利河ダム 特定 F・N・A・P 复合 40.0 18,000 国土交通省 1991 水特法指定
一级 石狩川 丰平川 丰平峡水坝日语豊平峡ダム 特定 F・W・P アーチ日语アーチ式コンクリートダム 102.5 47,100 国土交通省 1972
一级 石狩川 夕张川 夕张シューパロダム日语大夕張ダム#夕張シューパロダム F・N・A・W・P 重力 110.6 427,000 国土交通省
农林水产省
北海道
2012 工事中
水特法9条指定
一级 留萌川日语留萌川 チバベリ川 留萌水坝 特定 F・N・W ロックフィル 41.2 23,300 国土交通省 2009

东北地方

编辑

青森县

编辑
 
青森县最大的多用途水坝——浅濑石川水坝日语浅瀬石川ダム(浅濑石川)

青森县是日本最早着手开发河川综合开发事业(河川総合開発事業)的地方自治体之一。岩木川水系浅濑石川(あせいしがわ)に1933年(昭和8年)より着手された冲浦ダム日语沖浦ダムは、日本で最初に着手された多目的ダムである[6]。冲浦ダムは1945年(昭和20年)に完成したが、その后1950年(昭和25年)の国土総合开発法日语国土総合開発法施行に伴い岩木川水系は十和田岩木川特定地域総合开発计画の対象地域に指定されたことから、岩木川水系の総合开発が计画され1959年(昭和34年)岩木川本流に目屋ダムが建设省によって完成した[7]。以降岩木川支流の各河川に県営の多目的ダムが完成するが[8][9]弘前市黑石市など流域の人口増加に伴い治水安全度が低下したことから冲浦ダム直下に建设省が浅瀬石川ダム日语沖浦ダム#浅瀬石川ダム1988年(昭和63年)に完成させた。これにより冲浦ダムは水没し现存しない。一方太平洋侧に注ぐ河川では新井田川日语新井田川世増(よまさり)ダム日语世増ダム2004年(平成16年)に完成する。农林水产省による国営かんがい排水事业に青森県が治水、八户市などが自来水事业者として参入したものであるが、反対运动が激しく计画発表から完成まで35年を费やしている[10]

青森県で最大の规模を持つ多目的ダムは高度・総贮水容量共に浅瀬石川ダムであるが、现在岩木川に建设中の津軽ダムが完成すると同ダムが最大になる。津軽ダムは目屋ダム再开発事业であり、ダム直下に现在建设されている。このため完成すれば目屋ダムは冲浦ダム同様水没する。この他驹込ダム(驹込川日语駒込川)が県営事业として施工中であるが、ダム事业见直しにより奥戸(おこっぺ)川に计画されていた奥戸ダムは事业中止が决定している[4]。また小川原湖を多目的ダム化する小川原湖総合开発事业(高瀬川日语高瀬川[11]と中村ダム(中村川日语中村川[12]、矶崎ダム(矶崎川)[13]が建设中止になっている。

河川等级
水系
河川
水坝
种别
用途
型式
坝高
総贮水容量
事业者
完成年
备注
一级 岩木川 浅濑石川 浅濑石川水坝日语沖浦ダム#浅瀬石川ダム 特定 F・N・W・P 重力 91.0 53,100 国土交通省 1988 水特法9条指定
一级 岩木川 饭诘川 饭诘水坝 补助 F・N・W アース 38.0 2,380 青森県 1973
二级 小泊川 小泊川 小泊水坝 补助 F・N・W 重力 33.5 400 青森县 1996
二级 堤川日语堤川 驹込川日语駒込川 驹込水坝 补助 F・N・P 重力 84.5 7,800 青森县 2018 建造中
二级 堤川 堤川 下汤水坝 补助 F・N・W ロックフィル 70.0 12,600 青森县 1988
一级 岩木川 作沢川 相马水坝 F・A ロックフィル 52.4 6,560 青森县 2003
一级 岩木川 岩木川 津轻水坝 特定 F・N・A・W・I・P 重力 97.2 140,900 国土交通省 2016 建造中
水特法9条指定
一级 岩木川 津刈川 久吉水坝 补助 F・N・W 重力 57.0 6,730 青森县 1995
一级 岩木川 岩木川 目屋水坝 F・N・P 重力 58.0 39,000 青森县 1958 建设省施工
再开発中
二级 新井田川日语新井田川 新井田川 世增水坝日语世増ダム 补助 F・A・W 重力 52.0 36,500 青森县 2003 水特法指定

岩手县

编辑
 
岩手县最大的多用途水坝——田濑水坝日语田瀬ダム猿石川

岩手县は南北を东北随一の大河・北上川が贯流する。戦前より内务省が北上川水系の河川开発を実施しこの时に北上川五大ダム计画日语北上特定地域総合開発計画#北上川五大ダム計画(1938年~)が登场する[14]。戦后カスリーン日语カスリーン台風アイオン日语アイオン台風の両台风が北上川流域に深刻な被害を与えたこと、また戦后の食粮・电力不足を解消させるため北上川は邻接する鸣瀬川日语鳴瀬川水系を包括した地域开発计画である北上特定地域総合开発计画日语北上特定地域総合開発計画が策定され、五大ダム计画は强力に推进される。1953年(昭和28年)完成の石渊ダム日语石淵ダム(胆沢川)を皮切りに田瀬日语田瀬ダム猿石川)、汤田日语湯田ダム(和贺川)、四十四田日语四十四田ダム(北上川本流)の各ダムが建设され、1981年(昭和56年)の御所ダム日语御所ダム雫石川日语雫石川)完成により五大ダム事业は完结する。一方岩手県営のものとしては北上川水系では农林省の国営农业水利事业に电気事业者として参画した岩洞ダム日语岩洞ダム(丹藤川)のほか早池峰ダム日语早池峰ダム(稗贯川)、入畑ダム(夏油川)、纲取ダム(中津川)、太平洋侧の二级河川である久慈川水系、盛川水系、绫里川水系などに多目的ダムを建设している。

岩手县最大的多用途水坝,は高度では汤田水坝、総贮水容量では田濑水坝であるが、胆沢川に国土交通省が建设中の胆沢ダム日语胆沢ダム(胆沢川)が完成すると高度では同ダムが最大となる。胆沢ダムは石渊ダムの再开発事业であり、完成すれば日本で最初に着手されたロックフィルダム日语ロックフィルダム[15]である石渊ダムは水没する。県営では簗川ダム日语簗川ダム(簗川)が施工中でありダム事业の见直し対象となったものの、事业者の岩手県が事业継続を决定している[4]。また北本内ダム(北本内川)[16]など几つかのダム事业が中止されている。

河川等级
水系
河川
水坝
种别
目的
型式
坝高
総贮水容量
事业者
完成年
备注
一级 北上川 胆泽川日语胆沢川 胆泽水坝日语胆沢ダム 特定 F・N・A・W・P ロックフィル 132.0 143,000 国土交通省 2013 工事中
水特法指定
一级 北上川 胆泽川 石渊水坝日语石淵ダム F・A・P ロックフィル 53.0 16,150 国土交通省 1953 再开発中
一级 北上川 夏油川 入畑水坝 补助 F・N・W・I・P 重力 80.0 15,400 岩手县 1990
一级 北上川 丹藤川 岩洞水坝日语岩洞ダム 利水 A・P ロックフィル 40.0 65,600 岩手县 1960 农林省施工
一级 北上川 岩崎川日语岩崎川 烟山水坝日语煙山ダム F・A アース 21.8 1,410 岩手县 1967 农林省施工
一级 北上川 雫石川日语雫石川 御所水坝日语御所ダム 特定 F・N・W・P 复合 52.5 65,000 国土交通省 1981 水特法9条指定
一级 北上川 北上川 四十四田水坝日语四十四田ダム 特定 F・P 复合 50.0 47,100 国土交通省 1968
二级 久慈川日语久慈川 (岩手県) 长内川 泷水坝 补助 F・N・P 重力 70.0 7,600 岩手县 1982
二级 盛川 鹰生川 鹰生水坝日语鷹生ダム 补助 F・N・W 重力 77.0 9,680 岩手县 2006
一级 北上川 猿石川 田濑水坝日语田瀬ダム F・A・P 重力 81.5 146,500 国土交通省 1954 直辖ダム第一号
一级 北上川 中津川日语中津川 (岩手県) 纲取水坝 补助 F・N・W 重力 59.0 15,000 岩手县 1982
一级 北上川 稗贯川日语稗貫川 早池峰水坝日语早池峰ダム 补助 F・N・W・I・P 重力 73.5 17,250 岩手县 2000
一级 北上川 簗川 簗川水坝日语簗川ダム 补助 F・N・W 重力 77.2 19,100 岩手县 未定 水特法指定
工事中
二级 新井田川 雪谷川 雪谷川水坝 F・A 重力 28.4 2,662 岩手县 1977
一级 北上川 和贺川 汤田水坝日语湯田ダム 特定 F・A・P 重力アーチ日语重力式アーチダム 89.5 114,160 国土交通省 1964
二级 绫里川 绫里川 绫里川水坝 补助 F・N・W 重力 43.0 486 岩手县 2000

宫城县

编辑
 
宫城県で最大の総贮水容量を有する七ヶ宿ダム日语七ヶ宿ダム白石川日语白石川

北上川下流に位置する宫城县は古くは伊达政宗以来北上川の改修が続けられてきた。しかしカスリーン・アイオン両台风による深刻な被害を机に北上川全体の総合开発が求められ北上特定地域総合开発计画が策定。北上川支流の江合川日语江合川と迫川が対象となり鸣子ダム日语鳴子ダム(江合川)や花山ダム日语花山ダム(迫川)などの多目的ダム群が建设された。また东北最大の都市である仙台市の人口増加や盐灶市など沿岸工业地帯日语工業地帯拡充による水道供给も课题となり、名取川日语名取川水系を开発する仙塩特定地域総合开発计画が策定され[17]大仓ダム日语大倉ダム大仓川日语大倉川 (宮城県))や釜房ダム日语釜房ダム(碁石川)が完成、その后阿武隈川水系に七ヶ宿ダム日语七ヶ宿ダム白石川日语白石川)、七北田川日语七北田川七北田(ななきた)ダム日语七北田ダムが建设されて仙台市の水がめとなった。鸣瀬川日语鳴瀬川水系では北上川の総合开発と包括して开発が行われ、本流に内野ダム[18]が建设省によって计画され、その后県営のダム事业となり1980年(昭和55年)に漆沢ダムとして完成する。また洪水被害が频発する支流の吉田川日语吉田川 (宮城県)流域の総合开発が行われ、南川日语南川ダム(南川)、宫床(宫床川)の両ダムが建设された。

宫城県最大の多目的ダムは高度では鸣子ダム、総贮水容量では仙台市など宫城県大半の水がめとして利用されている七ヶ宿ダムである。ただし高度では建设中の筒砂子ダム(筒砂子川)が完成すると県内一になる。建设中のものとしては筒砂子ダムのほか払川ダム(伊里前川)、自然の湖沼である长沼をダム化する长沼ダム日语長沼ダムがあるが、长沼ダムには日本で三个所のダムしか有しないレクリェーション目的がある。宫城県漕艇场が长沼に设置されているため、赛艇の水位维持を目的とする[19]。この他田川ダム(田川)と筒砂子ダム(筒砂子川)が鸣瀬川水系に建设中であるが、ダム事业の见直しの波にさらされている。事业中止のダムとしては田川第二ダム(田川)[20]、新月ダム(大川)[21]などがある。

なお大仓ダムは建设省により特定多目的ダムとして施工されたが、完成后は宫城県に管理が移管されている。また釜房ダムの人造湖である釜房湖日语釜房ダム#釜房湖湖沼水质保全特别措置法日语湖沼水質保全特別措置法(湖沼法)に人造湖では唯一指定されており、厳重な水质管理が行われている。荒砥沢ダム(二迫川)は岩手宫城内陆地震でダム湖畔が大规模な山腹崩壊を起こし湖に大量の土砂が流入。现在対策が讲じられている。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 北上川 二迫川日语二迫川 荒砥泽水坝日语荒砥沢ダム 补助 F・A ロックフィル 74.4 14,130 宫城県 1998 农林水产省施工
一级 鸣濑川日语鳴瀬川 鸣濑川 漆泽水坝 补助 F・N・W・I・P ロックフィル 80.0 18,000 宫城県 1980
一级 名取川日语名取川 大仓川日语大倉川 (宮城県) 大仓水坝日语大倉ダム 特定 F・N・A・W・I・P 多连式アーチ日语マルチプルアーチダム 82.0 28,000 宫城县 1961 建设省施工
一级 名取川 碁石川 釜房水坝日语釜房ダム 特定 F・N・W・I・P 重力 45.5 45,300 国土交通省 1970 湖沼法日语湖沼法指定
一级 北上川 上大泽川 上大泽水坝 补助 F・W アース 19.0 410 宫城県 2003
一级 北上川 北上川 北上大堰日语北上大堰 N・A・W・I - - 国土交通省 1980
一级 北上川 三迫川日语三迫川 栗驹水坝日语栗駒ダム F・A・P 重力 57.0 13,715 宫城県 1962
一级 北上川 长崎川 小田水坝 补助 F・A ロックフィル 43.5 9,720 宫城県 2005 农林水产省施工
一级 阿武隈川 白石川日语白石川 七ヶ宿ダム日语七ヶ宿ダム 特定 F・N・A・W・I ロックフィル 90.0 109,000 国土交通省 1991 水特法9条指定
二级 勿来川 砂押川 惣の関水坝 补助 F・N・W 重力 23.5 1,100 宫城县 1999
一级 鸣瀬川 田川 田川水坝 特定 未定 ロックフィル 85.0 14,700 国土交通省 未定 事业见直し
一级 名取川 増田川 樽水水坝 补助 F・W ロックフィル 43.0 4,700 宫城县 1976
一级 鸣瀬川 筒砂子川 筒砂子水坝 补助 F・N・A 台形CSG 98.0 30,900 宫城県 2033 事业见直し
一级 北上川 长沼日语長沼ダム 长沼水坝日语長沼ダム 补助 F・N・R アース 15.3 31,800 宫城県 2012 工事中
水特法9条指定
二级 七北田川日语七北田川 七北田川 七北田水坝日语七北田ダム 补助 F・N・W ロックフィル 74.0 9,200 宫城县 1984
一级 北上川 江合川日语江合川 鸣子水坝日语鳴子ダム 特定 F・N・P アーチ 94.5 50,000 国土交通省 1958
一级 北上川 迫川日语迫川 花山水坝日语花山ダム 补助 F・N・W・P 重力 48.5 36,600 宫城県 1957 2004年再开発
二级 伊里前川 伊里前川 拂川水坝 补助 F・N・W 重力 38.9 950 宫城県 2012 工事中
一级 鸣瀬川 南川 南川水坝日语南川ダム 补助 F・N・W 重力 46.0 10,000 宫城県 1987 水特法指定
一级 鸣濑川 宫床川 补助 F・N・W 重力 48.0 5,000 宫城県 1998

秋田县

编辑
 
秋田県最大の多目的ダム・玉川ダム日语玉川ダム玉川日语玉川 (秋田県)

日本における多目的ダム事业の発案者である物部长穂日语物部長穂(内务省土木试験所日语土木研究所长・东京大学教授)の出身地である秋田县では、戦前より水力発电と玉川毒水日语玉川温泉 (秋田県)解消を目的とした玉川日语玉川 (秋田県)河水统制事业が1938年(昭和13年)より実施されていたが、治水を中心とした河川総合开発事业は终戦后雄物川水系と米代川日语米代川水系で行われた。1950年の国土総合开発法制定以降、东北地方の他県と同様に秋田県においても両水系を一括した阿仁田沢特定地域総合开発计画が発足する。雄物川・米代川とも本流にダム建设可能な地点がないことから、主要な支流に多目的ダムを建设して治水と灌漑、水力発电を行う方针とした。雄物川水系では建设省が中心となり玉川のほか役内川、皆瀬川日语皆瀬川 (秋田県)と支流の成瀬川日语成瀬川に四个所のダム[22]を、米代川水系では最大の支流である阿仁川日语阿仁川流域に二个所のダム[23]を建设する计画を立てた。この计画により完成したダムとして铠畑ダム日语鎧畑ダム(玉川)、皆瀬ダム(皆瀬川)、森吉ダム(小又川)、萩形(はぎなり)ダム(小阿仁川)がある。その后県によって雄物川・米代川水系の各支流に多目的ダムが建设される[24][25]が、秋田市などの人口増加に伴い上水道需要と治水安全度を确保するため建设省は铠畑ダムの上流に玉川ダム日语玉川ダム(玉川)を1990年(平成2年)に完成させた。玉川ダムの完成により雄物川水系の治水・利水が向上したほか、长年の悬案であった玉川毒水がほぼ解消するに至った[26]。さらに米代川水系最大のダムとして森吉山ダム(小又川)が2012年に完成した。

秋田县最大的多目途水坝玉川ダムであり、その规模は奥只见日语奥只見ダム田子仓日语田子倉ダム只见川)の両ダムに次ぐ贮水容量を夸り东北屈指である。しかし施工中の成瀬ダム(成瀬川)が完成すると高度では県内一になる。施工中のダムとしては成瀬ダムのほか、総合开発事业が行われていなかった子吉川日语子吉川水系でも本流に鸟海ダムが计画されている。しかし両ダムとも2009年のダム事业见直し対象になっている。また中止したダム事业としては役内川の川井ダム・成瀬川の肴沢ダム[27]、玉川支流斉内川の真木ダムなどがある[28]

なお皆瀬川の皆瀬ダムは、建设省により特定多目的ダムとして施工されたが、完成后は秋田県に管理が移管されている。东北电力が管理する神代ダム(玉川)は発电専用ダム日语電力会社管理ダムであるが、田沢疏水日语田沢疏水の水源として灌漑にも目的外利用されている。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 雄物川 皆瀬川日语皆瀬川 (秋田県) 板戸ダム 补助 N・P 重力 28.7 1,598 秋田県 1984
一级 雄物川 三内川 岩见ダム 补助 F・N・P 重力 66.5 19,300 秋田県 1978
一级 子吉川日语子吉川 畑川 大内ダム 补助 F・N・W 重力 27.5 724 秋田県 2007
一级 雄物川 松川 大松川ダム 补助 F・N・A・W・P 重力 65.0 12,150 秋田県 1998 水特法指定
一级 雄物川 淀川 协和ダム 补助 F・N・W 重力 49.3 7,800 秋田県 1997
一级 米代川日语米代川 砂子沢川 砂子沢ダム 补助 F・N・W 重力 78.5 8,650 秋田県 2010
一级 米代川 粕毛川 素波里ダム 补助 F・N・A・P 重力 72.0 42,500 秋田県 1970
一级 雄物川 玉川日语玉川 (秋田県) 玉川ダム日语玉川ダム 特定 F・N・A・W・I・P 重力 100.0 254,000 国土交通省 1990 水特法指定
一级 子吉川 子吉川 鸟海ダム 特定 未定 台形CSG 82.2 44,100 国土交通省 未定 事业见直し
一级 雄物川 成瀬川日语成瀬川 成瀬ダム 特定 F・N・A・W・P ロックフィル 113.5 78,700 国土交通省 2017 秋田県より移管
水特法指定
事业见直し
一级 雄物川 西の又川 南外ダム F・A アース 21.4 1,724 秋田県 1978
一级 米代川 小阿仁川 萩形ダム 补助 F・N・P 重力 61.0 14,950 秋田県 1966
一级 米代川 早口川日语早口川 早口ダム 补助 F・P 重力 61.0 6,550 秋田県 1976
二级 水沢川日语水沢川 (秋田県) 水沢川 水沢ダム日语水沢ダム F・A ロックフィル 46.5 3,001 秋田県 1994
一级 雄物川 皆瀬川 皆瀬ダム 特定 F・N・A・P ロックフィル 66.5 31,600 秋田県 1963 建设省施工
一级 米代川 小又川 森吉ダム F・P 重力 62.0 37,200 秋田県 1952 三菱金属鉱业日语三菱マテリアル
共同施工
一级 米代川 小又川 森吉山ダム 特定 F・N・A・W・P ロックフィル 89.9 78,100 国土交通省 2012 水特法9条指定
一级 米代川 岩瀬川日语岩瀬川 (秋田県) 山瀬ダム 补助 F・N・W・I・P ロックフィル 62.0 12,900 秋田県 1991
一级 雄物川 玉川 铠畑ダム日语鎧畑ダム F・P 重力 58.5 51,000 秋田県 1957 建设省施工

関东地方

编辑

茨城県

编辑
 
茨城県で最大の総贮水容量を有する利根川河口堰日语利根川河口堰利根川

茨城县における多目的ダム事业は1966年(昭和41年)に完成した水沼ダム(花园川)が最初であり、他の日本行政区划に比べ着手时期は遅い。水沼ダム完成以降主に県北部の二级河川で开発が行われたが、その目的は治水のほか日立市などへの利水が主となっている。日立市周辺は日立の一大生产拠点となっており、工场进出に伴う工业用水道日语工業用水道や人口増加に伴う上水道需要の増大が主な理由である[29]。県北部では花贯日语花貫ダム(花贯川)、十王(十王川)、小山(大北川日语大北川)といったダムが二级河川に建设されたほか、久慈川水系唯一のダムとして竜神ダム(竜神川)が建设され、日立市、高萩市北茨城市常陆太田市に水道用水を供给している。一方水户市を中心とする那珂川水系では1978年(昭和53年)に藤井川ダム日语藤井川ダム(藤井川)が治水ダム日语治水ダムを多目的化する形で完成している[30]。その后1990年には支流涸沼川日语涸沼川に合流する饭田川に饭田ダム日语飯田ダムが完成し、県都水戸市とその周辺の治水と利水を司っている。県南地域では利根川・荒川水资源开発基本计画に基づき日本第二の大湖沼・霞浦の総合开発が行われ、首都圈の水がめとして利用されている。霞ヶ浦は天然の湖であるが水资源开発促进法日语水資源開発促進法に拠る“湖沼水位调节施设”に位置づけられ、多目的ダムとしての扱いも受ける[31]

茨城県最大の多目的ダムは高度では2005年完成の小山ダム、総贮水容量では霞ヶ浦を除けば利根川河口堰日语利根川河口堰(利根川)である。现在新规のダム事业はないが、水质污浊日语水質汚濁の进む霞ヶ浦の浄化と首都圏への新规利水を目的とした霞ヶ浦导水事业日语霞ヶ浦導水事業が国土交通省により施工中である。これは那珂川と霞ヶ浦を全长44千米隧道で连结し、那珂川の河水を霞ヶ浦に导水する计画であるが那珂川の渔业环境悪化を恐れる茨城・栃木両県の那珂川渔业协同组合日语漁業協同組合が猛反対しており、事业は进捗していない。中止したダム事业としては32年间の反対运动の末に中止となった绪川ダム(绪川)[32]と、藤井川ダム上流に建设予定であった大谷原川ダム(大谷原川)[33]、そして游水池日语遊水池である稲戸井调节池を掘削して多目的ダム化する稲戸井调节池総合开発事业(利根川)[34]がある。なお茨城県には国土交通省直辖ダム日语国土交通省直轄ダムは存在せず、水力発电を目的とする多目的ダムも存在しない。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 那珂川 饭田川 饭田ダム日语飯田ダム 补助 F・N・W 重力 33.0 2,440 茨城県 1991
一级 利根川 霞浦 霞浦 水机构法日语多目的ダム#水資源機構法に基づく多目的ダム F・A・W・I - 1,253,000 水资源机构日语水資源機構 1995 天然湖沼开発
水特法9条指定
二级 大北川日语大北川 大北川 小山ダム 补助 F・N・W・I 重力 65.0 16,600 茨城県 2005
二级 十王川 十王川 十王ダム 补助 F・N・W・I 重力 48.6 2,860 茨城県 1993
一级 利根川 利根川 利根川河口堰日语利根川河口堰 水机构法 F・A・W・I 7.0 90,000 水资源机构 1970
二级 花贯川 花贯川 花贯ダム日语花貫ダム 补助 F・N・W・I 重力 45.3 2,880 茨城県 1972
一级 那珂川 藤井川 藤井川ダム日语藤井川ダム 补助 F・N・A・W 重力 37.5 4,462 茨城県 1977 2009年再开発
二级 大北川 花园川 水沼ダム 补助 F・N・W・I 重力 33.7 2,230 茨城県 1966
一级 久慈川 竜神川 竜神ダム 补助 F・N・W・I 重力 45.0 3,000 茨城県 1978

栃木県

编辑
 
栃木県で最大の総贮水容量を有する川俣ダム日语川俣ダム鬼怒川

栃木县は那珂川、鬼怒川渡良瀬川といった大河川を流域に持つが、最初に开発が行われたのは鬼怒川である。1926年(大正15年)に当时の内务省によって鬼怒川支流の男鹿川に多目的ダムを建设する构想が持たれ、1941年(昭和16年)に着手された。これが五十里(いかり)ダム日语五十里ダムであり、基础地盘の不具合で建设地点を移动し1957年(昭和32年)に完成した[35]。続いて鬼怒川本流に川俣ダム日语川俣ダム川治ダム日语川治ダムが建设省の手でそれぞれ完成し、治水および県都宇都宫市、千叶県と茨城県南部の水がめとして机能している。那珂川水系では旧农林省による国営那须野ヶ原开拓建设事业の一环として那珂川本流に计画された深山ダム日语深山ダムが、栃木県の上水道事业と电源开発による抽水蓄能电站の下部调整池としても利用され利水専用の多目的ダムとして1973年(昭和48年)完成する[36]。その后は県営事业として支流の帚川日语箒川荒川日语荒川 (栃木県)に多目的ダムが建设されている。渡良瀬川では足尾鉱毒事件日语足尾鉱毒事件を契机に建设された渡良瀬游水地日语渡良瀬遊水地の中に贮水池を建设して首都圏の水がめとする渡良瀬贮水池日语渡良瀬遊水地#谷中湖(谷中湖)が2002年(平成14年)完成し利根川上流ダム群日语利根川水系8ダムの一つとなっている。このほか支流の松田川に松田川ダムが利根川・荒川水系水资源开発基本计画の一环として県営事业として完成している[37][38]

県内最大の多目的ダムは高度では川治ダム、総贮水容量では川俣ダムがそれぞれ最大である。施工中のものとしては汤西川ダムが国土交通省により、南摩ダム日语南摩ダム(南摩川)が水资源机构日语水資源機構に よって建设中であるが民主党政権によるダム事业见直しにより计画から40年以上未着工の南摩ダムは冻结された。しかし鬼怒川上流ダム群の一环として本体工 事に着手した汤西川ダムについては、ダム事业见直しの対象からは外され建设が进められている。中止したダム事业としては南摩ダムと连携して行われる思川开 発の一环として建设される予定であった行川(なめがわ)ダム(行川)[39]や那珂川支流の大室川に建设が予定されていた大室川ダム[40]などがある。

なお日光の観光地である中禅寺湖は出口に中禅寺ダム(大谷川)が建设されており、治水、水力発电と华严瀑布の年间流量安定确保を目的としている[41]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 利根川 男鹿川 五十里ダム日语五十里ダム F・N・P 重力 112.0 55,000 国土交通省 1956
一级 利根川 鬼怒川 冈本头首工 利水 A・W・I - - 土地改良区 1981 [42]
一级 利根川 鬼怒川 川治ダム日语川治ダム 特定 F・N・A・W・I アーチ 140.0 83,000 国土交通省 1983 水特法9条指定
一级 利根川 鬼怒川 川俣ダム日语川俣ダム 特定 F・N・P アーチ 117.0 87,600 国土交通省 1966
一级 利根川 鬼怒川 佐贯头首工 利水 A・P - - 土地改良区 1966
一级 那珂川 帚川日语箒川 千米 补助 F・N・A 重力 60.0 8,760 栃木県 1978
一级 利根川 大谷川日语大谷川 (日光市) 中禅寺ダム 补助 F・N・P 重力 6.4 25,100 栃木県 1956 1998年再开発
一级 那珂川 宫川 寺山ダム日语寺山ダム 补助 F・N・W ロックフィル 62.2 2,550 栃木県 1984
一级 利根川 南摩川 南摩ダム日语南摩ダム 水机构法 F・N・W ロックフィル 86.5 51,000 水资源机构 未定 水特法9条指定
事业见直し
一级 那珂川 荒川日语荒川 (栃木県) 东荒川ダム日语東荒川ダム 补助 F・N・A・W・P 重力 70.0 6,100 栃木県 1990
一级 利根川 松田川 松田川ダム 补助 F・N・W 重力 56.0 1,900 栃木県 1995
一级 利根川 三河沢川 三河沢ダム 补助 F・N・W 重力 48.5 899 栃木県 2003
一级 那珂川 那珂川 深山ダム日语深山ダム 利水 A・W・P ロックフィル 75.5 25,800 栃木県 1973 农林省施工
一级 利根川 汤西川 汤西川ダム 特定 F・N・A・W・I 重力 119.0 75,000 国土交通省 2011 工事中
水特法9条指定
一级 利根川 渡良瀬川 渡良瀬贮水池日语渡良瀬遊水地#谷中湖 特定 F・N・W 8.5 26,400 国土交通省 2002

群马県

编辑
 
関东地方最大の総贮水容量を有する矢木沢ダム日语矢木沢ダム利根川

利根川上流部を流域に持つ群马县では、カスリーン台风による利根川の大水害を契机に経済安定本部日语経済安定本部と建设省が利根川水系に多数の多目的ダムを建设して洪水调节を行う利根川改订改修计画が立案され、利根川本流のほか支流の乌川日语烏川 (利根川水系)吾妻川日语吾妻川片品川日语片品川、赤谷川などにダムが计画された[43]。さらに1951年の国土総合开発法による利根特定地域総合开発计画、1963年の水资源开発促进法による利根川・荒川水系水资源开発基本计画により事业が拡充され、矢木沢日语矢木沢ダム藤原日语藤原ダム(利根川)、相俣日语相俣ダム(赤谷川)、薗原日语薗原ダム(片品川)、下久保日语下久保ダム神流川日语神流川 (利根川水系))、草木日语草木ダム(渡良瀬川)、奈良俣日语奈良俣ダム(楢俣川)の各ダムが建设された。これら利根川上流ダム群の水は利根大堰日语利根大堰を経由して荒川に送水され、东京都を始めとする上水道の水源となっている。また四万川日语四万川桐生川日语桐生川など利根川の二次支流については群马県によって中小规模の多目的ダムが建设され、県内の治水・利水を司っている。

県内最大の多目的ダムは高度では奈良俣ダム、総贮水容量では矢木沢ダムがそれぞれ最大であり矢木沢ダムの人造湖・奥利根湖日语矢木沢ダム#奥利根湖は関东地方最大の贮水容量を有する。施工中のダムでは八ッ场(やんば)ダム(吾妻川)、万座ダム(万座川)などの吾妻川上流総合开発、仓渕ダム(乌川)、増田川ダム(増田川)があるがダム事业见直しの対象となった。特に计画発表から57年が経过している八ッ场ダムは民主党政権が宣言で中止を明言し、前原诚司国土交通大臣も中止の方针を表明したが水没予定地の长野原町を始め神奈川県を除く関东6都県の知事などが一斉に反発、事态は二転三転し混迷した。最终的に野田内阁において事业再开が决断されたが、一方で吾妻川上流総合开発事业は中止されている[4]。中止したダム事业としては“日本最大の多目的ダム事业”であった沼田ダム日语沼田ダム計画(利根川)[44]を始め戸仓ダム日语戸倉ダム計画(片品川)[45]など多数存在する。なお、吾妻川支流の汤川に建设された品木ダム日语品木ダムは、当时河水度の平均がPH值4.0であった酸性河川・吾妻川の中和を主目的として建设され、付随して水力発电を行う目的を有している。ダムの完成により吾妻川の酸性度は改善され、鱼类も栖息するようになった[46]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 利根川 赤谷川 相俣ダム日语相俣ダム F・N・P 重力 67.0 25,000 国土交通省 1959 群马県より移管
一级 利根川 大仁田川 大仁田ダム 补助 F・N・W 重力 54.4 437 群马県 2001
一级 利根川 桐生川日语桐生川 桐生川ダム 补助 F・N・W・P 重力 60.5 12,200 群马県 1982 水特法指定
一级 利根川 渡良瀬川 草木ダム日语草木ダム 水机构法 F・N・A・W・I・P 重力 140.0 60,500 水资源机构 1976 建设省より移管
一级 利根川 乌川日语烏川 (利根川水系) 仓渕ダム 补助 F・N・W 重力 85.6 11,600 群马県 未定 事业见直し
一级 利根川 塩沢川 塩沢ダム 补助 F・N・W 重力 38.0 303 群马県 1995
一级 利根川 汤川 品木ダム日语品木ダム 补助 N・P 重力 43.5 1,668 国土交通省 1965 群马県より移管
一级 利根川 四万川日语四万川 四万川ダム日语四万川ダム 补助 F・N・W・P 重力 89.5 9,200 群马県 1999
一级 利根川 神流川日语神流川 (利根川水系) 下久保ダム日语下久保ダム 水机构法 F・N・W・I・P 重力 129.0 130,000 水资源机构 1968 建设省より移管
一级 利根川 片品川日语片品川 薗原ダム日语薗原ダム 特定 F・N・P 重力 76.5 20,310 国土交通省 1965
一级 利根川 道平川 道平川ダム 补助 F・N・W 重力 70.0 5,100 群马県 1992
一级 利根川 利根川 利根大堰日语利根大堰 水机构法 A・W・I - - 水资源机构 1968
一级 利根川 楢俣川 奈良俣ダム日语奈良俣ダム 水机构法 F・N・A・W・I・P ロックフィル 158.0 90,000 水资源机构 1990
一级 利根川 利根川 藤原ダム日语藤原ダム F・N・P 重力 95.0 52,490 国土交通省 1958
一级 利根川 増田川 増田川ダム 补助 F・N・W ロックフィル 76.3 5,800 群马県 2013 事业见直し
一级 利根川 利根川 矢木沢ダム日语矢木沢ダム 水机构法 F・N・A・W・P アーチ 131.0 204,300 水资源机构 1967 建设省より移管
一级 利根川 吾妻川日语吾妻川 埼玉市 特定 F・N・W・I・P 重力 116.0 107,500 国土交通省 2015 水特法9条指定
工事中

埼玉県

编辑
 
埼玉県で最大の総贮水容量を有する滝沢ダム日语滝沢ダム(中津川)

埼玉县では県内最大の河川である荒川が総合开発の対象となった。古くより水害を缲り返す荒川の治水を主目的に県内最初の多目的ダムとして1961年荒川本流に二瀬ダム日语二瀬ダムが完成する。その后首都圏の人口増加による上水道需要のひっ迫に対処するため、荒川水系は1974年に利根川水系と连携する形で水资源开発促进法に基づく开発水系に指定された[47]。この利根川・荒川水资源开発基本计画に基づき建设されたのが浦山ダム日语浦山ダム(浦山川)と滝沢ダム日语滝沢ダム(中津川)である。さらに游水地である荒川第一调节池日语荒川調節池を多目的ダム化する荒川调节池総合开発事业が行われ、彩湖として1996年完成している。一方県営事业としては利水専用多目的ダムとして荒川本流に玉淀ダム日语玉淀ダムが完成したほか、荒川支流の入间川日语入間川 (埼玉県)流域と赤平川日语赤平川流域に多目的ダムが计画され、それぞれ有间ダム(有间川日语有間川)、合角ダム日语合角ダム(吉田川)が完成している。また流域のほとんどを平地で占める中川の治水と利水を目的に、“平地ダム”として権现堂调节池日语行幸湖が完成している。

埼玉県内で最大の多目的ダムは高度では浦山ダム、総贮水容量では滝沢ダムである。新规のダム事业は现在存在しないが二瀬・滝沢・浦山の荒川上流ダム群运用を治水面でより合理化するための荒川上流ダム再开発事业が计画されている[48]。中止したダム事业としては二つ目の彩湖を埼玉市に建设する荒川第二调节池総合开発事业[49]、赤平川支流の小森川に建设を予定していた小森川ダム、都几川日语都幾川上流に计画された大野ダムがある。また滝沢、浦山、合角の三ダムについてはダム建设に対する反対运动が强く、完成までに滝沢ダムでは40年を费やすなど日本の长期化ダム事业に名を连ねている。

なお、滝沢ダムについてはダム本体は2008年に完成したが试験湛水中に山腹に亀裂が発生し、现在対策を行っているため本格的な运用には至っていない。また玉淀ダムについては环境保护団体日语環境保護団体が撤去を求めて活动している[50]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 荒川 荒川 荒川调节池日语荒川調節池 特定 F・W 调整池 - 11,100 国土交通省 1996
一级 荒川 有间川日语有間川 有间ダム 补助 F・N・W ロックフィル 83.5 7,600 埼玉県 1985
一级 荒川 浦山川 浦山ダム日语浦山ダム 水机构法 F・N・W・P 重力 156.0 58,000 水资源机构 1999 水特法指定
一级 荒川 吉田川 合角ダム日语合角ダム 补助 F・N・W 重力 60.9 10,250 埼玉県 2001 水特法指定
一级 利根川 権现堂川 権现堂调节池日语行幸湖 补助 F・N・W・I 14.5 4,113 埼玉県 1991
一级 荒川 中津川 滝沢ダム日语滝沢ダム 水机构法 F・N・W・P 重力 132.0 63,000 水资源机构 2008 水特法指定
一级 荒川 荒川 玉淀ダム日语玉淀ダム 利水 A・P 重力 32.0 3,501 埼玉県 1964
一级 荒川 荒川 二瀬ダム日语二瀬ダム 特定 F・N・P 重力アーチ 95.0 26,900 国土交通省 1961

千叶県

编辑
 
千叶県で最大の総贮水容量を有する亀山ダム日语亀山ダム小柜川日语小櫃川

千叶县の多目的ダム事业は47都道府県では最も遅い部类に入るが、これは水源の多くを利根川水系に求めているためで、利水受益者として利根川水系にある多数の多目的ダム事业に参加しており、県都・千叶市成田国际机场を抱える成田市など千叶県北部・中部の主要都市は利根川上流ダム群、鬼怒川上流ダム群が主な水源となっている。一方で県内を流れる主要な二级河川である小柜川日语小櫃川养老川日语養老川曲流を缲り返す河川で水害が频発していた。このため补助多目的ダムを建设して治水と东京湾沿岸地域への上水道供给を図ることを计画。小柜川本流に亀山ダムが県内初の多目的ダムとして完成したほか支流笹川に片仓ダム、养老川本流に高滝ダムを建设する。南房総では上水道、または灌漑単独のダムが多数建设されているが、利水専用の多目的ダムとして保台ダムが待崎川に完成している。

千叶県最大のダムは高度では片仓ダム、総贮水容量では亀山ダムがそれぞれ最大である。现在千叶県で新规施工中の多目的ダムは存在しない。中止したダム事业としては国直辖事业では印旛沼日语印旛沼を掘削・拡张して多目的ダム化する印旛沼総合开発事业[51]行徳可动堰日语行徳可動堰・江戸川水闸门改筑による贮水容量増大を目的とした江户川総合开発事业[52]が、県営事业としては亀山ダム上流の小柜川に计画していた追原ダム[53]夷隅川日语夷隅川水系西部田川に建设が予定されていた大多喜ダム日语大多喜ダム[54]が中止となっている。なお千叶県内には治水と利水を目的とした河流(流况调整河川)として北千叶导水路日语北千葉導水路野田导水路日语利根運河が存在する。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 小柜川日语小櫃川 笹川 片仓ダム日语片倉ダム 补助 F・N・W 重力 42.7 8,410 千叶県 2000
二级 小柜川 小柜川 亀山ダム日语亀山ダム 补助 F・N・W 重力 34.5 14,750 千叶県 1980 水特法指定
二级 养老川日语養老川 养老川 高滝ダム日语高滝ダム 补助 F・N・W 重力 24.5 14,300 千叶県 1990 水特法指定
二级 待崎川 待崎川 保台ダム 利水 A・W 重力 41.0 2,740 千叶県 1998

东京都

编辑
 
东京都唯一の多目的ダム・小河内ダム日语小河内ダム多摩川

首都・东京都にある多目的ダムは多摩川小河内ダム日语小河内ダムが唯一である。主目的は上水道の供给であるが、副次的に水力発电も行う。ダム直下にある多摩川第一発电所で発电された电力は下流にある白丸ダム日语白丸ダムを経て多摩川第三発电所に送电され、ここで発电された电力は东京电力に売电される。ダムに関连する水力発电所群は何れも东京都交通局が管理している[55]

小河内ダムは戦前より计画され、戦争による中断を挟んで完成したが、ダムの建设により旧小河内村日语小河内村全村が水没。水没世帯数945世帯と日本のダムにおける最大の水没世帯数となった。このことは完成后行幸した昭和天皇が水没に伴い移転した住民の生活がどのようになっているのか事业者である东京都水道局に下问するなど当时の関心事にもなっており、ダム补偿における一つの代表例である[56]。また水利権を巡り神奈川県の二ヶ领用水日语二ヶ領用水组合との间で纷争が起こり[57]、このことも水没住民を悩ませている。

な お东京都の水源として利用されている多目的ダムには利根川水系の矢木沢・下久保・奈良俣・草木・渡良瀬贮水池、荒川水系の浦山・滝沢・荒川调节池といった ダム群があり、物议を醸している八ッ场ダムにも治水・水道受益者として参加している。都内で计画されているダム事业は存在しない。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 多摩川 多摩川 小河内ダム日语小河内ダム 利水 W・P 重力 149.0 189,100 东京都水道局日语東京都水道局 1957

神奈川県

编辑
 
神奈川県最大の多目的ダム・宫ヶ瀬ダム日语宮ヶ瀬ダム中津川日语中津川 (相模川水系)

県都横滨市を始め川崎市横须贺市といった大都市を抱える神奈川县明治时代以降人口が増加し、上水道の供给と整备が课题となっていた。1938年(昭和13年)神奈川県议会は県下最大の河川である相模川の河川开発による上水道・工业用水道・电力需要の补给を议决[58]。県営事业として初の多目的ダムである沼本ダム日语沼本ダムを1937年より、相模ダム日语相模ダムを1941年より建设する。横须贺海军工厂への电力供给も视野に入れていたこともあり、建设に反対する住民に対し陆军海军が合同阅兵式を水没予定地で行って圧力を挂ける[59]など半ば强引な手法で建设が进み1944年(昭和19年)完成する。戦后神奈川県の人口は爆発的に増大し相模ダムでは到底贿えず、相模ダム下流に1964年(昭和39年)城山ダム日语城山ダムが完成する。だがそれでもなお神奈川県の人口増加は进行し、相模川だけではなく県西部を流れる酒匂川水系も利用することになり支流の河内川に1978年三保ダム日语三保ダムが完成する。相模・城山・三保の各ダムはダム・人造湖の规模としては比较的巨大な部类に入るが、神奈川県の人口は1980年には700万人に迫る势いであり三ダムの供给量を以ってしても不足が生じていた[60]。このため建设が急がれたのが相模川支流中津川日语中津川 (相模川水系)宫ヶ瀬ダム日语宮ヶ瀬ダムである。完成まで31年を费やしたこのダムの完成により相模、城山、道志日语道志ダム道志川日语道志川)各ダムとの间に建设された导水路を通じ水を相互融通して神奈川県全域の水需要と相模川の治水に贡献している。

神奈川県最大の多目的ダムは宫ヶ瀬ダムである。宫ヶ瀬ダムは2003年の国土交通省调查により国土交通省直辖ダムにおいて年间访问者数が日本一[61]となり、年间延べ120万人が访れる一大観光地に成长している。新规のダム事业は存在しておらず、ダム事业の见直しの影响も受けていない。しかし相模川上流ダム群の建设に伴う湘南海岸沙洲后退が问题となっている。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 相模川 相模川 相模ダム日语相模ダム W・I・P 重力 58.4 63,200 神奈川県 1947
一级 相模川 相模川 寒川取水堰 利水 W・I 6.0 - 神奈川県 1971
一级 相模川 相模川 城山ダム日语城山ダム 补助 F・W・I・P 重力 75.0 62,300 神奈川県 1964
一级 相模川 相模川 沼本ダム日语沼本ダム 利水 W・I・P 重力 34.5 2,330 神奈川県 1943
二级 酒匂川 河内川 三保ダム日语三保ダム 补助 F・W・P ロックフィル 95.0 64,900 神奈川県 1978
一级 相模川 中津川日语中津川 (相模川水系) 宫ヶ瀬ダム日语宮ヶ瀬ダム 特定 F・N・W・P 重力 156.0 193,000 国土交通省 2001 水特法9条指定
一级 相模川 中津川 宫ヶ瀬副ダム日语宮ヶ瀬副ダム 特定 F・N・W・P 重力 34.5 557 国土交通省 2000 通称石小屋ダム

中部地方

编辑

新潟県

编辑
 
新潟県で最大の総贮水容量を有する奥三面ダム(三面川日语三面川

新潟县における多目的ダムの建设は、村上市を流れる三面(みおもて)川日语三面川水系が最初であり、1952年に三面ダムが完成する。しかし1967年(昭和42年)の羽越豪雨日语羽越豪雨による新潟県下越地方の壊灭的な被害を机に荒川日语荒川 (羽越)胎内川日语胎内川加治川日语加治川などの治水计画が改订され、大石ダム日语大石ダム(大石川)、内の仓ダム日语内の倉ダム(内の仓川)、奥三面ダム(三面川)が建设された。一方信浓川水系では支流の五十岚川日语五十嵐川で开発が始まり、笠堀ダム日语笠堀ダム(笠堀川)が1964年に完成したが1969年(昭和44年)の集中豪雨で五十岚川や刈谷田川日语刈谷田川鱼野川日语魚野川流域が被害を受け、また关越自动车道上越新干线建设による人口の増加が见込まれたことで信浓川水系の河川総合开発が见直され、鱼野川流域に三国川(さぐりがわ)ダム日语三国川ダム(三国川)、破间川(あぶるまがわ)ダム日语破間川ダム破间川日语破間川)が、五十岚川流域では笠堀ダム改良[62]のほか本流に大谷ダム日语大谷ダム (新潟県)が完成。刈谷田川には刈谷田川ダムが完成した。関川日语関川水系では农林省が土地改良事业の一环として本流に笹ヶ峰ダム日语笹ヶ峰ダムを建设、完成后新潟県へ管理を移行させている。中越地方上越地方を流れるその他の二级河川にも多目的ダムが建设され、佐渡地方でも羽越豪雨を机に国府川日语国府川水系、久知川水系で多目的ダムが完成している。

新潟県最大の多目的ダムは高度では三国川ダム、総贮水容量では奥三面ダムが最大である。现在建设が行われているダムは奥胎内ダム日语奥胎内ダム(胎内川)と新保川ダム再开発(新保川)があるが、ダム事业见直し対象で再検证された结果事业は継続となった。中止したダム事业としては清津峡日语清津峡に建设予定であった新潟県最大规模の清津川ダム(清津川)[63]、电源开発が汤之谷扬水発电计画を断念したことで中止となった佐梨川ダム(佐梨川)[64]赤芝発电所日语赤芝ダム#赤芝発電所との水利権日语水利権调整が付かず中止となった荒川第一ダム・荒川第二ダム(荒川)[65]など几つかのダム计画が存在する。

なお、新发田市にある内の仓ダムは北陆地方唯一の中空重力式コンクリートダム日语中空重力式コンクリートダムである。また妙见堰日语妙見堰は国土交通省北陆地方整备局と东日本旅客铁道が共同管理する珍しい形态をとっている。笹ヶ峰ダムは治水目的を持たない利水専用多目的ダムである。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 信浓川 破间川日语破間川 破间川ダム日语破間川ダム 补助 F・N・P 重力 93.5 15,800 新潟県 1986
二级 桑谷川 纲子川 后谷ダム 利水 W・P 重力 20.3 86 新潟県 1968
二级 加治川日语加治川 内の仓川 内の仓ダム日语内の倉ダム 补助 F・A・W・P 中空重力 82.5 24,800 新潟県 1972 农林省施工
一级 荒川 大石川 大石ダム日语大石ダム 特定 F・P 重力 87.0 22,800 国土交通省 1978
一级 信浓川 五十岚川日语五十嵐川 大谷ダム日语大谷ダム (新潟県) 补助 F・N・W ロックフィル 75.5 21,100 新潟県 1993
二级 国府川日语国府川 大野川 大野川ダム 补助 F・N・W 重力 47.0 1,390 新潟県 1979
二级 胎内川日语胎内川 胎内川 奥胎内ダム日语奥胎内ダム 补助 F・P 重力 82.0 10,000 新潟県 2013 工事中
二级 三面川日语三面川 三面川 奥三面ダム 补助 F・N・P アーチ 116.0 125,500 新潟県 2001
二级 柿崎川日语柿崎川 柿崎川 柿崎川ダム日语柿崎川ダム 补助 F・N・W ロックフィル 54.0 5,000 新潟県 2003
一级 信浓川 笠堀川 笠堀ダム日语笠堀ダム 补助 F・N・W・P 重力 74.5 15,400 新潟県 1964
一级 信浓川 刈谷田川日语刈谷田川 刈谷田川ダム 补助 F・W・I・P 重力 83.5 4,450 新潟県 1980
二级 久知川 久知川 久知川ダム 补助 F・N・W 重力 51.0 1,660 新潟県 1985
一级 信浓川 三国川 三国川ダム日语三国川ダム 特定 F・N・W・P ロックフィル 119.5 27,500 国土交通省 1993
一级 関川日语関川 関川 笹ヶ峰ダム日语笹ヶ峰ダム 利水 A・P ロックフィル 48.6 10,600 新潟県 1983 农林省施工
一级 関川 正善寺川 正善寺ダム日语正善寺ダム 补助 F・N・W 重力 47.0 4,600 新潟県 1984
一级 信浓川 城川 城川ダム 补助 F・N・W 重力 21.7 297 新潟県 1996
二级 国府川 新保川 新保川ダム 补助 F・N・W 重力 38.0 1,150 新潟県 未定 再开発中
一级 信浓川 曽根川 长福寺ダム F・A アース 27.2 193 新潟県 1999
一级 阿贺野川 早出川 早出川ダム 补助 F・A・P 重力 82.5 14,900 新潟県 1979
一级 信浓川 和田川 広神ダム 补助 F・N・P 重力 80.5 12,400 新潟県 2010
一级 信浓川 小海川 松叶沢ダム F・A アース 24.5 171 新潟県 2007
二级 三面川 三面川 三面ダム 补助 F・N・P 重力 82.5 47,800 新潟県 1953
一级 信浓川 信浓川 妙见堰日语妙見堰 N・W・P・
国道17号の交通交通堵塞缓和
- - 国土交通省
东日本旅客铁道
1990

富山県

编辑
 
富山県最大の多目的ダム・境川ダム日语境川ダム(境川)

富山县の河川开発は大正より浅野総一郎日语浅野総一郎高峰让吉らによる水力発电事业が主であり、治水事业は常愿寺川砂防事业が行われていた程度であった。多目的ダム建设は富山県によって神通川支流の井田川日语井田川室牧ダムが1961年完成したのが最初であり、その后は神通川、庄川日语庄川小矢部川日语小矢部川といった一级河川では支流に、上市川日语上市川白岩川日语白岩川小川日语小川 (富山県)といった二级河川には本流に多目的ダムを建设している。富山県内の県営多目的ダムのほとんどは富山県土木局が管理[66]する补助多目的ダムであるが、刀利ダム日语刀利ダム(小矢部川)と支流の臼中ダム(打尾川)については富山県农业水产部耕地课が管理しており[67]、补助多目的ダムではない。一方建设省による特定多目的ダム事业は1969年8月の集中豪雨灾害を契机に、黑部水坝を笔头とした水力発电事业が著名でありながら治水事业が遅れていた黒部川日语黒部川に対して行われ、県内で最も新しいダムとして宇奈月ダム日语宇奈月ダム宇奈月温泉街の直上流に2000年完成している。富山県内の补助多目的ダムの几つかは目的の一つに道路などの积雪を溶かすための用水を供给する消流雪用水日语境川ダム#消流雪用水目的を有している。

県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に境川ダム日语境川ダム(境川)である。建设中のダムとしては国土交通省が利贺ダム(利贺川)を、富山県が舟川ダム(舟川)をそれぞれ施工しているが利贺ダムは民主党政権のダム事业见直しにより事业进捗が流动化している。また日本初の恒久堆砂対策として关西电力管理の出し平ダム日语出し平ダムと宇奈月ダムで実施している连携排砂日语連携排砂について、下流の黒部川・富山湾渔业関系者との间で行政诉讼日语行政訴訟(黒部川ダム排砂被害诉讼)が现在系争中である。中止したダム事业としては片贝川ダム(片贝川日语片貝川[68]、汤道丸ダム(汤道丸川)[69]、黒川ダム(黒川)[70]などがある。なお庄川合口ダム日语庄川合口ダム(庄川)は国の登录有形文化财に登录されている。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 小川日语小川 (富山県) 小川 朝日小川ダム日语朝日小川ダム 补助 F・N・P 重力 84.0 5,280 富山県 1990
一级 小矢部川日语小矢部川 打尾川 臼中ダム F・A ロックフィル 68.9 6,950 富山県 1993
一级 黒部川日语黒部川 黒部川 宇奈月ダム日语宇奈月ダム 特定 F・W・P 重力 97.0 24,700 国土交通省 2000
一级 黒部川 大谷川 大谷ダム 补助 F・N・S ロックフィル 29.5 325 富山県 1998
二级 上市川日语上市川 上市川 上市川ダム 补助 F・N・P 重力 64.0 4,850 富山県 1964
二级 上市川 上市川 上市川第二ダム 补助 F・N・P ロックフィル 67.0 7,800 富山県 1985
一级 神通川 久妇须川 久妇须川ダム 补助 F・N・P・S 重力 95.0 10,000 富山県 2002
一级 神通川 熊野川日语熊野川 (富山県) 熊野川ダム日语熊野川ダム 补助 F・N・P 重力 89.0 9,100 富山県 1984
一级 小矢部川 子抚川 子抚川ダム 补助 F・N・W ロックフィル 45.0 6,600 富山県 1978
一级 庄川日语庄川 境川 境川ダム日语境川ダム 补助 F・A・W・I・P・S 重力 115.0 59,900 富山県 1993
一级 庄川 庄川 庄川合口ダム日语庄川合口ダム 利水 A・W・P 重力 18.5 625 富山県
关西电力
1939 登录有形文化财
一级 小矢部川 山田川 城端ダム 补助 F・N・S 重力 59.0 3,000 富山県 1992
二级 白岩川日语白岩川 白岩川 白岩川ダム 补助 F・N・W 复合 50.0 2,200 富山県 1974
一级 小矢部川 小矢部川 刀利ダム日语刀利ダム F・A・P アーチ 101.0 31,400 富山県 1966 农林省施工
一级 庄川 利贺川 利贺ダム 特定 F・N・I 重力 110.0 31,100 国土交通省 未定 事业见直し
一级 庄川 利贺川 利贺川ダム 补助 F・P 重力 37.0 2,700 富山県 1974
二级 片贝川日语片貝川 布施川日语布施川 布施川ダム日语布施川ダム 补助 F・N・S ロックフィル 58.5 1,350 富山県 1992
二级 小川 舟川 舟川ダム 补助 F・N・S 重力 49.8 600 富山県 2012 工事中
一级 神通川 井田川日语井田川 室牧ダム 补助 F・N・P アーチ 80.5 17,000 富山県 1961
一级 庄川 和田川日语和田川 (庄川水系) 和田川ダム日语和田川ダム 补助 F・A・W・I・P 重力 21.0 3,070 富山県 1967

石川県

编辑
 
石川県最大の多目的ダム・手取川ダム日语手取川ダム手取川

石川县の多目的ダム事业は県営事业として推进され、県南部を流れる大圣寺川日语大聖寺川に建设された我谷ダム日语我谷ダムが最初である。続いて県都・金泽市を流れる犀川日语犀川 (石川県)水系の総合开発が実施された。金沢市内には犀川と浅野川日语浅野川が流れているが水害が频発し対策が迫られ、また人口増加に伴う上水道・电力需要が増大したことにより総合开発が企図されたが浅野川はダムを建设することが地质的に不可能であったことから犀川と支流の内川日语内川 (石川県)にダムを建设することになり、犀川ダム日语犀川ダム(犀川)、内川ダム日语内川ダム・新内川ダム(内川)が建设された。この他能登半岛を流れる小河川にも治水と上水道を目的に多目的ダムが建设されている。一方県内最大の手取川については石川県と电源开発、北陆电力が本流上流部にダム建设を计画していたが、手取川が1966年に一级河川に指定されたのを契机に建设省が多目的ダムの建设を计画。电源开発・石川県との共同事业として1979年県内唯一の国直辖ダム・手取川ダム日语手取川ダムを完成させた。

県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に手取川ダムであり、日本屈指の规模を有するダムの一つでもある。建设中の多目的ダムはない。中止したダム事业としては能登半岛を流れる河川群に计画されていた河内ダム(熊木川)[71]、伊久留川ダム(伊久留川)[72]、所司原ダム(子浦川)[73]があり、当初多目的ダムとして计画されていた辰巳ダム日语辰巳ダム(犀川)は穴あきタイプの治水専用ダム日语治水ダム#穴あきダムとして计画変更されている。2006年(平成18年)に完成した九谷ダム日语九谷ダム(大圣寺川)は强い反対运动により完成まで36年を费やしており、日本の长期化ダム事业の一つに名を连ねている。

なお、手取川ダムは河川法日语河川法第17条に基づく“兼用工作物”として国土交通省・电源开発・石川県が共同管理しているため、特定多目的ダムではない(详细は多目的ダム日语多目的ダムの项目を参照のこと)。また大日川ダム日语大日川ダム (石川県)(大日川)は県営の多目的ダムではあるが农业水产部が管理しており[74]、补助多目的ダムではない。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 大野川 森下川日语森下川 医王ダム日语医王ダム F・A ロックフィル 58.8 3,188 石川県 2001
二级 金川 岩坂川 岩坂ダム F・A アース 31.7 850 石川県 1984
二级 犀川日语犀川 (石川県) 内川日语内川 (石川県) 内川ダム日语内川ダム 补助 F・N・W・P 重力 81.0 9,500 石川県 1974
二级 鹈饲川 鹈饲川 小屋ダム 补助 F・N・W ロックフィル 56.5 3,050 石川県 1992
二级 町野川日语町野川 町野川 北河内ダム日语北河内ダム 补助 F・N・W 重力 47.0 2,860 石川県 2010
二级 大圣寺川日语大聖寺川 大圣寺川 九谷ダム日语九谷ダム 补助 F・W・P 重力 75.8 24,900 石川県 2005 水特法指定
二级 犀川 犀川 犀川ダム日语犀川ダム 补助 F・N・W・I・P 重力 72.0 14,300 石川県 1965
二级 犀川 内川 新内川ダム 补助 N・P 重力 18.9 61 石川県 1984
一级 手取川 大日川 大日川ダム日语大日川ダム (石川県) F・A・P 重力 59.9 27,200 石川県 1967 农林省施工
一级 手取川 手取川 手取川ダム日语手取川ダム F・W・I・P ロックフィル 153.0 231,000 国土交通省
电源开発
石川県
1979 水特法9条指定
二级 寺田川 寺田川 寺田川ダム 利水 A・W ロックフィル 26.7 460 石川県 2007
二级 八ヶ川 八ヶ川 八ヶ川ダム日语八ヶ川ダム 补助 F・N・W・I 重力 52.0 3,130 石川県 1994
二级 诸桥川 诸桥川 诸桥ダム F・A ロックフィル 35.2 1,725 石川県 1986
二级 大圣寺川 大圣寺川 我谷ダム日语我谷ダム 补助 F・N・P 重力 56.6 10,100 石川県 1964

福井県

编辑
 
北陆地方最大の総贮水容量を有する九头竜ダム日语九頭竜ダム九头竜川

福井県の多目的ダム事业は、県内最大の河川である九头竜川水系を中心に実施されている。その端绪となったのが支流・真名川に1957年完成した笹生川ダム日语笹生川ダムである。続いて九头竜川本流に开発の対象は移され、当初电源开発と北陆电力が竞愿していた奥越电源开発计画の中心事业として计画されていた九头竜ダム日语九頭竜ダム(九头竜川)が1959年の台风薇拉 (1959年)と1961年の台风南施 (1961年)による九头竜川の水害を机に建设省による直辖事业として事业が拡大、1968年に完成した。しかし1965年(昭和40年)9月の奥越豪雨で笹生川ダムでは计画高水流量を三倍近く上回る洪水を记录、ダムは治水机能を丧失し决壊の危机に濒し直下流の西谷村日语西谷村 (福井県)中岛集落は壊灭した[75]。この奥越豪雨を机に笹生川ダム再开発事业が実施され、ダム右岸にトンネル式洪水吐きが増设されたほか、建设省により笹生川ダム下流に真名川ダム日语真名川ダムが建设された。さらに老朽化した鸣鹿が洪水流下を阻害することが判明したことで新たに可动堰が计画され、2003年に九头竜川鸣鹿大堰日语九頭竜川鳴鹿大堰(九头竜川)として完成している。福井県でも支流の日野川日语日野川 (福井県)に広野ダム(日野川)や桝谷ダム日语桝谷ダム(桝谷川)を建设したのを始め、竹田川日语竹田川、浄土寺川、永平寺川などに多目的ダムを建设して治水対策を强化した。

2004年に発生した平成16年7月福井豪雨日语平成16年7月福井豪雨では福井市内が足羽川日语足羽川の泛滥によって死者を出す大水害を被ったが、真名川については真名川ダムと笹生川ダムの洪水调节机能によって浸水被害がほぼ皆无となり、ダムのない足羽川との浸水被害の差が顕著に现れている[76]

県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に九头竜ダムであり、日本屈指の规模を夸る。施工中のダムとしては九头竜川に次ぐ一级河川である北川水系で河内川ダム(河内川)がある。河内川ダムはダム事业见直し対象となったものの事业者の福井県は事业継続を决定している[4]。中止した多目的ダム事业は存在しないが、足羽川ダム日语足羽川ダム(部子川)については1983年(昭 和58年)の计画当时は足羽川本流に计画された多目的ダムであったが、反対运动の激化で1997年に一旦冻结された。しかし福井豪雨の甚大な被害を契机に 福井県・福井市・被害住民の要望もあって现在は穴あきタイプの治水専用ダムとして计画されている。なお九头竜ダムについては手取川ダム同様、河川法第17 条に基づく“兼用工作物”として国土交通省と电源开発が共同管理しており、特定多目的ダムには该当しない。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 九头竜川 永平寺川日语永平寺川 永平寺ダム日语永平寺ダム 补助 F・N・W 重力 55.0 770 福井県 2001
二级 佐分利川 大津吕川 大津吕ダム日语大津呂ダム 补助 F・N・W 重力 40.6 485 福井県 2012[77]
一级 九头竜川 九头竜川 九头竜ダム日语九頭竜ダム F・P ロックフィル 128.0 353,000 国土交通省
电源开発
1968
一级 九头竜川 九头竜川 九头竜川鸣鹿大堰日语九頭竜川鳴鹿大堰 特定 F・N・W 5.7 667 国土交通省 2003
一级 北川 河内川 河内川ダム 补助 F・N・A・W・I 重力 77.5 8,800 福井県 2019[78] 工事中
一级 九头竜川 真名川 笹生川ダム日语笹生川ダム 补助 F・N・W・P 重力 76.0 58,806 福井県 1957 1977年再开発
一级 九头竜川 浄土寺川 浄土寺川ダム日语浄土寺川ダム 补助 F・N・W・S 重力 72.0 2,160 福井県 2008
一级 九头竜川 日野川日语日野川 (福井県) 広野ダム日语広野ダム 补助 F・N・I・P 重力 63.0 11,300 福井県 1976
一级 九头竜川 日野川 二ッ屋分水堰 F・N・A・W・I 重力 24.7 - 福井県 2005 农林水产省施工
一级 九头竜川 桝谷川日语桝谷川 桝谷ダム日语桝谷ダム F・A・W・I ロックフィル 100.4 25,000 福井県 2005 农林水产省施工
一级 九头竜川 真名川日语真名川 真名川ダム日语真名川ダム 特定 F・N・P アーチ 127.5 115,000 国土交通省 1977
一级 九头竜川 竹田川日语竹田川 龙ヶ鼻ダム日语龍ヶ鼻ダム 补助 F・N・W・P 重力 79.5 10,200 福井県 1988

山梨県

编辑
 
山梨県で最大の総贮水容量を有する広瀬ダム日语広瀬ダム笛吹川

山梨县では甲府盆地の东西を笛吹川・釜无川の二大河川が流れ、盆地南部で合流して富士川となり、有史以来水害が多発していた。

山梨県では明治期に山林荒廃が起こり明治40年の大水害日语明治40年の大水害に代表される大规模な水害が多発しており、戦前から河川改修が课题となっていた。戦后の八岳山麓开拓や首都圏の卧城として人口が増加し上水道需要も急増し、こうした観点から戦后県政においては主に富士川水系での河川総合开発が検讨され、1974年(昭和49年)富士川水系の主要な支流の一つである笛吹川広瀬ダム日语広瀬ダムが完成した。その后も笛吹川流域や塩川流域に多目的ダムが多数建设されている。一方県东部の相模川[79]流域では大月市を中心に人口が増加し治水安全度低下・上水道需要急増という状况になったことから、支流の葛野川を开発することになり深城ダム日语深城ダムが県内同水系では唯一の多目的ダムとして完成する。

県内最大の多目的ダムは高度では荒川ダム日语荒川ダム(荒川)、総贮水容量では広瀬ダムがそれぞれ最大となる。建设中の多目的ダムは存在しない。中止したダム事业としては富士川水系では早川日语早川 (山梨県)の角瀬ダムが1955年に费用対效果が乏しいことを理由に中止した[80]のを皮切りに、塩川本流に计画されていたアーチダム日语アーチ式コンクリートダムである大渡ダム[81]、笛吹川支流芦川に计画されていた芦川ダム[82]が、相模川水系では笹子ダム(奥野沢川)[83]がある。なお、山梨県内には国土交通省直辖ダムは存在しない[84]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 富士川 荒川 荒川ダム日语荒川ダム 补助 F・N・W ロックフィル 88.0 10,800 山梨県 1985 水特法指定
一级 富士川 琴川 琴川ダム 补助 F・N・W・P 重力 64.0 5,150 山梨県 2007
一级 富士川 塩川 塩川ダム日语塩川ダム 补助 F・N・A・W 重力 79.0 11,500 山梨県 1997 水特法指定
一级 富士川 大门川 大门ダム日语大門ダム 补助 F・N・W・P 重力 65.5 3,660 山梨県 1987
一级 富士川 笛吹川 広瀬ダム日语広瀬ダム 补助 F・A・W・P ロックフィル 75.0 14,300 山梨県 1974
一级 相模川 葛野川 深城ダム日语深城ダム 补助 F・N・W 重力 87.0 6,440 山梨県 2004

长野県

编辑
 
长野県で最大の総贮水容量を有する牧尾ダム日语牧尾ダム(王滝川)

北に信浓川(千曲川)水系、南に天龙川水系、西に木曾川水系を抱える长野县では、天竜川支流の三峰川日语三峰川において最初の多目的ダム事业が行われた。1941年(昭和16年)より河水统制事业としてダム计画は立てられたが、戦后当时の长野県省长であった林虎雄日语林虎雄は1949年、キティ台风日语キティ台風による水害后TVAにならい河川総合开発を実施するため长野県庁に総合开発局を设置。三峰川に二个所の多目的ダムを计画した[85]。これが美和ダム日语美和ダム高远ダム日语高遠ダムであるが美和ダムは建设省に事业が移管され、1959年に特定多目的ダム法日语特定多目的ダム法适用第一号として完成する。しかし天竜川は1961年の昭和36年6月梅雨前线豪雨日语三六災害により饭田市など流域が致命的被害を受けたことから、水害の最大要因に挙げられた小渋川の河川総合开発が计画され、1969年に小渋ダム日语小渋ダムが完成する。长野県も松川日语松川片桐松川日语片桐松川、沢川に补助多目的ダムを建设し伊那盆地日语伊那盆地の治水と利水に充てた。一方信浓川水系では本流にダム建设の适地がなく、长野県内最大の支流である犀川日语犀川 (長野県)も上流から下流まで発电専用ダムが连绵と建设されていたことから、主にその他の信浓川支流及び犀川の二次支流に多目的ダムが建设された。最初に开発されたのが県都・长野市を流れる裾花川日语裾花川で、治水と上水道、そして不安定な电力供给解消を目的に1969年裾花ダム日语裾花ダムが完成。以后奈良井川日语奈良井川内村川日语内村川、神川などに多目的ダムが多数建设された。また1969年8月豪雨灾害を机に建设省は1974年信浓川水系工事実施基本计画を改定し、高瀬川日语高瀬川 (長野県)大町ダム日语大町ダムを建设する。木曽川水系では木曽川水系水资源开発基本计画の一环として水资源机构日语水資源機構[86]が本流源流部に味噌川ダム日语味噌川ダムを、支流王滝川に牧尾ダム日语牧尾ダムを建设。爱知用水日语愛知用水の水源の一つとして名古屋市の水がめになっている。

长野県最大の多目的ダムは高度では味噌川ダム、総贮水容量では牧尾ダムがそれぞれ最大である。长野県のダム事业では当时の田中康夫日语田中康夫知事が在任中に発表した脱ダム宣言日语中止したダム事業#脱ダム宣言によるものによる下诹访ダム(砥川)など県営7ダム事业の中止が有名で、日本のダム事业の在り方に多大な影响を与えたが2006年の1941年で长野県内が被害を受け、直后の知事选で落选。后任の村井仁日语村井仁知事が脱ダム宣言を撤回し角间(角间川)、黒沢(黒沢川)、驹沢(驹沢川)のダム计画を一旦复活させたが2009年ダム事业の见直し対象にされ、最终的に中止となった。この他大仏ダム(薄川日语薄川[87]の中止がある。国直辖では信浓川本流に1982年より计画されていた千曲川上流ダムがあり、高度80メートル、総贮水容量8,000万立方メートルと完成すれば长野県最大の多目的ダムになる计画であったが、水没予定地の南牧村川上村の反対で2002年に中止された[88]。また戸草ダム日语戸草ダム(三峰川)も一旦中止となったが、このダムでは伊那市など流域市町村が中止方针に反発[89]し中止は撤回されたものの、再度见直し対象になっている。

なお深刻な堆砂が问题になっている美和ダムと小渋ダム、松川ダム日语松川ダム(松川)については堆砂防除を目的としたダム再开発事业が行われており、ダム湖上流よりバイパストンネルによる下流への排砂事业が実施・施工されている[90][91][92]。また牧尾ダムでは1984年の长野県西部地震日语長野県西部地震で大量に流入した土砂除去を目的とした再开発事业が行われた[93]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 信浓川 内村川日语内村川 内村ダム日语内村ダム 补助 F・N・W 重力 51.3 2,000 长野県 1985
一级 信浓川 宫川 大沼ダム日语すずらん湖 利水 A・W アース 17.0 80 长野県 1964
一级 信浓川 高瀬川日语高瀬川 (長野県) 大町ダム日语大町ダム 特定 F・N・W・P 重力 107.0 33,900 国土交通省 1985
一级 信浓川 裾花川日语裾花川 奥裾花ダム日语奥裾花ダム 补助 F・W・P 重力 59.0 5,400 长野県 1979
一级 信浓川 小仁熊川 小仁熊ダム日语小仁熊ダム 补助 F・N・W 重力 36.5 1,930 长野県 2003
一级 天龙川 片桐松川日语片桐松川 片桐ダム日语片桐ダム 补助 F・N・W 重力 59.2 1,840 长野県 1989
一级 信浓川 金原川 金原ダム日语金原ダム 补助 F・N・W ロックフィル 36.5 388 长野県 1999
一级 信浓川 宫川 北山ダム日语北山ダム (長野県) 补助 F・N・W 重力 43.0 213 长野県 1999
一级 天竜川 小渋川 小渋ダム日语小渋ダム 特定 F・N・A・P アーチ 105.0 58,000 国土交通省 1969 再开発中
一级 信浓川 产川 沢山池日语沢山池 F・A アース 25.5 1,082 土地改良区 1936
一级 信浓川 神川 菅平ダム日语菅平ダム 利水 A・W・P 重力 41.8 3,451 长野県 1961
一级 信浓川 裾花川 裾花ダム日语裾花ダム 补助 F・W・P アーチ 83.0 15,000 长野県 1969
一级 天竜川 三峰川日语三峰川 高远ダム日语高遠ダム 利水 A・P 重力 30.9 2,310 长野県 1958
一级 天竜川 三峰川 戸草ダム日语戸草ダム 特定 F・N・I・P 重力 140.0 61,000 国土交通省 未定 事业见直し
一级 信浓川 灰野川 豊丘ダム日语豊丘ダム 补助 F・N・W 重力 81.0 2,580 长野県 1994
一级 信浓川 奈良井川日语奈良井川 奈良井ダム日语奈良井ダム 补助 F・N・W ロックフィル 60.0 8,000 长野県 1982
一级 木曾川 王滝川 牧尾ダム日语牧尾ダム 水机构法 A・W・I・P ロックフィル 105.0 75,000 水资源机构 1961 2006年再开発
一级 天竜川 松川日语松川 (飯田市) 松川ダム日语松川ダム 补助 F・N・W・P 重力 84.3 7,400 长野県 1974 再开発中
一级 信浓川 水上沢川 水上ダム日语水上ダム 补助 F・N・W 重力 38.0 276 长野県 2000
一级 木曽川 木曽川 味噌川ダム日语味噌川ダム 水机构法 F・N・W・I・P ロックフィル 140.0 61,000 水资源机构 1996
一级 天竜川 沢川 箕轮ダム日语箕輪ダム 补助 F・N・W 重力 72.0 9,500 长野県 1992
一级 天竜川 三峰川 美和ダム日语美和ダム 特定 F・N・I・P 重力 69.1 34,300 国土交通省 1959 2005年再开発
一级 信浓川 裾花川 汤の瀬ダム日语湯の瀬ダム 利水 W・P 重力 18.0 330 长野県 1969
一级 信浓川 余地川 余地ダム日语余地ダム 补助 F・N・W 重力 42.0 523 长野県 2003

岐阜県

编辑
 
戦后の大规模ダム事业の先駆けとなった丸山ダム日语丸山ダム木曾川

木曽三川日语木曽三川(木曽川・长良川揖斐川)を抱える岐阜县では、轮中日语輪中宝暦治水日语宝暦治水など度重なる治水事业が実施されたが洪水被害は减ることがなかった。他方豊富な水量は福泽桃介松永安左エ门日语松永安左エ門らにより水力発电事业として开発され、大井ダム日语大井ダム(木曽川)など多くの水力発电所・発电用ダムが建设されたが河川総合开発は戦后になって実施された。1951年の国土総合开発法により木曽川水系は木曽特定地域総合开発计画の対象地域に指定され、木曽川、揖斐川、长良川、飞騨川日语飛騨川などに多目的ダムを建设する计画が立てられた[94]。その中で最初に着手されたのが丸山ダム日语丸山ダム(木曽川)であり、日本発送电日语日本発送電が施工していた発电用ダムに洪水调节目的を付加し1955年に完成、揖斐川本流にも横山ダム日语横山ダムが1964年完成した。しかし1959年の伊势湾台风で流域は大きな被害を受け、さらに名古屋市を中心とした中京圈中京工业地带の拡大、东海道新干线东名高速公路名神高速公路の完成で人口が急増。治水安全度低下と上水道需要のひっ迫を招いた。これに対し木曽川水系水资源开発基本计画が立てられ、徳山ダム日语徳山ダム(揖斐川)、岩屋ダム日语岩屋ダム马瀬川日语馬瀬川)、阿木川ダム日语阿木川ダム(阿木川)などが建设されて爱知用水や木曽川用水日语木曽川用水の水源として中京圏の水需要に贡献している。一方庄内川水系では本流にダム建设の适地が存在しないため、瑞浪市で庄内川に合流する小里川に同水系唯一の多目的ダムである小里川ダムが2003年完成する。県営事业としては木曽川水系の小河川のほか、発电用ダムが多数建设されているため多目的ダムが建设されていない飞驒国の河川に多目的ダムを建设している。

県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に徳山ダムであり、多目的ダムとしては日本最大であるが建设に伴い旧徳山村日语徳山村全村が水没。强固な反対运动が长年続いた。建设中のダムとしては日本最大のダムかさ上げ事业となる新丸山ダム日语丸山ダム#新丸山ダム(木 曽川)が国土交通省によって进められており、完成すれば丸山ダムは水没する。このほか水无瀬ダム(水无瀬川)が県営事业として施工中であるが、ダム事业见 直しにより事业进捗が不透明になっている。中止したダム事业では犬山ダム(木曽川)・久田见ダム(飞騨川)・洞戸及び板取ダム日语板取川板取川日语板取川)・黒津ダム(根尾川日语根尾川)・一之瀬ダム(牧田川日语牧田川)など木曽特定地域総合开発计画で计画されたダム群[95]のほか、矢作川水系上村川日语上村川 (矢作川水系)に计画されていた上矢作ダムがある[96]

なお木曽川本流の兼山ダム日语兼山ダム落合ダム日语落合ダムは関西电力が管理する発电用ダムだが、それぞれ爱知用水と东浓用水日语落合ダム#東濃用水の取水元として利用され、取水された水は名古屋市、多治见市などの上水道に利用されている。また、御母衣水坝(庄川)も発电用ダムであるが建设省河川局长通达・建河発第一七八号日语日本のダム#河川局長通達による分類に基づく第一类ダムとして洪水调节机能を有している。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 木曽川 阿木川 阿木川ダム日语阿木川ダム 水机构法 F・N・W・I ロックフィル 101.5 48,000 水资源机构 1990 建设省より移管
水特法指定
一级 木曽川 岩村川 岩村ダム 补助 F・N・W 重力 35.8 180 岐阜県 1997
一级 木曽川 马瀬川日语馬瀬川 岩屋ダム日语岩屋ダム 水机构法 F・A・W・I・P ロックフィル 127.5 173,500 水资源机构 1976 建设省より移管
一级 木曽川 东谷川 打上调整池 水机构法 A・W・I アース 29.7 2,260 水资源机构 1987
一级 木曽川 大ヶ洞川 大ヶ洞ダム 补助 F・N・W 重力 42.5 450 岐阜県 1998
一级 庄内川 小里川 小里川ダム日语小里川ダム 特定 F・N・P 重力 114.0 15,100 国土交通省 2003
一级 木曽川 木曽川用水日语木曽川用水 上饭田调整池 水机构法 A・W アース 16.1 70 水资源机构 1975
一级 木曽川 木曽川 新丸山ダム日语丸山ダム#新丸山ダム 特定 F・N・P 重力 122.5 146,350 国土交通省 未定 水特法指定
事业见直し
一级 木曽川 揖斐川 徳山ダム日语徳山ダム 水机构法 F・N・W・I・P ロックフィル 161.0 660,000 水资源机构 2008 日本最大
建设省より移管
水特法9条指定
一级 木曽川 中野方川日语中野方川 中野方ダム 补助 F・N・W 重力 41.7 411 岐阜県 2005
一级 神通川 荒城川 丹生川ダム日语丹生川ダム 补助 F・N・W 重力 69.5 6,200 岐阜県 2012
一级 木曽川 可児川日语可児川 松野ダム日语松野ダム 水机构法 F・A アース 26.7 3,313 水资源机构
岐阜県
1961
一级 木曽川 木曽川 丸山ダム日语丸山ダム F・P 重力 98.2 79,520 国土交通省
関西电力
1955 再开発中
一级 木曽川 水无瀬川 水无瀬ダム 补助 F・W 重力 43.5 1,042 岐阜県 2017 事业见直し
一级 木曽川 揖斐川 横山ダム日语横山ダム 特定 F・P 中空重力 80.8 43,000 国土交通省 1964 2010年再开発

静冈県

编辑
 
静冈県最大の多目的ダム・长岛ダム日语長島ダム大井川

静冈县には东から狩野川、富士川、安倍川大井川菊川、天竜川と6本の一级河川が流れる。河川开発は大井川と天竜川の水力発电事业が先行し、戦后大井川用水日语大井川用水の建设などが进められたが基本的には水力発电事业が継続されていた。河川総合开発が开始されたのは1951年、国土総合开発法施行に伴い天竜川流域が天竜奥三河特定地域総合开発计画の指定を受けたことに始まる。水力発电と共に三方原台地日语三方原台地など远州南部の台地灌漑、及び豊川用水日语豊川用水建设に伴う水资源开発に天竜川を利用する计画が立てられ[97]、电源开発が建设したUser:JuneAugust/佐久间水坝秋叶ダム日语秋葉ダム船明ダム日语船明ダム(天竜川)が水源として[98]滨松市などの上水道・工业用水道・灌漑用水に利用された。一方大井川では1972年の七夕豪雨日语七夕豪雨を机に治水を主目的とした多目的ダムの建设が计画され、榛原郡本川根町日语本川根町[99]长岛ダム日语長島ダムが大井川唯一の多目的ダムとして建设省の手で完成する。一方県内の二级河川では台风艾达 (1958年)で甚大な被害を受けた伊东市を流れる伊东大川に奥野ダム日语奥野ダム伊豆半岛初のダムとして完成し、続いて南伊豆町の铃野川に青野大师ダムが完成。県中央部を流れる太田川日语太田川 (静岡県)には太田川ダムが建设され、2009年に県内最新のダムとして完成。県西部には都田川ダム(都田川日语都田川)が建设されている。

県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に长岛ダムで ある。建设中のダムは県営の布沢川ダム(布沢川)のみであるが、ダム事业见直しで今后の状况は不透明である。佐久间ダムについては発电専用ではあるものの 天竜川の治水の要として建设省河川局长通达・建河発第一七八号により第一类ダムに指定され、治水にも责务を持つほか豊川用水の水源にも利用され事実上多目 的ダムとして机能しているが、2004年より洪水调节目的の追加と堆砂防除に伴う远州滩沿岸の海岸侵食防止を目的とした再开発事业が国土交通省中部地方整备局により计画され[100]、多目的ダム化される予定である。この事业は前原诚司国土交通大臣によるダム事业见直し対象からも除外されている。

なお大井川に建设されている畑薙第一ダム日语畑薙第一ダム井川ダム日语井川ダムは発电専用であるが、建设省河川局长通达により第一类ダムに指定され治水の责务を有するほか、県都・静冈市などの水源として重要な役割を担っている。残る一级河川である安倍川、狩野川、菊川には多目的ダムが本流・支流の何れにも全く建设されていない。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 青野川 铃野川 青野大师ダム 补助 F・N・W 重力 39.5 295 静冈県 2005
一级 天竜川 天竜川 秋叶ダム日语秋葉ダム 利水 A・W・I・P 重力 89.0 39,703 电源开発 1958
二级 太田川日语太田川 (静岡県) 太田川 太田川ダム 补助 F・N・W 重力 70.0 11,600 静冈県 2009
二级 伊东大川 伊东大川 奥野ダム日语奥野ダム 补助 F・N・W ロックフィル 63.0 5,100 静冈県 1989
一级 天竜川 天竜川 User:JuneAugust/佐久间水坝 F・P 重力 155.5 326,848 电源开発
国土交通省
1956 再开発中
一级 大井川 大井川 长岛ダム日语長島ダム 特定 F・N・A・W 重力 109.0 78,000 国土交通省 2001 水特法指定
二级 兴津川日语興津川 布沢川 布沢川ダム 补助 F・N・W 重力 59.5 816 静冈県 2017 事业见直し
一级 天竜川 天竜川 船明ダム日语船明ダム 利水 A・W・I・P 重力 24.5 14,578 电源开発 1976
二级 都田川日语都田川 都田川 都田川ダム F・A・W ロックフィル 55.0 12,020 静冈県 1984

爱知県

编辑
 
爱知県で最大の総贮水容量を有する矢作ダム日语矢作ダム矢作川

爱知县の多目的ダム建设は主に県东部、三河地方の河川で実施されている。端绪は天竜奥三河特定地域総合开発计画の主要事业として豊川用水が建设されたことに始まる。天竜川の佐久间ダムより导水した水を豊川水系を経て丰桥市渥美半岛へ送水する豊川用水の水源として宇连ダム日语宇連ダム宇连川日语宇連川)が県内最初の多目的ダムとして建设されたのを皮切りに大野头首工(宇连川)、大岛ダム(大岛川)などが建设された。続く矢作川水系では昭和36年6月梅雨前线豪雨による水害や丰田汽车などの工场建设、それに伴う丰田市など流域人口の増加により河川総合开発が建设省により计画され、最上流部に矢作ダム日语矢作ダムが建设されたほか支流にも小规模な多目的ダムが県営事业として建设された。天竜川水系では电源开発が発电用として计画していた新豊根ダム日语新豊根ダムが、爱知県による治水事业を加えた多目的ダムとして规模が拡大され、さらに建设省に事业移管されて1972年完成した。一方爱知用水関连では爱知池日语愛知池(前川)が调整池として建设されたほか、1633年に建设された入鹿池日语入鹿池が治水机能を追加する再开発事业が行われた。

爱知県最大のダムは高度では新豊根ダム、総贮水容量では矢作ダムがそれぞれ最大であるが、现在国土交通省が施工中の设楽ダム日语設楽ダムが完成すると総贮水容量では同ダムが最大となる。しかし设楽ダムは民主党政権によるダム事业见直しの対象となり、今后の状况は不透明である[101]。中止したダム事业としては矢作川河口に建设が予定されていた矢作川河口堰[102]がある。なお新豊根ダムは当初爱知県と电源开発の共同事业であり、特定多目的ダム法の适用を受けていないため、国土交通省管理ではあるが特定多目的ダムではない。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 境川日语境川 (境川水系・愛知県) 前川 爱知池日语愛知池 水机构法 A・W・I・P アース 31.0 9,000 水资源机构 1961
一级 矢作川 雨山川 雨山ダム 补助 F・N・W 重力 21.5 251 爱知県 1995
一级 庄内川 五条川日语五条川 入鹿池日语入鹿池 F・A ロックフィル 25.7 18,523 爱知県 1633 1991年再开発
一级 豊川 宇连川日语宇連川 宇连ダム日语宇連ダム 水机构法 A・W・I 重力 65.0 29,110 水资源机构 1958 农林省施工
一级 豊川 大岛川 大岛ダム 水机构法 A・W 重力 69.4 12,300 水资源机构 2003 农林水产省施工
一级 豊川 宇连川 大野头首工 水机构法 A・W・I 重力 26.0 1,096 水资源机构 1961
一级 豊川 豊川用水日语豊川用水 大原调整池 利水 A・W ロックフィル 47.9 2,020 农林水产省 1993
二级 西田川 山林川 蒲郡调整池 利水 A・W ロックフィル 43.2 611 农林水产省 1996
一级 矢作川 木瀬川日语木瀬川 (矢作川水系) 木瀬ダム 补助 F・N・W 重力 33.0 644 爱知県 1999
一级 木曽川 木曽川 木曽川大堰日语木曽川大堰 水机构法 A・W・I - - 水资源机构 1974
一级 豊川 豊川用水 驹场调整池 水机构法 A・W・I アース 24.6 900 水资源机构 1968
一级 豊川 豊川 设楽ダム日语設楽ダム 特定 F・N・A・W 重力 129.0 98,000 国土交通省 未定 事业见直し
一级 天竜川 大入川 新豊根ダム日语新豊根ダム F・P アーチ 116.5 53,500 国土交通省
电源开発
1972 爱知県より移管
一级 豊川 豊川用水 万场调整池 利水 A・W・I ロックフィル 28.6 5,390 农林水产省 1994 水特法指定
一级 矢作川 矢作川 矢作ダム日语矢作ダム 特定 F・N・A・W・I・P アーチ 100.0 80,000 国土交通省 1970

近畿地方

编辑

三重県

编辑
 
三重県最大の多目的ダム・宫川ダム日语宮川ダム (三重県)宫川日语宮川 (三重県)

三重县の多目的ダム事业は、県南部を流れる宫川日语宮川 (三重県)より始まった。宫川の治水と県営水力発电を目的に最上流部に宫川ダム日语宮川ダム (三重県)が1957年完成したのが最初である。宫川ダム下流には1967年三瀬谷ダム日语三瀬谷ダムが完成し、宫川水系は一大电源地帯日语電源地帯となった。1959年の伊势湾台风では三重県内の河川はほぼ全て泛滥し、流域に被害を与えたが宫川流域だけは宫川ダムの洪水调节によって河口の高潮による被害を除いて浸水被害がほぼ皆无であった[103]。このことからダムによる治水が再认识され、云出川日语雲出川水系に君ヶ野ダム(八手俣川)、栉田川日语櫛田川水系に莲ダム日语蓮ダム(莲川)が建设された。莲ダムは松阪市伊势市鸟羽市など県南部の水がめであるが、离岛である神岛日语神島 (三重県)の水源でもあり、水洗厕所普及などに役立っている。一方県北部では木曽特定地域総合开発计画の一环で建设された三重用水日语三重用水の水源として中里ダム日语中里ダム(砂子谷川)など4个所のダムが建设され、それらを连结して安定した水供给を図ることで四日市市铃鹿市などの农业用水、上水道や工业用水道供给に资している。伊贺地方日语伊賀地方では淀川水系屈指の规模を有する支流・木津川日语木津川 (京都府)流域の最大支流である名张川日语名張川の総合开発が実施され、三重県内では本流に比奈知ダム日语比奈知ダム、支流の青莲寺川には青莲寺ダム日语青蓮寺ダムが建设され、大阪府兵库县の水がめになっている。

三重県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に宫川ダムであり、1957年の完成以来现在まで记录は破られていない。建设中のダムは木津川支流の前深瀬川に水资源机构が建设している川上ダム日语川上ダム (三重県)のみであるが、民主党のダム事业见直しの対象になり三重県、伊贺市そして三重県选出の中井洽日语中井洽国家公安委员会委员长が反発。中井国家公安委员长は前原诚司国土交通大臣に直接抗议している[104]。また长良川河口堰日语長良川河口堰(长良川)は公共事业环境问题の整合性を世に问い、全国的にも话题となった。中止したダム事业としては伊势路川ダム(伊势路川)[105]などがある。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 铃鹿川 椎山川 加佐登调整池日语加佐登調整池 水机构法 A・W・I アース 28.7 3,047 水资源机构 1982
一级 淀川 前深瀬川 川上ダム日语川上ダム (三重県) 水机构法 F・N・W・P 重力 91.0 33,000 水资源机构 2015 水特法指定
事业见直し
一级 云出川日语雲出川 八手俣川 君ヶ野ダム 补助 F・N・W・I 重力 73.0 23,300 三重県 1971
二级 三滝川 赤川 菰野调整池 水机构法 A・W・I アース 28.4 1,650 水资源机构 1989
一级 淀川 青莲寺川 青莲寺ダム日语青蓮寺ダム 水机构法 F・N・A・W・P アーチ 82.0 27,200 水资源机构 1970
一级 淀川 滝川 滝川ダム 补助 F・N・W 重力 29.8 282 三重県 1999
二级 员弁川日语員弁川 砂子谷川 中里ダム日语中里ダム 水机构法 A・W・I アース 46.0 16,400 水资源机构 1976
一级 木曽川 长良川 长良川河口堰日语長良川河口堰 水机构法 F・W・I - 36,700 水资源机构 1994
一级 栉田川日语櫛田川 莲川 莲ダム日语蓮ダム 特定 F・N・W・P 重力 78.0 32,600 国土交通省 1991 水特法指定
一级 淀川 名张川日语名張川 比奈知ダム日语比奈知ダム 水机构法 F・N・W・P 重力 70.5 20,800 水资源机构 1998
一级 宫川日语宮川 (三重県) 宫川 三瀬谷ダム日语三瀬谷ダム 利水 I・P 重力 39.0 13,101 三重県 1966
一级 宫川 宫川 宫川ダム日语宮川ダム (三重県) 补助 F・N・P 重力 88.5 70,500 三重県 1956

滋贺県

编辑
 
滋贺県最大の多目的ダム・永源寺ダム日语永源寺ダム爱知川日语愛知川

滋贺县の河川开発は、琵琶湖を抜きに语れない。淀川水系全流域面积の半分以上53百分比を占める琵琶湖及び流入河川の利水は明治时代の琵琶湖疏水に溯り、治水は瀬田川洗堰日语瀬田川洗堰(淀川)建设と瀬田川日语瀬田川浚渫より始まる。戦后爆発的に増大する近畿地方の人口に対処すべく、1962年8月水资源开発促进法日语水資源開発促進法による水资源开発水系に淀川水系は利根川水系と共に指定され、琵琶湖の総合开発事业が本格化する。1972年、琵琶湖総合开発特别措置法が制定され琵琶湖の治水と利水、及び流入河川の河川総合开発事业が计画された[106]。これに伴い计画・建设されたのが国直辖では丹生ダム日语丹生ダム高时川日语高時川)や大戸川ダム日语大戸川ダム大戸川日语大戸川)、県営では青土ダム(野洲川日语野洲川)がある。また、近江盆地近畿地方有数の谷仓地帯であるが河川は悬河で水量も少なく、干旱による被害は多く水争いが多発していた。こうした用水供给を解决するため农林省は永源寺ダム日语永源寺ダム爱知川日语愛知川)や犬上ダム(犬上川日语犬上川)などの利水専用多目的ダムを建设、灌漑用水を安定供给するに至った。琵琶湖は河川法・水资源开発促进法により霞ヶ浦と同様“湖沼水位调节施设”とされ、多目的ダムの扱いを受ける。

滋贺県最大の多目的ダムは琵琶湖を除外すれば高度・総贮水容量共に永源寺ダムであるが、建设中の丹生ダムが完成すれば第一位となる。しかし嘉田由纪子滋贺県知事の登场により滋贺県内のダム事业は国営・県営问わず冻结する方针を公约として掲げており、大津市彦根市长滨市など自治体からの反発を招いているものの、自由民主党 (日本)政権・民主党政権共に丹生ダムについては建设冻结の方向に动いており[107]、多目的ダムから治水ダムへ変更された大戸川ダム[108]と共に今后の动向が注目されている。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 淀川 犬上川日语犬上川 犬上川ダム 利水 A・P 重力 45.0 3,890 滋贺県 1946
一级 淀川 爱知川日语愛知川 永源寺ダム日语永源寺ダム 利水 A・P 复合 73.5 22,741 滋贺県 1972 农林省施工
一级 淀川 野洲川日语野洲川 青土ダム 补助 F・N・W・I ロックフィル 43.5 7,300 滋贺県 1987
一级 淀川 高时川日语高時川 丹生ダム日语丹生ダム 水机构法 F・N・W ロックフィル 145.0 150,000 水资源机构 未定 建设省より移管
水特法指定
事业见直し
一级 淀川 淀川 琵琶湖 水机构法 F・W・I - 2,700,000 水资源机构 1991 瀬田川洗堰日语瀬田川洗堰

京都府

编辑
 
西日本最大の河川・淀川本流に建设された天ヶ瀬ダム日语天ヶ瀬ダム(淀川)

京都府は北部を由良川日语由良川、南部を淀川が流れるが、特に淀川の治水・利水が重要であった。淀川本流(宇治川)に桂川と木津川、鸭川が合流する県南部は古くより水害常袭地帯であり、白河法皇をして延历寺僧兵骰子赌博と共に鸭川の洪水を悩みに挙げているほどであった。淀川水系の治水が本格的に検讨されたのは1953年の台风13号による淀川の大洪水であり、これに対応すべく建设省は淀川水系改修基本计画を策定。淀川本流と木津川支流の名张川に多目的ダムを建设する计画を立てた。これが天ヶ瀬ダム日语天ヶ瀬ダム(淀川)と高山ダム日语高山ダム(名张川)である。さらに伊势湾台风の被害を机に桂川の河川开発が计画され、京都市や大阪市など淀川流域の人口増加に伴い水资源开発も急务となったことから1962年淀川水系は水资源开発水系に指定。淀川水系水资源开発基本计画策定に伴い桂川本流に多目的ダムが计画された。これが日吉ダム日语日吉ダムである。现在天ヶ瀬・高山・日吉の三ダムは淀川の治水及び関西圏の水がめとして重要な位置を占めている。また天ヶ瀬ダムは喜撰山ダム日语喜撰山ダム(寒谷川)との间で抽水蓄能电站を行い、関西地方の电力需要にも资している。一方由良川では戦前より由良川の治水と舞鹤海军工厂への电力供给を目的とした多目的ダム建设が计画されていたが太平洋战争の激化により中断。戦后相次ぐ水害を受け再度ダム建设が実施された。これが県下初の多目的ダム・大野ダム日语大野ダム (京都府)であり、反対运动は强かったが当时の蜷川虎三日语蜷川虎三京都府知事が强力に事业を推进、反対派を说得する[109]などして1961年に完成する。建设省が施工したこのダムは完成后京都府に管理が移管されている。

京都府最大の多目的ダムは高度では天ヶ瀬ダム、総贮水容量では日吉ダムがそれぞれ最大であり、日吉ダムは事业者と水没予定地、周辺市町村间で计画的な周辺整备を行った结果京都府有数の行楽地に成长している[110]。 建设中のダムとしては国土交通省が天ヶ瀬ダムにバイパストンネル洪水吐きを建设してダム机能を强化する天ヶ瀬ダム再开発事业、京都府が由良川水系の畑川に 建设予定の畑川ダムが存在するが、前原诚司国土交通大臣のお膝元である京都ではダム事业见直し対象がない。中止したダム事业としては鸭川ダム(鸭川)[111]、南丹ダム(园部川)[112]がある。なお、天ヶ瀬ダム建设により大正时代に建设された関西电力志津川ダムが水没、日吉ダム建设に伴い関西电力世木ダム日语日吉ダム#世木ダムが半分以上水没している[113]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 淀川 淀川 天ヶ瀬ダム日语天ヶ瀬ダム 特定 F・W・P アーチ 73.0 26,280 国土交通省 1964 再开発中
一级 由良川日语由良川 由良川 大野ダム日语大野ダム (京都府) F・P 重力 61.4 28,550 京都府 1960 建设省施工
一级 淀川 名张川 高山ダム日语高山ダム 水机构法 F・N・W・P 重力アーチ 67.0 56,800 水资源机构 1968 建设省より移管
一级 由良川 畑川 畑川ダム 补助 F・N・W 重力 34.0 1,960 京都府 未定 工事中
一级 淀川 桂川 日吉ダム日语日吉ダム 水机构法 F・N・W 重力 67.4 66,000 水资源机构 1997 水特法9条指定

大阪府

编辑
 
大阪府最大の多目的ダム・滝畑ダム日语滝畑ダム石川日语石川 (大阪府)

大阪府は戦后人口が爆発的に増加したことで住宅地が急増し堤防建设や河道拡张に着手しづらい状况下であったが、1967年に府北部を袭った北摂豪雨日语北摂豪雨による被害を机に多目的ダムによる河川开発を検讨した。当时の黒田了一日语黒田了一大阪府知事は淀川水系神崎川日语神崎川の二次支流である安威川日语安威川箕面川日语箕面川にダムを建设して治水を强化する方针を立てた。箕面川は治水ダムの建设(箕面川ダム日语箕面川ダム)であったが安威川については多目的ダムとして建设し治水のほか大阪府北部の上水道供给を行う方针とし、これにより安威川ダム日语安威川ダムが计画された。一方府南部では大和川水系の灌漑用水补给と农地防灾を强化するため支流の石川日语石川 (大阪府)滝畑ダム日语滝畑ダムを建设し、616年に完成した日本最古のダム・狭山池日语狭山池西除川日语西除川)に治水机能を付加する再开発事业を计画、2001年に完成させた。また二级河川である大川に逢帰ダムを建设する。一方建设省は淀川本流に淀川大堰日语淀川大堰を1983年完成させるが、これは直下流に建设されていた长柄可动堰を撤去する代わりに淀川大堰を建设して机能を强化。さらに水质污浊日语水質汚濁の著しい大阪市内の道顿堀などに旧淀川経由で河川维持放流日语放流 (ダム)#不特定利水を行い水质改善を図る。

大阪府最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に滝畑ダムである。当初多目的ダムとして计画されていた安威川ダムは水需要减少に伴い规模を缩小、工期も延长したが桥下彻大阪府知事(当时)は安威川ダムのうち上水道事业からの撤退を决定しており、今后の事业継続が焦点となっていたが最终的に2012年に治水ダムへ変更した上で事业継続となっている[114]。また淀川大堰建设に伴う湛水域拡大により长鳍鱊の生息数が减少する问题が発生している。中止したダム事业としては建设省が猪名川日语猪名川流域の治水及び上水道供给の强化、そして水质污浊が深刻な猪名川の水质改善を目的とした余野川ダム日语余野川ダム余野川日语余野川[115]がある。なお滝畑ダムは大阪府环境农林水产部が管理しており、补助多目的ダムではない[116]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 大川 大川 逢帰ダム F・A・W 重力 33.2 1,024 大阪府 1967
一级 大和川 石川日语石川 (大阪府) 滝畑ダム日语滝畑ダム F・A・W 重力 62.0 9,340 大阪府 1981 水特法指定
一级 淀川 淀川 淀川大堰日语淀川大堰 N・W・I - - 国土交通省
水资源机构
1983

兵库県

编辑
 
兵库県最大の多目的ダム・黒川ダム日语黒川ダム市川日语市川 (兵庫県)

兵库县には大小様々な河川が南北を流れるが、明治时代より布引五本松ダム日语布引五本松ダム生田川日语生田川)などの上水道専用ダム日语市町村営水道用ダムが建设され、神户市を中心にコンクリートダム日语コンクリートダムが比较的早期より建设されていたが、河川総合开発も戦前より计画されていた。内务省は揖保川日语揖保川と猪名川に多目的ダムを建设する构想を立てていた[117]が、太平洋戦争で中止となった。戦后揖保川での総合开発が再开され、支流引原川に引原ダムが兵库県初の多目的ダムとして1957年完成する。高度経済成长以后神戸市を中心とした播磨滩沿岸都市の人口増加と沿岸工业地帯の拡充は水道需要のひっ迫を招き、さらに农地拡大による农业用水需要も増大していった。これに対し利水に重点を置いた河川総合开発が计画され、加古川日语加古川水系では农林水产省呑吐ダム日语呑吐ダム志染川日语志染川)・大川瀬ダム(东条川)や建设省の加古川大堰(加古川)、市川日语市川 (兵庫県)水系では県営の生野ダム日语生野ダム(市川)や奥多々良木発电所日语多々良木ダム#奥多々良木発電所の上部调整池として建设された関西电力黒川ダム日语黒川ダム(市川)に兵库県企业庁が利水事业者として参加し多目的ダム化、武库川日语武庫川水系には県営の青野ダム(青野川)、淀川水系では淀川水系水资源开発基本计画の一环として水资源开発公団により建设された猪名川支流一库大路次川の一库ダム日语一庫ダムなど、これらのダムを相互に连携させて兵库県南部の水需要に贡献している[118]。また県西部の千种川日语千種川や県北部の円山川日语円山川淡路岛三原川日语三原川など各水系の支流にも多目的ダムを建设し治水と利水を司っている。2008年に完成した石井ダム(乌原川)は日本で三个所しかないレクリェーション目的を持つダムの中で唯一运用されているダムである[119]

兵库県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に市川最上流部に建设された黒川ダムである。现在建设中のダムは由良川水系滝の尻川に建设中の西纪ダム、円山川水系の与布土ダム(与布土川)があるが西纪ダムは事业见直し対象となった。西纪ダムはダム事业継続と决定している[4]。中止した多目的ダム事业には武库川本流中流部に予定されていた武库川ダムがあり、反対运动が强く武库川流域委员会で议论された末[120]ダム事业见直しの対象となり事业中止が决定した。このほか八鹿ダム(小佐川)[121]などが事业中止となっている。なお、小堰堤ではあるが伊丹市にある昆阳池日语昆陽池(こやいけ)は731年行基によって建设されたが、洪水调节と灌漑の目的を有しており、“日本最古の多目的ダム”である[122]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 武库川日语武庫川 青野川 青野ダム 补助 F・N・W 重力 29.0 15,100 兵库県 1987 水特法指定
二级 洲本川日语洲本川 鲇屋川 鲇屋川ダム日语鮎屋川ダム F・A 重力 46.2 1,800 兵库県 1970
二级 市川日语市川 (兵庫県) 市川 生野ダム日语生野ダム 补助 F・N・W・I 重力 56.5 18,000 兵库県 1972
二级 新凑川日语新湊川 石井川 石井ダム 补助 F・N・R 重力 66.2 2,200 兵库県 2008
二级 三原川日语三原川 牛内川 牛内ダム 补助 F・N・W 重力 59.0 2,100 兵库県 1997
一级 加古川日语加古川 东条川日语東条川 大川瀬ダム 利水 A・W 重力 50.8 9,300 农林水产省 1991
一级 円山川日语円山川 大路川 大路ダム 补助 F・N・W 重力 32.1 375 兵库県 1998
一级 加古川 加古川 加古川大堰 特定 F・N・W 6.0 1,960 国土交通省 1988
二级 三原川 北富士川 北富士ダム 补助 F・N・W 重力 52.5 1,300 兵库県 1999
二级 市川 市川 黒川ダム日语黒川ダム 利水 W・I・P ロックフィル 98.0 33,390 関西电力 1974
一级 加古川 仕出原川 糀屋ダム 利水 A・I ロックフィル 44.1 13,500 农林水产省 1989
二级 武库川 天神川 昆阳池日语昆陽池 F・A アース - - 伊丹市 731 日本最古の
多目的小堰堤
二级 三原川 大日川 大日ダム 补助 F・N・W 重力 36.0 1,050 兵库県 1997
一级 円山川 横谷川 但东ダム 补助 F・N・W 重力 25.7 450 兵库県 2006
一级 加古川 志染川日语志染川 呑吐ダム日语呑吐ダム 利水 A・W 重力 71.5 18,860 农林水产省 1987 水特法指定
二级 三原川 成相川 成相ダム 补助 F・N・W 重力 61.0 4,050 兵库県 1999
一级 由良川 滝の尻川 西纪ダム 补助 F・N・W 重力 26.7 383 兵库県 2013 工事中
一级 揖保川日语揖保川 引原川 引原ダム 补助 F・N・I・P 重力 66.0 21,950 兵库県 1957
一级 淀川 一库大路次川日语一庫大路次川 一库ダム日语一庫ダム 水机构法 F・N・W 重力 75.0 30,800 水资源机构 1983 水特法指定
二级 本庄川 本庄川 本庄川ダム F・A・W 重力 47.7 1,720 兵库県 2004
一级 加古川 三熊川 みくまりダム 补助 F・N・W 重力 27.0 380 兵库県 2008
一级 由良川 三井庄川 三宝ダム 补助 F・N・W 重力 35.1 271 兵库県 1994
二级 千种川日语千種川 安室川 安室ダム 补助 F・N・W 重力 50.0 4,300 兵库県 1991
二级 武库川 山田川 山田ダム 利水 A・W 重力 15.8 174 三田市 1968
一级 円山川 与布土川 与布土ダム 补助 F・N・W 重力 54.4 1,080 兵库県 2013 工事中

奈良県

编辑
 
奈良県最大の多目的ダム・大滝ダム日语大滝ダム纪之川

奈良县奈良市など県北部の奈良盆地に人口と农地が集中するが、古来より慢性的な水不足に悩まされており“大和豊年米食わず”と揶揄されるほど旱魃被害が频発していた。唯一の大河川である大和川も水量は决して多くなく、农民达は県南部の纪之川から取水することが江戸时代よりの300年来の悲愿であった。しかし纪の川下流の和歌山县は奈良県北部への分水を断じて容认せず、明治以降四度にわたる水利権纷争をひき起こした[123]。戦后TVA方式の河川総合开発が导入されたことでにわかに纪の川分水の开発机运が高まり、1949年农林省は十津川纪の川総合开発计画を策定する。さらに1951年には国土総合开発法の制定に伴い纪の川・熊野川流域は吉野熊野特定地域総合开発计画の対象地域となり、熊野川(十津川)から纪の川に分水し、さらに纪の川から大和盆地へ分水する计画が立案された。この计画で熊野川からの分水を図る猿谷ダム日语猿谷ダム(熊野川)が建设省により、大和盆地に水を供给する水源として大迫ダム日语大迫ダム(纪の川)と津风吕ダム日语津風呂ダム(津风吕川)が农林省によって建设され、悲愿であった纪の川の水が大和盆地に供给された。また淀川水系水资源开発基本计画に基づき名张川支流の宇陀川日语宇陀川室生ダム日语室生ダムが建设され、室生ダムより大和川へ宇陀川分水が供给され、淀川水系の水も利用可能となった。さらに大和川水系の开発も行われ、初瀬ダム(大和川)や天理ダム(布留川)が完成し奈良市、橿原市天理市など県北部の都市は以前より格段に水需要が改善した。一方纪の川は伊势湾台风により壊灭的な被害を受け、これを机に利水优先だった纪の川の开発は治水重点となり、洪水调节と上水道供给、水力発电を目的とした特定多目的ダムの建设が重要视され、本流に大滝ダム日语大滝ダムが建设される。

奈良県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に大滝ダムである。1962年の计画発表以来地元である川上村は水没戸数が399戸487世帯と极めて多いことから猛烈な反対运动を缲り広げ、本体着工まで29年を费やし群马県の八ッ场ダム(吾妻川)に比肩する补偿交渉の难航を见せた。さらにダム完成直前に至り山崩が発生、対策が完了しない限り贮水が不可能であることから地すべり対策を実施。2012年に治水・利水目的の本格运用が开始されたが[124]、计画発表から完成まで50年を费やす长期化ダム事业となった。中止したダム事业としては建设省による熊野川総合开発计画日语池原ダム#熊野川総合開発計画に基づき计画された风屋・鹿测(熊野川)、前鬼口日语池原ダム北山日语七色ダム・大沼・小松(北山川日语北山川)、大瀬(东ノ川)のダム群がある[125]。治水と灌漑を主目的とした计画だったが费用対效果が得られず1953年一斉に中止となった。しかし计画自体は熊野川开発全体计画日语池原ダム#熊野川開発全体計画として电源开発の水力発电计画に継承され、风屋・二津野日语風屋ダム(熊野川)、池原日语池原ダム七色日语七色ダム・小森(北山川)、坂本(东ノ川日语東ノ川)の各ダムとして完成している[126]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 熊野川 池津川 池津川取水ダム N・P 重力 16.8 - 国土交通省 1956
一级 纪之川 纪の川 大迫ダム日语大迫ダム 利水 A・W・P アーチ 70.5 27,750 农林水产省 1973
一级 纪の川 纪の川 大滝ダム日语大滝ダム 特定 F・N・W・I・P 重力 100.0 84,000 国土交通省 2012 水特法9条指定
一级 淀川 遅瀬川 上津ダム 利水 A・W 重力 63.5 5,600 农林水产省 2000
一级 熊野川 熊野川 猿谷ダム日语猿谷ダム N・P 重力 74.0 23,300 国土交通省 1957
一级 纪の川 津风吕川 津风吕ダム日语津風呂ダム 利水 A・W 重力 54.3 24,650 农林水产省 1962
一级 大和川 布留川 天理ダム 补助 F・N・W 重力 60.5 2,500 奈良県 1978
一级 淀川 布目川 布目ダム日语布目ダム 水机构法 F・N・W 重力 72.0 17,300 水资源机构 1991 水特法指定
一级 大和川 大和川 初瀬ダム 补助 F・N・W 重力 55.0 4,390 奈良県 1987
一级 淀川 宇陀川日语宇陀川 宫奥ダム 利水 A・W 重力 36.5 580 奈良県 1998
一级 淀川 宇陀川 室生ダム日语室生ダム 水机构法 F・N・W 重力 63.5 16,900 水资源机构 1973 建设省より移管

和歌山県

编辑
 
和歌山県で最大の総贮水容量を有する椿山ダム日语椿山ダム日高川日语日高川

和歌山県において多目的ダムが建设される契机となったのは、1953年7月17日から7月18日に挂けて県全域を袭った纪州大水害日语紀州大水害(7.18大水害、南纪豪雨とも呼ばれる)である。一日雨量500ミリを超える猛烈な豪雨を记录し、和歌山県内で死者・行方不明者1,046名を记录[127]する日本の戦后に発生した集中豪雨では最悪の被害を出した。この灾害では和歌山県内を流れる纪の川を始め有田川日高川日语日高川日置川日语日置川古座川、熊野川など全ての河川が过去に例を见ない大洪水をひき起こし、日高川流域だけでも死者298名・负伤者1,470名を出している[128]。この大灾害を机に和歌山県では県内を流れる主要な二级河川に多目的ダムを建设する计画を立案。その第一号として1956年古座川本流に七川ダムが完成する。続いて有田川本流に二川ダムが1966年完成し、日高川に椿山ダム日语椿山ダム1988年(昭和63年)完成する。一方纪の川では和歌山市の工业地帯拡充、さらに关西国际机场建设により人口増加が见込まれることから水资源开発が课题となり、大滝ダムと连携した治水・利水を図るため河口より约6キロメートル上流に纪の川大堰日语紀の川大堰を建设。和歌山市や大阪府泉南地域への上水道・工业用水道供给を図ろうとした。

和歌山県最大の多目的ダムは高度では二川ダム日语二川ダム、総贮水容量では椿山ダムがそれぞれ最大。现在建设中のダムは切目川ダム(切目川)がある。民主党政権によるダム事业见直しの余波を受ける切目川ダムであるが和歌山県は国库补助が冻结されても建设を进める方针を示し[129]、最终的には事业継続となった[4]。椿山ダムは水没予定地住民の反対运动が激烈で计画から完成まで22年を费やし、补助多目的ダムとしては初となる水源地域対策特别措置法日语水源地域対策特別措置法第 9条等指定ダムとなった。纪の川大堰では受益者である大阪府の桥下彻知事が水余りを理由に水利権を返上している。中止した多目的ダム事业としては建设省に よる熊野川総合开発计画に基づき计画された桧杖ダム(熊野川)がある。仮に完成すれば和歌山県最大の贮水容量を有するダムとなっていたが、费用対效果が见 込めず1953年中止されている[130]。また、纪の川支流の纪伊丹生川に国土交通省が计画していた纪伊丹生川ダムは、完成すれば近畿地方で最も高いダムとなる予定であったがダム地点の地质が悪く、掘削による工事费が増大し通常の河川改修のほうが割安になることから费用対效果の面で中止されている[131]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 纪の川 纪の川 纪の川大堰日语紀の川大堰 特定 F・N・W 7.1 2,900 国土交通省 2009
二级 切目川 切目川 切目川ダム 补助 F・N・W 重力 44.5 3,960 和歌山県 2014 工事中
二级 古座川 古座川 七川ダム日语七川ダム 补助 F・P 重力 58.5 30,800 和歌山県 1956
二级 日高川日语日高川 日高川 椿山ダム日语椿山ダム 补助 F・N・P 重力 56.5 49,000 和歌山県 1988 水特法9条指定
二级 有田川 有田川 二川ダム日语二川ダム 补助 F・P 重力 67.4 30,100 和歌山県 1966

中国地方

编辑

鸟取県

编辑

200px 千代川日语千代川天神川日语天神川日野川日语日野川と三本の一级河川が流れる鸟取县では、日野川において最初の河川総合开発计画が実施された。1951年の国土総合开発法を机に日野川水系および中海大山出云特定地域総合开発计画の対象となり、中海干拓事业に加えて水力発电と米子市などへの工业用水道供给を主体とした日野川流域の河川开発を実施すべく県によって中海・日野川総合开発调查局が设置され[132]调查が行われた。その后日野川が1961年国直辖の河川改修対象に指定される[133]に及び建设省によって特定多目的ダムによる河川开発が计画された。日野川本流にはダム建设の适地がなく、支流の印贺川に1968年菅沢ダムが 鸟取県初の多目的ダムとして完成する。その后は県による补助多目的ダム事业が进められ、日野川支流の法胜寺川に贺祥ダムが建设されたほか、千代川水系初の 多目的ダムとして支流の佐治川に佐治川ダム、二级河川の宇坪谷川に东郷ダムが完成。また鸟取市内を流れる千代川支流・袋川の治水と利水を目的に、千代川水 系唯一の特定多目的ダムである殿ダムが2011年(平成23年)に完成した。

鸟取県下最大の多目的ダムは総贮水容量では菅沢ダムが、ダムの高度では殿ダムが最大である。建设・计画中の多目的ダム事业はない。また中止したダム事业としては天神川支流の加茂川に计画されていた中部ダムがある。この中部ダムでは当时の片山善博日语片山善博鸟取県知事が水没予定地の住民に中止を谢罪、住民本位の地域活性化策をダム中止后も进めると表明[134]。 知事を会长とした“旧中部ダム予定地地域振兴协议会”が设置された。ダム事业の中止后水没予定地をどう再生するかについて、一つの试金石となっている。な お先の日野川をはじめ千代川、天神川何れにも本流にはダムが存在せず、天神川水系には多目的ダムが全く建设されていない。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 日野川日语日野川 法胜寺川 贺祥ダム 补助 F・N・W 重力 46.4 7,450 鸟取県 1988 水特法指定
一级 千代川日语千代川 佐治川 佐治川ダム 补助 F・N・P 重力 46.5 2,310 鸟取県 1981
一级 日野川 印贺川 菅沢ダム 特定 F・A・I・P 重力 73.5 19,800 国土交通省 1967
二级 桥津川 宇坪谷川 东郷ダム 补助 F・N・A 重力 39.5 720 鸟取県 2003
一级 千代川 袋川 殿ダム 特定 F・N・W・I・P ロックフィル 75.0 12,400 国土交通省 2011 水特法指定

岛根県

编辑

200px 岛根县では中国地方最大の河川・江の川に おいて総合开発计画が计画された。1947年経済安定本部が総合开発调查の対象河川として指定されたのを机に、治水と灌漑、及び日本発送电による水力発电 计画と连携した水力発电を目的とした河川开発が计画されたが、最终的には岛根県内でのダム计画はなくなり、県営事业として二级河川の浜田川日语浜田川本流に浜田ダムが県内初の多目的ダムとして建设され、斐伊川日语斐伊川支流の饭梨川日语飯梨川にも布部ダムが建设された。しかし1965年7月梅雨前线豪雨と1972年7月梅雨前线豪雨、さらに1983年の山阴豪雨によって県内全域の河川が泛滥し大きな被害を受けたため、斐伊川・江の川だけでなく二级河川である周布川日语周布川三隅川日语三隅川、静间川水系の河川开発が検讨され、本流や支流に多目的ダムが建设されている。また慢性的な水不足と水害に悩まされていた隐岐群岛にも美田(美田川)・铫子(铫子川)の多目的ダムが建设されている。

県都・松江市を流れる斐伊川水系では1972年梅雨前线豪雨で斐伊川・宍道湖や邻接する神戸川日语神戸川 (島根県)が泛滥し松江市内が7日间浸水する大きな被害を机に、斐伊川と神戸川を一体化した治水対策が1976年より计画された。この斐伊川・神戸川総合开発事业は上流に尾原ダム日语尾原ダム(斐伊川)と志津见ダム(神戸川)、中流に斐伊川放水路を建设し下流部では大桥川日语大橋川河道拡张による宍道湖の排水能力増强を柱としており、斐伊川放水路で斐伊川と连结したことで2008年には二级河川だった神戸川水系が斐伊川水系に编入されて一级河川となった。志津见ダムは2011年、尾原ダムは2012年に完成したが大桥川の河道拡张计画は沿岸住民や中海を拥する下流の鸟取県が反対し、计画は下流部のみ停滞している[135]

岛根県最大の多目的ダムは高度では江の川支流の八戸(やと)川に建设された八戸ダム、総贮水容量では斐伊川本流に建设された尾原ダムで ある。现在施工中のダム事业は岛根県が事业主体である浜田ダム再开発事业と同ダム下流の第二浜田ダムがあり、完成すれば第二浜田ダムが高度で県内一位とな る。この事业は民主党政権によるダム事业见直しの対象には入っていない。中止したダム事业としては先述の江の川総合开発计画で计画された都贺行ダム・段原 ダム(江の川)があり、特に都贺行ダムは総贮水容量が5亿8,010万立方メートルと、完成すれば広岛県の三次盆地の大半が水没する巨大ダム计画であった[136]。斐伊川水系でも川手ダム(斐伊川)と挂合ダム(三刀屋川)が立ち消え[137]となっている。なお県西部を流れる一级河川・高津川日语高津川水系には多目的ダムは全く建设されていない。また八戸ダム建设に伴い直上流に建设されていた発电専用の旧・八戸ダムが水没している[138]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 周布川日语周布川 周布川 大长见ダム 补助 F・N・W 重力 71.5 19,270 岛根県 2003
一级 斐伊川日语斐伊川 斐伊川 尾原ダム日语尾原ダム 特定 F・N・W 重力 90.0 60,800 国土交通省 2012 水特法指定
二级 三隅川日语三隅川 三隅川 御部ダム 补助 F・N・P 重力 63.0 16,800 岛根県 1990
二级 静间川 三瓶川 三瓶ダム 补助 F・N・W 重力 54.5 7,120 岛根県 1996
一级 斐伊川 神戸川日语神戸川 (島根県) 志津见ダム 特定 F・N・I・P 重力 85.5 50,600 国土交通省 2011 水特法指定
二级 浜田川日语浜田川 (島根県) 浜田川 第二浜田ダム 补助 F・N・P 重力 97.8 15,470 岛根県 未定 工事中
二级 八尾川 铫子川 铫子ダム 补助 F・N・W 重力 39.7 2,530 岛根県 1999 隐岐群岛
二级 浜田川 浜田川 浜田ダム 补助 F・P 重力 58.0 5,000 岛根県 1962 再开発中
一级 斐伊川 饭梨川日语飯梨川 布部ダム 补助 F・W・I・P 重力 55.9 7,100 岛根県 1967
二级 美田川 美田川 美田ダム 补助 F・N・W 重力 26.8 539 岛根県 1978 隠岐岛
2002年再开発
一级 江の川 八戸川 八戸ダム 补助 F・N・W・I・P 重力 72.0 26,800 岛根県 1976
一级 斐伊川 山佐川 山佐ダム 补助 F・W 重力 56.0 5,050 岛根県 1980

冈山県

编辑
 
冈山県最大の多目的ダム・新成羽川ダム日语新成羽川ダム成羽川日语成羽川

东から吉井川日语吉井川旭川日语旭川 (岡山県)高梁川日语高梁川と三本の大河川が流れる冈山县では、旭川から河川开発が开始された。旭川は宇喜多秀家熊沢蕃山日语熊沢蕃山による河川改修が行われていたが洪水被害が后を绝たず、かつ県都・冈山市を贯流することから治水対策の必要性が早くから论じられていた。戦后旭川水系の総合开発计画が県営で进められ、本流上流部に汤原ダム日语湯原ダム、中流部に旭川ダム日语旭川ダムが 建设された。その后1972年7月梅雨前线豪雨による计画高水流量を上回る洪水被害と冈山市の人口増加による水不足を机に旭川ダムの机能强化が検讨され、 1983年には旭川ダム再开発事业が実施され治水・上水道供给机能が强化された。続いて开発されたのが高梁川水系で、农林省により小阪部川ダム日语小阪部川ダム(小阪部川)が利水専用多目的ダムとして建设されたが高度経済成长に伴う水岛临海工业地帯や笠冈临海工业地帯などの拡大で工业用水道と电力需要が急増。県は中国电力 (日本)が施工していた新成羽川ダム日语新成羽川ダム成羽川日语成羽川)に水道事业者として参加すると共に河本日语河本ダム(西川)、高瀬川日语高瀬川ダム (岡山県)(高瀬川)、千屋日语千屋ダム(高梁川)などのダムを建设して工业用水と电力供给、并びに高梁川水系の治水対策を强化した。最后に着手された吉井川水系では1981年本流中流部に坂根堰が完成し冈山市の水がめとして利用され、2004年には本流上流部に苫田ダム日语苫田ダムが完成し冈山市のほか津山市など県东部の水がめとして利用されている。また県でも各河川の支流に补助多目的ダムのほか、黒木ダム(仓见川)など补助事业ではない土地改良関连の多目的ダムを建设している。。なお濑户内海沿岸で养殖されているノリ日语ノリの色落ち防止のため、苫田ダムなどでは県の要请による河川维持放流が行われる[139]

県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に新成羽川ダムであり、重力式アーチダム日语重力式アーチダムとして日本一の高度を有する。建设・计画中のダムは存在しない。苫田ダムは水没戸数470戸と中国地方では大规模な移転戸数となり1972年の计画発表以来旧奥津町日语奥津町官民一体の反対运动が起こり、事业取消诉讼も起こるなど完成まで32年を费やす长期化事业となった[140]。また新成羽川ダムではダム放流被害诉讼が起こっている。中止したダム事业としては吉井川本流の吉冈ダム[141]や高梁川本流の方谷ダム[142]と支流小田川日语小田川 (高梁川水系)の柳井原堰[143]などがある。なお汤原ダムは冈山県と中国电力が共同管理を行うダムであり、新成羽川ダムや小阪部川ダム、西原ダムは利水専用の多目的ダムである。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 旭川日语旭川 (岡山県) 旭川 旭川ダム日语旭川ダム 补助 F・N・W・P 重力 45.0 57,383 冈山県 1954 1983年再开発
一级 高梁川日语高梁川 小阪部川 大佐ダム日语大佐ダム F・A・P 重力 43.7 3,505 冈山県 1981
一级 高梁川 小阪部川 小阪部川ダム日语小阪部川ダム 利水 A・P 重力 67.2 15,625 土地改良区 1954 农林省施工
一级 高梁川 美山川 鬼ヶ岳ダム F・A 重力 39.0 1,414 冈山県 1969
一级 吉井川日语吉井川 香々美川 香々美ダム F・A・P 重力 39.0 1,853 冈山県 1974
一级 吉井川 山家川 柿ヶ原ダム F・A アース 16.0 129 冈山県 1970
一级 旭川 日山谷川 河平ダム 补助 F・N・W 重力 38.5 769 冈山県 2005
一级 吉井川 梶并川 久贺ダム F・A・P 重力 36.5 4,400 冈山県 1973
一级 吉井川 仓见川 黒木ダム F・A・W・P 重力 53.5 6,000 冈山県 1966
二级 笹ヶ瀬川日语笹ヶ瀬川 足守川 黒谷ダム日语黒谷ダム F・A ロックフィル 43.6 1,334 冈山県 1931 1989年再开発
一级 高梁川 西川 河本ダム日语河本ダム 补助 F・I・P 中空重力 60.0 17,350 冈山県 1964
一级 吉井川 吉井川 坂根堰 F・N・A・W・I 4.9 2,200 国土交通省 1982
一级 高梁川 成羽川日语成羽川 新成羽川ダム日语新成羽川ダム 利水 I・P 重力アーチ 103.0 127,500 中国电力 (日本) 1968
一级 高梁川 高瀬川 高瀬川ダム日语高瀬川ダム (岡山県) 补助 F・N・W 重力 67.0 4,530 冈山県 1982
一级 旭川 竹谷川 竹谷ダム 补助 F・N・W 重力 38.0 498 冈山県 2003
一级 高梁川 高梁川 千屋ダム日语千屋ダム 补助 F・N・W・I 重力 97.5 28,000 冈山県 1998
一级 吉井川 津川川 津川ダム 补助 F・N・W・P 重力 76.0 5,990 冈山県 1995
一级 吉井川 吉井川 苫田ダム日语苫田ダム 特定 F・N・A・W・I・P 重力 74.0 84,100 国土交通省 2004 水特法9条指定
一级 高梁川 右の谷川 楢井ダム 补助 F・N・W・I 重力 38.2 470 冈山県 1996
一级 旭川 加茂川 鸣滝ダム 补助 F・N・W 重力 34.0 1,680 冈山県 1981
一级 吉井川 长谷川 西原ダム 利水 A・W・I ロックフィル 46.1 2,003 土地改良区 1976 农林省施工
一级 吉井川 八塔寺川 八塔寺川ダム 补助 F・N・W 重力 44.0 5,700 冈山県 1989
一级 吉井川 日笠川 日笠ダム F・A 重力 39.0 1,239 冈山県 1983
一级 吉井川 落合川 槙谷ダム F・A 重力 45.0 2,190 冈山県 1988
一级 高梁川 三室川 三室川ダム日语三室川ダム 补助 F・N・W・P 重力 74.5 8,200 冈山県 2005 [144]
一级 旭川 大成川 山手ダム 利水 A・W アース 24.0 333 冈山県 1984
一级 旭川 旭川 汤原ダム日语湯原ダム 补助 F・P 重力 73.5 99,600 冈山県
中国电力
1954

広岛県

编辑
 
ダムの高度では西日本随一の温井ダム日语温井ダム(滝山川)

广岛县において最初に建设された多目的ダムは利水専用では1917年(大正6年)に旧海军によって建设された本庄ダム日语本庄ダム二河川日语二河川 (広島県))、河水统制事业としては1942年(昭和17年)に完成した二级ダム日语二級ダム黒瀬川日语黒瀬川)であるが、これらは吴镇守府吴海军工厂への利水を目的として建设されており、広岛県の多目的ダム事业は军事都市であった吴市を舞台に始まった。戦后河川総合开発事业による多目的ダム计画がまず江の川水系で始まり、土师ダム日语土師ダム(江の川)など4ダムが计画され1973年土师ダムが完成。2006年には灰冢ダム日语灰塚ダム(上下川)も完成する。一方県都・广岛市を流れる太田川では太田川放水路日语太田川放水路が既に建设されていたが1972年7月梅雨前线豪雨による被害を机に太田川水系工事実施基本计画が1974年に建设省によって策定され、支流の滝山川に温井ダム日语温井ダムが2001年完成する。治水事业の一方で中国地方最大の都市として急成长する広岛市の水需要がひっ迫したことから、江の川の土师ダムより中国电力可部発电所を経て太田川に导水、高瀬堰日语高瀬堰(太田川)より広岛市などに上水道や工业用水道を供给する太田川総合开発事业が建设省によって実施された。県东部の芦田川日语芦田川水系では福山市など备后工业整备特别地域への工业用水・上水道供给を目的に1959年三川ダム日语三川ダム、1980年芦田川河口堰日语芦田川河口堰、1997年八田原ダム日语八田原ダムが本流に完成する。県西部の山口県境を流れる小瀬川日语小瀬川では1964年に小瀬川ダム日语小瀬川ダム、1990年に弥栄ダム日语弥栄ダムが完成。沼田川日语沼田川などの二级河川では1968年の椋梨ダム(椋梨川)を皮切りに多くの多目的ダムが建设され、芸予诸岛では江田岛日语江田島に海军が建设した三高ダム(木下川)を再开発して多目的ダムとしている。

県内最大の多目的ダムは高度では温井ダム、総贮水容量では弥栄ダムがそれぞれ最大。このうち温井ダムは西日本で最も高く、补偿交渉における地域活性化策の成功により50万人の観光客を集める一大観光地に成长した[145]。本庄ダムは“本庄水源地堰堤水道施设”として国の重要文化财に指定されている。一方强固な反対运动により灰冢ダムでは计画発表から完成まで32年、八田原ダムでは24年と事业が长期化している。また高瀬堰では太田川を溯上する香鱼への影响が太田川渔业协同组合日语漁業協同組合などより指摘され、改善策が行われている[146]。建设中のダムは庄原ダム(大戸川)のみである。中止したダム事业としては江の川総合开発计画の一环であった木屋原ダム(西城川)[147]があり、温井ダムと共に计画されていた吉和郷ダム(太田川)は事実上立ち消えとなっている[148]

なお小瀬川ダムは邻接する山口県との间で水利権调整が付かず、建设省に施工を委托し完成后は山口県との共同管理体制を采っている[149]。また八田原ダム建设に伴い中国电力宇津戸川ダムが水没している[150]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 芦田川日语芦田川 芦田川 芦田川河口堰日语芦田川河口堰 特定 F・I 6.0 5,460 国土交通省 1981
二级 八幡川日语八幡川 八幡川 鱼切ダム 补助 F・N・W・P 重力 79.8 8,460 広岛県 1981
一级 小瀬川日语小瀬川 小瀬川 小瀬川ダム日语小瀬川ダム 补助 F・I 重力 49.0 11,400 広岛県
山口県
1964 建设省施工
一级 江の川 大戸川 庄原ダム 补助 F・N・W 重力 42.0 701 広岛県 未定 工事中
一级 太田川 太田川 高瀬堰日语高瀬堰 特定 F・W・P 5.5 1,980 国土交通省 1975
二级 黒瀬川日语黒瀬川 黒瀬川 二级ダム日语二級ダム W・I・P 重力 32.0 1,295 広岛県
中国电力
1942
一级 太田川 滝山川 温井ダム日语温井ダム 特定 F・N・W・P アーチ 156.0 82,000 国土交通省 2001 高度西日本一
一级 江の川 上下川 灰冢ダム日语灰塚ダム 特定 F・N・W 重力 50.0 52,100 国土交通省 2006 水特法9条指定
一级 江の川 江の川 土师ダム日语土師ダム 特定 F・N・A・W・I・P 重力 50.0 47,300 国土交通省 1973
一级 芦田川 芦田川 八田原ダム日语八田原ダム 特定 F・N・W・I 重力 84.9 60,000 国土交通省 1997 水特法指定
二级 沼田川日语沼田川 沼田川 福富ダム日语福富ダム 补助 F・N・W 重力 58.0 10,900 広岛県 2009 水特法指定
一级 芦田川 父尾川 藤尾ダム F・A ロックフィル 32.5 870 広岛県 1974
二级 二河川日语二河川 (広島県) 二河川 本庄ダム日语本庄ダム 利水 W・I 重力 25.4 2,000 吴市 1917 海军施工
国の重要文化财
一级 芦田川 芦田川 三川ダム日语三川ダム 利水 A・W・I 重力 53.0 12,698 広岛県 1959 农林省施工
二级 木下川 木下川 三高ダム 利水 A・W 重力 44.0 584 広岛県 1944 江田岛日语江田島
旧海军施工
2004年再开発
二级 沼田川 椋梨川 椋梨ダム 补助 F・N・W・I・P 重力 39.5 7,540 広岛県 1968
一级 小瀬川 小瀬川 弥栄ダム日语弥栄ダム 特定 F・N・W・I・P 重力 120.0 112,000 国土交通省 1990 水特法指定
一级 芦田川 山田川 山田川ダム日语山田川ダム 补助 F・N・W 重力 32.1 700 広岛県 2005
二级 藤井川 木门田川 竜泉寺ダム日语竜泉寺ダム 利水 A・W 重力 35.0 1,016 土地改良区 1965

山口県

编辑
 
日本で最初に完成した多目的ダム・向道ダム日语向道ダム锦川日语錦川

山口县は青森県と同様に日本で最初に河川総合开発事业に着手した都道府県である。1940年(昭和15年)県下最大の河川である锦川日语錦川上流に向道ダム日语向道ダム河川総合开発に基づく多目的ダムとしては日本で最初に完成、また木屋川日语木屋川厚东川日语厚東川でも多目的ダムの建设が开始された。戦后キジア台风日语キジア台風により锦带桥が流失するなど深刻な被害を受けた锦川は治水、および周防滩日语周防灘沿岸の工业地帯に工业用水や电力を供给する重要な水源に位置づけられ、1951年の国土総合开発法による锦川特定地域総合开発计画の対象となった。この计画に沿い本流に菅野ダム日语菅野ダムと逆调整池として水越ダム、支流の生见川(いきみがわ)に生见川ダムが建设される。以后県営事业として阿武川日语阿武川椹野川日语椹野川岛田川日语島田川、末武川など二级河川に多目的ダムが多数建设された。一方一级河川である佐波川日语佐波川には1955年に佐波川ダム日语佐波川ダム、小瀬川には1964年に小瀬川ダムが県営事业として完成するが両河川が河川法による一级河川に指定され、また岩国市などの工业地帯の発展による治水安全度低下や水道需要増大を机に国直辖の総合开発计画が立てられ、これに伴い岛地川ダム日语島地川ダム(岛地川)、弥栄ダム(小瀬川)が建设された。

県下最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に阿武川ダム日语阿武川ダム(阿武川)であり、阿武川ダムは补助多目的ダムとして日本屈指の规模を有する。现在建设中のダムとしては平瀬ダム(锦川)、大河内川ダム(大河内川)と木屋川ダム日语木屋川ダム(木 屋川)再开発事业があるが、民主党政権によるダム事业见直しの影响を受けている。特に平瀬ダムは1973年の计画発表以来37年経过してようやく本体工事 に取り挂かろうとしており、见直し検讨の结果事业は継続となったものの、长期化ダム事业の一つである。また小瀬川ダムは小瀬川の水利権を巡り邻県である広 岛県と锐く対立。交渉が不调に终わりダム建设が暗礁に乘り上げたことから国に裁定を求め、结果建设省中国地方建设局が受托施工を行うという异例の事态に なった。完成后は山口・広岛両県が共同管理する形态を采っており、多目的ダムとしては日本唯一である。中止したダム事业としては锦川特定地域総合开発计画 の一环で支流宇佐川に计画された深须ダム[151]や西万仓ダム(小河内川日语小河内川[152]、竹尾ダム(田布施川)[153]がある。

なお山口県内の多目的ダムには日本で最初に完成した向道ダムやダムの合理化工法であるRCD工法(Roller Compacted Dam Concrete Method)を世界で最初に采用・施工した岛地川ダム、日本屈指のダム本体16.5メートルかさ上げを行った川上ダム日语川上ダム (山口県)(冨田川)といった日本のダムの历史日语日本のダムの歴史に记されるダムが存在している。また阿武川ダム建设に伴い阿武川温泉日语阿武川温泉が発见されている。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 阿武川日语阿武川 阿武川 阿武川ダム日语阿武川ダム 补助 F・N・P 重力アーチ 95.0 153,500 山口県 1974
二级 椹野川日语椹野川 椹野川 荒谷ダム 补助 F・N・W 重力 56.0 5,200 山口県 1987
二级 锦川日语錦川 生见川 生见川ダム 补助 F・N・I・P 重力 90.0 30,800 山口県 1984 水特法指定
二级 柳井川 柳井川 石井ダム 利水 A・W アース 36.3 1,160 山口県 1992
二级 木屋川 歌野川 歌野川ダム F・A 重力 44.0 1,614 山口県 1980
二级 厚东川日语厚東川 薬师川 宇部丸山ダム日语厚東川ダム 利水 W・I 重力 32.0 4,500 山口県 1978
二级 深川川 大河内川 大河内川ダム 补助 F・N・W 重力 64.0 4,330 山口県 2011 事业见直し
一级 小瀬川 小瀬川 小瀬川ダム 补助 F・I 重力 49.0 11,400 山口県
広岛県
1964 建设省施工
二级 富田川 富田川 川上ダム日语川上ダム (山口県) 补助 F・W・I 重力 63.0 13,720 山口県 1962 1979年再开発
二级 锦川 锦川 向道ダム日语向道ダム F・W・I・P 重力 43.3 7,030 山口県 1940 河川総合开発
では日本初
二级 厚东川 厚东川 厚东川ダム日语厚東川ダム 补助 F・N・W・I・P 重力 38.8 23,788 山口県 1948
二级 木屋川 木屋川 木屋川ダム日语木屋川ダム 补助 F・N・W・I 重力 41.0 21,750 山口県 1955 再开発中
事业见直し
一级 佐波川日语佐波川 佐波川 佐波川ダム日语佐波川ダム 补助 F・N・A・I・P 重力 54.0 24,600 山口県 1955 建设省施工
一级 佐波川 岛地川 岛地川ダム日语島地川ダム 特定 F・N・W・I 重力 89.0 20,600 国土交通省 1981
二级 末武川 末武川 末武川ダム 补助 F・N・W・I・P ロックフィル 89.5 19,570 山口県 1991 水特法指定
二级 锦川 锦川 菅野ダム日语菅野ダム 补助 F・W・I・P 重力 87.0 95,000 山口県 1965
二级 岛田川日语島田川 中山川 中山川ダム 补助 F・N・W 重力 37.0 7,500 山口県 1995 水特法指定
二级 末武川 末武川 温见ダム 利水 A・W・I 重力 36.0 4,520 山口県 1960
二级 椹野川 四十八瀬川 羽根越ダム 利水 A・W 重力 18.0 105 山口市 1928
二级 锦川 锦川 平瀬ダム 补助 F・N・W・P 重力 73.0 29,500 山口県 未定 水特法指定
二级 大谷川 大谷川 见岛ダム 补助 F・N・W 重力 31.0 125 山口県 2001 见岛日语見島
二级 木屋川 木屋川 汤の原ダム 利水 W・I 重力 18.5 2,930 山口県 1990 水特法指定
二级 三隅川 辻并川 汤免ダム 补助 F・N・W 重力 46.0 740 山口県 2006

四国地方

编辑

徳岛県

编辑
 
徳岛県最大の多目的ダム・长安口ダム日语長安口ダム那贺川日语那賀川

德岛县の河川开発は、四国最大の吉野川水系と県内最大の那贺川日语那賀川水系でほぼ同时に进められた。吉野川では吉野川総合开発计画に沿って多目的ダム计画が进められたが吉野川の惯行水利権を巡り徳岛県当局が他県への分水に难色を示し、计画は迷走を続けた[154]。最终的に吉野川水系水资源开発基本计画に従い中流部の旧池田町池田ダム日语池田ダム(吉野川)が建设され、香川用水日语香川用水と吉野川北岸用水の水源として重要な役割を担っている。また県北部の阿讃山脉日语阿讃山脈を水源とする吉野川支流は下流で伏流となるため用水の确保に难渋していたが、宫川内谷川日语宮川内谷川などに多目的ダムが建设され治水のほか灌漑に供されている。那贺川水系では1951年の国土総合开発法により那贺川特定地域総合开発计画の対象となり、TVAをモデルとした河川开発が県当局により计画。その中心事业として県内初の多目的ダムとして长安口ダム日语長安口ダムが本流に完成した。また德岛市小松岛市などの工业地帯発展に伴う工业用水道需要の増大に対処するため、旧吉野川河口堰日语旧吉野川河口堰旧吉野川日语旧吉野川)・今切川河口堰(今切川日语今切川)や二级河川である胜浦川日语勝浦川に正木ダムが建设されている。

県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に长安口ダムである。那贺川流域は现在でも深刻な水不足と极端な集中豪雨に悩まされており、これに対処するため长安口ダムは2006年より県営ダムから国土交通省に管理が移管され、现在放流机能の强化を中心としたダム再开発事业が行われている。このほか施工中のダムとして柴川ダム(柴川谷川日语柴川谷川)がある。中止したダム事业としては吉野川総合开発计画の中心事业として计画されていた小歩危ダム日语小歩危ダム計画(吉野川)と岩戸ダム日语新宮ダム#岩戸ダム計画铜山川日语銅山川 (四国))、及び両ダム计画を统合した大佐古ダム(吉野川)があり何れも巨大な贮水容量を有するダム计画であった[155]。また那贺川水系では本流最上流部に计画されていた细川内ダム日语長安口ダム#細川内ダム[156]があり、藤田恵日语藤田恵村长(当时)を中心とした旧木头村日语木頭村の强固な反対运动により计画が长期化、1996年第2次桥本内阁龟井静香建设大臣(当时)が建设冻结を発表し2000年中止となった。この细川内ダム中止以降、日本において“圣域”でもあったダム事业の中止が相次ぐようになる。なお正木ダムは水需要低下の理由から1965年より4年间事业休止となっていた[157]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 吉野川 吉野川 池田ダム日语池田ダム 水机构法 F・N・A・W・I・P 重力 24.0 12,650 水资源机构 1974
一级 吉野川 今切川日语今切川 今切川河口堰日语今切川河口堰 水机构法 F・W・I 6.0 - 水资源机构 1974
一级 吉野川 旧吉野川日语旧吉野川 旧吉野川河口堰日语旧吉野川河口堰 水机构法 F・W・I 7.3 4,930 水资源机构 1976
一级 吉野川 九头宇谷川日语九頭宇谷川 高西ダム F・A アーチ 16.8 21 徳岛県 1958
一级 吉野川 柴川谷川日语柴川谷川 柴川ダム 补助 F・N・W 重力 40.0 252 徳岛県 未定 事业见直し
一级 那贺川日语那賀川 那贺川 长安口ダム日语長安口ダム 补助 F・N・P 重力 85.5 54,278 国土交通省 1956 徳岛県より移管
再开発中
二级 胜浦川日语勝浦川 胜浦川 正木ダム 补助 F・N・A・I・P 重力 67.0 15,050 徳岛県 1978
一级 吉野川 宫川内谷川日语宮川内谷川 宫川内ダム 补助 F・N・A 重力 36.0 1,350 徳岛県 1963

香川県

编辑
 
多目的ダムとして香川県で最大の総贮水容量を有する内场ダム日语内場ダム(内场川)

香川县には大河川がなく、濑户内海式气候の要因もあって古くより深刻な水不足に悩まされており満浓池日语満濃池金仓川日语金倉川)を始めおびただしい数のため池が建设されていた。一方で大雨が降れば铁炮水日语鉄砲水として下流に大きな被害を与えており、治水と灌漑用水の供给が最大の课题となっていた。このような理由から香川県では青森県や山口県と时を同じくして戦前より河川総合开発に着手。1952年に四国初・県内初の多目的ダムとして内场ダム日语内場ダム(内场川)が完成する。その后も県営事业として鸭部川日语鴨部川财田川日语財田川など県内の中小二级河川に多目的ダムが建设され、小豆岛の小河川にも多目的ダムが建设された。1975年には香川用水が完成し県下全域の上水道・灌漑用水供给が强化されたが、洪水被害が减少する一方で未だに水不足に悩まされている。

県内最大の多目的ダムは高度では小豆岛に建设された吉田ダム(吉田川)、総贮水容量では内场ダムであるが、建设中の椛川ダム(椛川)が完成すると双方で第一位となる。また小豆岛にある内海ダム(别当川)は贮水容量増大を目的に第二回目の再开発计画が施工中であるが地元の反対が强い。また五名ダム再开発(凑川日语湊川 (香川県))は民主党政権によるダム事业见直し対象となっている。中止したダム事业としては国直辖で计画されていた前の川ダム(前の川)などがある。なお日本唯一の石积み五连マルチプルアーチダム日语マルチプルアーチダムである豊稔池ダム日语豊稔池ダム(柞田川)は1994年の再开発によって多目的ダムとなったが、その希少性と历史的価値が认められ2006年に国の重要文化财に指定されている[158]

なお香川県に建设された多目的ダムは全て二级河川に建设されており、国土交通省直辖ダムは存在しない。また、水力発电を目的とするものや、完成したダムにおいて贮水容量も1,000万立方メートルに达する多目的ダムが存在しない。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 柞田川 粟井川 粟井ダム 补助 F・N・W 重力 42.0 590 香川県 2001
二级 安田大川 安田大川 粟地ダム 补助 F・N・W 重力 46.0 780 香川県 1980 小豆岛
二级 别当川 别当川 内海ダム 补助 F・N・W 复合 21.0 140 香川県 1958 小豆岛
再开発中
二级 与田川 様松川 大内ダム 补助 F・N・W 重力 26.0 1,000 香川県 1966
二级 伝法川 伝法川 蛙子池 F・N・W アース 15.3 698 香川県 1960 小豆岛
二级 香东川日语香東川 椛川 椛川ダム 补助 F・N・W 重力 88.5 10,560 香川県 未定 水特法指定
工事中
二级 凑川日语湊川 (香川県) 凑川 五名ダム 补助 F・N・W 重力 56.0 6,750 香川県 未定 再开発中
事业见直し
二级 马宿川 千足川 千足ダム 补助 F・N・W 重力 41.4 1,850 香川県 1987
二级 财田川日语財田川 谷道川 戸川ダム F・A アース 19.6 211 香川県 1957
二级 伝法川 殿川 殿川ダム 补助 F・W 重力 35.6 690 香川県 1974 小豆岛
二级 香东川 内场川 内场ダム 补助 F・N・W 重力 50.0 8,175 香川県 1952
二级 财田川 财田川 野口ダム F・A 重力 35.0 1,150 香川県 1966
二级 柞田川 柞田川 豊稔池ダム日语豊稔池ダム F・A 多连式アーチ 30.4 1,643 香川県 1930 1994年再开発
国の重要文化财
二级 鸭部川日语鴨部川 鸭部川 前山ダム日语前山ダム 补助 F・N・W 重力 38.8 2,130 香川県 1974
二级 津田川 栴檀川 门入ダム 补助 F・N・W 重力 47.3 2,900 香川県 1998
二级 吉田川 吉田川 吉田ダム 补助 F・N・W 重力 74.5 2,360 香川県 1996 小豆岛

爱媛県

编辑
 
爱媛県最大の多目的ダム・富郷ダム日语富郷ダム铜山川日语銅山川 (四国)

爱媛县も香川県と同様に慢性的な水不足に悩まされており、肱川日语肱川以外の河川は流量に乏しく水量が豊富な吉野川・仁淀川日语仁淀川水系からの导水が求められていた。県内で手挂けられた最初の河川総合开発は铜山川の开発であり、県东部の宇摩地域(四国中央市新居滨市)は江戸时代より铜山川からの分水を希求していた[159]。分水に反対する徳岛県との协议を経て1954年柳瀬ダム日语柳瀬ダム(铜山川)が県内初の多目的ダムとして完成し、住民の悲愿であった铜山川分水が现実化する。その后吉野川水系水资源开発基本计画に基づき新宫日语新宮ダム富郷日语富郷ダム(铜山川)が建设され铜山川分水は强化された。仁淀川水系からの分水では农林省の国営道前道后かんがい排水事业により仁淀川最上流部の支流・割石川に面河ダムが建设され、贮水された水は四国山地を横断し西条市を流れる中山川に分水され用水として利用される。肱川水系では建设省により治水と水力発电を主目的とした鹿野川ダムが1959年、治水に加え佐田岬半岛・宇和地域への灌漑・上水道供给を目的とした野村ダム日语野村ダムが1981年本流に完成。県都・松山市の水がめとして石手川ダム日语石手川ダム石手川日语石手川)が重信川日语重信川水系唯一の多目的ダムとして建设省の手で完成している。県営事业でも主に中予・南予地域、大三岛日语大三島の二级河川で治水と水道用水供给を目的とした多目的ダムが建设されている。爱媛県の河川开発は铜山川分水のように复数の河川を连结し流路変更する分水事业が特徴的であり、ダムを介して高度な水利用が行われている。

爱媛県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に富郷ダムである。建设中のダム事业としては鹿野川ダム再开発事业があるが、完成すると治水専用となり多目的ではなくなる。中止したダム事业としては中山川ダム(中山川)[160]などがあり、多目的ダムとして计画されていた山鸟坂ダム日语山鳥坂ダム(河辺川)は中予分水日语中予分水事业の中止で治水ダムに変更されている。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 重信川日语重信川 石手川日语石手川 石手川ダム日语石手川ダム 特定 F・A・W 重力 87.0 12,800 国土交通省 1972
二级 台本川 台本川 台ダム日语台ダム 补助 F・N・W 重力 42.3 1,410 爱媛県 1991 大三岛日语大三島
二级 僧都川 大久保川 大久保山ダム 利水 A・W アース 55.8 750 爱媛県 1978
一级 仁淀川日语仁淀川 割石川 面河ダム日语面河ダム 利水 A・I・P 重力 73.5 28,300 爱媛県 1967 农林省施工
一级 肱川日语肱川 肱川 鹿野川ダム 特定 F・P 重力 61.0 48,200 国土交通省 1958 再开発中
二级 加茂川日语加茂川 (愛媛県) 加茂川 黒瀬ダム 补助 F・N・I・P 重力 61.7 36,000 爱媛県 1972
二级 岩松川 御代の川 山财ダム 补助 F・N・A・W 重力 64.0 6,500 爱媛県 1980
二级 国领川日语国領川 国领川 鹿森ダム日语鹿森ダム 补助 F・I・P 重力 57.8 1,590 爱媛県 1962
一级 吉野川 铜山川日语銅山川 (四国) 新宫ダム日语新宮ダム 水机构法 F・A・I・P 重力 42.0 13,000 水资源机构 1975 建设省より移管
二级 须贺川日语須賀川 (愛媛県) 须贺川 须贺川ダム 补助 F・N・W 重力 40.2 3,050 爱媛県 1975
二级 苍社川日语蒼社川 苍社川 玉川ダム 补助 F・N・W・I 重力 56.0 9,900 爱媛県 1970
一级 吉野川 铜山川 富郷ダム日语富郷ダム 水机构法 F・W・I・P 重力 106.0 52,000 水资源机构 2000 建设省より移管
水特法指定
一级 肱川 肱川 野村ダム日语野村ダム 特定 F・A・W・P 重力 60.0 16,000 国土交通省 1981 水特法指定
一级 吉野川 铜山川 别子ダム日语別子ダム 利水 I・P 重力 71.0 5,628 住友共同电力日语住友共同電力 1965
一级 吉野川 铜山川 柳瀬ダム日语柳瀬ダム 补助 F・A・W・I・P 重力 55.5 32,200 国土交通省 1953 爱媛県より移管

高知県

编辑
 
多目的ダムとして西日本最大の総贮水容量を有する早明浦ダム日语早明浦ダム吉野川

高知县は徳岛・香川・爱媛の各県に比べ水不足の影响は少なく、むしろ台风や集中豪雨による水害に対処するための治水事业が主眼となっていた。最初に手挂けられたのは物部川日语物部川水系であり、県内初の多目的ダムとして永瀬ダムが本流上流部に完成する。続いて吉野川水系上流部が吉野川総合开発计画吉野川水系水资源开発基本计画に基づき开発され、早明浦ダム日语早明浦ダム(吉野川)が建设され四国全域の水がめとして、また高知分水事业として镜川日语鏡川の镜ダム経由で県都・高知市の上水道に利用された。その后仁淀川本流に大渡ダムが建设され仁淀川の治水、高知市への利水が强化され、最后に四万十川水系[161]の开発が计画された。四万十川本流にはダム建设の适地がないため、河口付近で合流する支流・中筋川流域が开発対象とされ中筋川ダムが建设される。県営事业としては小规模な多目的ダムが二级河川に几つか建设されている。

県内最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に早明浦ダムであり、西日本最大の贮水容量を有する多目的ダムと して四国の水需要に贡献しているが少雨倾向による取水制限が2000年以降多発している。また県内で施工中の横瀬川(横瀬川)、春远(春远川)、和食(わ じき。和食川)の三ダム事业は全てダム事业见直し対象とされた。このうち春远・和食ダムについては事业継続が决定している[4]。中止したダム事业としては吉野川総合开発计画で计画された吉野川本流の敷岩ダム[162]があり、四国电力穴内川ダム日语穴内川ダム(穴内川)は当初多目的ダムとして计画されたが発电専用ダムに変更となっている。なお永瀬ダムは建设省が施工したが完成后高知県に管理が移管されている。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 仁淀川 仁淀川 大渡ダム 特定 F・N・W・P 重力 96.0 66,000 国土交通省 1986
二级 镜川日语鏡川 镜川 镜ダム 补助 F・N・W・I・P 重力 47.0 9,380 高知県 1966
二级 香宗川 镰井谷川 镰井谷ダム 补助 F・N・A 重力 27.3 186 高知県 1995
一级 吉野川 吉野川 早明浦ダム日语早明浦ダム 水机构法 F・N・A・W・I・P 重力 106.0 316,000 水资源机构 1978 建设省より移管
一级 四万十川 中筋川 中筋川ダム 特定 F・N・A・W・I 重力 73.1 12,600 国土交通省 1998
一级 物部川日语物部川 物部川 永瀬ダム F・N・P 重力 87.0 49,090 高知県 1956 建设省施工
二级 贝ノ川 家ノ谷川 春远ダム 补助 F・N・W 重力 33.0 770 高知県 未定 工事中
一级 四万十川 横瀬川 横瀬川ダム 特定 F・N・W 重力 72.1 7,300 国土交通省 2015 事业见直し
二级 和食川 和食川 和食ダム 补助 F・N・W 重力 51.0 730 高知県 未定 工事中

九州地方

编辑

福冈県

编辑
 
福冈県で最大の総贮水容量を有する日向神ダム日语日向神ダム矢部川日语矢部川

福冈县の河川开発は1953年6月に発生した1953年西日本水灾による壊灭的な被害を机に进められた。筑后川以下県内全域の河川が泛滥し県都・福冈市をはじめ北九州市久留米市など県全域の市町村が浸水し多数の死者と県予算二年分の被害额を出した。県はまず筑后地方日语筑後地方を流れる矢部川日语矢部川上流に県内初の多目的ダムである日向神(ひゅうがみ)ダム日语日向神ダムを1961年に完成させ、続いて远贺川日语遠賀川今川日语今川 (福岡県)水系の多目的ダム建设に着手した。一方九州最大の河川・筑后川水系では筑后川水系治水基本计画に従い本流上流部のダム群建设に加え支流でのダム计画と分水路、大规模堤防建设を进めていたが北九州工业地带の発展や福冈都市圏日语福岡都市圏の人口増加に伴う水需要ひっ迫を机に水资源开発も重要な课题となり、筑后川水系水资源开発基本计画が策定され筑后川、远贺川、矢部川、嘉瀬川日语嘉瀬川菊池川を含めた広域水资源开発が计画され筑后大堰日语筑後大堰(筑后川)、江川ダム日语江川ダム(小石原川)、寺内ダム日语寺内ダム(佐田川)、合所ダム日语合所ダム(隈上川)が建设された。しかし1978年の昭和53-54年福冈市渇水日语昭和53-54年福岡市渇水(福冈沙漠)で福冈市は287日间の给水制限を受けたことからさらなる水资源开発が计画され、県営事业として多々良川日语多々良川水系や那珂川日语那珂川 (九州)水系において新规のダム事业や南畑ダム再开発事业(那珂川)が行われた。

県内最大の多目的ダムは高度では寺内ダム、総贮水容量では日向神ダムであるが、现在施工中の小石原川ダム日语江川ダム(小石原川)が高度で、五ヶ山ダム(那珂川)が総贮水容量で完成すると第一位になる。施工中のダムとしては先の小石原川・五ヶ山ダムのほか伊良原ダム日语伊良原ダム祓川日语祓川 (福岡県))があるが、何れも民主党政権によるダム事业见直しの対象となっており、検证の结果伊良原・五ヶ山両ダムは事业継続が决定している[4]。中止したダム事业としては真名子ダム(星野川日语星野川[163]、寒田ダム(城井川)[164]などがある。なお筑后大堰をはじめとする筑后川中下流域の治水事业と同时にミヤイリガイの生息域壊灭が行われ[165]、长年流域住民を悩ませていた日本血吸虫病が2000年に扑灭されている[166][167]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 今川日语今川 (福岡県) 今川 油木ダム日语油木ダム 补助 F・N・W・I・P 重力 54.6 18,200 福冈県 1971
一级 远贺川日语遠賀川 犬鸣川 犬鸣ダム日语犬鳴ダム 补助 F・N・W・I 重力 76.5 5,000 福冈県 1994
二级 多々良川日语多々良川 猪野川 猪野ダム 补助 F・N・W 重力 79.9 5,110 福冈県 2000
二级 祓川日语祓川 (福岡県) 祓川 伊良原ダム日语伊良原ダム 补助 F・N・W 重力 83.0 28,700 福冈県 2017 水特法指定
工事中
一级 筑后川 小石原川 江川ダム日语江川ダム 水机构法 A・W・I 重力 79.2 25,326 水资源机构 1972 农林省施工
一级 远贺川 远贺川 远贺川河口堰 特定 F・W・I 6.5 11,140 国土交通省 1983
二级 御笠川日语御笠川 北谷川 北谷ダム 补助 F・N・W 重力 39.0 251 福冈県 1998
一级 远贺川 久保川 久保白ダム 利水 A・W・I アース 25.0 4,164 福冈県 1970
一级 筑后川 小石原川 小石原川ダム日语江川ダム 水机构法 F・N・W ロックフィル 129.0 40,000 水资源机构 2015 水特法指定
事业见直し
一级 筑后川 隈上川 合所ダム日语合所ダム 利水 A・W ロックフィル 60.7 7,660 福冈県 1990 农林水产省施工
二级 那珂川日语那珂川 (九州) 那珂川 五ヶ山ダム 补助 F・N・W 重力 102.5 40,200 福冈県 2017 水特法指定
工事中
一级 远贺川 中元寺川 阵屋ダム日语陣屋ダム 补助 F・N・W・I 重力 48.5 2,650 福冈県 1974
二级 瑞梅寺川 瑞梅寺川 瑞梅寺ダム 补助 F・N・W 重力 64.0 2,420 福冈県 1977
一级 筑后川 筑后川 筑后大堰日语筑後大堰 水机构法 F・N・W 13.8 5,500 水资源机构 1984
一级 筑后川 佐田川 寺内ダム日语寺内ダム 水机构法 F・N・A・W ロックフィル 83.0 18,000 水资源机构 1986
一级 远贺川 河道外 顿田第一ダム 利水 W・I アース 21.6 5,011 北九州市 1968
一级 远贺川 河道外 顿田第二ダム 利水 W・I アース 21.6 5,293 北九州市 1968
二级 多々良川 鸣渊川 鸣渊ダム 补助 F・N・W 重力 67.4 4,400 福冈県 2001
一级 矢部川日语矢部川 矢部川 日向神ダム日语日向神ダム 补助 F・N・P 重力 79.5 27,900 福冈県 1959
一级 远贺川 福土川日语福土川 福智山ダム 补助 F・N・W 重力 64.5 2,710 福冈県 2003
一级 山国川日语山国川 山国川 平成大堰日语平成大堰 特定 F・N・W 3.2 278 国土交通省 1990
二级 紫川日语紫川 紫川 ます渕ダム 补助 F・N・W 重力 60.0 13,600 福冈県 1973
二级 那珂川 那珂川 南畑ダム 补助 F・N・W・P 重力 63.5 6,000 福冈県 1965 1985年再开発
一级 筑后川 山口川 山神ダム 补助 F・N・W 复合 59.0 2,980 福冈県 1979
一级 远贺川 八木山川 力丸ダム 补助 F・W・I 重力 49.5 13,200 福冈県 1965 建设省より移管

佐贺県

编辑
 
佐贺県で最大の総贮水容量を有する嘉瀬川ダム日语嘉瀬川ダム嘉瀬川日语嘉瀬川

佐贺县初の多目的ダムは嘉瀬川に1956年完成した北山ダム日语北山ダム (佐賀県)である。农林省による国営嘉瀬川农业水利事业の根干施设として建设されたものであるが、治水机能は有していない。治水を主目的とした河川総合开発事业は昭和28年西日本水害を机にまず県北部を流れる有田川日语有田川 (佐賀県)で実施され、支流に有田日语有田ダム(白川)・竜门日语竜門ダム (佐賀県)広瀬川日语広瀬川 (佐賀県))の両ダムが建设された。その后県営事业として松浦川日语松浦川水系、六角川日语六角川水系や県内の二级河川で补助多目的ダムが建设されている。一方国直辖の特定多目的ダムとしては松浦川支流の厳木(きゅうらぎ)川日语厳木川に1986年に完成した厳木ダムが最初である。

佐贺県最大の多目的ダムは高度では厳木ダム、総贮水容量は北山ダム下流に2012年完成した嘉瀬川ダム日语嘉瀬川ダム(嘉瀬川)である。现在建设中のダムとしては猿川ダム(猿川)があるが、2005年の段阶で补助事业としての予算计上が见送られており[168]事実上冻结され、现在は事业见直し対象ダムに指定されている。嘉瀬川ダムについてはダム事业见直し当时より见直し対象にはされていない。城原川ダム日语城原川ダム(城原川)については当初计画では多目的ダムであったが、治水ダムに変更されている。なお松浦川支流の狩立川・日ノ峯川に建设されている狩立ダムと日ノ峯ダムについては、二つの河川をダムでせき止め贮水池を导水路で连结する珍しいダムであり[169]、“夫妇ダム”とも呼ばれている。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 有田川日语有田川 (佐賀県) 白川 有田ダム日语有田ダム 补助 F・N・W 重力 27.5 1,880 佐贺県 1961
一级 松浦川日语松浦川 左伊岐佐川 伊岐佐ダム 补助 F・N・W 重力 58.5 1,940 佐贺県 1979
一级 松浦川 井手口川 井手口川ダム 补助 F・N・W 重力 43.7 2,180 佐贺県 2012
一级 嘉瀬川日语嘉瀬川 嘉瀬川 嘉瀬川ダム日语嘉瀬川ダム 特定 F・N・A・W・I・P 重力 97.0 71,000 国土交通省 2012 水特法9条指定
一级 松浦川 狩立川 狩立ダム 补助 F・N・W 重力 28.4 1,330 佐贺県 2001
一级 筑后川 安良川 河内防灾ダム F・A アース 35.0 1,195 佐贺県 1970
一级 松浦川 厳木川日语厳木川 厳木ダム 特定 F・N・W・I・P 重力 117.0 13,600 国土交通省 1986
二级 有田川 猿川 猿川ダム 补助 F・N・W 重力 29.9 1,170 佐贺県 未定 事业见直し
二级 鹿岛川 中川 中木庭ダム 补助 F・N・W 重力 69.5 6,800 佐贺県 2006
一级 松浦川 日ノ峯川 日ノ峯ダム 补助 F・N・W 重力 28.4 460 佐贺県 2001
一级 松浦川 町田川 平木场ダム 补助 F・N・W 重力 29.5 1,080 佐贺県 1983
二级 有田川 有田川 古木场ダム 利水 A・W アース 26.8 1,172 佐贺県 1998
一级 嘉瀬川 嘉瀬川 北山ダム日语北山ダム (佐賀県) 利水 A・P 重力 59.3 22,250 土地改良区 1956 农林省施工
二级 伊万里川 都川内川 都川内ダム 补助 F・N・I 重力 31.5 1,130 佐贺県 2002
一级 松浦川 本部川 本部ダム 补助 F・N・W 重力 42.1 1,140 佐贺県 1988
一级 六角川日语六角川 六角川 矢筈ダム 补助 F・N・W・I 重力 32.5 1,290 佐贺県 1993
二级 有田川 広瀬川日语広瀬川 (佐賀県) 竜门ダム日语竜門ダム (佐賀県) 补助 F・N・W 重力 42.2 2,350 佐贺県 1975

长崎県

编辑
 
长崎大水害日语長崎大水害を机に多目的ダムとして再开発された本河内高部ダム(中岛川)。直下に旧堤体がある。

长崎县の河川は流路延长・流域面积が小さい河川がほとんどであり、豪雨による洪水と旱魃による水不足が极端に现れる。河川开発の契机になったのは1957年7月25日谏早豪雨日语諫早豪雨であり、记录的集中豪雨により県下で甚大な被害が発生したことから长崎県では郡川日语郡川萱瀬ダムを建设したのを皮切りに雪浦川日语雪浦川神浦川日语神浦川东大川日语東大川などで补助多目的ダムが建设された。一方长崎市は日本初の上水道専用ダムである本河内高部ダム(本河内川)など明治时代より上水道整备を実施していたが、河川流量が乏しく人口増加による水不足が慢性化していた。このため鹿尾川日语鹿尾川の鹿尾ダムなど新规の水资源开発を进めていたところ1982年7月23日长崎大水害日语長崎大水害が発生。长崎市は时间雨量187ミリという记录的豪雨になり死者・行方不明者299名、被害额约3,000亿円という壊灭的被害を受けた。この大水害を机に长崎県では长崎水害紧急ダム事业[170][171]を计画、特に被害の大きかった中岛川日语中島川水 系にある本河内高部・本河内低部ダム(中岛川)、西山ダム(西山川)、浦上ダム(大井手川)の上水道専用ダムに治水机能を有する多目的ダムとして再开発 し、雪浦川と中尾川には治水に加え再开発4ダムの利水机能を补填するための多目的ダムを建设する方针を立てた。紧急ダム事业のうち本河内高部、西山、中尾 ダムは完成したが本河内高部と西山ダムについては旧ダムが土木学会选奨土木遗产日语土木学会選奨土木遺産であることから解体・水没させず、新ダムの机能を维持しながら旧ダムを保存する方法を采っている。このほか壹岐岛对马岛五岛列岛の小河川にも多目的ダムが建设されている。长崎県の多目的ダムの特徴としては、治水・利水问わず全てのダムに上水道目的が付与されていることであり、水不足に悩む长崎県の水需要が垣间见える。一方水力発电目的は全く有していない。

长崎県最大の多目的ダムは高度では萱瀬ダム、総贮水容量では神浦ダム神浦川日语神浦川)であるが、长崎県内の多目的ダムについては総贮水容量が1,000万立方メートルを超えるものが无く、小规模なダムが多い。建设中のダムとしては県内唯一の特定多目的ダムである本明川ダム(本明川日语本明川)、 県営事业では石木ダム(石木川)と长崎水害紧急ダム事业の浦上・本河内低部ダム再开発事业があるが、本河内低部ダム以外は何れも民主党政権によるダム事业 见直しの対象とされた。特に石木ダムについては治水と佐世保市への利水を目的に1973年より计画されたが地元の反対运动が炽烈であり现在本体工事にも着 手できない状态となっているが、长崎県はダム事业再検证の末事业継続を决めている[172]。中止したダム事业としては轰ダム(境川)[173]や长崎水害紧急ダム事业の一つであった雪浦第二ダム(雪浦川)[174]などがある。なお、海军第三海军区佐世保镇守府が施工した相当ダム(牟田川)では太平洋戦争中捕虏となった美国军事捕虏が强制労动に従事させられ、200名中31名が死亡した负の历史を持つ[175]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 伊木力川 山川内川 伊木力ダム 补助 F・N・W 重力 41.7 880 长崎県 2007
二级 川棚川日语川棚川 石木川 石木ダム 补助 F・N・W 重力 55.4 5,580 长崎県 未定 水特法指定
工事中
二级 浦上川日语浦上川 大井手川 浦上ダム 补助 F・N・W 重力 21.0 1,895 长崎県 1945 再开発中
事业见直し
一级 本明川日语本明川 小ヶ仓川 小ヶ仓ダム 利水 A・W アース 22.6 2,200 长崎県 1975
二级 鹿尾川日语鹿尾川 鹿尾川 鹿尾ダム 补助 F・N・W 重力 34.6 1,140 长崎県 1987
二级 郡川日语郡川 郡川 萱瀬ダム 补助 F・N・W 重力 65.5 6,810 长崎県 1961 2000年再开発
二级 相浦川日语相浦川 相浦川 川谷ダム 利水 A・W 重力 46.0 1,721 佐世保市 1954
二级 神浦川日语神浦川 神浦川 神浦ダム 补助 F・N・W 重力 51.0 6,840 长崎県 1969
二级 小浦川 㭴冢川 小浦ダム 补助 F・N・W 重力 29.5 400 长崎県 2004 对马岛
二级 相浦川 小川内川 菰田ダム 利水 A・W 重力 40.0 1,475 佐世保市 1939 海军施工
土木遗产日语土木学会選奨土木遺産
二级 相浦川 転石川 転石ダム 利水 A・W 重力 22.7 233 佐世保市 1926 海军施工
土木遗产
二级 式见川 式见川 式见ダム 补助 F・W 重力 45.5 2,150 长崎県 1980
二级 相浦川 牟田川 相当ダム 利水 A・W 重力 34.0 400 长崎県 1944 海军施工
二级 江川 江川 高浜ダム 补助 F・N・W 重力 35.0 187 长崎県 2007
二级 小佐々川 つづら川 つづらダム 补助 F・N・W 重力 21.6 315 长崎県 2003
二级 八郎川日语八郎川 中尾川 中尾ダム 补助 F・N・W 重力 40.0 1,580 长崎県 2000
二级 子々川川 子々川川 中山ダム 补助 F・N・W 重力 24.5 530 长崎県 1984
二级 长与川日语長与川 长与川 长与ダム 补助 F・N・W 重力 36.0 600 长崎県 1985
二级 多以良川 二股川 鸣见ダム 补助 F・N・W 重力 53.5 2,250 长崎県 1991
二级 中岛川日语中島川 西山川 西山ダム 补助 F・W 重力 40.0 1,580 长崎県 1904 1999年再开発
二级 东大川日语東大川 楠原川 土师野尾ダム 补助 F・N・W 重力 31.5 1,090 长崎県 1986
二级 志佐川 笛吹川 笛吹ダム 补助 F・N・W 重力 59.8 2,010 长崎県 2006
二级 船津川 船津川 船津ダム 补助 F・N・W 重力 30.0 370 长崎県 2000
二级 千々石川日语千々石川 加持川 别所ダム 利水 A・W 重力 23.8 1,923 长崎県 1968
二级 中岛川 中岛川 本河内高部ダム 补助 F・N・W 重力 28.2 496 长崎県 1891 2009年再开発
二级 中岛川 中岛川 本河内低部ダム 补助 F・N・W 重力 27.8 616 长崎県 1903 再开発中
一级 本明川 本明川 本明川ダム 特定 F・N・W 台形CSG 64.0 8,600 国土交通省 未定 事业见直し
二级 宫ノ川 宫ノ川 宫ノ川ダム 补助 F・N・W 重力 32.0 194 长崎県 2000 五岛列岛中通岛
二级 谷江川 角川 男女岳ダム 补助 F・N・W 重力 20.3 103 长崎県 1997 壹岐岛
二级 雪浦川日语雪浦川 雪浦川 雪浦ダム 补助 F・N・W 重力 44.0 3,900 长崎県 1976

熊本県

编辑
 
コンバインダム日语コンバインダムとして日本一の高度を有する竜门ダム日语竜門ダム(迫间川)

熊本县は北から菊池川、白河绿川日语緑川球磨川と一级河川が四河川流れ、筑后川水系も一部流れている。治水事业は加藤清正による白川の改修が知られているが、台风や梅雨前线による水害は一再ではなく、特に昭和28年西日本水害では県都・熊本市を中心に死者339名、行方不明者198名、被害额约850亿円と九州では最悪の被害を出した。このため河川総合开発事业も戦后早期より推进され、1960年球磨川上流に市房ダムが県下最初の多目的ダムとして完成する。続いて筑后川支流の津江川に下筌(しもうけ)ダム日语下筌ダムが建设され筑后川水系治水基本计画の一翼をなし、さらに福冈都市圏の利水を视野に入れた筑后川水系水资源开発基本计画の一环として菊池川支流の迫间川に竜门ダム日语竜門ダムが建设され、下筌ダムとの间で水を融通している。県中央部の绿川では绿川ダムが本流に建设され、绿川の治水と八代平野日语八代平野への灌漑に供されている。県営事业としては県内の二级河川、特に水不足に悩まされている天草群岛へのダム建设が行われた。

熊本県最大のダムは高度では竜门ダム、総贮水容量では绿川ダムであり、竜门ダムはコンバインダム日语コンバインダム(复合ダム)として、清愿寺ダム(免田川)はアースダム日语アースダムとしてダムの高度が日本最高である。施工中のダムは路木ダム日语路木ダム(路木川)がある。中止したダム事业としては特定多目的ダム初の地下ダム日语地下ダムであった高游原地下浸透ダム(加势川日语加勢川[176]、ダム事业见直しの末に中止が决定された七滝ダム(御船川)[4]と県営の釈迦堂ダム(釈迦堂川)[177]、高浜ダム(大河内川)[178]などがある。また熊本県におけるダム事业は反対运动が激烈なものが多く、多目的ダムとして计画されていた川辺川ダム日语川辺川ダム川辺川日语川辺川[179]は1967年より続く反対闘争や流域外からのダム建设の是非日语ダム建設の是非が问われ、民主党のマニフェストにも掲げられた。竜门ダムでは计画発表から完成まで31年を费やす长期化ダム事业となっている。

なお宇城市にある石打ダム日语石打ダム(八柳川)近傍にはJR九州三角线 (JR九州)石打坝车站があるが、JRの駅名でダム名が付くのは石打ダム駅が日本唯一である[180]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 波多川 八柳川 石打ダム日语石打ダム 补助 F・N・W 重力 38.5 1,200 熊本県 1992
一级 球磨川 球磨川 市房ダム F・N・A・P 重力 78.5 40,200 熊本県 1959 建设省施工
二级 亀川 亀川 亀川ダム 补助 F・N・W 重力 37.0 2,650 熊本県 1982 天草下岛日语天草下島
二级 教良木川 祝口川 教良木ダム 利水 A・W ロックフィル 29.3 1,691 熊本県 1976 天草上岛日语天草上島
二级 方原川 方原川 楠浦ダム 利水 A・W アース 32.0 1,068 熊本県 1966 天草下岛
二级 上津浦川 上津浦川 上津浦ダム 补助 F・N・W 重力 54.0 467 熊本県 2004 天草上岛
一级 球磨川 球磨川 幸野ダム 利水 A・P 重力 21.2 326 熊本県 1959
一级 球磨川 免田川 清愿寺ダム F・A 重力 60.5 3,301 熊本県 1978
二级 都吕々川 都吕々川 都吕々ダム 利水 A・W・I 重力 41.8 1,360 熊本県 1990 天草下岛
二级 冰川 冰川 冰川ダム日语氷川ダム 补助 F・N・A・W 重力 58.5 7,100 熊本県 1973 2010年再开発
一级 绿川日语緑川 绿川 绿川ダム 特定 F・N・A・P 重力 76.5 46,000 国土交通省 1970
一级 菊池川 迫间川 竜门ダム日语竜門ダム 特定 F・N・A・I 重力 99.5 42,500 国土交通省 2001 水特法9条指定
二级 路木川 路木川 路木ダム日语路木ダム 补助 F・N・W 重力 53.0 2,290 熊本県 2013 天草下岛
工事中

大分県

编辑
 
大分県最大の多目的ダム・下筌ダム日语下筌ダム(津江川)

大分县の河川総合开発事业は九州 (日本)で宫崎県に次いで二番目に早く、県下最大の河川である大野川日语大野川本流に灌漑と水力発电を目的にした百枝ダムが1951年に完成している[181]。その后県内に大きな被害を出した昭和28年西日本水害を契机に大分川日语大分川水系で河川総合开発が进められ、支流の芹川日语芹川 (竹田市)芹川ダム日语芹川ダム (大分県)が建设され、県南部の五ヶ瀬川日语五ヶ瀬川水系でも支流の北川日语北川 (五ヶ瀬川水系)北川ダム日语北川ダム (大分県)が建设された。一方県西部を流れる筑后川水系では筑后川水系治水基本计画筑后川水系水资源开発基本计画によって筑后川本流と支流に多目的ダムの建设计画が进められ、検讨の结果松原ダム日语松原ダム(筑后川)と下筌ダム(津江川)が建设された。両ダムは1986年にダム再开発事业が行われ、日田市への上水道目的が追加されたほか有明海のノリ养殖において色落ちを防止するための河川维持放流が行われる[182]。県北部、耶马溪で知られる山国川日语山国川では北九州市への上水道供给と山国川の治水を目的に本流に平成大堰日语平成大堰、支流の山移川に耶马渓ダム日语耶馬渓ダムが建设されている。

大分県最大の多目的ダムは高度・総贮水容量共に下筌ダムであるが、筑后川支流の赤石川日语赤石川 (大分県)に建设中の大山ダム日语大山ダムが完成すれば高度では大分県一になる。建设中のダムとしては大山ダムのほか大分川支流の七瀬川日语七瀬川 (大分県)に建设されている大分川ダム日语大分川ダムがある。このうち大分川ダムは民主党政権によるダム事业见直しの対象になったが2012年に事业継続が决定、また大山ダムは対象から除外されている。中止したダム事业は筑后川水系では筑后川本流の久世畑[183]・杖立[184]、支流玖珠川日语玖珠川の猪牟田[185]・玖珠川[186]、大野川水系の大野川(大野川)と矢田(平井川)[187]・知原(绪方川)[188]などのダムがある。松原・下筌ダムでは日本最大のダム反対闘争である蜂の巣城纷争日语蜂の巣城紛争が室原知幸らにより13年间続けられ、流血闘争や法廷闘争を通じ公共事业と人权の整合性を问うた[189][190]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 大分川日语大分川 七瀬川日语七瀬川 (大分県) 大分川ダム日语大分川ダム 特定 F・N・W ロックフィル 91.6 24,000 国土交通省 2017 水特法指定
工事中
一级 筑后川 赤石川日语赤石川 (大分県) 大山ダム日语大山ダム 水机构法 F・N・W 重力 99.0 19,600 水资源机构 2012 工事中
水特法指定
二级 臼杵川日语臼杵川 臼杵川 乙见ダム F・A 重力 39.9 1,880 大分県 1970
一级 五ヶ瀬川日语五ヶ瀬川 北川日语北川 (五ヶ瀬川水系) 北川ダム日语北川ダム (大分県) 补助 F・P アーチ 82.0 41,000 大分県 1962
一级 番匠川日语番匠川 木立川 小中尾ダム F・A アース 22.3 188 大分県 1966
一级 筑后川 津江川 下筌ダム日语下筌ダム 特定 F・N・P アーチ 98.0 59,300 国土交通省 1972 1986年再开発
二级 志生木川 志生木川 志生木ダム F・A アース 22.9 400 大分県 1965
二级 末広川 末広川 末広ダム F・A 重力 45.5 2,098 大分県 1991
一级 大分川 芹川日语芹川 (竹田市) 芹川ダム日语芹川ダム (大分県) 补助 F・A・P 重力 52.2 27,500 大分県 1956
一级 番匠川 道の内川 直川ダム F・A 重力 24.9 740 大分県 1970
二级 末広川 中の川 中の川ダム F・A 重力 37.3 881 大分県 1987
二级 臼杵川 田井ヶ迫川 野田ダム F・A 重力 38.7 452 大分県 1991
一级 大野川日语大野川 垣河内川 野津ダム 补助 F・N・W 重力 34.9 331 大分県 2000
一级 筑后川 筑后川 松原ダム日语松原ダム 特定 F・N・W・P 重力 83.0 54,600 国土交通省 1972 1986年再开発
一级 大野川 大野川 百枝ダム N・P 重力 8.9 520 大分県 1951
一级 山国川 山移川 耶马溪ダム日语耶馬溪ダム 特定 F・N・W・I・P 重力 62.0 23,300 国土交通省 1984 水特法指定
一级 大分川 白滝川 若杉防灾ダム F・A 重力 33.5 750 大分県 1965

宫崎県

编辑

200px 宫崎县における多目的ダム事业は九州地方で最も早く行われ、県中部を流れる小丸川日语小丸川で実施された。本流に松尾ダム、支流の渡川に渡川ダムが戦争による中断を挟んで建设され松尾ダムは1951年県内で最初に完成した。続いて県都・宫崎市を流れる大淀川日语大淀川水系で多目的ダムが计画され、大淀川水系最大の支流である本庄川日语本庄川がその対象にまず挙げられた。本庄川本流に绫南ダム日语綾南ダム、支流の绫北川日语綾北川绫北ダム日语綾北ダム古贺根桥ダム日语古賀根橋ダムが建设され、绫北ダム上流には田代八重ダム日语田代八重ダムが1999年完成する。本庄川に続いて岩瀬川が対象になり、1967年に岩瀬ダムが完成した。五ヶ瀬川水系では延冈市の治水と旭化成日语旭化成工场への工业用水道供给を目的とした祝子(ほうり)ダム・浜砂ダム(祝子川)が、一ツ瀬川日语一ツ瀬川水系では支流の三纳川流域に立花ダム(三财川)が建设された。

宫崎県最大の多目的ダムは高度では绫北ダム、総贮水容量では岩瀬ダムがそれぞれ最大。建设中、また中止した多目的ダム事业は存在しない。宫崎県の河川は水力発电事业が先行しており小丸川以外の主要河川である耳川日语耳川、五ヶ瀬川、一ツ瀬川、大淀川では本流に発电用ダムが多数建设されているため多目的ダムは存在しない。このため建设省河川局长通达・建河発第一七八号により上椎叶ダム日语上椎葉ダム(耳川)と一ツ瀬ダム日语一ツ瀬ダム(一ツ瀬川)は第一类ダムに指定され、発电専用ダムではあるが治水の责务を有する。また宫崎県の多目的ダムは全て県営の补助多目的ダムであり、国土交通省直辖ダムは存在しない。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
一级 大淀川日语大淀川 绫北川日语綾北川 绫北ダム日语綾北ダム 补助 F・P アーチ 75.3 21,300 宫崎県 1960
一级 大淀川 本庄川日语本庄川 绫南ダム日语綾南ダム 补助 F・P 重力 64.0 38,000 宫崎県 1958
一级 大淀川 岩瀬川 岩瀬ダム 补助 F・P 重力 55.5 57,000 宫崎県 1967
一级 大淀川 绫北川 古贺根桥ダム日语古賀根橋ダム 利水 A・P 重力 32.0 1,381 宫崎県 1958
一级 大淀川 绫北川 田代八重ダム日语田代八重ダム 补助 F・N・W・P 重力 64.6 19,270 宫崎県 1999
一级 一ツ瀬川日语一ツ瀬川 三财川 立花ダム 补助 F・N・P 重力 71.3 10,000 宫崎県 1963
一级 小丸川日语小丸川 渡川 渡川ダム 补助 F・N・P 重力 62.5 33,900 宫崎県 1955
一级 五ヶ瀬川 祝子川 浜砂ダム 利水 I・P 重力 42.7 2,430 宫崎県 1991
一级 五ヶ瀬川 祝子川 祝子ダム 补助 F・N・I・P 重力 60.0 5,774 宫崎県 1972
一级 小丸川 小丸川 松尾ダム 补助 F・N・P 重力 68.0 45,202 宫崎県 1951

鹿児岛県

编辑
 
鹿児岛県最大の多目的ダム・鹤田ダム日语鶴田ダム川内川日语川内川

鹿儿岛县では県内最大の一级河川である川内川日语川内川で 河川総合开発が最初に手挂けられた。下流に比べ上流部の流域面积が広い川内川は台风や集中豪雨が上流域を袭うと、膨大な洪水は下流へ一気に押し寄せ、度重 なる被害をもたらしていた。建设省は川内川の治水対策として中流の狭窄部に多目的ダムを建设して上流からの洪水を抑え、あわせて豊富な水量を利用した水力 発电事业を目的に九州地方初の特定多目的ダムを建设する。これが鹤田ダム日语鶴田ダムであり、九州最大の重力式コンクリートダム日语重力式コンクリートダムとして、また一般水力発电所として九州最大级の出力を有する多目的ダムが1966年に完成した。一方鹿児岛県営のダム事业は他県に比べて余り実施されておらず、万之瀬川日语万之瀬川本流の川辺ダム日语川辺ダム (鹿児島県)など数は多くない。その中でも慢性的な水不足に悩む奄美大岛德之岛など离岛での利水を主とした多目的ダム事业が目に付く。

県内最大の多目的ダムは鹤田ダムであるが、2006年の平成18年7月豪雨日语平成18年7月豪雨において川内川上流は多いところで総雨量が1,000ミリを超え、予想を大幅に超えた洪水が鹤田ダムに流入し洪水调节机能を丧失。下流の萨摩川内市萨摩町などが浸水被害を受けたことから被害住民より鹤田ダムの治水ダム化が要望され、国土交通省は住民との対话集会を経て2007年より鹤田ダム再开発事业に着手。利水容量を治水容量に振り替え洪水调节机能を増强することになった[191]。建设中のダムや中止した多目的ダム事业は存在しない。なお鹤田ダムの人造湖である大鹤湖日语鶴田ダム#大鶴湖では、渇水期になると水没した旧曽木発电所の遗构を期间限定で见ることができる。

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 鹿浦川 鹿浦川 伊仙中部ダム 利水 A・W アース 29.0 1,220 鹿児岛県 1987 德之岛
二级 大川 大川 大川ダム 利水 A・W ロックフィル 49.2 2,320 奄美市 1980 奄美大岛
1988年再开発
二级 万之瀬川日语万之瀬川 万之瀬川 川辺ダム日语川辺ダム (鹿児島県) 补助 F・N・W・I 重力 53.5 2,920 鹿児岛県 2002
二级 西京川 又延川 西京ダム 利水 A・W ロックフィル 29.7 2,301 鹿児岛県 1987 种子岛
二级 亀徳川 亀徳川 神岭ダム 利水 A・W アース 33.8 808 鹿児岛県 1981 徳之岛
二级 须野川 须野川 须野ダム 利水 A・W アース 27.5 990 鹿児岛県 1998 奄美大岛
一级 川内川日语川内川 川内川 鹤田ダム日语鶴田ダム 特定 F・P 重力 117.5 123,000 国土交通省 1965 再开発中
二级 面縄川 面縄川 东部ダム 利水 A・W アース 19.0 153 鹿児岛県 1970 徳之岛
二级 永吉川 二俣川 永吉ダム F・A ロックフィル 37.0 1,174 鹿児岛県 1979
二级 秋利神川 麦野川 南部ダム 利水 A・W アース 25.2 374 鹿児岛県 1969
二级 大和川 三田川 大和ダム日语大和ダム 补助 F・N・W 重力 45.0 784 鹿児岛県 2006 奄美大岛

冲縄県

编辑
 
冲縄県最大の多目的ダム・福地ダム日语福地ダム福地川日语福地川

冲绳县の多目的ダム事业は、1972年の冲绳返还冲縄开発庁日语沖縄開発庁冲縄総合事务局日语沖縄総合事務局が设置された时より始まる。従って47都道府県の中では比较的新しい时期より河川総合开発事业に着手されたが、その萌芽は琉球列岛美国民政府统治时代の1963年に溯る。美国陆军工程兵团冲绳岛北部を流れる新川川日语新川川などの河川にダムを建设するマスタープランに着手[192]。さらに琉球水道公社による上水道用ダム计画が合并し多目的ダム事业として进められた[193]。その第一号が福地ダム日语福地ダム福地川日语福地川) と新川ダム(新川川)であり、冲縄返还によりそれらのダム事业は日本政府に継承されたが発足间もない冲縄県は财政事情が芳しくなく、大规模な河川开発を行 う余裕はなかった。既に建设省は冲縄返还以前に调查団を1970年に派遣し、翌1971年に积极的な水资源开発财政措置の必要性を报告していた[194]

このため冲縄振兴特别措置法日语沖縄振興特別措置法第107条に基づき、冲縄県の河川は二级河川であっても必要がある场合は河川法第10条の例外规定として建设大臣(现在は国土交通大臣)が河川改修を実施できると定め、多目的ダムについても重要な事业については同法第107条第7项・第8项の规定で二级河川に国直辖で建设・管理される多目的ダムは特定多目的ダム法の规定を援用できると定めた[195]。これにより琉球列岛米国民政府より承継された福地ダム、新川ダムと普久川(ふんがわ)ダム(普久川)は特定多目的ダムとして施工され、后に完成した安波ダム(安波川)・辺野喜ダム(辺野喜川)と共に冲縄北部河川総合开発事业として进められ、冲縄本岛の重要な水がめとなった。しかし慢性的な水不足が起こる冲縄本岛では取水制限が五ダムの完成后も频発。このため建设省は冲縄北西部河川総合开発事业を计画し仓敷ダム日语倉敷ダム(与那原川)、汉那ダム日语漢那ダム汉那福地川日语漢那福地川)、羽地ダム日语羽地ダム羽地大川)を建设する。このうち冲縄県に管理が移管された仓敷ダムを除いた7ダムは统合管理され、県都・那霸市などの水需要に応えている。なお、冲縄県は九州地方整备局日语地方整備局の管辖外であり、国が管理する特定多目的ダムについては冲縄総合事务局が国土交通省より権限委譲をされ管理実务を行う[196]。以上のことから福地ダムなど7ダムは冲縄総合事务局の上部机関である内阁府直辖ダムではなく、国土交通省直辖ダムである。一方冲縄県でも座间味ダム(内川)を皮切りに补助多目的ダムを建设したほか、恩纳村宜野座村は村営の利水専用多目的ダムを建设している。

冲縄県最大のダムは高度・総贮水容量共に福地ダムである。施工中のダムは国直辖事业では冲縄北西部河川総合开発事业に基づく亿首ダム(亿首川)がある。中止したダム事业には白水ダム(名蔵川日语名蔵川[197]、座津武(ざつん)ダム(座津武川)[198]などがある。なお仓敷ダムと、日本最南端の多目的ダムである石垣岛琉球列岛美国民政府宫良川日语宮良川)は建设省・农林水产省が施工し、完成后冲縄県へ管理が移管されている[199]

河川等级
水系
河川
ダム
种别
目的
型式
高度
総贮水容量
事业者
完成年
备考
二级 安波川 安波川 安波ダム 特定 F・N・W・I 重力 86.0 18,600 国土交通省 1982
二级 新川川日语新川川 新川川 新川ダム 特定 F・N・W・I 重力 44.5 1,650 国土交通省 1976
二级 亿首川 亿首川 亿首ダム 特定 F・N・A・W 台形CSG 39.0 8,560 国土交通省 2013 工事中
二级 新川 新川 恩纳ダム N・A 重力 28.5 370 恩纳村 1985
二级 中の川 シチフ川 我喜屋ダム 补助 F・N・W 重力 33.0 273 冲縄県 2004 伊平屋岛
二级 庆武原川 庆武原川 潟原ダム 利水 A・W 重力 32.5 267 宜野座村 1985
二级 汉那川日语漢那川 汉那福地川日语漢那福地川 汉那ダム日语漢那ダム 特定 F・N・A・W 重力 45.0 8,200 国土交通省 1993
二级 大川 宜野座福地川 宜野座大川ダム 利水 A・W 重力 21.7 355 宜野座村 1993
二级 仪间川 仪间川 仪间ダム 补助 F・N・W アース 24.5 575 冲縄県 未定 久米岛
工事中
二级 比谢川日语比謝川 与那原川 仓敷ダム日语倉敷ダム 特定 F・N・W ロックフィル 33.5 7,100 冲縄県 1994 建设省施工
二级 内川 内川 座间味ダム 补助 F・N・W 重力 30.0 66 冲縄県 1989 座间味岛
二级 大保川 大保川 大保ダム 特定 F・N・W 重力 77.5 20,050 国土交通省 2010
二级 新川 当袋川 当袋川ダム F・A アース 31.0 423 恩纳村 1980
二级 羽地大川 羽地大川 羽地ダム日语羽地ダム 特定 F・N・A・W ロックフィル 66.5 19,800 国土交通省 2004
二级 福地川日语福地川 福地川 福地ダム日语福地ダム 特定 F・N・W・I・P 重力 91.7 55,000 国土交通省 1974 1990年再开発
二级 安波川 普久川 普久川ダム 特定 F・N・W・I 重力 41.5 3,050 国土交通省 1982
二级 辺野喜川日语辺野喜川 辺野喜川 辺野喜ダム日语辺野喜ダム 特定 F・N・W・I 复合 42.0 4,500 国土交通省 1987
二级 宫良川日语宮良川 宫良川 琉球列岛美国民政府 F・N・A アース 27.0 2,300 冲縄県 1982 石垣岛
建设省・农林
水产省施工

脚注

编辑
  1. ^ ただし小瀬川ダムについては、复数県(広岛県・山口県)が共同管理を行っているため、例外として両県に记载する。
  2. ^ ‘北海道のダム 1986’p57。
  3. ^ ‘北海道のダム 1986’p82。
  4. ^ 4.00 4.01 4.02 4.03 4.04 4.05 4.06 4.07 4.08 4.09 财団法人日本ダム协会‘ダム便覧’国交省検证ダム一覧2012年1月8日阅覧
  5. ^ ‘占冠村史’p279-285。
  6. ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p194-195。
  7. ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p68-69。
  8. ^ ‘ダム便覧’青森県のダム(上)
  9. ^ ‘ダム便覧’青森県のダム(中)
  10. ^ ‘ダム便覧’青森県のダム(下)
  11. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p176-177。
  12. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p36-37。
  13. ^ ‘ダム便覧’矶崎ダム
  14. ^ ‘北上川上流改订改修计画’p3。
  15. ^ 日本で最初に完成したのは岐阜県の久々利川日语久々利川に建设された小渕ダム日语小渕ダムである。详细は同项目を参照。
  16. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p46-47。
  17. ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p100-101。
  18. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第八巻p1-43。
  19. ^ 宫城県登米土木事务所 长沼ダム建设事业
  20. ^ ‘ダム便覧’田川第二ダム。
  21. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p68-69。
  22. ^ ‘多目的ダム全集’p38-39。
  23. ^ ‘多目的ダム全集’p82-83。
  24. ^ 秋田県建设交通部河川砂防课‘県が管理しているダム’
  25. ^ 秋田県建设交通部河川砂防课‘秋田県のダムの历史’
  26. ^ 国土交通省东北地方整备局玉川ダム管理所‘中和処理施设の概要’
  27. ^ ‘多目的ダム全集’p38-39。
  28. ^ ‘ダム便覧’真木ダム
  29. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p154-159、p162-165。
  30. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p160-161。
  31. ^ ‘水资源开発公団30年史’p13。
  32. ^ ‘ダム便覧’文献に见る补偿の精神【48】绪川ダム
  33. ^ ‘ダム便覧’大谷原川ダム
  34. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p220-221。
  35. ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p124-125。
  36. ^ ‘电発30年史’p298-308。
  37. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p178-179。
  38. ^ ‘水资源开発公団30年史’p109。
  39. ^ ‘ダム便覧’行川ダム
  40. ^ ‘ダム便覧’大室川ダム
  41. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p176-177。
  42. ^ 国土交通省関东地方整备局下馆河川事务所‘鬼怒川・小贝川の历史(2)’佐贯头首工も同じ出典。
  43. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻p47-55。
  44. ^ ‘沼田市史’第五巻近代现代编。
  45. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p452-453。
  46. ^ 国土交通省関东地方整备局品木ダム水质管理所‘中和物语’
  47. ^ ‘水资源开発公団30年史’p110-113。
  48. ^ 国土交通省関东地方整备局荒川上流河川事务所 荒川上流ダム再开発事业
  49. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p246-247。
  50. ^ ‘ダム便覧’玉淀ダム
  51. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p252-253。
  52. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p254-255。
  53. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p204-205。
  54. ^ ‘ダム便覧’大多喜ダム
  55. ^ 东京都交通局‘発电事业のあらまし’
  56. ^ ‘ダム便覧’文献にみる补偿の精神【54】小河内ダム
  57. ^ ‘ダム便覧’文献にみる补偿の精神【4】小河内ダム
  58. ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p381-383。
  59. ^ ‘ダム便覧’文献に见る补偿の精神【11】相模ダム
  60. ^ ‘ダム便覧’神奈川県のダム
  61. ^ 国土交通省河川局河川管理课‘一级水系における河川・ダム湖空间利用実态调查结果の概要2003年
  62. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p222。非常用洪水吐きを1本から2本に増设した。
  63. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p262-263。
  64. ^ ‘ダム便覧’佐梨川ダム
  65. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻p113-116。
  66. ^ 富山県土木部河川课‘富山県のダム事业’
  67. ^ 富山県农业水产部耕地课‘农业用施设あれこれ’
  68. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p312-313。
  69. ^ ‘ダム便覧’汤道丸ダム
  70. ^ ‘ダム便覧’黒川ダム
  71. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p330-331。
  72. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p332-333。
  73. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p334-335。
  74. ^ 石川県土木部河川课ダム建设室‘いしかわのダム’
  75. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p348。当初の计画高水流量は毎秒470立方メートルであったが、豪雨时は1,002.3立方メートルの洪水量であった。
  76. ^ 国土交通省近畿地方整备局九头竜川ダム统合管理事务所‘ダムの治水效果’
  77. ^ 大津吕ダム建设工事 福井県 県土の整备・防灾/河川・砂防・港湾/河川整备 2013/09/07 便覧
  78. ^ 河内川ダム建设工事 福井県 県土の整备・防灾/河川・砂防・港湾/河川整备 2013/09/07 便覧
  79. ^ 山梨県内では桂川と呼ばれる。
  80. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第三巻p59-65。
  81. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第八巻p191-227。
  82. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p258-259。
  83. ^ ‘ダム便覧’笹子ダム
  84. ^ 中止した角瀬・大渡の両ダムは建设省が计画していた。
  85. ^ ‘ダム便覧’文献にみる补偿の精神【23】美和ダム
  86. ^ 味噌川ダム建设当时は水资源开発公団、牧尾ダム建设当时は爱知用水公団日语愛知用水公団が施工。
  87. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p280-281。
  88. ^ 信浓毎日新闻日语信濃毎日新聞2002年2月28日付朝刊。
  89. ^ ‘ダム便覧’戸草ダム
  90. ^ 国土交通省中部地方整备局三峰川総合开発工事事务所 事业概要
  91. ^ ‘ダム便覧’小渋ダム
  92. ^ ‘ダム便覧’松川ダム(再)
  93. ^ ‘ダム便覧’牧尾ダム(再)
  94. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻p63-68。
  95. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻p66。
  96. ^ ‘ダム便覧’上矢作ダム
  97. ^ ‘天竜川 治水と利水’p239-248。
  98. ^ ‘电発30年史’p315-318。
  99. ^ 现在は川根本町
  100. ^ ‘ダム便覧’佐久间ダム(再)
  101. ^ ‘ダム便覧’设楽ダム
  102. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p290-291。
  103. ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p238。
  104. ^ 共同通讯社2009年10月17日记事及び‘ダム便覧’川上ダム
  105. ^ ‘ダム便覧’伊势路川ダム
  106. ^ ‘水资源开発公団30年史’p247-252。
  107. ^ ‘ダム便覧’丹生ダム
  108. ^ ‘ダム便覧’大戸川ダム
  109. ^ ‘ダム便覧’文献にみる补偿の精神【18】大野ダム
  110. ^ ‘ダム便覧’ダムを生かしたまちづくり
  111. ^ ‘ダム便覧’京都府のダム
  112. ^ ‘ダム便覧’南丹ダム
  113. ^ ダムとしては机能している。
  114. ^ 每日新闻大阪版夕刊2009年9月16日记事及び‘ダム便覧’安威川ダム
  115. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p318-319。
  116. ^ 大阪府环境农林水产部南河内农と绿の総合事务所/
  117. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p61。
  118. ^ 兵库県企业庁 水道用水供给事业
  119. ^ ‘ダム便覧’石井ダム
  120. ^ 兵库県阪神南県民局西宫土木事务所 武库川流域委员会
  121. ^ ‘ダム便覧’八鹿ダム
  122. ^ ‘湖水を拓く’p95。
  123. ^ 农林水产省近畿农政局南近畿土地改良调查管理事务所‘吉野川・纪の川分水の历史’
  124. ^ 国土交通省近畿地方整备局纪の川ダム统合管理事务所2012年7月11日阅覧。
  125. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻p73-79。
  126. ^ ‘10年史’p93-106。
  127. ^ 和歌山県有田振兴局二川ダム管理事务所‘ダムの历史’
  128. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p386。
  129. ^ 朝日新闻大阪地方版2009年12月11日记事及び‘ダム便覧’切目川ダム
  130. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻p73-79。
  131. ^ ‘ダム便覧’纪伊丹生川ダム
  132. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p330。
  133. ^ 河川法による一级河川の指定は1967年である。この时は旧河川法日语河川法#旧河川法制定下での河川法适用区间指定。
  134. ^ ‘ダム便覧’文献に见る补偿の精神【48】绪川ダム。末尾に中部ダムの记载がある。
  135. ^ 国土交通省中国地方整备局出云河川事务所2012年7月11日阅覧。
  136. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻p89-95。
  137. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第四巻p115。
  138. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p400。
  139. ^ 国土交通省中国地方整备局苫田ダム管理所‘苫田ダムの役割’
  140. ^ ‘ダム便覧’苫田ダム
  141. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第三巻p85-92。
  142. ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p262。
  143. ^ ‘ダム便覧’柳井原堰
  144. ^ 目的は‘ダム便覧’の诸元ではF・Nとなっているが、冈山県备中県民局高梁川ダム统合管理事务所三室川ダム管理所の诸元表记に従う。
  145. ^ ‘ダム便覧’文献にみる补偿の精神【1】温井ダム
  146. ^ ‘高瀬堰定期报告书’2006年。
  147. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻p89-95。
  148. ^ ‘太田川水系工事実施基本计画’1974年。
  149. ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p270。
  150. ^ ‘ダム便覧’八田原ダム
  151. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第二巻p91-100。
  152. ^ ‘ダム便覧’西万仓ダム
  153. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p470-471。
  154. ^ ‘ダム便覧’ダムの书志あれこれ(20)吉野川水系の水资源开発ダム
  155. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第二巻p79-90。
  156. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p360-361。
  157. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p476。
  158. ^ ‘ダム便覧’豊稔池ダム(再)
  159. ^ ‘ダム便覧’ダムの书志あれこれ(10)柳瀬・新宫・富郷ダムと铜山川分水
  160. ^ ‘ダム便覧’中山川ダム
  161. ^ 河川法上の正式な名称は渡川(わたりがわ)水系であるが、ここでは便宜上四万十川と表记する。
  162. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’p79-90。
  163. ^ ‘筑后川五十年史’p581-582。
  164. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p546-547。
  165. ^ ‘筑后川五十年史’p40-44。
  166. ^ 久留米市ホームページ‘久留米市のあゆみ’
  167. ^ 独立行政法人水资源机构筑后大堰管理所‘筑后大堰建设后のあゆみ’
  168. ^ ‘ダム便覧’猿川ダム
  169. ^ 佐贺県庁ホームページ 狩立・日ノ峯ダム
  170. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p586-587,832-839。
  171. ^ ‘ダム便覧’长崎大水害と长崎水害紧急ダム事业
  172. ^ ‘ダム便覧’石木ダム2012年7月11日阅覧。
  173. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p588-589。
  174. ^ ‘ダム便覧’雪浦第2ダム
  175. ^ ‘ダム便覧’文献にみる补偿の精神【52】相当ダム
  176. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p392-393。
  177. ^ ‘ダム便覧’釈迦堂ダム
  178. ^ ‘ダム便覧’高浜ダム
  179. ^ 利水事业撤退により现在は治水ダムとして计画されている。详细は川辺川ダム日语川辺川ダムを参照。
  180. ^ 私铁では大井川铁道长岛ダム駅日语長島ダム駅野岩铁道会津鬼怒川线日语野岩鉄道会津鬼怒川線大川ダム公园駅日语大川ダム公園駅などがある。
  181. ^ ‘日本の多目的ダム 1963年版’p424-425。
  182. ^ ‘ダム便覧’ダムの书志あれこれ(13)筑后川水系の水资源开発ダム
  183. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第二巻p101-112。
  184. ^ ‘筑后川五十年史’p581-582。
  185. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p408-409。
  186. ^ ‘筑后川五十年史’p581-582。
  187. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p406-407。
  188. ^ ‘河川総合开発调查実绩概要’第三巻p115-121。
  189. ^ ‘ダム便覧’ダムの书志あれこれ(3)松原・下筌ダム
  190. ^ ‘ダム便覧’文献に见みる补偿の精神【3】松原・下筌ダム
  191. ^ ‘ダム便覧’鹤田ダム(再)
  192. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p418。
  193. ^ ‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’p416。
  194. ^ 内阁府冲縄総合事务局北部ダム统合管理事务所‘やんばるのダム’冲縄のダム事业の経纬
  195. ^ 冲縄振兴特别措置法
  196. ^ 内阁府冲縄総合事务局开発建设部
  197. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p632-633。
  198. ^ ‘ダム便覧’座津武ダム
  199. ^ ‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’p628-629。

参考文献・出典

编辑
  • 建设省河川局日语河川局‘太田川水系工事実施基本计画’、1974年
  • 建设省河川局编‘日本における多目的ダムの概要’全国河川総合开発促进期成同盟会、1954年
  • 建设省河川局开発课‘河川総合开発调查実绩概要’第一巻、1955年
  • 建设省河川局开発课‘河川総合开発调查実绩概要’第二巻、1955年
  • 建设省河川局开発课‘河川総合开発调查実绩概要’第三巻、1957年
  • 建设省河川局开発课‘河川総合开発调查実绩概要’第四巻、1959年
  • 建设省河川局开発课‘河川総合开発调查実绩概要’第八巻、1964年
  • 建设省河川局监修‘多目的ダム全集’国土开発调查会、1957年
  • 建设省河川局监修・基金会ダム技术センター日语ダム技術センター编‘日本の多目的ダム 直辖编 1990年版’山海堂日语山海堂、1990年
  • 建设省河川局监修・财団法人ダム技术センター编‘日本の多目的ダム 补助编 1990年版’山海堂、1990年
  • 建设省河川局监修・全国河川総合开発促进期成同盟会编‘日本の多目的ダム 1963年版’山海堂、1963年
  • 建设省九州地方建设局筑后川工事事务所编‘筑后川五十年史’、1976年
  • 建设省治水调查会编‘北上川上流改订改修计画’、1949年
  • 建设省治水调查会编‘利根川改订改修计画’、1949年
  • 国土交通省中国地方整备局日语地方整備局中国地方ダム等管理フォローアップ委员会编‘高瀬堰定期报告书’、2006年
  • 财団法人日本ダム协会日语日本ダム協会‘ダム年鉴 1991’、1991年
  • 30年史编集委员会编‘电発30年史’电源开発、1984年
  • 占冠村役场编‘占冠村史’、1963年
  • 社団法人日语社団法人中部建设协会编‘天竜川 治水と利水’建设省中部地方建设局浜松工事事务所、1990年
  • 社団法人日本河川协会监修‘河川便覧 2004’国土开発调查会、2004年
  • 高崎哲郎‘湖水を拓く 日本のダム建设史’鹿岛出版会、2006年 ISBN4-306-09381-6
  • 电源开発企画部编‘10年史’电源开発、1962年
  • 沼田市编‘沼田市史’第五巻近代现代编、2005年
  • “北海道のダム”编集委员会编‘北海道のダム 1986’北海道広域利水调查会、1986年
  • 水资源开発公団编‘水资源开発公団30年史’财団法人水资源协会、1992年

相关条目

编辑

外部链接

编辑